クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

教訓

デマ、勘違い、憶測、妄想、誤解、悪意、正義感、思い込み……。

 

これらがあまりにも溢れかえると、いつのまにか知ったつもりになって、事実ではない事を信じきってしまう。

そんなことが私にもこれまできっと沢山あったのだろうと、我が身を振り返った。

 

たくさんの人が同じ意見を言っていればそれはさも真実のようで正解のようで。

でもたくさんに見える意見の正体は?

とても限られた枠に収まる集合体の可能性は?

 

ピンク色のスープが目の前にあっても、飲む前から塩を振るような行為をしてはだめだ。スープがマズイと言った人の言葉を、飲まずに自分の知識とすることはやめよう。マズイと言ったその人はスープを飲んでいないかもしれない。

 

忘れかけていたそんな単純なことを改めて胸に刻んだ。

OK Goの楽しいMV

毎度MVがすごいと話題になるOK Goがまた大変なMVを作り上げましたね。

とりあえず未見の方は見るといいと思います。

 


OK Go - Obsession - Official Video

 

彼らの音楽も嫌いではないけど、もはやバンドというよりパフォーマー集団という印象で面白いMVを楽しみにしているだけの私です。本当の熱心なファンの方には申し訳ない。私のようにMVばかり期待され続けてしまうのは彼らにとってどうなんだろう。でも続けてくれるなら楽しみしちゃうけど。

 

今回のMVを見て思ったのは、いいプリンターといい紙を使っているんだろうな、という。(もっとまともな感想は他人に任せておいて)

紙はdouble Aというタイの会社の紙のようだけど、日本では流通してないのかな?せっかく世界的な宣伝になっているのに。これから流通していく新しい製品なのか、ほとんど検索しても詳しい情報がわからなかった。

でも紙よりもあのプリンターが気になる。性能よさそうなのでそこそこの値段なら欲しいですよ、プリンターの情報お待ちしてます(誰かに届けこの想い)。

 

そして、いつもながら撮影大変そう。床のバミリがえげつないもんね。

でも何度も見て

「あっ、紙で足滑ってる」

「あのプリンター壊れた?」

「あの紙引っかかってるけど落ちないとNGだよね、落ちろ!」

とか大変そうな現場も想像しつつ楽しむことができる。

これって正月にやってた新春かくし芸大会的な楽しみ方だね。がんばれ!成功しろ!みたいな。

 

余計なお世話だけどOK GoのMVって毎回すごいお金かかってそうだけど黒字化できているか心配になってしまう。一番人気の曲でもYoutubeで5800万再生(現時点)だったから1再生=0.1円だとしても580万円?そんなもんじゃ元取れないよね、たぶん。もちろんユーチューバーじゃないから動画だけで元取ろうなんて思っちゃいないだろうけど…。アーティストって大変だなあ。可愛いペットの動画とかで580万円ポンともらえるんだったら頑張って働くよりよほど効率いい稼ぎだけどね、、、ちょっとペット動画上げてみようかなぁ、なんて。

 

と、いつの間にかめちゃくちゃゲスい話になっておわる。

 

ゴロゴロ

今日は仕事がお休みなので衣替えをしたりパンを焼いたり。

かろうじて最低限のミッションはクリアしたけれど、

出したばかりのこたつが最高すぎて何か一つ終わるたびにこたつに戻ってきてしまう。

そして会社で遅くまで働いているときより、

家でゴロゴロしているときの方がすぐにお腹すくのはなんでだろう。

 

ところで「ゴロゴロ」って表現として幅広いなと今気づいた。

 

雷がゴロゴロいうなか石がゴロゴロしている河原で喉をゴロゴロ鳴らしたゴロゴロいるような猫とゴロゴロしていると崖から大きなおにぎりがゴロゴロ落ちてきて砂煙で目がゴロゴロしたけれどおにぎりをひと口食べてみたらお腹がゴロゴロしてきた

 

ひとつの文章に無理矢理まとめたら謎の状況が生み出された。

 

MM

仕事でストッキングを履く事が増えた。

すると新しく買った着圧のストッキングがどうにも落ちてくる。

下手すると股の部分がひざ上15センチくらいまで下りてきてしまい、MCハマー状態。ケンタッチディス!

