クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ASKAディナーショー2023に行ってきた

ASKA Dinner Show 2023

12月21日 2nd

(ディナー18:00〜ステージ19:30〜)

ザ・プリンス パークタワー東京 ボールルーム

に行った自分用の覚書のようなものです。

 

レポではないので、しっかりとした情報を求めてる方は↓この記事が写真豊富でおすすめ!

www.diskgarage.com

 

あとXなどで検索すれば当日OKと言われたところを誰かがスマホで撮影した動画はたくさん上がってるのでそれ観たら雰囲気がわかると思う。

でも歌唱部分はスマホ動画ではあの現場の良さは伝えきれてないのがほとんどだなぁ、実際。それはもうそれなりのお金払って行った人だけのものってことよね。行きたくても行けなかった方には悪いけどさ。

結論から言うとファンなら一度は頑張っても行く価値あり!

 

ディナーショーねぇ…お高いし着飾るのも大変だしなぁ…まぁでも一回くらい思い出に行ってみるか…って感じだった私が次の機会も行く気満々になっているくらい独特の楽しさがあった。

 

今回のバンドメンバー

澤近 泰輔:Pianist
佐藤 邦治:Drummer
惠美 直也:Bassist
鈴川 真樹:Guitarist
狩野 良昭:Guitarist
ラッシャー木村:Violinist
SHUUBI:Backing vocalist
一木 弘行:Backing vocalist

 

セットリスト

※東京昼の部はここに「何日君再来」が急遽追加されたとのこと。キーッ!聴きたかったぜ!

 

以下、記憶も曖昧な雑記です。

 

会場のあるホテルは東京タワーのすぐそばで東京タワー好きなASKAさんのために選ばれたのかも。

ホテルの外も中入ってからも案内が見当たらず、てんで違う場所に来たかとビビり散らかしながら情報通り地下へ降りていくと、そこはASKAファンの集う華やかな世界だった!

秘密のパーティーすぎるだろ!

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会場は500人が結婚式会場のような丸テーブルを囲んで座る大きなフロアで、奥にステージがある。

想像だともっと近いと思ってたので遠いな…と思ったけどだいたい20列中の8列目くらいの位置なので近い方とは言える。でもコンサートホールのように斜めに詰めて座っているわけではないので感覚としてホールの20列目くらいの感じだったかも。東京会場以外はもっと小規模との事なので距離の近さを求めるなら遠征するしかないのかな。

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食事が美味しい。久々にちゃんと身なり整えてコース料理を食べたのでそれだけで気分あがる。

写真のカクテルはオリジナルカクテル「no no darlinʼ」。歌のように甘〜くてお酒苦手な方でもつい飲んでしまったら危険というお味。

私はワインとシャンパンもいただいてさらにいい気分。

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他にスープとメインのお肉があったけどお話と飲み食いに夢中で撮り忘れた。

ソロ参加だけど同じテーブルの他3名もそれぞれソロ参加ですぐに楽しく話が弾んだ。内1人の方は前年とこの日の昼の部にも参加したとのことで色々と情報をくれて面白かった。前年は泥酔してショーの間中寝ていた方がいたという震えるほど怖い話を聞いて、そっとワイングラスを置いた。万が一寝てたら叩き起こすことをお互い誓い合ったりしているうち、あっという間にステージの時間に。

 

ASKAさんによる影ナレでカメラの準備をおすすめされたのでステージ方面へスマホを構えておく。

なにかのムーディーなシーンなどで聴き覚えのある曲「ムーンライトセレナーデ」が流れ、私の席から少し前方の扉が開くと電車ごっこのように肩をつかんで縦に並んで歩くASKAバンドの面々が入場し、ASKAさんは最後から2番目の一木さんの後ろで狩野さんの前。何順?狩野さんがとびきり背が高いので1番後ろなのはわかるけど。

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ステージに上がると曲に合わせてダンスしたりご機嫌なASKAさんにこちらの高揚感も増す。

「こんばんは!」とASKAさんが元気よくマイクで呼びかけると会場の皆が「こんばんはー」と明るい声でかえす感じがなんかかわいい。

ASKAさんがアットホームな雰囲気と言ってた理由がこの様子でわかる。結婚式の披露宴くらいあったかくて、みんなASKAさんを待ってたよー大好きだよーの空気に包まれててこれ以上ないホームグラウンドという状態。

 

01. Love Is A Many-Splendored Thing

アカペラで披露。アルバム「BOOKEND」の一曲目なのでこのアルバムがショーのベースになるのかなと思った。

高音がよく伸びてるし低音も響いてて声はとても調子良さそう。ASKAバンドの皆さんがハーモニーとして参加してるのも好き。

私は結局この曲まで動画撮ったけどここでやめてこの場を楽しむ事に集中することにした。


02. Smile

これまた「BOOKEND」より。

BOOKENDの曲の中でも聴きたい曲の一つだったので嬉しい。

惠美さんのウッドベースがすごく良くてオリジナル音源より歌とベース音がはっきりと重なり合って心地よさと色気が半端ない。

ラッシャー木村さんのバイオリンも優雅に響き渡る中でさらに澤近先生のピアノの美しさよ。

細かい話になるけど

♫Light up your face with gladness

のとこのfaceあたりからはじまるピアノの♫トリィントリィントリィリンってとこ大好き。

あとそのちょっと後のアルバム音源でいえば1:31くらいからのバイオリンの旋律をピアノが追いかけていくみたいなあのキラキラとした流星のような演奏がもう素敵すぎて泣ける。

来てよかった、と早くも期待の基準値は超えた。

 

03. 君は薔薇より美しい

わーこれが聴けるとは!とても嬉しい。

もともと好きだったけどASKAさんのカバーでより好きになった曲。

「My Game is ASKA」のライブ時に披露していたように「変わったー!」でペンギンみたいに腕ピーンで手の先をパタパタするのが観られたのも満足度高い。

謡曲をカバーして歌うASKAさんて聴く側が新鮮なのもあるし自分の歌じゃない分ちょっといつもと雰囲気変わる感じいいよね。なにより本人がとても楽しそうに歌うのが良い。


04. You are free

日本より海外でヒットした曲というニュアンスの紹介で一瞬何曲か頭を駆け巡ったけどこの曲だとは!

サビで腕を後ろから前へ持ってくる例の動き(表現できないのでわかってほしい)を見られて嬉しさ10倍。指差しまでははっきりしてなかった気がする…。

なにせ終始場の雰囲気とお酒も少し手伝ってか、いつも以上にポーッと観てしまってた。MCで「みんな酔っ払ってるでしょ、どうせw」とASKAさん笑って話してたけど、たしかに初のほろ酔いライブ鑑賞は飲んだ量以上にフワフワしてやけにリラックスしてたようにも思う。けど、その時は本当楽しい反面終わってから思い出そうとすると普段より記憶飛んでることに気づく。

 

05. めぐり逢い

昨年秋にベース談義というイベントに参加してからすっかりベースの惠美さん推しなので、この曲を惠美さんが演奏してくれたのがめっちゃくちゃ嬉しかった。チャゲアスのオリジナルの方はたぶん惠美さんが弾いたんじゃなかったかな。(違ったらすみません)

今回はセルフカバーアルバム「君の知らない君の歌」のアレンジだと思うけどこの曲のベースラインが非常によい。別にベースに詳しくなったわけでもないから聴いてる感覚だけの話なんだけど。歌ってる時ASKAさん、間奏は惠美さんときどきASKAさんくらいガン見してた。笑

澤近先生も大好きだけど今回反対側で全然弾いてるとこ見えなかったのが残念。

しかし歌ってる人も演奏してる人も好きってなると楽しさ無限大なのよね。最高です。


06. 木綿のハンカチーフ

この曲も歌ってくれたことでいつかやってくれる事を熱望している「昭和が見ていたクリスマス」への布石になりそうなセトリだと感じてうれしくなる。さらに大晦日のタミメロ(ラジオ)でも今回のディナーショーが昭クリへのフリになってるという話をしてたので、やはりそうかと答え合わせが出来た。

この木綿のハンカチーフのカバーはロケットツアーのBlu-rayを観た感想でも書いたけど数多あるこの曲のカバーでASKAさんのが澤近先生のアレンジ含め一番良いと私は思ってて、ASKAさん自身もそう自負していることが今回わかってうれしくなった。MCの時にASKAさんが澤近先生に「よく出来てるよね」という話から「4番の前の長めの間奏が恋人との隙間や時間の経過を表現してて良い」という話をすると珍しく先生がすごく嬉しそうに「そうそうそう!」とわかってらっしゃる!という感じに2人で盛り上がってた。たぶんあの会場で一緒に激しく頷いてる人たくさんいたと思う。

 

それからメンバー紹介にうつるこのタイミングで、撮影タイムの案内についてASKAさんが我々観客に伝え忘れがあったと自白。実は何曲か前の案内すべきタイミングで惠美さんがASKAさんにこっそり「スマホ!」と伝えてたのを「うまいぞ!」って言われたとASKAさんは勘違いして気持ち受け取ってスルーしてたことがここで判明し本当笑った。「ありがとよー」と思いながら歌ってたというASKAさん。笑笑

惠美さん「そんなこと言うわけないじゃないですか…タメ口で」と笑ってたけど本当そう。笑

 

そんなおっちょこちょいな面もあるけど、惠美さんの下記ブログの存在を有識者の方に教えていただいて惠美さんとASKAさんの素敵な関係のエピソードを知り、2人とももっと好きになった。約束をさりげなく守るASKAさん!それに気づける惠美さん!

↓(前回2022年のディナーショーの話)

去年の話です - 旅日記


07. 僕はこの瞳で嘘をつく

THE LIVEの時のアレンジっぽくてかっこよすぎる!一度は生でオリジナルの激しい感じのを聴いてみたいと言う気持ちはあるけどディナーショーにおいてはこのジャジーなノリが大正解。これもベースが最高ですしね。

このアレンジの音源ほしいなぁ。



08. I Will Be There With You

ここでASKAさんがはけてタミメロでおなじみのDAVID FOSTER のこの曲をASKAバンドの演奏で聴けて、これがとても良かった。澤近先生の演奏が見たくてしかたなかったな。

ASKAさんはジャネット愛子さんと一緒に出てきて公開タミメロでもやるのかと思ったら…。


09. DO YA DO

会場がザワザワと後ろの方に注目し始めてそこでやっとASKAさんのフロア回りタイムがはじまることに気づく勘の鈍い私。

ステージから1番遠い後方のドアからASKAさん登場。もう歓声というより叫び声。

最近ライブでも黄色い歓声ってあまり聞かなかったけどやっぱ目の前までくると変わらずああなるのね。

前年のディナーショーでASKAさんへの追い回しや過度なお触りなどがあったらしくファンがざわついてたこともあり、今回は「ASKAが移動することはあるかと思いますが(←オフィシャルの引用)」席で大人しくしてて(意訳)という通達はあったのだけど…。あー開始早々後方の人が抱きついてしまったー。苦笑

1人始まるともう誰にも止められない。(いや、スタッフ止めないのかよとは思ったがASKAさんが優しく受け入れてたからな)

ハグした方もほとんどは追いかけるというより近くに来たら立ち上がってハグくらいだったと思うから、まぁまぁ多めにみてもいいのかな、みんなよくやるなぁくらいで私個人はさほど不快感はなかった。自分には出来ないや、という感覚。恐れ多くてハグしにいくなんて無理。

それでも皆が大人しくしてたらもっと満遍なく握手の機会があったかもだし、ちゃんと席から立たずに不満に思うの方がいるのはもっともなことだと思う。けど参加してない人が想像で怒るのは違う感じしてる。やはりその場の空気感は文字や言葉では伝えきれないし、人によって見え方も感じ方も違うし、もう藪の中よ。
とはいえ、ハグして歌をさえぎってマイクで響き渡るほど叫んでた数人はマジで反省して!ASKAさんの耳が心配だから!(コレは普通に不快だった)

次回は握手はするけどそれ以上はオプション料金徴収したら?笑

 

って、何がよくないってDO YA DOの感想じゃなくて抱きつきタイムの感想になっちゃってることよね!正直歌がどうとか言えるほどまともに聴けなかったし…。

そんなわけでなかなかこちらまで来なそうなので、たまにASKAさんの位置確認しながら耳は傾けつつステージ上のバンド演奏を観てた。いやぁDO YA DOの生演奏を聴ける日がくるなんてねぇ。

そしてサビの指をチョイチョイするあのフリをASKAさんに向けてやるのは純粋に楽しかった。これはまたぜひライブでちゃんと聴いてまたこのフリもやりたい!

 

10. no no darlinʼ

DO YA DOが終わってもまだ会場の半分より少し後方くらいの位置にいて「予定ではもっと前の方にいるはずだったんだけど」ってASKAさんも苦笑い。そんなトークしてる間にも抱きつかれたりしてて冗談ぽく「あぁ(;´д`)」ってぐったりした声だしたりしてて笑ったけど、内心戸惑いもあったかと思う。できるだけみんなに握手をしてあげたいという気持ちがあったことは伝わってきてたから。

「次の曲は久々だからちゃんと色っぽく歌いたいんだよね」というような事言ってたからそりゃそうよねと思って、じゃあステージに戻っちゃうかなと思ったらフロア回りは継続。私は席が通路側じゃなかったので握手とかは無理かなと思ってたら、同じテーブルの通路側の方が親切にも椅子を半分空けてここに座りな!と言ってくれたので、ありがたく座って近くをお通りになるのを待つ。

いよいよ近づいてくるとASKAさんの厚みがすごくて圧倒される。分厚っ!もう前も横もおんなじじゃん!(その表現はいいのか?)

