「やらなきゃなー、と思いつつ出来ない事」を挙げるとしたら
・宿題
・皿洗い
・ダイエット
3つに脈絡がないけれど、これじゃないですか。
「宿題」は今は縁がない状況なので、1番はどうしたって「ダイエット」。
皿洗いは皿がなくなれば洗うしかないのでいずれはやる。
でも「ダイエット」は(医者の指導をうけているレベルでない限り)自分のモチベーションだけ。
宿題のように絶対的な期限もなければ叱る人もいない。
自らの美意識というあまりにも不安定な原動力。
走ればいいんですよね、大体そういう話になるのはわかってる。
でも暑いでしょう、今。起きられないでしょう、朝。
だから室内でどうにかしたい。でも器具とかは無い。
そうなると、おのずと体操や筋トレってことになる。
実はね、あるのですよ。例の、
「ビリーズブートキャンプ」(小声)
一時流行った時に勢いで買ったやつ。ゴム紐みたいのも一緒にくっ付いてきてそれ使えって話だったけどそいつはもうどこかに行った。一度だけビリーの言う通りにゴム紐使ったら次の日体がバキバキになったので封印したっきり見ていない。
買ったのはちょうど今と同じ夏の頃で、当初は一応毎日のようにキャンプインしていた。
ただもう、ビリーが厳しいのなんの。1回1時間て。
上島竜兵ばりに「殺す気かー!」と叫びつつも、どうにかビリー隊長に付いていこうとするのは合間に優しい言葉で励ましてくれるから。
それでも気力で体力は補えないので、仰向けになって足をジタバタさせる運動をヒイヒイ言いながらやっている私を見て
「ひっくり返って死にかけてるコガネムシ」
と母が笑い出した時には力なく「へへッ」と返すくらいしかできなかった。
今思えばひどい話だ。
何日か続けていたらお腹がマジで引き締まってきた。心なしか足もすっきり。
これはいいぞ、と頑張っていたはずなのだが……。
そもそもですね、この過酷なトレーニングの活力が何か、お分かりですよね。
「美意識」
そーんなに無いんでしょうね、もともとが。
でも!ビリーもいけないんだよ!日本語しゃべってくれないんだもん!ビリーがめちゃくちゃ励ましてくれても基本自分で字幕読んでるから結局雰囲気だけで直接言われている感は半減するから文字読んで励まされるならジョニーデップのポスターにがんばれって吹き出し付けて貼っておいたって一緒じゃん!
みたいな気分にもなってくる。
そんなイチャもんだけでなく、うしろ向きや下向きの運動をすると、テレビのビリーが何言っているかわからず気づいたら次の運動に移ってた、ってこともしばしばだったのは普通に困った。
あとはBGMに飽きるので、トレーニングに合わせて好きなアップテンポの曲が聞けたら楽しいのになーと思った。でも自分で曲流すといよいよビリーの声が聞きとれないから駄目だし。
なんて色々なことを言い訳にいつの間にかやめて久しくなりました。
でも、せっかくだし30分コースのからでもまた再開してみようかな。
と「思いつつ出来ない」んだなぁ。