前もこうなるストッキングあったな、ヤンなっちゃう!と思ってググってみたら、サイズ合ってないらしい。小さいんだってさ、ストッキングが!太いんだってさ、私が!

ストッキングは大体「M〜L」って表示で次は「L〜LL」って、ちょっとパンチ強すぎない?辛うじて服はMなのに、身体にもろフィットさせるものをL〜LLにするのは気持ちが…ねぇ。ランクアップ感がすごいから。気を使って「お体しっかりめM」としてMMを作ってよー。

背が大ききゃ言い訳もつくけどチビだし。言い訳も何も誰も気にしちゃいないだろうけど、買う時のミエみたいのあるよねぇ。

だから実店舗の売上落ちてるんじゃないの?え?(クレーマーの口調)

 

と、散々お菓子食べながらぼやいてみる。

 

 

今日もお疲れ

新しく始めた仕事は毎日色んなタイプの人と接する。

同じ仕事をしてる人、同じ目的で向かい合う人でも、こんなにも表情の違う人がいるのだなと感じて思うことは、人に優しくしようという事。

いつも不機嫌な態度の人って、どんなに綺麗な顔でもどんなに仕事が早くても、この人の為に何かしてあげようって思えなくなっちゃう。

助けてあげる人、助けてあげたい人になりたい。

 

新しいことを始めたときって、大体こういう当たり前みたいなところに立ち返るな。

でもそれくらい、優しい人、ありがとう。

ウエストランド

数年前から2か月に1度、爆笑問題の所属しているタイタン主催のお笑いライブを映画館で生中継する『タイタンシネマライブ』を観に行っている。

 

あれはもう何年前のタイタンシネマライブだったか。

トップバッターで小さいのとぼんやりしたのが出てきて、小さいのがとにかくずっとしゃべっていた。劇場内のお客さんのほとんどが「知らないやつら出てきたな」から「悔しいけど笑っちゃう」という、大げさに言えばスーザンボイル的な空気の変えられ方をしていたように記憶する。

ライブを見終えて誰が面白かったかを同行者と話し始めると

「あの、名前覚えてないけど顔がタイ米のやつがずっとしゃべっているコンビ!」

「そうそう!なんとかランドだっけ?」

 

それがウエストランドだった。

 

その後、初めて生のお笑いライブを観に行ったのはウエストランド目当ての『タイタンライブレア』(若手芸人だけのライブ)だった。

小学校の1クラス分くらいの人数しか入らないビビるくらい小さな会場に入ると、慣れた感じのお客さんですでに席がほぼ埋まっていてまたビビった。仕方なく空いていた1番前の席に座ると立ち上がって2秒で演者を刺せるくらいの距離にステージ…というか段差があった。

そこにウエストランドが登場してくるとぼんやりした方こと河本が近くの顔見知りのお客さんにちょっと会釈していた。そのくらいの規模だ。

近くで見たウエストランドの小さい方こと井口は映画版のスマーフみたいにリアルフェイスで、あんまり近くで見るタイプのやつじゃないなと思った。

 

 

ちなみに同じタイタンの日本エレキテル連合のダメよ~ダメダメもそこで初めて見た。オチ終わりに複雑な笑いが沸き起こり、個人的には好きだけどこれは世には出ないのだろうなとその時は思っていた。

 

2回目にタイタンライブレアを観に行った時はもうエレキテルがブレイクしだした頃で、劇場も前の3倍かそれ以上の大きさでお客さんもぎゅうぎゅうだった。

それでもウエストランドをひそかに応援していた。今度は離れていたのでちょうどよかった。

周りには「ひそかに」だけど本人には伝えようと思い立ち、ライブ終わりに劇場の廊下に立っていた井口に少しドキドキしながら声をかけた。

「応援してます」

「あ!ありがとうございます!」

声は漫才の時と変わらず明るいトーンだったが、目はマットな球体がそこに埋め込まれているかのように光が宿っておらず「無」だった。こちらを見てくれているかどうかも判断がつかず、緊張と動揺でそそくさと劇場を出た。帰りの道中、あの感情のない目を思い出しては心をざわつかせていた。