いやでも、太ってるという感じじゃないのよね。たしかにツアーの時よりはおそらく増量されたかと思いますが(笑)ちょっとやそっとじゃ倒せない感じに強そうなのよ。ファンに囲まれて心配な面もあったけどあれなら安心感ある。

そしてついに目の前に来たけど近くの方が抱きついたり握手したりワーッとなってて、どうにか手の甲にそっと手を添えることは出来た。たしか謎に「ASKAさん…」と呟きながら。笑

それでも大変ありがたく満足しました。意外とひんやりとしててゴツッとした指の骨を感じてわぁっとなってしばらくその感触の余韻に浸ってた。(はい、わかってます、キモいですね)
そして握手した方の手のひらにうつった香りも嗅がせていただきました。……いい香りwwなんなら一度嗅いでしばらくしてもう一回嗅がせてもらったwwみんなで嗅いでキャーキャー言ってはしゃいでた。結局のところめっちゃフロア回りで盛り上がったから改善はするにしてもやめないでほしい。(でも明らかにハグ疲れしてたな…ASKAさんはしゃいでごめんね)

no no darlin' の♫ステイオンで手のフリもみんなでやったり、サビのChageパートを歌ったり、なかなかほっこりした楽しい時間でもあった。と、歌についてはこの程度の感想になっちゃう弊害あるのはやはり否めず…。

 

11. Man and Woman

自分でもよくできた曲だと思ってるという話をしてた。私もこの曲はチャゲアスの名曲10選なら挙げたい一曲。

DAVID FOSTERとのコンサートでもアレンジありで歌っててすごく良くて、あれ以来だけどなんだか歌唱がブラッシュアップしてた気もする。


12. 世界に Merry Xʼmas

クリスマス時期にこの曲を聴けるのはやはり良いもんだなぁ。

優しさに深さも加わった歌声にうっとりと揺れながら聴いてたら、サビ前で一緒に歌おうって意味らしきカモンって感じに手をしゃくって自分へ引き寄せるような動作をしたので、サビはみんなうっすら歌ってたと思う。少なくとも私は小さく歌ってた。それがこの日の私の中でのハイライト。すごく印象的な忘れられない時間だった。

ASKAさんのクリスマスソングって全部いいよねぇ。次はWHITE NIGHT,WHITE MOON聴きたい!

(あ!クリスマスジャングルの歌のこと忘れてた!笑 嫌いじゃないけどまぁ、うん。照)


13. はじまりはいつも雨

最後にはじまり!

ASKAさんの歌声がとても良くて、終わってから周りの方とも今日の「はじまり〜」すごく良かったよねって共感しあって話してたくらい。

あとベース談義後はじめての惠美さんベースでこの曲聴けて感動。とても素敵だった。

 

しかし、この曲が最後って事今まで経験なかったせいか、このあとにもう一曲あってほしかったとすごく思ったし、まわり皆同感だった。え!これで終わり!?ガーン(ToT)な感じ強くて、寂しくてなかなか席を立たず同じテーブルの方とお話ししたり写真撮ったりで名残惜しさたっぷりのまま帰りました。

加えて、東京夜の部で最後の曲から退場にかけて撮影OKって言うの、ASKAさん忘れてましたよねぇ!それがあればもう少しこの寂しさが紛れたかも!笑

 

余談だけど、ディナータイムの終わり間際にグッズ買いに行ったら全然人いなくて穴場時間だな!とか思いながら買い物終えたら、本来売り場にいらっしゃるとウワサに聞いてたASKAさんの息子さんが正面から歩いてきて「あっ」と思ったけどまぁ何するでもなくすれ違おうとしたら、そこへベビーカーに赤ちゃん乗せた女性が近づいて話しかけてたのよね。あれはまさか……?いや、奥さんの顔知らないし全然関係ないかもだし気を使いすぎてその女性も赤ちゃんも直視してないんだけど。あれは……。

 

と、色々と濃密な時間を過ごせて、予想をはるかに超えて楽しめた。

この日はSNSで知り合っていたファンの方と初めてお目にかかってお話ししたり、一緒に写真撮っていただいたりもいい思い出。

人生初のディナーショーがASKAさんでよかった!でもこの先もなかなか他の方のは参加することないだろうな。

ディナー付きフロアライブショーといった感じの新しい体験がとても刺激的で、2023年の音楽ライブ&生ASKAの最高の締めくくりとなった。

 

また次回も参加できるようにお金貯めて楽しみにしてます!!

ASKAライブツアー2023を観た感想【最終追記:8月23日】

ASKA Premium Concert Tour

-Wonderful World- 2023

を観に行った感想です。

 

基本は私にとってのツアー初日の4月15日名古屋公演の感想です。

そこに別公演の感想で書き足したいことがあれば追記していく予定です。

現時点では青文字で5月7日松戸公演の感想を書いています。

 

※最終追記:結果として5月25日の国際フォーラム、7月9日のなら100年会館、ツアー最終日の8月4日国際フォーラムにその後参加したので、思い出せる範囲のことや補足的なことを緑文字で追記しています。

 

8月まで続くツアーの詳細はこちら!↓

www.fellows.tokyo

 

ここからネタバレします!

今回のライブツアーを未見の方は

この先の内容を見ずに、

何も知らない状態で観に行くことを

おすすめします!!

(行くか迷っててここにたどり着いた方はネタバレ一切なしの直後感想のテンションでこのツアーの良さを察して行ってください。

断言します。行くべきです。↓↓↓)

oki-nikki.hatenablog.com

 

!この先ネタバレ注意!

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セットリスト

 

名古屋の座席は自分史上いちばん近い6列目のど真ん中!遮るものなし一直線にASKAさんが見えるような席で興奮で気絶しそうな距離感でした。(そうなると1列目の方とかどうなってる?息できてる?大丈夫ですか?って思う)

松戸では・・・

1階席と言えどだいぶ後ろの方でステージ全体と会場の雰囲気を見渡せるくらいの位置でした。

他公演では・・・

5月の国際フォーラム(以下国フォ)は一般で2階席の中間あたり、

7月の奈良も一般で3階の補助席、

8月の最終日はファンクラブ先行で1階の9列目ど真ん中席でした。

上の階ならではの良さはもちろんあるけどやっぱり今回のツアーは1階で熱いファンの方と一緒に盛り上がれるのが最高に楽しかった。

逆に立ったりが無理だったりステージ全体をゆっくり見ていたい方向きなのは国フォ上階。大型ビジョンも左右にあるから顔もしっかり確認できるしね。

 

今回は開演してもステージの幕が下りたままにオリジナルのインスト曲と幕には映像が流れはじめた。出演メンバーの名前と共に映し出される壮大で美しい大自然の景色に心が洗われるようで穏やかな気持ちになりながらも、メンバーもステージ上も見えないことで想像のつかないこのライブへの期待も膨らんでいく。

すると・・・

 

♫ウォーンウォーンヤーヤーヤーヤーー

1.Trip

ASKAさんがTripの最初のスキャットを歌い上げてる映像が幕に映し出されてから幕の向こうの生ASKAが見えて幕が上がり登場して歌う、っていう90年代のチャゲアス感あるファン大興奮の演出がマジでわかりすぎてる!!!

誰のアイデアですか?!ねぇ!!

ありがとうございますありがとうございます夢叶いました!!もう大大大大っっ好きなやつです!!

ちょっっっ!えぇぇぇぇ!!!

トトトトトリップーーーー!!!

いつか聴けますように…とか思ってたけど、まぁじで???

一曲目て!!!

ぎゃーーーー!!!

って叫びたいほど大歓喜でした。感涙

小さく「ヘェッ!」とかは言ったと思う。

 

もうこれだけで人生最高ライブ決定。5億点なんですよ。

みんな同じ思いになったようで会場が一気にドカンと沸いた。

声出しOKになったおかげでワー!っとみんなで喜び沸き立つ感じが味わえてさらに気持ちが高まっていく。この感情で座ってられるわけない。曲のノリとか1曲目だからとかでなく、もはやスタンディングオベーションの意味合い。

そして衣装が青いジャケットなのよ。

もうアレじゃん。意識してくれてるじゃん完全に。さすがにまんまではなく薄手で長めの丈ではあるんだけどそれもすごく似合ってて良いし、夢見てるかと思うくらい映像でしか観たことのないあの頃のASKAさんに見えてさ。顔も何故か若返ってみえて超かっこいいのよ。過去一近いのに過去一かっこ良いのよ。どうしたらいいの。なんか辛いからこれ以上好きになりたくないのに。苦笑

とりあえず今は超大好き。

♫過ごした部屋は星の近く…パチンッ

って腕を上げて指を鳴らす仕草とか

♫そこからは入れ替わる

の身体の動きとか、もう嬉しくて嬉しくて。

ライブから何日経ってもこの曲が始まった時の光景を思い出してはニヤけてしまうほど、走馬灯で見たい幸せな瞬間。

松戸では・・・

90年代のライブ(「CONCERT MOVIE GUYS」に収録)でやってた間奏でASKAさんがタイムトンネルみたいなスモークの渦に消えてくシーンみたく、マイクをかがげながらドラムの方へゆっくりと歩いていってて、アレじゃん!あのアレじゃん!ってなってもう興奮しまくりでした。

他公演では・・・

何度観に行ってもこの曲前に来るぞ来るぞ感が体から湧き上がってきて、第一声の高音スキャットでうぉーーー!!って気持ちぶち上がっちゃう。

ASKAさんが「ライブが始まる前からお客さんがすでに出来上がってる状態」と感じてるのはたぶんそのせいだよね。

 

※万が一ここまででなんのこっちゃかわからない方は是非ともCONCERT MOVIE GUYSのブルーレイかDVD BOX2を買ってくださいね。ただ定価より高値で売られていることがあるから要注意。特にブルーレイは公式で買うか公式の値段確認してから買ってね。お姉さんとの約束だよ!

CHAGE and ASKA商品通販ショップ

 

ここで、界隈で話題になりがちなので記録として衣装の青ジャケットについての補足。

ジャケット姿でいるときのASKAさんは痩せたんだなぁって思ったけど、ライブ後半で脱いだらだいぶ身体に厚みがあって、半袖の黒Tシャツからたくましい二の腕を確認。強そう。

名古屋の翌日に出演していたボクシングのハーフタイムショーの姿を映像で見たら普通にがっしりしてたので、あの青ジャケットが異常なほど着やせ効果があることが分かった。

余談だけどあのハーフタイムショーの時のジャンプでリングインして亀田興毅氏に来いよってジェスチャーする「力まかせの喧嘩じゃ負けない」感あふれた野生のレスラーぽいASKAさん好きw

松戸では・・・

ジャケット脱ぎ待ちの変態ファンを警戒してか(笑)ジャケットはできるだけ着ときなさい命令が出されていたのか、汗だくなのに脱ぎませんでした。

まぁ私は青ジャケット好きだからいいけどさ、でもみんなが脱いでほしいって言うから?最後ちょっと脱いでてもいいんじゃないかなぁとは思うけども!笑笑

他公演では・・・

ジャケットについて、5月の国フォは途中の休憩で脱いでそのままエンディングまで半袖のまま。脱ぐの早!って思った。笑

この国フォ公演がBlu-rayになるはずだからジャケット早よ脱いで派のみなさんは乞うご期待。

私はあのジャケット姿大好きなので、奈良と最終日のように「どんな顔で~」で脱いで、そのあとはグッズの青タオルを羽織って、ラスト曲でまた着て歌う、ってスタイルが一番しっくりきてこれがベスト着脱!って思ってた。

 

2.自分じゃないか

「待たせたねぇ!」はこの曲前だったかな。

と思ったけど松戸では3曲目の前だった。名古屋でもそうだっけ??わからん。

追記:その後他でも3曲目の前で待たせたねでした。

アルバム「Wonderful world」の2曲目をライブの2曲目に持ってきましたね。

前に配信ライブでは歌ってたけどツアーでは初めて。曲リリース時の感想でもライブ会場が浮かんだくらいの曲だからさすがバンドライブ向き。1曲目で急上昇したボルテージを引き継いでくれた。

下記は私の曲の感想の引用だけど、予想通りの盛り上がりではあったけどライブで初の曲だからまだ拳を振り上げるとかまで聴く方の体勢が整えられてはないな。どうやら間奏のオッオッオッオーオ!のところで拳を上げる感じになりそう。

体力の方はアドレナリンで疲れ知らずなので心配に及ばすでした!

最初のサビからラストにかけてはもうスタンディングで手拍子か拳を振り上げるYAH YAH YAHスタイルで盛り上がるライブ会場しか浮かばないよね。

新曲第二弾じゃないか! - クルミを割ったことのない日々

と配信リリースしたとき書きましたが、来年のバンドライブでは歌うかなぁ? このアルバムがそのままライブになったら最初の曲から立ったまま飛び跳ねるように腕振り上げっぱなしですでに体力ゲージ半分くらいになりそう。笑

ASKA Wonderful worldの感想 - クルミを割ったことのない日々

松戸では・・・

「♫サラバって」のとこで手を振ってて可愛くてスキ!!って思った。笑

あと確かサビ前にうぅ〜んっていう声が入ってそれも好きのツボでニヤニヤが止まらなかった。

人は言い続けてきたぁぁうぅ〜ん七つの…

て感じだったと思う。うふふ(思い出し笑い)

他公演では・・・

最終日はなかなかの近さでASKAさんを観てて、サラバっての手を振るASKAさんをみて思わず笑顔になったらASKAさんもこちらの方向見ててニコッとしたんだよね。

・・・いや、みんなそんな顔になっててつられ笑いしたことくらいわかっているさ。でもほぼ真正面で歌っててそれされたら勘違いでもtokimeki!

 

3.地球という名の都

澤野弘之さんとのコラボ曲。

歌ってほしいけど澤野さん不在だとやらないのかなぁと思ってたのでうれしい!

この曲のリリース時の感想は書きかけのままで下書きに残ってたから確認したら「初日に30回くらい聴いた」って書いてた。気に入りすぎ。笑

サビの「あーーー!おぞら」のとことか「愛する人をー」の高音とかめっちゃ好きだけど生だと声出るのかと不安になるとこですが、まずはミュージックフェア出演時にその心配は払拭済み。しかしライブでは……なんてマジで杞憂でしかないの本当最高。

最近のASKAさんは喉大丈夫かなんて考えることが失礼なレベルでガンガン出てる。でもまた無理しすぎないでほしいけどね。ただもうライブ中はそんなこと考えず純粋に抜群の歌声を堪能させてもらえてる。ライブを振り返ったり過去を思い返すことで改めてめちゃくちゃ幸せなことだってかみしめてしまうな。

追記:Bメロの「♫祈りがいつか~」のとことかでお祈りポーズするのいいし、MVのように印象的な動きも多めなのが更に良い。

「♫戦いならあるだろう」のとこでボディにドスドス打ち込むような動作はちょっとせわしなくてかわいくて笑っちゃうんだけど、ステージを動き回って地球を表現するように大きく(まるぅー)って囲んだりしてるハツラツとした姿見られるのうれしい楽しい大好き。

サビの入りのタイミングミスってたのは国フォだったかしら。あれはさすがにBlu-rayでは差し替え対象かも。国フォは他ではなかったプチミスが散見されたような記憶があるし、収録日にそういうことありがちなことは本人も自認してて「なんで今日に限って」みたいに嘆いてたと思う。このへんのくだりのMCをBlu-rayで聞き直したいけどそうするとミス箇所も差し替えられないからジレンマよね。


4.こんなふうに

えっえっ・・・えーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

ううううううううううそでしょぉぉぉぉぉ!!!!

ここで恥ずかしながらツアー開始前の私のツイートを貼り付けますが、

 

青い海になる
こんなふうに
遊星

#次回ツアーで絶対歌わないだろうけど歌って欲しい曲#ASKA

— オーキ (@oki_nikkitw) 2023年3月23日

 

おい!うたったのだが!!!

ある意味予想ははずれたけどそんなのはどーでもいいのよ。

ふぁっ!?って声出て飛び上がるほど嬉しかった。泣

シングル「ONE」のカップリング曲だから心なしか周りでこの曲知らんみたいな雰囲気あった気もしたが、知ってる人は絶対好きな人多いと思ってる。超良い曲だよね。知らなかった人もそう思うでしょ!?

こんなふうに

こんなふうに

↑いつの間にか配信で買えるようになってた!

 

でもさ、ASKAさんブログで「マニアックな曲を選ぶのは極力避けたい」って言ってたよね。くそぉ、だまされた。ちょいちょいファンを惑わすんだから。反応見て面白がっているのかな。いたずらっこかよ。

でも一生聴けないかもと思ってたくらいこの曲は貴重過ぎるのでツアー途中で消えてしまわないよう祈るばかり。ASKAさんもニコニコで歌ってて超かわいかった。

(好きが最高潮に達すると愛おしい=かわいいになってしまうのでご容赦ください)

このライブもうすでに凄すぎないか??

そんで最後「今がいい」のところ「君がいい」って歌詞変えて客席に手を広げてたんだけどわざと変えた?君って私(たち)のことですか?そういうことするとそう受け止めますけど!いいんですね!?(なぞの詰め寄り)

ありがとうASKAさん!ASKAさんにとって私は「君」に含めてもらえるようなファンかはわからないけど、私はどうにもASKAさんがいいです!

松戸では・・・

ところがどっこい、「今がいい」って普通に歌ってたのよね…。え、名古屋では間違えただけ?松戸は変え忘れた?それとも願望からくる幻聴だった?そこまでいってもーた?

他公演では・・・

最後のとこ、どの公演でも「今がいい」って歌ってた。そうなると名古屋がどうだったかもう自信ないよ……。

あとは奈良での「♫いられるのかなぁって」が「かな??!って」という感じに元気なのが新鮮で好きだったらしくそんなメモが。そう、奈良だけメモを取ってみたんだけど全然上手くメモれずほぼ役に立たず。後半はメモること自体忘れてたし向いてなかった。

 

5.憲兵も王様も居ない城

なんかある意味ホッとした。笑

もうこのまま「judge by myself」とか歌いだしたらいつの時代のどのファン向けの何?ライトファン捨てたんか?みたいに心配になりそうで。笑(個人的には聴きたい)

この曲は近年では定番になってきたかな。でも復帰後のアルバム追ってない人には知ってほしいシャウトのかっこいい一曲だし、バンドライブでこういうノリ方できる曲いいよねぇ。

追記:「♫1,2の3で飛び乗るか~」のところでバンドメンバー含めみんなで同時に体を片側上げて飛び乗る感じだすのいいよね。仲良しASKAバンド好き。あとASKAさんのスキャットもいい。


6.LOVE SONG

最近よくソロカバーアルバム「12」のバージョンを聴いてて久々にライブで聴きたいと思ってたのよ!

ありったけツアー以来だよね?

ありったけの時に覚えたサビ前の「LOVESONG」のとこでやるチェケラッチョみたいな手のフリもスムーズにできました。

大好きな曲をみんなとノリノリの振り付きで聴けるの本当に楽しい。

最終日では・・・

他の日でもやってたのかもだけど、とにかくASKAさんがノリノリで気持ちよくパフォーマンスしてることが伝わってきて2番の「♫ほーのかに恋をして」の後のところで左右に首を傾けるような動作をしてて、それがCONCERT MOVIE GUYSのLOVE SONGでもやってた私が大好きな動きなので胸がキューーンとなった。こういうそこかしこに飛鳥涼が見受けられるとたまらない気持ちになる。

 

この曲の後「座ろっか」と言ってくれてMCへ。最初のMCはどのタイミングか忘れたけど「今まで我慢してきた分解放されよう」「今回は選曲も突き抜けて行こうと思って決めたから一緒に突き抜けて行こう」みたいな話はしてたかな。(意訳です)

……今度からメモでも持ってってみようかなぁでもメモすることに気を取られるのもやだなぁと悩ましいところ。追記:気を取られるどころか忘れ去ったのでもうしないかも

松戸では・・・

「はじめは提供曲のセルフカバーというコンセプトアルバムの形でソロアルバムを2枚出した。でもそのあと全くオリジナルの作品を作るようになって(中略)本当に失礼な話だけど三人のプロデューサーに頼んでアルバムを作った。(中略)そのアルバムの中の曲をやらせてください」ざっくりこんな感じの話ししてた。わりとしっかりお話しされてたけど正確には書けそうにないので省略します。そもそもASKA さんは「NEVER ENDというアルバム〜」と言ってるからそのつもりで聞いてたらこれは「ONE」の話だし正直聞いてるそばから混乱していた。笑

奈良公演では・・・

奈良は37年前に石舞台のところでやった以来でその時みんなでUFO呼んだりしたという思い出話。(ちなみにライブの翌日私はそこへ聖地巡礼予定だったので前日にこの話聴けてうれしかった)

なら100年会館はとてもいいホールだし今後は奈良でもツアーやっていきたいと話してた。

余談だけどこの会場、変わった構造だったけど音の響き良くて3階席でも遠く感じず楽しめたし、駅から徒歩1分くらいの近さだから近隣の方にも遠征にも超おすすめ。

 

7.風の引力

大好きなアルバム「ONE」の曲。

すごいね、どうした今回。ありったけにもほどがある。

アルバムの時のそよ風みたい…というかほぼ吐息な歌い方も好きだけど、ライブだと初夏の空に吹き抜ける風みたいに爽やかになるんだよねぇこの曲。そして今のASKAさんでは追い風みたいな心強さも加わった!たしかに惚れてる!

最終日では・・・

MCのとき「夏の引力」って曲名間違えてお客さんから指摘されるまで気づかず。笑


8.どうしたの?

ある種超意外なの来た。いくらロックをうたうライブとは言えこういう甘いやつ必要よね!

しょっぱしょっぱ甘しょっぱ…と無限にいける曲構成ですね。ん?ロックはしょっぱなのか?

「ツイストような」でなんかツイスト的な動きをしてたような記憶が。そういう歌に合わせた動きをするところがたまらなく好きなので見る度にニッコニコになってしまう。

松戸では・・・

「どうした、の??」ってさらにセリフ調になっててそれはあざといぞ!と思いながらもキュン…。


9.青い海になる

流石にこのイントロ流れてきた時は普通にえっ!!って声出た。

先程のツイート見ていただけたらわかりますが、ワタクシもうある意味予言者です。私がASKAさんの弱みを握ってて陰で歌うよう指示しているのでは??全く記憶にないけどそうでなければこんなに歌うかね。

……とかわけわかんなくなるほどビックリ嬉しいすぎで固まりましたよ!ありがとうございます!!!

とにかく聴きたい曲がめちゃくちゃ聴ける幸せ伝わりますか?泣泣

もう血液が沸騰しそうでドキドキが止まらなかった。これでもし「遊星」まで歌われたらどうなってしまうかと思ったけどさすがにそれはなかった。(でも次のツアーでは歌ってくれるよね?ASKAさん(^^))

演奏も最高でゾクゾクする!あの重低音と不穏なメロディーを全身で浴びるのが夢だったけど、思った通り、いや想像以上にめっちゃくちゃかっこいいよぉぉ!ASKAバンド万歳!!この曲の良さライブで増し増し!ASKAワールド!世界観世界観!!(よくわからない言動)

今後のライブでもちょくちょくやってほしい。

追記:結果としてこの曲がどこで聴いても本当良くて特に奈良は1500人くらいの規模のホールだからか重低音が全身にビリビリ響く感じが4Dサウンドって感じで没入感ハンパなかった。

個人的にツアーの中でベスト3に入る曲。(明確な順位は決めかねる)

 

他公演では・・・

MCで、ここまでの凸凹の3曲によくぞついてきてくれました!ここを超えたらもう大丈夫!みたいなことを言ってて、奈良では「♫君は夏の〜どうしたの?青い海になーるっ」みたいな高速ダイジェスト版を歌ってその凸凹を再現してた。いやでもさ、我々はベースがASKAならどの配色も違和感なく受け入れてるみたいなとこない?それこそASKAの良さだし、みたいな。それよりも日常の発信の落差についていけな…(自粛)。

 

次の曲は久々に歌う。引越しソング(ってご本人が言ってたけどなんか違和感あるw)で特別な思い入れがあるという紹介のMCから、

10.C-46

来てしまった号泣ソング……。

これ聴くとどうしても自分の思い出と重なって泣いてしまうから、とっても好きだしいつか聴きたいけど怖いなと思っていたら今回聴けてしまうとは。

理性とか恥じらい吹っ飛ばしたらぐちゃぐちゃに泣きそうなほど胸に刺さりまくる歌詞に歌声と演奏。どうにか耐えて涙ポロリくらいで済んでますがどうにも我慢は無理です。

ソロの「君の知らない君の歌」バージョンでこのアレンジとても好き。

このアルバムについては過去にASKAさんがブログに書いてたけど、ASKAさんにとっても歌詞の通りに切なくも大切な思い出の曲なんだろう。

聴いていると当然のごとく色々と思い出されてしまうけど、幸せな記憶として大切な人をもっと思い出してあげられたらいいなと思えた。まだまだ私は心に痛みがあって感慨にふける境地にはいたれてないけど、あの頃を思い出しても辛い気持ちよりもあたたかい気持ちで泣けるくらいの自分になってきたのは素直に良かったと言える。それもASKAさんのおかげです。

松戸では・・・

やっぱり泣いた。

追記:この曲のバイオリンとピアノ本当に美しいよね。


11.はじまりはいつも雨

最近どうだったか覚えてないけど、今回Bメロが「き→み↓を↓」ではなくオリジナル通りの「き→み↘︎を↓」になってたし、サビも「はじまりはー」ではなく「はーじーまりーはー」だったの嬉しかった。(わかる人にはわかってもらえるはず…伝われ!)

とくにBメロはオリジナルのメロディーが美しくて大好きだから実はいつも少し気になってたんだ。

他公演では・・・

奈良と最終日のはじまり〜めっちゃよかった。ここへきてこの曲が改めて良くなってるのはASKAさんの喉の好調さとかご本人の曲への意識とか何かしら変化が起きてると感じる。


12.しゃぼん

やはりこの曲は切ないのに弱さの中に強い光を感じてASKAさんにしか歌えない力がある。久々に歌った理由は対談した時に倖田來未さんが好きな曲としてあげてくれたのが理由とのこと。

この数年でさらに歌詞に色んな気持ちを重ねられるし、今になってまたわかるASKAさんの想いもあるかな。

他公演では・・・

この曲も奈良がすごく良くて最終日もよかった。でも個人的ベストは奈良。他の方も言ってたし間違いなくあの日のしゃぼんは神がかってた。声も熱量も、あとはやはり会場との相性の良い曲ってある気がする。

 

ここで一旦休憩といいつつ客席に背を向けて座ったASKAさんでしたが、客席から話題を振られて結局こっち向いておしゃべりしたり。

「じいじおめでとう」と言われて孫が出来た話も照れながらして、じいじという言葉が迫ってくる(自分の歳を自覚させられる)という複雑な男心(?)もぼやいてました。

松戸では・・・

女性の声援が多くてみんなで一斉に話しかけてて「え?何?わかんないよ。本当にわかんないんだよ…」と、なんか急にシュンとした口調になって母性に刺さった。笑

かと思えば「ピーチクパーチク」と表現してつれない感じを出しながら内心嬉しそうにしてた。それ見て私も喉元まで「アースカー!!」と叫びたい気持ちが湧き上がってましたが緊張と貧弱な声帯で5列先の人にも届かなそうな声しか出ないので熱い視線だけ送りまくった。届いてますかー…って、おそらくファンみんなそんな視線よね。笑

「千葉県以外から来た人ー」ってASKA さんが聞いたので手を挙げたら会場には結構な割合で県外の人が来ていた。恐らく最初の公演スケジュールに東京と神奈川がなかったせいも大いにあるんだけど。

A「千葉県の人のために歌いに来たんだけどw」

A「もう一回聞くよ、千葉県以外から来た人!」

ここでなぜか「はーい!!」と最初よりも手があがった。

A「なんでだよwここは挙げないところだろw」

といったひとこまもありました。

ちなみに私は手を挙げず千葉県民になりすまそうとしました。笑

ここでふと思い付いてしまったのでASKAさんにこの歌を捧げます。

♫chu!川こえてごめん〜

千葉まで来ちゃってごめん〜

(インスタとかで可愛い女の子が化粧してなんか知らんが謝ってる動画でよく流れてる歌の替え歌です)

最終日では・・・

ここで初の試みとして休憩時の撮影OKとなった。

事前にブログやSNS上でも告知されてたけど、開演前にASKAさん自身による影ナレ(アナウンス)があったので安心した。やっぱり名乗らずともみんなASKAさんの声だとわかると静かに集中して聴くね。おかげで少なくとも私の周りで変なタイミングで撮影しちゃう人はいなかった。

撮影タイムはみんな真剣にバシャバシャ撮りまくってたせいでASKAさんは盛り上がってないと思っちゃったみたいでポーズとるたびに「企画倒れ」とぼやいてた。でもライブ後にみんなが喜んでたのが分かったようで今後のツアーでも採用してくれそう!よかった!