 

それからウエストランドのプチプチブレイク時代(幻のいいとも準レギュラーなど)が過ぎ去った2016年6月。

無謀とも思える単独ライブを行うというので観に行くことにした。

一緒に行くはずだったパートナーにドタキャンをされて盛大な喧嘩をし、当日は最悪の気分だった。これが例のウエストランドの呪いか、とマジで思った。(彼らは大切な時にトラブルが起きやすい)

もはや笑いに行くテンションでは到底なかった。行くのをやめようか。でもチケットを2枚無駄にするのは流石にしのびない。

「お笑いライブ一緒に行きませんか?ウエストランドの」と急に誰かを誘えるほどの強いハートは持ち合わせていなかったので、どうにか気持ちを奮い立たせて一人で行くことにした。

会場はよりによって勤めていた会社のすぐ近くで、周りの目を気にしながらコソコソと入場した。まともそうな大人が受付にいたので安心した。

入ると人がすごいたくさんいる。

え?この人たちウエストランドのファンなの?こんなに??

ゾンビ映画なんかでよくある、ひとりだけ生き残ってると思って戦ってたら安全な場所にみんな集まっててなんだよいるじゃん!ていうあの時の心境。

「本日満席なので席に余裕ございませんー!詰めてお座りくださいー!」

とスタッフの方がアナウンスする中、知らない人たちに囲まれてじっと待つ。

「1席の余裕は確実に出ます。ごめんなさい。」と心の中でつぶやきながら。

 

いよいよはじまる。でも笑えないかもしれない。

それは当日の最悪のメンタルコンディションもそうだが、単独ライブ初挑戦の彼らと私。

お互いどうなるか未知数だが、面白くなかった時のお笑い会場が地獄であることだけは予想がつく。そうなるともう我が子の晴れの舞台を見守る親のような気持ちでドキドキしてきた。できるのかしら、あの子たち。(彼らと同い年です)

 

「どーもー!」

いつもよりめかしこんだウエストランドが登場してきた。

でてきたー!本物だー!

自分でも意外なほど気分が明るくなっていくのがわかった。

 

そこからはもうあっという間の時間だった。

単独ライブはその後誰のも行ったことがないので"普通"がわからないが、彼らはひとネタ終わると「ありがとうございましたー」と舞台袖に下がって、また少しだけ時間をおいて「どーもー」と元の位置に戻ってきて次の漫才をしていた。

出てきたりいなくなったりが無駄なくらいテーマは一貫していたが、不思議と飽きずにずっと会場は笑いに包まれていた。私もはじめは遠慮がちに笑っていたのが、会場の雰囲気と一体になっていつの間にか声を出して笑っていた。

今日来てよかったと心から思い、淀んだ気持ちは昇華されて家路についた。

 

さてさて、そんなウエストランド

なかなか売れそでなかなか売れない。そこそこ見るけどほとほと見ない。

勝ちそで勝てないM-1敗退。

(偶然韻を踏み始めたのでラップ調にまとめました)

 

正統派漫才じゃないから万人受けはどうかなぁとここまで言っといて遠慮がちになってしまうのですが、この動画見てくれたら敗者復活するかもしれない、てことでよかったら見てあげてください。

 

2018/7追記 動画の視聴期限終了してリンクが切れていたので、YouTubeのチャンネルのリンク貼っておきます↓

www.youtube.com

 

 

自分でもファンなのかはよくわからないけど、応援してるよ。

頑張れ、ウエストランド! 

 

 

 

 

 

 

ぐったり

お金稼ぐのってこんなしんどいかね。

働くことに対して体が拒否反応を起こしているのか、ふいにめまいがしてお腹が冷たくなっていた。

もっと楽に生きていきたい。

来年の目標にしよう。

 

そんな自分へのご褒美としてついに『音楽と人 12月号』を買ってしまった。

音楽雑誌買ったのいつぶりだろ。

 

これは明日の楽しみに、今夜はぐっすり眠りたい。

 

ぐっすりって寝るときしか使わないな。

なんだかもったいないね。