とは言うものの、スマホじゃうまく撮れなかったのよね…

でも記念なので以下その時の画像を。↓↓

 

今回のバンドメンバー紹介

バイオリン クラッシャー木村さん

クラッシャーさんがやけにかしこまっててかわいいせいで結婚会見みたいに見える。

 

ベース 荻原基文さん(メッケンじゃなくなったのね)

いつも控えめなメッケンさんが前にくると結構大きいのねって思う。2人ともいい顔。

 

ギター 鈴川真樹さん

鈴川さんは一見強面なのにこういうかわいさもあり意外と笑顔も多くて好き。

 

ギター 是永巧一さん

いつまでも若い是永さん。これで還暦超えてるとかビビる。

 

ドラム 佐藤邦治さん

サツクさんのドラムびしびし来てよかったなー。

写真はASKAさんに胸ぐら掴まれて脅されてるところ…ではありません。笑

 

(佐藤さんはチャゲアスのサポートバンドだったTHE ALPHAのメンバーでその時は全員九州出身だから方言で喋ってて本当に楽しかったというお話もしてた)

バッキングボーカル 一木弘行さん

一木さんはどの瞬間撮っても安定して最高の笑顔だった。

 

バッキングボーカル SHUUBIさん

SHUUBIさんの肩に手をまわしたASKAさんが「この手がイラッとくるか?」と客席に手をヒラヒラさせて挑発してた。SHUUBIさんファンはそうかもね。笑

なぜか(?)年々ますます可愛くなっていくSHUUBIさん。衣装もかわいい。

 

最後にピアノでバンドマスターの澤近泰輔さんを紹介する前にお話。音楽のルーツのない自分が初めて影響を受けてみようと思って思いっきり影響されたDAVID FOSTERとジョイントライブをした話。そして澤近さんはじめASKAバンドの皆さんの演奏を褒められて嬉しかったという話。DAVIDと2人きりで話した時にピアノの彼は演奏も編曲も素晴らしい!と、そんな澤近泰輔!という紹介。

全然違うんだけどちょっとこのポーズお笑いコンビのCOWCOWぽい。

 

松戸では・・・

このDAVIDの音楽との出会いからの話がかなりの長尺でした。印象的だったのが話の中で何度もジョイントライブが「楽しかった」と言っていたこと。本当に嬉しくて心から楽しんだんだなって、それが我々観客にもストレートに伝わってたからあんなに素敵なステージになったんだと改めてジーンときてしまった。じっくり聞けて嬉しいお話でした。

他公演では・・・

国フォもだったかは忘れたけど奈良ではシカゴの「素直になれなくて」を澤近先生のピアノで少しだけ歌ってくれた。たぶん全部歌わないのはサビのキーが合わないからかと。出そうとすると軽く歌ってみたの範疇越えちゃうんだと思う。笑

最終日は「歌ってる風なところも写真撮ってもらおう」とギターを持ってから澤近先生に急にコードの指示をしたかと思うと(先生ご苦労様ですw)

「♫ボヘミアーン」と歌い出した!

札幌公演でもちょっと歌ったらしいけど最終日も歌ってくれるとは!泣

1番まるまる歌ってくれてめちゃくちゃよかったので未見の方はXとか色々なところにアップされてる動画を是非ご確認あれ。(私は途中で動画OKだと気づいたので歌い出しからは動画とれず…しょぼん)

 

そしてあの日の再現をさせてくださいという話から「娘の宮崎薫です。かおるー!」と呼び込まれてステージに登場した薫さん。

近くで見てもめっちゃくちゃキレイ!!!

すんごいキラキラしてて華やかさがハンパない。

最終日では・・・

先日DAVIDと再会した薫さんがASKAさんとDAVIDのコンサートの映像化ことを聞いてくださったおかげでリリース決定したとのこと。

それを嬉しそうに「お父さんからは聞けないじゃん?」と「お父さんは〜」としきりに一人称お父さんで薫さんに話してておかしくも嬉しくてなんだか色々と本当良かったなぁってしみじみ思った。

薫さんにお父さん〜って言ってるシーン。

 

ゲストヴォーカル 宮崎薫:To Love You More

(※薫さんゲストは名古屋、大阪、東京、福岡公演のみ)

 

お父さん譲りと言って良いのか、でもASKAさんの要素は特にないのだけど、とにかく贔屓目なしに歌がとってもお上手!歌声までキラキラしてる。

3月のDAVIDとのコンサート時のセクシーな衣装も素敵だったけど、今回の黒いミニドレスも可愛かったな。こういう女性のドレス姿を楽しめるのも私にとってわりと新鮮で良かった。

この前サブスクの音楽(お試し期間で使ってるApple music)流してたらオススメで知らない曲流れてきたんだけどすごい良い声の方で、誰?と思って再生画面見たら薫さんだったので驚いた。それくらい純粋に本能で良いと思える歌声。

もっと世に出て評価されて良いのに。

他公演では・・・

5月国フォは緑のロングドレス、最終日は写真の水色ドレス、どれも素敵だった!あと薫さんってMCでも友達に話しかけるようなフランクな話し方するんだけどそれがなんか好き。

最終日は薫さんからの見てみたい景色があるからお願いとしてスマホライトフリフリをしながら鑑賞。ちょっと振り返って見渡したら満天の星空のようですごく綺麗だった。


13.You raise me up

ASKAさん再び登場。

DAVIDと共演した時に披露した曲。熱唱にあの日の感動が蘇った。ただこればっかりはあの日全ての要素が積み重なっての究極の一曲だったから、また違った感覚で聴いていたな。もちろん今回も素敵だったですけどもね。


14.僕のwonderful world

ストリングスチームもいないしこの曲やるのか?とツアータイトル含まれてるのにやらない可能性も考えてたけどさすがにやりました。笑

ストリングスは音源が流れてるところにクラッシャー木村さんのバイオリンを被せてる感じだったな。


15.東京

意外とライブでお初。この曲ライブで聴きたい曲として上げてるファンの方も多かったからASKAさんにその声が届いたんだと思ってる。

ライブ向きでこういうカラッと明るい曲はいいね!いいね!

今回歌ってる時もずっと笑顔いっぱい!つられて笑顔になってしまうよ。

他公演では・・・

5月の国フォの2階席ではこの曲で立ち上がったら周り全然立たなくて心折れかけたけど次の曲で隣の方が立ってくれて助かったってくらいおとなしめで1階席の盛り上がりが眩しかった。

奈良では3階でも結構この時点で立ち上がる人多くてASKAさんもそういうのたぶん見えてるから3階の方まで見上げて手を振ってくれる頻度高くて嬉しかった。いつになく手を振った。


16.太陽と埃の中で

何度聴いても最高!大好き!!

そして私は初めて体験したけどASKAさんが客席にマイクを向けたんだよね。

なんだかそれが無性にうれしくて。ASKAさんが私たちファンを信頼してくれたというか、気持ちがひとつになってこのライブを楽しんでる感じがしたのよね。歌いますよそりゃ!腕も振り上げますよ!翌日筋肉痛ですよ!笑

追記:

そういやマイク向けられたのは名古屋だけだった。基本どんなに調子悪かろうが歌詞忘れようが(笑)マイクを客に向けてごまかさないASKAさんが好きなんだけど、だからこそのレア感あった。

そしてこの曲からの次の曲の流れ、テンションのリミッター外れる感じあるよね。


17.モーニングムーン

!!!!!

聴きたいけどもう聴けることないんだろうなと思ってた…(今回このフレーズ何度目よ)。

前にこのブログで

ASKAさんもそんな話してたけど、チャゲアスでもソロでも色んなタイプの楽曲を作ってきたことが本当に魅力であり強みだと思う。この曲みたいに熟成されていく曲もあるしね。 そしてもっと年取ってから急にモーニングムーン歌うってのも良いし。笑

福岡日帰り旅〜よくばりASKA大満喫DAY〜 - クルミを割ったことのない日々

って書いてたんだけど、この時は冗談半分で「モーニングムーン」って書いてたのよ。

それくらい実現しないと思ってた。だ、か、ら…びぃぃっくりなんてもんじゃない。1曲目と同じくらいかさらにくらい会場も大興奮でわきに沸いた。

もしかしてサビでみんな一緒に歌ってる??そんな感じがしただけかもだけどそのくらいの盛り上がった空気がさらに楽しい気持ちをヒートアップさせていった。

スーパーベストのカセットを繰り返し聴いて耳で覚えた歌詞は意味を理解せずなぜか狼男の歌だと思い込んでたあの頃から30年以上経って、こんな近くで本物が歌ってる姿を見られるなんて。ウソみたい。夢みたい。今回ずっと夢ん中。「オレの考える最強のライブ」ってくらい妄想でもこれはないわと思いそうな選曲を実現させてる感じ。

松戸では・・・

これも手の振りがあったのね!名古屋では見える範囲の席の方がやってなかったから気づかなかったけど、松戸でみんな一斉にサビで月を指をさすみたいな動きをしはじめたのでそのノリに乗っかった。こういうの知れるの嬉しい!

後ろの方の席だとこういう会場の一体感を見渡しながら楽しめる良さがある。

追記:有識者の方によるとこの手の振り昔はなくて、近い動作で確認できるのはCHAGEさんが天を指さしてからゆっくりおろす動作。

けどツアー初日にはもうやってたという話も聞くので一木さんかASKAさんがそういう動きをして皆が真似た説もあったり…発生源は謎です。

でも昔を知らなければ私のように「そういうもんなのか!」で周りに合わせるよね。個人的には楽しかったからいいか、って思うけど昔からのファンの方がもやつく気持ちもわからなくはない。

ちなみにこの曲を今回歌ったとある程度の世代の人や親に話したところ皆それは盛り上がっただろうね!っ驚いてた。

 

18.どんな顔で笑えばいい

うぉー!!!きたぁぁぁ!!!

昨年リリースのアルバム「Wonderful world」の大大大好きな曲。

すごいね、モーニングムーンから40年近く時が飛んだ曲の流れ。

同じ人が作って歌ってるけどどっちもカッコイイの最高最高最高・・・。

なんとなく左右に声が分かれる感じをASKAさんが表現しようと試みてる感じしたけどさすがにそれは無理でしたが、もう生歌で聴けてるってだけでうれしすぎた。

サビの「どんな顔で笑えばいい」のメロディーをちょっと変えて歌ったりもしてて、それもライブ感あって良い。この歌家でちょっと歌ってみたんだけどめっちゃくちゃ難しいんだよね。全然この歌の良さ出ないの。本当ASKAさんの唯一無二の歌唱あってこそ完成するタイプの曲だし、ライブだからいつも以上に感じられる歌唱力の高さ、あるよねぇ!これだからASKAさんのライブはやみつきになってしまうのよ。

最終日では・・・

私が参加した中でサビの最後を全てオリジナル通りに歌ってたのは最終日だけだった。

正直やっぱりこれだよ!ってなったので最終日の音源ほしいです。配信プリーズ。


19.今がいちばんいい

イントロで、あっ来たか…と。

正直に言うとこの曲ちょっと苦手で普段はあんまり聴かない曲なんですよね。だからほぼライブでしか聴かない曲だったりする。ゴメンナサイ…

でもこれだけ大好きな曲総動員させられたら一曲そういうのあっても文句は言えませんし、テンション上がりまくってるから振り付けも全くもってノリノリでやるし、アレ?良い曲じゃない?って思えてきた。

松戸では・・・

隣の席のソロ参戦のおじ様がずっと照れなのか軽く手拍子くらいでいたのに、この曲では吹っ切れたようにガンガン腕を上げてて嬉しくなっちゃった。この曲が大好きなのか、モーニングムーンでテンション振り切れた説もある。

追記:

イントロでなんかおちゃらけたクロールみたいな動きをASKAさんが一木さんSUUBIさんと共にして皆真似してるじゃない?ごめんね、ああいう振り付け系は恥じらいが捨てきれずできない。自分を俯瞰で見てしまう。よって無理。あれだけ手拍子でやり過ごしてる。皆は私の分まで頑張りたまえよ。

奈良公演では・・・

イントロからの歌い出しのタイミングを間違えて隣にいた是永さんやお客様に止められ雑に短く「イェイ!」って言って誤魔化したの笑った。


20.On Your Mark

あああああああ!!!

もうイントロから泣いた。もう身体震わせて泣いてた。なんの感情か自分でも良くわかんない。自分の事、チャゲアスの事、ASKAさんの想い、過去の事、未来の事、色んな想いがまとまりなく溢れて、ただ祈るように見つめながら泣いてた。今年は耳をすませばと同時上映で28年ぶりに映画館でジブリ作品のOn Your Markも観ることができた記念の年でもある。それがあるからなおのこと様々なことが頭に駆け巡って感極まった。

私なりに日々思うことはある。全てを肯定は出来ないし、見たい部分しかみないようにするしかファンでいられないと思ってそうしているのが今の私のスタンスで、それってファンとして人として正しいと言えるの?それでいいの?って言われたら…いいわけないじゃん。

だけど人は簡単に変えられない。自分の気持ちさえ変えられないんだもん、人の気持ちを変えるなんて無理な話。ましてやただのいちファンとして出来ることは、ASKAさんの音楽を思いっきり楽しむこととその感動を伝えることくらいなんだよ。この素晴らしい音楽をまだ知らない人に広めたいのに複雑な現状にもどかしさはある。だけどせめてわかってあげられるところは信じ続けていたい。ASKAさんが本当に皆を喜ばせたい想いが強いことも救いたい一心なことも、この歌を簡単ではない決意で歌ったであろうこともわかってるよ。だってとても大切に歌ってることが伝わってきたもの。だからこんなにも心を動かして胸を熱くさせるんだ。

松戸では・・・

2回目でも泣いてしまった。この歌は私にとっても特別だな。

追記:名古屋では私より前方と周りはやってなかったし松戸ではどうだったか?なんだけどこれも皆サビで手を挙げるノリができてた。

私はどうにもこの曲では感動で動けなくなっているので拍手の手がそのまま胸元に留まって気づけば涙目の乙女ポーズが定番の鑑賞スタイルになってしまいました。苦笑

 

曲が終わり力いっぱい拍手し、話しはじめたASKAさんを涙目で見つめていると

「今回はアンコールはありません」

会場は「えーー!!」「やだーー!!」「アンコールアンコール!」の声が続々。

私はひたすら終わってしまう事が悲しくなったのとASKAさんの形式的に出たり入ったりしたくないという気持ちもわかるのとで心がないまぜになり、ノリでアンコールの手拍子もできずただ泣きそうな顔のまましゅんとして棒立ちだった。苦笑

アンコール分まで歌わせてもらったっていうのもたしかにその通りだし。

ただ形式ではなく収まらない気持ちで拍手しつづけたいのも事実。なにより急に終わりだよってなると寂しいのよ。泣

松戸では・・・

その気持ちを明るくするようなお知らせ。ライブはこの先2年おきという話しになってたけど撤回!声の調子がいいから来年もやります!だってー!!うれしい!そうよそうよ!ライブのできる体力あるうちはやりましょ!

そして、アルバムも作るけどアルバム間に合わなくてもライブやります。もう先に言っておく、遅れます!って。笑笑

いーよいーよ、楽しみがずっと続くなら急かさず待つよ。買うし聞くし観るし会いにいくし!!・・・という気持ちが私の中で続いていけるといいなぁ。

 

そして、次のこの曲がラストだったので感動に包まれて最高の気持ちで締めくくられたな。


21.I feel so good

これはライブで歌うんだろうなと予想できてましたが、ラスト曲としてイントロが流れてきた時には心から嬉しくなって幸せな気持ちで溢れるような気分だった。アルバムで大好きになった曲。

悲しかったはずなのに不思議とこの時を待っていたような心地になり、曲に包み込まれて歌声が心に寄り添い終わりへと誘ってくれた。

 

ずっとずっと君のそばで

ずっとずっと僕のそばで

 

なんて素敵な歌なんだろう。

これがラストに聴けてよかった。

悲しさは消えて、I feel so good!

 

 

演奏が終わり演者が前に出てくる場面では宮崎薫さんも再登場。ASKAさんが皆にハグしていく中で薫さんにも自然にハグすると、薫さんが「(ASKAさんが)凄い汗なんだけどー」と娘がパパにするタイプの嫌そうな顔で言って周りのメンバーを笑わせてから笑顔を見せていて、こういう素直な感じが見られて嬉しかった。

先日のDAVIDとの公演があって以来、薫さんとASKAさんの関係が少し変わったような感じするな。もちろん普段がどうであったかは知りえないけど、表に見せる二人の距離に妙な緊張感がなくなった。薫さんは娘であることを意識しすぎてASKAさんと共演することを避けているようだったけど、そういうことも超えて自然な二人の姿を見せてくれるようになったのはとても良かった。

最終日では・・・

ASKAさんを中心にバンメンのみなさんと薫さんがステージの前の方に来たとき、ASKAさんが言葉には出さずにカメラを撮るポーズをしたのよ。それを見逃さずすぐさまスマホを取り出す私。あれ、心が通じ合ってるみたいで最高でしたよね、ね。

 

ASKAさん含む演者の皆さんが舞台からはけると、エンディングはまた幕が下り映像と共に矢賀部さんのインスト曲が流れる。

ライブの感動を噛みしめながら見ていると最後に幕の向こう側が少しの間透かして見えるようになり、演者の皆さんが再びステージに並んでいてラインダンスみたいに足をあげたり手を振ったりしてる様子がみえてもう一度嬉しくなる。

そうして最後まで楽しませてくれたライブが終演した。

 

ASKAさんは、これからはアルバムひっさげてのライブではなく常にありったけでやる、と近年よく話してるけど、今回は超ありったけではあるのにベースにアルバム「Wonderful world」がしっかりある形に見えたのは、アルバム自体がライブ感ある曲編成でバラエティー豊かな楽曲と太陽〜のカバーも含まれてるという今のASKAさんのありったけになったアルバムだからこそだろうな。

終わってからCD販売が賑わってたのも印象的。「Wonderful world」は超名盤で個人的には歴代でも完全にベスト3には入るくらい好き。

だからこのアルバムの曲全部やってほしいというのが今後の望みだな。

 

個人的には今年は8月まで毎月ASKAさんに会えるスケジュールになってる。

6月は澤近先生の誕生祭。

追記:誕生祭は9月3日まで配信してるから観た方がいい!ASKAさんと八神純子さんの超貴重デュエット観られるから!!

↓配信チケットはこちらのイープラスにて

【収録配信】祝!町田市市制65周年記念 澤近泰輔65祭 The Chronicleのチケット情報 - イープラス

www.mahoroza.jp

 

そして7月はまた遠征。超楽しみ!

追記:前日の京都宇海ちゃんのライブも旅行も楽しかった!また奈良行きたい!でも夏は嫌かも!笑

そのためにせっせと働きます。お金持ちでもなんでもないのでただひたすら頑張ってのご褒美です。

こんなにも楽しい時間を作ってくださりASKAさんとASKAバンドの皆さんには感謝でいっぱいです!関係者各位にもお礼したいくらいです。

最高のライブを本当に本当にありがとうございます!!

追記:9月のまさかの1日限定先行上映会も楽しみだしBlu-rayも楽しみすぎます!

ASKAまさかの先行上映〜 一夜限りのWonderful World Live

ライブ Blu-ray 2023.9.27 Release|ASKA Official Web Site 「Fellows」

Blu-rayは完全限定生産品なので予約はお早めに!店舗でも買えると思うけど売り切れたら追加なしってことになるので予約が確実!

定価は11000円です!Amazonの高値の転売品は買っちゃだめよ!

 

以上、読みにくいうえに長々とした感想にお付き合いいただきありがとうございました。

 

ASKA&DAVID FOSTER 横浜公演の感想

2023年3月16日 ぴあアリーナMM(横浜)

ASKA&DAVID FOSTER

PREMIUM CONCERT 2023

を観た感想です。

すぐにでも感想を書きたかったけれどコンサート翌日から即ハードモードの仕事の日々。

残業休日出勤12連勤早朝出勤12時間労働……からようやく解放されてやっと体力気力が戻った今は、すでにツアーも始まっておりうろ覚えという始末。

そして最近ひしひしと感じる靴底のように記憶力がすり減っていき回復しないという悲しい現実。年を取るってこういうことなんだと痛感する。

コンサートはその時最高に楽しめてるからいいよね!と納得はしているけど、できることなら大切な思い出として引き出しにしまって時折取り出して浸れたらどんなにいいかと考えてしまう。

そんな無理な望みを強く抱くほどにものすごくものすごーーく素晴らしいステージでした。

けどもう感想は思い出せたものだけになっちゃいます。トホホ…

 

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3日間あるうち私が参加した初日の横浜公演はど平日の木曜日だったので、今日早退なんだよね?と意味ありげに再確認してくる上司に「ハイ!」と力強く返事して仕事をきっちり切り上げ横浜へ。(これが伏線となり翌日から冒頭に書いた地獄へと続くわけだがこの時はまだ知る由もない)

ちょっと迷子になって早足で到着した会場は1万人規模で1階はアリーナ席。

この規模の会場はASKAさんのライブでは初体験。私は2階席ではあったものの思ったより高さがないので中2階くらいの感じだった。相撲の本場所で例えると国技館の2階ではなくエディオンアリーナ大阪の2階くらいの違い、で伝わるかな。(これ読んでる全ての人に伝わらない説)

でもさすがにASKAさんの表情まではステージ脇の大型ビジョンでないと確認とれないくらい今まででいちばん遠かった。

 

セットリスト

 

1.SAY YES

最初からはDAVID FOSTER(以下DAVID)はおらずASKAさんのソロライブの形ではじまった。

Twitter見てたら一曲目がYAHだと言ってる人がちらほらいて、それはないのでは?と思いながらもセトリのネタバレ絶対許さないマンの私は余計な情報入れたくないから次のツアー前はTwitter見ないと心に誓ったんだけど。

違うじゃん!笑

それともASKAさんもこの情報知って変えた?まぁいいや。

ただいきなりのSAY YESも意外で、このライブがひと味違うものになるだろうことが早くも予感された。

一曲目から思ったのは今日のASKAさん気合い入ってるなーって。いや、いつも手を抜いてる感じは全くないのだけど、もう一段階いつもより意識してる存在があって歌ってる気がしてしまうのはこっちが意識してるからかな。でもそう思ってしまうくらい丁寧に歌い上げていて、一気にひきこまれた。

あのダーーンってイントロのはじまり、改めて最強よね。101回目のプロポーズを今年になってちゃんと全話観たから余計にそう思う。あ、余計なものなどないか。笑

 

2.憲兵も王様もいない城

大ヒット曲からの近年の名曲。

新旧織り交ぜてASKAの世界をこの大きな会場で大音量で味わえてる喜び。

「ひーまーわりのー」のとこうっかり最初入り損ねたりしてドンマイと思ったりした他に、この曲に関してなんかあった気がするけど忘れた。

大きな会場だからこそのライティングや音質を感じられて、ステージ全体と会場の雰囲気を見渡せる位置からもきっちり現実と離れた異空間に組み込んでもらえた。ASKAさんライブでこれまで経験なかった派手さがあり、こりゃ面白くなりそうだぜ!とワクワクが加速していく。

 

3.共謀者

生では初めて聴く大好きなアルバム「ONE」の曲。

だいたい一人称俺の曲好き。少し乱暴にガッと肩を組んで、いいから俺に付いてこいよ!みたいなイメージの曲が今の気持ちに刺さる。色々あるけどやっぱりしがみ付いていきたくなる歌声、絶好調ですよ。俺たちはひとつ名で結ばれちまってるよ!

 

4.迷宮のレプリカント

私にとって人生初ASKAさんだった2018年のシンフォコンサートの時以来聴いたけど、あの時とは違うバンド編成だし歌声も伸びやかでまたこんな形で聴けてうれしい。あれから4年と少ししか経ってないのにこんな大舞台を観ているなんてね。

今回ステージ上にもライトのスタンドが並んでてそれが色が変わったり動きなど細かく演出されていた。

この曲のミステリアスな魅力がステージだけでなく会場を使ってより大きく描かれているようにみえて、俯瞰で見ている不思議な夢の世界に入りこんだような気持ちにさえなった。

 

5.はじまりはいつも雨

6.MY Mr.LONELY HEART

はじまり〜の曲終わりからアレンジが加わり変化していくメロディ、そしてMY Mr.〜へ。

この流れが美しくドラマチックで、とても胸を打たれた。MY Mr.〜はASKAさんがDAVIDに影響を受けて作った初のソロシングル曲だし是非聴きたい一曲だったから、この演出のされかたはたまらない。絶対澤近先生の仕業だと思ったら後日やはりそうだと判明。先生大好き!

原曲より低いキーで静かに今のASKAさんらしく情感たっぷりに歌い上げる。「もう…壊れそうさ…」の消え入りそうな切ない歌い方とかこれぞASKAって感じで胸が熱くなり涙が出てくる。すると1番終わりで転調し原曲キーでアレンジもオリジナルへ。これもまた嬉しい。この曲もともと好きではあったけど、このライブからより一層好きになった。

 

MCに入りASKAさんが英語でDAVIDに関してを語ってから

「Great producer DAVID FOSTER!!」

と呼び込んでついに登場!

おぉー!!本当に来てた!笑

直前まで情報が無さすぎて映像出演では?とか疑念や心配の声も飛び交ってましたが、本物ですよ!

御歳73歳ですがスッとした佇まいがカッコいいし、ASKAさんが我々に向けて日本語で話しはじめたら「ちょっとちょっと、英語で話してくれよ」ってジョーク飛ばしたりするユーモアもあり早々に観客の心を掴んでくる。

DAVIDのドキュメンタリー番組を事前に見たりラジオの特集聴いたりしてその魅力も凄さもある程度学習して、是非会ってみたい気持ちが高まってからこの日を迎えたので、まずその人柄を体感できたことにテンションが上がった。

そしてそんなジョークを一瞬本気にしてドギマギしたり、憧れの人とのステージが嬉しくていつもよりはしゃいでる感じのASKAさんがかわいい。

ところで、もちろんDAVIDはずっと英語で話してます。でもだいぶわかりやすく簡単な英語で話してくれてた気がする。それでも私の英語能力ではなんとなくの雰囲気しかわからないし、ASKAさんが通訳を随所でしてくれるけど雑で(笑)ASKAさん自身も正確にわかってるのか謎な瞬間もあったり。なのでこの先も正しい発言内容ではないかもしれませんのでご了承ください。

 

7.You Raise Me Up

DAVIDのピアノ演奏が始まると観客全員が息もせず見つめているような集中した空気を感じた。

その期待の視線を力にでも変えたかのように、Singerとしての力を余すことなく発揮しASKAらしさも全開の大熱唱だった。

今まさにASKAさんの夢が叶った瞬間に立ち会っているという事にも胸がいっぱいになり、一音一音を心に刻み目に焼き付けるように見つめ聴き入っていた。

 

ここから一旦ASKAさんはステージからはけてDAVIDの単独ステージ。

8.Winter Games into St. Elmo's Fire

DAVIDのピアノと有名なサックス奏者のケニー・Gがサプライズのリモート出演で演奏を披露。私はすみません、ケニーさんを知らなかったのだけど、会場ではどよめきが起きたくらいすごい方のようですね。演奏は素敵で心が弾む気持ちでした。

 

9.ヒットソングメドレー

これが何の曲とわかるほどまで事前学習できなかったけど、聴いたことある!って曲をピアノ演奏のメドレーで披露してくれた。シカゴの曲など。

それからASKAさんも再び出てきてDAVIDのピアノ演奏に合わせて代表的なヒット曲であるシカゴの「素直になれなくて」をみんなで歌おうコーナー。

カラオケ風に歌詞を映像で流してくれたんだけど、ごめん…歌えるほどこの歌マスターしてこなかった…。とりあえず皆歌いはじめたけど♫モニョモニョ…「全然聞こえないぞ!だめだ!俺帰る!」と怒った演技でDAVIDが席を立ち、観客があー!ダメー待ってー!と盛り上がり、ASKAさんが引き留め「DAVID、ここは日本だぜ?(多めに見てくれというニュアンス)」とフォローしたりで再挑戦。ASKAさんも小さめに一緒に歌ってくれてて我々も頑張ってはみたものの、やはり大合唱には至れなかった感あり。申し訳ないDAVID…。もしも次にチャンスあれば特訓して行くから同じ曲で頼む。笑

あとDAVIDが「トップガンだーいっきらい!トップガンのせいでアカデミー賞逃した。でももし自分の曲が使われてたら絶対賞取ってたね!」….みたいなことを茶目っけたっぷりに言って、トップガンの映像に「Glory of Love」合わせた映像が流された。

面白!でもこれもし今回のコンサートがブルーレイとかになっても権利関係で収録されなそうだな。

他にもASKAさんが「その昔無名だった頃のセリーヌディオンが僕の歌(WALK)をカバーしてくれる話があったのに流れてしまった。彼女はあなたの方を選んだんだ!」とDAVIDに向けて大げさに責めたように話すと、DAVIDが近くにいたギターの鈴川マッキーさんに「sorryって日本語でなんて言うの?」ってコソッときいてから「ゴメンナサイ…」ってあやまるというひとくだりも笑いが起きてた。

と、こんな感じで大物なのに本当に気さくでチャーミングでサービス精神のあるお方。だから皆がどんどん彼を好きになっていくのがわかるほど歓声や笑いが大きくなっていき、会場の緊張感もほぐれていった。

 

そしてゲストの宮崎薫さん登場。

ピンク色の衣装がセクシーかつカッコ良くとっってもお似合い!遠くからでも光り輝いて見えたくらい本当に綺麗でビックリ。

10.To Love You More

そして歌い出したらパワフルでいて透き通るような美しさと可愛らしさが絶妙なバランスの歌声。澄み渡っていくように空気が華やかに変わった。

歌っている間、音楽も観客も会場も完全に彼女のものになっていた。

決してASKAさんの娘さんだからではなく、素晴らしい歌手のパフォーマンスに対して心からの拍手を送った。

DAVIDも絶対気に入ってた。世界デビューできる勢いだよ。でも手出したらダメよ!笑

 

そんな薫さんと入れ替わりでASKAさん再登場。

特に薫さんと言葉を交わすわけでもなく(グータッチしたのはこの時だっけ?)すれ違った瞬間にDAVIDが

「おいおい!娘とハグしないの!?」

みたいな事を言って、薫さんは舞台袖近くで立ち止まってどうしようかって考えてる風だったけど、照れなのかASKAさんは冗談ぽく「カモーンDAVID」と言いながらDAVIDに近づいて行ってて、このカモーンが「やめてくれよ」の意味なのかと思ったら両手を広げて結局DAVIDにハグしてたから「おいで」の意味だったのか。

ASKAさんと薫さんのおそらく複雑であるかつ日本の親子たる距離感。ASKAさんも娘にはこんなに照れや遠慮がでちゃうただのお父さんなのね。

 

そしてコンサート前からASKAさんがやることを予告していた、ピアノのコードに合わせて即興ソングを作って歌ってみるコーナー。

澤近先生との即興は観たことあったけど、以前DAVIDのコンサートにASKAさんが飛び入り参加した時もやったらしく、今回はそのお二人のピアノの即興演奏リレーにASKAさんがスキャットの歌でメロディーを乗せる形。

まずは澤近先生から弾くことになり

ASKAさんは「何でもいいよ」と言い、澤近先生が明るく軽やかなコード進行で弾きはじめた。その瞬間のASKAさんの反応から(あ、求めてる感じじゃないんだなw)と思ったら案の定「…そういうのじゃないな、もっとこう…」ってストップかけて注文してて、何でも良くないじゃん!っていう。笑笑

遠くからでも澤近先生の

(´・ω・`)ぇ…

って感じの雰囲気伝わってきてかわいそうだけど笑ってしまった。日頃の苦労が伺えました。笑

 

リトライからはスムーズに神々の遊びが繰り広げられ、僕ら庶民は超人技すぎてどういう能力がどうさせているのかわからないけど凄いもの見せてもらってることだけはわかります状態だった。即興とは思えない完成度のバラード曲が誕生した。

 

11.Man & Woman

なんの曲始まったのかと思うほどイントロはアレンジされてた。

知ってる曲が大きくアレンジされているといえば「one voice」というチャゲアス曲のカバーアルバムがあるけど、その感じでセルフカバーしているような、すんごいレアなもの見てることにトキメキが止まらない。

それなりのチケット代を払った気でいたけど、これなら安いかも知れないと思えるプレミア感。

あと英語の歌詞部分を意識して発音良くしてたと思うので、本当にDAVIDが好きでこの日のために力を注いできたんだろうことがそこかしこに伝わってくる。

 

12.next door

DAVIDがピアノ演奏。サビの最後の「愛しあうこともー…」のとこは歌わず、「見つめては」の後はあの印象的なトーントーンというピアノの音が鳴り響くバンド演奏だけになるというアレンジだった。はじめ違和感があったけど続く言葉を想像させられるようでなんだかドキドキした。少しの変化でも新鮮に感じられる。音楽って面白いな。

 

13.PRIDE/素直になれなくて

PRIDEはDAVIDに影響受けて作った曲とのことで、今回よりそれが感じとれたしDAVIDが演奏することでらしさが強まる。

途中でシカゴの「素直になれなくて」に切り替わる。なるほど、こうして聴くと似ているわけではないのに共通するものを感じる。とすると、この曲から着想を得て作られたのかな?

そしてまた歌はPRIDEに戻っていく。

こんなアレンジで歌うことできているなんて、きっとASKAさんからしたら我々が想像する以上の出来事なんだろうな。

 

ここで一旦DAVIDはステージからはけた。

さんきゅーDAVID!!

すっかり親しみを感じてたのでちょっと寂しくなる。また戻ってきてよね…。

 

14.RED HILL

わーい!大好き!!!

しかし、この曲あるあるの立つのか立たないのかどっちなんだい問題。今回もアリーナの片側一部の方達だけ立ち上がっていた。ハイグラツアーでも一部がこの曲で立ち上って困惑したけど個人的には立つ曲ではないように思ってる。かっこいいしリズムに乗りたくなるけど手拍子って感じじゃないし…チャゲアスのライブでは立ってたのかなぁ?

そのせいか理由はわからないけど大阪公演ではこの曲やらなかったらしく、やはり次の曲への流れ考えると座っててほしかったのでは?と思ったりもする。

あと演奏も歌声も良かったけどステージのライトが赤と水色のパチンコのフィーバーとか電飾看板みたいな派手な動きしてて正直ちょっと目障りだったのも一因だったりするかしら。そう思ったの私だけかもしれないけど。

 

15.けれど空は青

16.リハーサル

17.晴天を誉めるなら夕暮れを待て

18.YAH YAH YAH

ここまで歌声ばっちりで気持ちはMAX!

けれ空でジーンとしてリハーサルで熱くなり晴天で立ち上がって飛び跳ねてからの極め付けYAH YAH YAHなんて!

振り上げる拳にも力が入る。たのしー!!

 

19.Be free

この曲をやるとは。

ファン歴の長くない私にとってこの曲はASKAさん復帰後の初めてリアルタイムで手にしたニューアルバムの中の一曲。だけど昔からのファンの方はこの曲に様々な想いがあるらしいことは何となく知ってる。でもだからこそ、この場所で歌い上げることにも意味がある気がする。そしてこの歌のもつ本来のメッセージにおいてもここ数年の閉ざされた世界から解放されたい、皆も自由になろうよ、という意味合いも持っていると感じた。

歌にされると素直に気持ちを受け止められるんだよなぁ。ASKAさんの持つ音楽の力は心をも超えると思ってる。

 

曲が終わると「♫YAH YAH YAH〜」と歌いながらDAVID再登場。超いい曲じゃん!(意訳)って褒めてくれてた。

 

20.僕のwonderful world

DAVIDのピアノ演奏で。

コンサート前までどんなコンサートになるのか、どの程度まで期待していいのか、誰も経験のない特別な公演だったから少しの不安もあった。

でも最後にこの曲を聴いていた頃にはとんでもないスペシャルな出来事を今夜体験したんだという興奮と感動で幸福感に満ち溢れていた。

 

DAVIDはASKAさんが素晴らしいシンガーだとを褒め称えてくれていた。あれはファンの前だからのお世辞ではなく気持ちがこもっていたと言える。

そしてエンディングで演者が並んで手を繋いでいくなかで、ついにASKAさんが薫さんと手を繋いだ。

私は今回お隣の席の方と開演前からお話ししたり一緒にコンサートを楽しむことが出来ていたので、この瞬間も2人で顔を見合わせてそのことに良かった良かった!とキャッキャしていた。

ASKAさんがみなさんとハグする流れの時になると、DAVIDがハグしろハグしろ!と促す形で薫さんとASKAさんがハグ。そしてDAVIDも交えて3人でハグ。わぁ!と歓声もあがった素敵な瞬間で、私とお隣さんも拍手して喜び合った。

そうして温かい気持ちに包まれたまま最高の一夜は幕を閉じた。

 

ASKAさんの夢の共演は、観ていた私たちにとっても夢のような出来事として強く心に刻まれた。

ASKAさんはもちろんのこと、DAVIDにもそのレベルの高さを褒められたというASKAバンドとストリングスの皆さんの一流の演奏にも、改めて感謝と尊敬の気持ちを大きくした。

 

素晴らしいステージを本当に本当にありがとう!!

DAVIDにも心からのありがとうを贈りたい。

いつの日かまた会えるといいな。

DAVID、SEE YA!!

 

 

ASKA&DAVID FOSTER観た直後感想

興奮しすぎて頭痛いやつ久々に体感してる…

めちゃんくちゃんに凄かったんだけど!!!

最近色々モヤモヤしてたけど全部チャラにできるくらい本当にものすごく歌声も何もかも最高でした!

今まで私が生で観た2018年以降のライブの中でもASKAさんの歌唱も1番良かった。大好きな人に見守られてたから張り切ってた感じしてそれも愛おしくて良くてもうわけもわからず泣きそうになった。

ステージの演出でちょっとなんかフィーバーみたいな感じのは気になったけど(観た人にさえ伝わるかわからない例え)もうそんなのよくて、デイヴィッドも大好きだし薫さんマジで歌の女神。世界へ羽ばたくべき!

もう今年これ以上のことあるかしらな大興奮で…だめだ、もう頭が回りません。

早く帰って頭冷やして幸せなまま寝たい。

 

追記:いつものやたら長い感想書きました。↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

宇海のコンサート行ってファンになった報告&感想

2022年11月20日の公演

宇海-UUMI-コンサート

奏~あなたとわたし~

に行ってまいりました。

 

この記事のタイトル通り、行ってファンになりました。

なので行くまで知識ほぼゼロですし今もまだまだ超初心者ファンもいいところです。

宇海さんのことは澤近泰輔さんの誕生日ライブをまほろ座へ観に行ったときに生で拝見もしていて歌がお上手なのはわかっていたので、なんとなく行ってみようかなくらいの感じで行きました。私にしてはかなりチャレンジングな行動です。

そのため感想をすぐにでも書きたいと思いつつ初見の情報過多でまとめきれずいるうちに忙殺され、その後コンサートの収録配信が始まってくれたのでそれを観つつ思い出しつつの感想となっております。

 

↓2023年1月9日までなのでお早めに!

eplus.jp

 

以下コンサート内容にふれますのでネタバレ注意です。

★のついているタイトル曲は最新アルバム「Rebirth」の収録曲です。

uumi.base.shop

 

■セットリスト

 

場所は宇海さんの拠点となっている町田市の鶴川ポプリホール。

キャパ300名の会場で満員のお客さんと始まりを待つ。この規模のコンサートは宇海さんにとって初めてだというが、客層は老若男女幅広い世代がいる様子。

 

会場が暗くなり、幻想的で、海のさざ波の音に船出を感じるオープニングSEが流れる。

 

そして宇海さん登場!

★信じる友へ

歌いはじめはアカペラ。透き通る歌声がホールに響き渡る。

衣装は最新アルバムのテーマカラーと思われる赤いロングドレス。

黒い衣装の澤近泰輔さん(以下澤近先生)のピアノとコーラス、白い衣装の澤近立景さんのエレキ。

初めて観るコンサートの雰囲気にドキドキしていた。

 

★幸せでいる約束を

美しい高音で感情込めて歌い上げる姿に改めて歌も表現も素晴らしさを感じる。

まほろ座ではあくまでゲストやサポートと言う感じで出ていたので、主役として歌っているとやはりさらに放つオーラが濃くなっているような印象を受ける。

 

MC

先ほどの歌っている姿から想像つかないようなかわいらしいおしゃべり。

だけど伝え方がうまく、聞き入ってしまう不思議なトーク力、人間力を感じて惹きつけられていく。

 

TSUBAME

アルバムのTeaser動画で少しだけ聴いていて気になっていた曲。

青空のようなさわやかで気持ちのいい曲。

間奏でツバメが飛ぶように手を広げてステージをパタパタと走る宇海さんが可愛い。

歌ごと場面ごとに印象をころころ変えていくのが魅力的だな。

 

MC

優しくて癒される語り口は幼稚園の先生みたい。

そうかと思えば地図が弱いんですと言って北海道、沖縄で早くも限界を迎える宇海さん。笑笑

このギャップで一気に観客が宇海さんのペースに飲み込まれて、はじまりにあった少し緊張した空気が消えてあたたかい空間で一つになっていくことを感じた。

 

ストライプ

エレキギターの前奏からひとめぼれのような感覚。

言葉の使い方あっているわからないけど

めっっちゃくちゃエモい!!!

と思って涙でてきて視界がぼやけていた。

なにこの曲?好きすぎる!今日来てよかった!やばいやばい!と静かに感情が爆発していたくらい、本当にこの曲のメロディーも歌詞もすっごく好き。

2番の「色々見てきたね」の「ね」の宇海さんの表現力よ。

大サビの盛り上がりもいい。

この曲聴き終えて「あ、ファンになろ」って思った決定打の曲。

このコンサートの立景さんのエレキギターメインのアレンジが最高だったのでぜひこのバージョンを音源にしていただきたいです!届けこの想い!

(と、めちゃくちゃ届かないところで叫ぶ)


www.youtube.com

 

MC

ミュージカル出身という話でとても納得がいった。

この気持ちの入れ方歌の語り方はそこからくるのだな。

何を隠そう、私ミュージカル大好き人間なのです。

と言っても舞台は劇団四季のをいくつか見たくらいだけど、ミュージカル映画が大好きでわりとたくさん見ている方だと思う。

言われてなるほど、宇海さんのコンサートはそこに通じるものがあるかもしれない。

MCで笑ったりほろりとさせられたりして、曲に入るとさまざまな物語の場面をまるで別の人物が演じるかのように異なる表情で歌い上げていく。

 

童神

歌上手いなぁという今更の何回目みたいな感想がひっきりなしに出ちゃう。

高音でここぞという時に裏声になったり子供に語り掛けるように歌ったり語彙が追い付かないからこの言葉しかない。「凄い」

 

★コーヒーカップ

この曲は澤近先生のアレンジが光る。

白状すると、もともとこのコンサートは澤近先生の演奏が聴けるだけでも儲けもんみたいなリスク分散的な打算があった。(失礼な話ではあるがほぼ知らない曲しかないコンサートに行ったわけなのでご勘弁いただきたい)

この頃にはすでに宇海さんのファンになっている状態だったけど、この曲はさらに澤近先生やっぱり大好きと強く思った。歌詞の切ない物語をメロディーとして感じられる間奏がめちゃ好き。

 

待ってるよ

曲前のMCで客席の赤ちゃんが「うぅ!」って叫んだら宇海さんが

「うん、そうね(^^)」

って瞬時に相槌うったのが素敵で、客席もほっこりしたし、きっと赤ちゃんの親御さんもホッとして嬉しかっただろうな。

そんな宇海さんのあたたかさがそのままの流れで感じられるような曲だった。

 

ファイト

はじまりはピアノの単音が連続して響く。

イントロがないから歌のはじめの音を取るためというのもあるかもしれないが、音の強弱が会場をほどよく緊張させて集中力を高め、歌が始まった後もその音やリズムは鼓動のように鳴り続ける。そこへ宇海さんが魂からの言葉のような歌を重ねる。

中島みゆきさんのファイトのカバーとして今まで聴いた中で一番心を揺さぶられた。

まず宇海さんを知らない方には聴いていただきたい最強のカバー曲。


www.youtube.com

 

Girls Just Want to Have A Fan

シンディーローパーの曲を町田の子供たちメインのダンスチームと軽快に踊る宇海さん、と澤近先生。笑(先生はすぐに踊るのやめちゃったけど生で目にした時ぎこちない動きがかわいらしくて笑ってしまいましたwすみません)

宇海さん、踊りもできんのか!ちょっと意外でした。

 

La Isia Bonita

マドンナの曲。さらに激しく歌い踊る。すげー。

そしてラストは直角に足を振り上げて大開脚で床にベターンしてて驚き。歓声が上がった。

曲が終わると「バイバーイ!」と言ってダンサーの方と舞台袖にはけていって本当にしばらく出てこなかったw

その間澤近先生のトークなどもあり。

 

Tシャツ+ハーフパンツ+ブーツにリストバンドという元気な衣装にチェンジで再登場。

入場時にいただいたフィンガーライトの練習タイムもあり。ライトは4色あって私は赤のライトをもらったけどこんなかわいいの配ってくれちゃうのねってうれし驚き。楽しくて素敵な試みが素晴らしい。

 

★光

そしてフィンガーライトを照らして光の海になった会場で力強く希望に満ちた歌を歌っている宇海さんを見ていてなんだか胸がいっぱいになった。

 

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配信ではカットされていましたが、このあたりで宇海さんに抱っこされて宇海さんのベビーちゃん登場。正直私は子供大好き!!ってタイプではないので下手すると他人の子への感情は無になってしまう、という母性低めの私ですらこの会場に来てから自分史上いちばん人に対して優しい気持ちになっていたせいもあってか、心からほほえましく穏やかな気持ちで見つめていた。

お子を抱えたまま宇海さんが歌う「どんな色が好き」も微笑みながら聴き、フィンガーライトを照らし、自分でもびっくりしたけど最後はお子に手を振っていた。あの会場にいた時の自分は人間として最良の状態だったと思う。笑

そういや誰かも歌ってましたよ「優しい人と居ると優しくなる」って。まさにですね。誰ですかそんな素敵なこと歌ってたのは。全くねぇ誰なんだか。笑

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★Goemon De PASTA Lunch

その流れもあって余計に愛おしいこの曲。

チャゲアスの「Don’t Cry,Don’t Touch」という曲が私好きなのですが(結局話題に出すんかい)この曲はその雰囲気に近いママバージョンという感じですね。「サプライズ!」とか「うぅ~ん」とか宇海さんの歌い方もとにかくキュート。最高にかわいい曲です。

♫Go・e・mo・n De PASTA Lu~nch♫

というメロディーも頭に残るほどキャッチーなので、五右衛門でパスタランチしたくなりました。というかします。ある意味これは五右衛門布教ソングです。笑

 

サイレンが走る

うー↓うー↑うー↓うー↑というサイレンの音を歌声で再現する部分があって、それがうますぎてビビった。

そして澤近先生の「あーーーー!!」というハイトーンシャウトもすごかった。あんな高い声でるのね先生!

そして立景さんがキャラ通り(?)のシャウトでオチをつけてくれました。笑

 

★僕ら庶民は

このコンサートに行こうか迷っていた時にYouTubeで宇海さんの公式動画をちょこちょこ観ていたんですが、この曲のカッコよさが決め手になっていくことを決めました。この曲のおかげで行ってよかった!


www.youtube.com

 

未来に咲く花

宇海さんの生歌は初めてではなかったのにこのコンサートでファンになった理由の一つに、この曲を歌う姿のようにステージを駆け回ったり力いっぱい体いっぱいで歌う姿が最高に輝いていたからというのもある。

今後もまほろ座のようなミニライブハウス規模の場所で歌う姿も見たいですが、宇海さんの力が惜しみなく発揮できるのはホールサイズのステージなんじゃないかなと思わされました。

 

MC

宇海「度外視で僕何でもやるよって言ってくれて。なんでそんなにやってくれるんですか(泣)」

澤近「ファンだから」

という師弟愛。

おふたりの関係性も素敵なんですよね。

 

★Rebirth

没になりかけたとは思えない素敵な曲に仕上がっているので先生と宇海さんでここまで育て上げたんだろうな。きっとこれからも歌い続ける中でさらに大きく花開いていくと思う。

遠くても明るい光のさす方へ進んでいけそうな気持ちになれる曲。

 

~アンコール~

MC

明るく元気な宇海さんも思い悩んだりしながらの今なのだな。

私も生きる選択を繰り返しながら毎日踏ん張ったり甘やかしたりで今日があるという感じだけど、私と歳も近い宇海さんがこんなにもパワフルに頑張って挑戦していこうとしているのなら、私もこれからまた少しずつでも前向きに頑張らなくちゃなと思えました。

 

★僕たちの大航海

初めて聴いたのはだいぶ前だったけど、以前よりもどんどん好きになっていく。

壮大で物語性もあって主役を輝かせる光を持つミュージカルのクライマックスに歌うメインテーマのような曲。

オープニングSEから繋がってこの曲で締めくくるこのコンサート。

宇海さんのさらなる大きな舞台へ向けての大航海の物語を、私たちは見せてもらったのかもしれない。

 

~エンディング~

カントリーロード

最後に急遽な感じで、アカペラの舞台練り歩きでカントリーロード。澤近先生の貴重なギターも聴けた粋な演出だった。舞台から降りそうで降りない宇海さんのお茶目な動きが本当におかしくてかわいくて。

こんなに素敵な人、埋もれさせちゃだめですよ。もっと世に出さないと!

 

--

というわけで、まだの皆さま!

観ましょう!

【収録配信】 宇海-UUMI- 奏 ~あなたとわたし~のチケット情報 - イープラス

買いましょう!

宇海-UUMI- Album「Rebirth」 | UUMI OFFICIAL SHOP

 

FNS歌謡祭のASKA観た

色々忙しくてだいぶ日にち経ってしまい世のASKAファンがディナーショーで盛り上がってるなか今更感ありますが……

2022年12月14日フジテレビFNS歌謡祭に28年ぶりASKAが出演!

という記念すべき出来事をもちろん観ましたよ!の自分記録です。

(ちなみに私はディナーショー不参加です…レポ見るとみんなもASKAさんも楽しそうでよかったねぇと心から思う反面気後れもしてるビビりな私です)

 

事前に大トリと知りながらも念のため始まって早々くらいからずっとフジテレビつけっぱなしで、途中テレビに「観てないなら消すけど?」みたいな表示(一定時間操作しないと電源オフになる設定にしてる)を出されるくらい待ち望んで楽しみにしまくりましたよ。

テレ東の時と違って途中でちょっぴり顔出したり2曲を分けて放送とかでもなかったのでただただ出てくるまでの4時間くらい?・・・長かったぁ(苦笑)

でも時間が近づいてくると緊張してくるというお決まりのパターン。

司会の相葉君がお待たせしました!って言ってたけどマジで待ってた。

 

以下パフォーマンス前に流れたASKAさんのVTRコメント書き起こし

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FNS歌謡祭をご覧の皆さんこんばんは、ASKAです

そう、28年ぶりって書かれて僕驚いたんですけどね、そんなにね時間が空いてたかと思って、ま、でもこの空気感は何かいいですね、うん、はい(ニコッ)

(ラフアンドミュージックの出演に対する反響について)いやすごかったですね、ネットのほうはね、もう皆さん書き込んでいただいたものを拝見させていただいてますし、えっとー何がすごかったかってのは夜中2時3時までスマホの友人からかかってくる電話とメールの対応に追われてた1日になりました、今日もそうなればいいなと思ってます

えっと、曲を作っていかないと自分はこう…上がっていかないので、ずっと曲は作り続けていくんだと思います

その間にツアーとかやりますけど別にその新曲をね披露するためのツアーじゃない、その時の僕のありったけを新旧織り交ぜたね、ツアーをやっていこうかと思ってます

スタッフもねテレビ局のスタッフも若く、そんな方たちからSAY YESを歌ってくれって言われたら歌うだろ、ねぇ(微笑み)歌いたくなるでしょ

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(書き起こしおわり)

 

というわけで、歌ったのは「SAY YES」と「歌になりたい」の2曲。

「SAY YES」はショートバージョンで、「歌になりたい」はほぼフルサイズだけど2番終わりの間奏をカットしていた。でも2曲歌ってくれたのはうれしかったし、個人的には「SAY YES」をテレビの音楽番組で歌っているところをリアルタイムで観るのはたぶん初めてなので(子供の頃見ていてもおかしくないのだけど記憶ないのと音楽番組を見ない家庭だったので可能性は低い)それもうれしかった。

「SAY YES」はキーを半音下げていたらしいけど違和感なかったな。

ASKAさんとしては今度から原曲キーに戻して歌うつもりっぽいけど、いちファンとしての私はわりと原曲キーにそこまでこだわりないかも。ASKAさんが気持ちよく歌っているのが一番。それが原曲キーならだれもが喜ぶことでいいんだろうけどね。

だから「SAY YES」のジャーンっていうイントロが流れてきた時は素直に感動したし感慨深くてちょっと泣いた。

でも結果として「歌になりたい」がさらにとてもよかったのでASKAさんがいま歌いたい、届けたいと思って歌っている歌が魅力となって伝わってくるのだなと感じた。あとやっぱり歌はある程度の尺がいるよねって事だと思う。ASKAさんがテレビサイズを避けてきた理由がわかった気する。
歌っている姿も最近のテレビで見た史上いちばんシュッとしてて髪型も良い感じで渋さがあってロングジャケットもとてもお似合いで本当に素敵でした…(惚)

(↑久々に描いたアスカ犬。作画が安定しない子)

 

そして、終わってから番組公式Twitterがあげてくれたお写真。

好きすぎてスマホの待ち受けにしてみたけどアプリのアイコンとアイコンの隙間からちょうどASKAさんがこっち見てる感じになって照れるから即変えちゃった。笑

でもこんなメンバー大集合&サイン付の写真なんてめちゃくちゃ貴重よね。

心からありがとうございますです!!またASKAさんの出演お願いします!

次回ASKAさんご希望の玉置浩二さんと一緒でならより一層最高です!!どうか!!!

 

 

来年もテレビでASKAさんが歌っているところたくさん見られたらいいな。

SONGSとかミュージックフェアとかミュージックステーションとか小田和正さんのクリスマスの約束(今年なくて残念。。。)とか各局音楽特番……関係者各位よろしくお願いいたします!

 

おまけ

サワチカ犬とアスカ犬

 

ASKA Wonderful worldの感想

2022年11月25日、ASKAのニューアルバム

「Wonderful world」

が発売されました!

 

タワレコ↓には今現在は在庫ありますが店によっては入荷待ちもありました

tower.jp

 

ハイレゾ聴ける環境をお持ちの方は配信もおすすめ

www.e-onkyo.com

 

前作から2年8か月も経ってたか……。

なんか、まるっと1年くらい記憶ないんだけど。苦笑

 

↓前作の大傑作アルバム『Breath of Bless』の感想

(こんなん読まんでいいからまだの方はいいから買って聴いてほしい)

oki-nikki.hatenablog.com

 

収録曲はこちら

「太陽と埃の中で」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
「自分じゃないか」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「笑って歩こうよ」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 松本晃彦/澤近泰輔
「どんな顔で笑えばいい」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 鈴川真樹
「だからって」 作詞 ‒ ASKA松井五郎 作曲&編曲 ‒ ASKA
「僕のwonderful world」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
「幸せの黄色い風船」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「それだけさ」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「PRIDE」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
プラネタリウム」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「君」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
「誰の空」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「I feel so good」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 藤山祥太

www.fellows.tokyo

 

以下、聴いたばかりの率直な感想です。

アルバムに関してのASKAさんのインタビューなどはほぼ未確認状態で書いてます。

過去に感想書いていたものはそこから引用もします。

 

1.太陽と埃の中で

このブログで書いたことあったかわからないけど、どうせ誰も読んでないし覚えてないからさっそく自分語りする。※長いので飛ばしてOK(自分語り終わったらお知らせします)

私はASKAさんのファン歴で言ったらまだ5、6年くらいなんですが、チャゲアスとの出会いはこの曲のオリジナルがシングルリリースされた1991年ごろだったと思います。

そのころ私は7歳で、はじめて買ってもらったCDは『おどるポンポコリン』とかそんな感じの普通の子供。

親の影響で歌謡曲にも触れてはいましたが、自ら好んで聴くことはなかった幼い私に、ある日突然

「♫おーいかけーて おーいかけーてーもー」

という歌声が流れこんできました。

当時お昼のテレビのワイドショー番組*1のエンディングテーマになってたんですよね。

テレビを見るわけでもなくお絵描きでもしてたと思いますが、とっさにその歌声の聴こえるテレビ画面を見つめました。そこにもちろんチャゲアスの姿はありません。でも猛烈に気になるのです。この気持ちは何だろう。この歌が好き・・・なのか?

この時のことは不思議と情景として覚えていて、大人が聴くような歌を誰に教わるでもなく自分で見つけて、そして好きだと思える感覚が自分の中で新しくて、自慢したくなるほどうれしかったことを記憶しています。

その後仕事から帰ってきた母にさっそく「♫おーいかけーてー」って歌が良いんだよ!と伝え、この歌を歌っている人たちの『SUPER BEST』のカセットテープ買ってもらい毎日聴き……。

そのままファン歴30年!とかだったらよかったんですけどねぇ。

なぜそうならなかったかは過去に書いてるので以下略。

oki-nikki.hatenablog.com

※はい、ここまでで自分語り終了しました!

 

とまぁ、長くなりましたが、私にとってそんな特別思い入れのある曲なのです。

それを時を経てファンとして今のASKAさんの歌声で聴ける喜びったら。泣くでしょ。

この曲がアルバムに入ると知った時に、まず途中に入れることはないだろうから最初か最後だろうけどチャゲアスの『SEE YA』『STAMP』でも最後だし、ASKAさんならきっとここは最初にもってくるはず!と予想しました。

なんだかこういうの当たると少しうれしいよね。でもアルバム全体を聴くとここしか入れようがないかも。

静かなはじまりから、気持ちの沸き立つような力強さの中に華やかで澄んだストリングスの音色が絶妙に混ざり合う、澤近先生のアレンジがオープニングにぴったりで最高!

シンフォニックコンサートでも聴けてうれしかったけど、やはりこの曲はTVや横浜の合同ライブで披露されたようなバンド形式がとても合うと思った。来年のバンドライブでも絶対絶対聴きたい!本当に大好きな曲。何度聞いても嬉しくて泣きそうになる。

 

2.自分じゃないか

イントロからの重低音で刻まれるリズムが心地良く、そこからサビは気持ちよく振りかぶったバットによって打ち上げられたホームランボールを見上げるような爽快感。

絶対合うから野球中継のエンディングテーマに使っていいよ。(←誰だよ)

最初のサビからラストにかけてはもうスタンディングで手拍子か拳を振り上げるYAH YAH YAHスタイルで盛り上がるライブ会場しか浮かばないよね。

新曲第二弾じゃないか! - クルミを割ったことのない日々

と配信リリースしたとき書きましたが、来年のバンドライブでは歌うかなぁ?

このアルバムがそのままライブになったら最初の曲から立ったまま飛び跳ねるように腕振り上げっぱなしですでに体力ゲージ半分くらいになりそう。笑

この曲はMV撮影の生配信も観たから、聴くとその映像が浮かぶようになった。

あの最初に映った時のASKAさんの表情が大好きなので、思い出すとムフフ笑いをしてしまう。(キモッ)

 

3.笑って歩こうよ

我々の体力を察してくれたようでありがとう。(2曲目からの流れでまだ妄想ライブ会場にいます)

ASKAさんならこの曲前のオープニングMCで「ようこそだよ!(片手を上げてからお辞儀)うんうん、座ろうか」って言ってくれるだろうね。笑

 

シングルよりもすこーしASKAさんのハーモニーがクリアに聴こえるような気もしなくもないような……

アルバムのために全曲マスタリングし直したというので何かしら微調整されてると思うけど私レベルだとなんか違う……と思い込んでるだけでシングルバージョン聴かされても同じこと言いだしそう。でもアルバムの円を作るうえで~(わかったようなこと言いだしてボロがでる前にやめときます)

編曲は松本晃彦さんと澤近泰輔さんというアレンジャー神2人という力の入り方。だから一度だけではあまりにも違和感ないのですんなり流してしまったけど、実は細部までこだわって丁寧に作られてるのがわかってくる。でもしつこくない。このバランスが大事なんだとようやく最近わかってきた。(そんなレベルの人間の感想です、どうも)

ASKAニューシングルを聴いたら笑って歩いていた - クルミを割ったことのない日々

 


4.どんな顔で笑えばいい

アルバムで初リリースの新曲。

初めて聴いたのは9月11日の特番ラジオASKA Terminal Melody〜Platinum〜」で

その時の感想が

え、聴きました?すーーんごいかっこよくない?!!

声が左右交互に聴こえてきたり途中曲調が大きく変わったりするのも本当に好きなんだけど、なにより大好きなロックASKA!えっぐい!好きすぎる!!

だったのですが、この時の衝撃から改めて久々にちゃんと聴いたところ、

ま、じ、で、めっっっっっっっっちゃくちゃ好き!!!!

こればっかり繰り返し聴いたりしちゃう。大好き大好き大好き・・・・・・

ラジオで聴いた時、ずっとサビでなんて言ってるのかわかんなくて「動けないスプーン」?じゃないよねぇ?って思ってたら「動けないスプーン」だった!へぇぁ??!

ほら、時々ASKAさんてナパームぶち込んだりするじゃん?(物騒な言い方)*2

そういう私の知らない何かかと思ったけど、そのあとの歌詞とつながって意味は納得。こういう独特の表現も相まってASKAさんにしか作れない曲だよなぁ(感動)。

この曲は確実に力が入っているしASKAさん自身も以前ブログで出来に満足してる様子だったけど、こんな曲1曲作ったら私なら一生これ一本を看板に掲げて限界までこすり倒して生きていくよ。

「ぉぅどんなぁぁかおで笑えばいい~ぃぁ」

っていう小さい母音がくっついてる歌い方がホントにものすごくたまらなく好きだし

「どーうにーもーどうにもー」

の所も理由はわからないけどツボ!

って、うーん……誰か、誰かわたしに確かな分析力と豊かな語彙力をください!泣

もっと賢く正確にこの気持ち表現したいよ……。

でもいいや!好きだぁーーーぁぁぁ゛!!ゲホゲホッ!むせるほど好きぃー……

 

5.だからって

えー気を取り直しまして。

こちらは私にとって完全に初めての新曲。

新曲はできるだけアルバムで聴きたかったので、直近の新曲が流れたラジオは録音だけしておいてお預けにしておいたのです。

とはいえ、原曲となるオケはこの↓動画で聴いていたものだった。


www.youtube.com

この時のメロディーもとても素敵だったけど、完成したメロディーは別物でもこれしかありえないと思えるような仕上がりだったから、やはりプロはすごいとしか言えない。

謡曲のようでもあり洋楽のようにも感じる。ASKAさんのルーツが映画音楽にあることがわかるような、インストにしたとしてもメロディアスでドラマチックで、それだけで泣けてしまいそうなほど美しく流れていくメロディー。

それに重なる歌詞は久しぶりの松井五郎さんとの共作で、1番と2番の対比が「だからって」という言葉を異なる印象にする。1人の人間の生きるために強くあろうとする部分と挫けそうな弱音の部分。1番はASKAさん、2番は松井さんが主に書いたようだけど、どちらもきっとASKAさんであり私でもあり人間誰もそうなんだろうと思わせてくれる。普段歌詞が頭に入りづらい私でもこの歌詞ははじめから心にすっとなじんで、救われるような気持ちになれた。

この曲はアルバムの中でもかなり気に入っている。これからも大切に聴いていきたい曲。

 

6.僕のwonderful world

何気ない日常が素晴らしい世界だと感じられる歌詞には、今が突然に大変な世の中へと変わってしまったようにまた明るい未来へと変われるよ、というメッセージも含まれているように思う。

あぁ、ある日目が覚めたら元の世界に戻っていたら良いのに。 

新曲第三弾の素晴らしき世界 - クルミを割ったことのない日々

この曲が配信リリースされたときはこんな感想だったけど、あれから2年たっても進んでいるのか止まっているのかよくわからない世界。

でもここまでよく耐えてきたよなぁとは思う。

この曲のタイトルにもある「wonderful world」がアルバムタイトルになっているのはASKAさんの願いや祈りや希望、それらを含む優しさだと感じる。

モノクロのアルバムジャケットは特殊加工により見る角度によって虹色の光が差し込まれる。

ASKAさんの歌は私の人生においての虹色の光だなって思っています。


7.幸せの黄色い風船

(あぁ、ASKAさんと同じ時代を生きてるんだな、同じように辛くなったり自分を鼓舞したり明るい世界を夢見たりしてるんだな)

って思えて、励まされるというか一緒に乗り越えようね、また絶対一緒に笑おうねって未来へ前向きな気持ちになれる。

そういう気持ちって自分で意識的に作り出す以外なかなかできない中で、こうやって大好きなミュージシャンをリアルタイムで感じられて考えを共有してもらえてることって、めっちゃくちゃありがたい。だから生きていけてるよ、大げさでなく。

幸せな新曲第一弾! - クルミを割ったことのない日々

という、配信リリース時の気持ちは今も変わっていません。

でも一方で特に最近のASKAさんのことでモヤモヤすることもあるのも正直なところ。

なんつーか……いいや、ここで書くことでもない。けど、もういいからとりあえず夜は寝ようか!そんで朝がくりゃおはようだ!(急にどした)

すみません、色々振り返ってたらなんか思い出しちゃって。苦笑

話をアルバムに戻そう。

この曲は相変わらず大好き。でも歌詞は今までのASKAぽくないっちゃない。少なくとも40代くらいのASKAさんはこの思想があってもこの歌にはならなかったように思う。歌詞だけでいうと可愛すぎるというか、みんなのうたでも流せそうな「WAになっておどろう」的な路線に近い。でもそれが違和感なく媚びてる風でもないのは、ASKAさんの根っこからにじみ出るある種奇跡的なほどのピュアさとこれを歌いこなす歌の上手さがちょうどよくポップスに変換してくれてるのかなぁ……みたいに考えたけど、ただ可愛いASKAが好きなだけかも。ライブでやってた風船を解き放つ手のポーズ好き。


8.それだけさ

まだアルバムは3回くらいしか聴けてないのだけど、この曲は音楽を聴いてないときに頭の中で流れることが多い。そういう時いつもはある部分だけ頭の中で繰り返されることが多いけど、この曲はAメロもBメロもサビも断片的に流れる。それほどどこを切り取っても特徴的で耳に残ったということなんだと思う。これぞASKA転調!って感じ。

しかしこの曲、オケというの?インスト状態のものをどこかで聴いたような気がするんだけど何だろう。Aメロの「人並みに敏感」のあとのドラムとベースに覚えがあるような。なぜならここがとても好きでその時もいいな!と思った記憶があるようなないような。コンサート会場で流れてたことあったかなぁ?うーむ??という雲を掴むような話。笑

あ、でもこの印象的なドラムが菅沼さんの演奏なのは何だか嬉しいな。

1番の「ピアノの」の歌い方好き。BメロでASKAさんの声が重なるところめちゃくちゃ好き。そこからの予想できないサビへの展開が本当大好き。この曲初めて聴いた時、次々と好きが押し寄せるから笑っちゃった。アレンジもASKAさんぽくていいよねぇ。

歌詞カードだと2番に「(水平)線」って歌ってない言葉が(かっこ)書きしてあるけど、こういうのASKAさんでは珍しいですよね?たぶん。

 

9.PRIDE

この曲は映像では何度も観てるし参戦したライブなどでも聴いているので正直新鮮な感動はないけど、日常でふと口ずさんでしまうとこの歌の偉大さと難しさに気づかされることある。

改めて名曲だし、この新たな澤近先生アレンジも今のASKAさんの歌声と合わさってより揺るぎないPRIDEという重厚感がでてる。


10.プラネタリウム

「君が好きだよ」のところを聴くたびにニヤけてしまう。好きだよの歌い方、笑って歩くどころか走りだしそうなほど好きだよ。地味に「焼きもちを」の歌い方もキュンとさせられるし「君のそばにいたい」のところとかもあーコレコレ待ってましたという感じ。これ聴きながら歩いてる時も気づいたら笑っていた。こういう時だけマスクありがてぇ。

ASKAニューシングルを聴いたら笑って歩いていた - クルミを割ったことのない日々

この歌ほんと可愛い。好きだわぁ。

ライブで歌ってほしい!「君が好きだよ」って歌った瞬間、ニマァって絶対笑ってしまうけど許して。想像しただけですでに笑っているのでこれは不可避。

 

11.君

ちょっと!テレビ掃除してる「君」って誰よ!

うそうそwでもちょっぴりふわっと嫉妬した人、手を挙げて!(´・ω・)(・ω・`)ネー

ASKAさんの歌詞で「幼子」ってよく出てくる印象。

思いつくだけで「クルミを割れた日」「Love is alive」・・・・・・

ごめん、あんまないわ。笑

最近もあった気がするけど気のせいかな。

誰か調べたら連絡ください。(どこへ)

この曲イントロからだいぶ澤近先生頑張ってるよね。おしゃれなキラキラアレンジだけどどこか懐かしさも感じる。アレンジで良さ増し増し曲。

 

12.誰の空

かっこいいしこれは泣ける。ライブで是非是非聴きたい!って、そればっか言ってるな。

でもこれはライブのクライマックス曲でしょ、完全に。このアルバム自体ライブっぽいから余計にステージの景色が浮かんでしまうよ。

盛り上がりが凄まじい。気迫、集大成、極み。言葉が見つからないけどこれがASKAだ!って感じる。

こんな曲聴いてしまうとやっぱり絶対的にASKAさんのファンをやめられなくなってしまうな。いやはや。

ASKAさんが「歌う」ことを歌うのがとても好きなんだけどわかってもらえるだろうか。なんでかはわからないけど。

これも大好き。本当にASKAさんありがとう……聴きながら書いてて泣けてきた。


13.I feel so good

この曲、もちろんPRIDEのシングルリリースしたときにカップリングとして聴いてました。しかし、正直全然ピンとこなかったんです。

楽しみにしていたのにそんなに好みじゃないなと思ってしまって何だかショックで、ブログに感想も書かずじまい。(感想書いてない=好みじゃないってことではないです)

まぁASKAだったら何でも良いと思っているわけではないし、そういうこともあるよねって思うようにしつつも、この曲を聴くことを避けて過ごしてました。

そんな曲がアルバムのラスト。「誰の空」で大感動して気持ちは最高潮。

大丈夫かなという多少の心配を抱きつつ、久々にアルバムの流れできちんと聴いた。

え、すんごい良いんだけど??!!なんで???なんか変わった???

いや、改めてカップリングの方聴きなおしたけど大差ない。リマスタリングされているとはいえアレンジが変わっているわけじゃないし。

なぜかわからないけど新曲聴いたくらい新鮮に感動した。アルバムの流れでライブのラストのように全身が高鳴るような気分。こんなにいい曲だったんだ。アルバムの流れで聴けたのがよかったのかな。そういう曲ってあるよね。不思議。

この曲への苦手な気持ちが払拭出来たのが嬉しい。むしろとても好きになった。

でもそっか、2021年は私がふさいでて、いろんなことに興味が薄れていた。チャゲアスのライブ映像なんて1回も観てなかったし、年明けのASKAさんのライブへも行くか悩んでたくらいだった。心に余裕がないと素直に受け止められない事とかクリアに感じ取れない事ってあるよね。逆に今は欲しすぎてて敏感に感動してしまっているところもあるのかもしれない。でもそれはそれで幸せだと思って楽しんでいけたらいいかな。(どうでもいいが、はからずも最初に書いた「1年記憶がない」が伏線になってることに書き終えてから気づいたw)

 

アルバム全体としては曲調は穏やかなものが多いけれど、歌詞は自分と向き合い苦悩や葛藤を抱えながらもそれでも諦めず生きていこうとしている印象を受けるものが多い。

全てがASKAさんのリアルな気持ちや状況を歌った歌詞ではないにしろ、少なくとも自分の中に生まれた言葉は何かしらつながる部分はあるのではと思う。

復帰後最初のアルバム「Too many peaple」でも苦悩したり自分を鼓舞している歌詞が印象的だったけれど、あの頃と変わったように思うのは「孤独」ではないと感じられる「君」という言葉。それがたった1人の誰かでもいい、あるいは仲間やファンをそう呼んでくれているのかもしれない。そんな「君」の存在を歌詞の中のASKAさんが自分の世界に取り込んでくれたことが、アルバムのどの曲にも消えない光を感じられる理由のように思えた。

 

 

というわけで、今回のアルバムも前作で上げられたハードルを軽々と飛び越えてASKA史上最高大傑作」だった。

前作でも同じこと言っているので、ASKA史上最高大傑作2」「続 ASKA史上最高大傑作」ASKA史上最高大傑作 リベンジ」ASKA史上最高大傑作 セカンドシーズン」……。(追記:こう書くとまるで過去のアルバムがあんまりと思ってるみたいに誤解されそうなので補足すると、それぞれに違った角度でこれが最高なのでは?と思えるものがたくさんあります!なんなら今回がASKA史上最高大傑作 Part11」でもいいよ。いや、カバーアルバム含めると15?……と、言いだすときりないので。

とにかく、今のASKAさんがこのクオリティーのアルバムを出してくれて、それを何度でも聴ける幸せでいっぱいです!!ありがとーーー!!!

来年のバンドライブ楽しみです!

(いつなの?予定だしてほしい!)

 

*1:調べたら『TIME:3 タイムスリー』でした

*2:ASKA『No  Way』に「ナパームをぶち込むような」という歌詞があります