クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ヨーロッパを見に行く旅

劇団 ヨーロッパ企画の公演『出てこようとしてるトロンプルイユ』を観てきました。

 

今回はだまし絵コメディということで、

なにこれ……

 

めっちゃくちゃおもしろい!!!

 

雑な言い方すれば、長ーいコント観てるような。

いやー笑った笑った。

 

コマーシャルから想像していたおしゃれな感じではなかったんだけど、あんなの誰が想像できるよ。天才か!(脚本演出の上田誠さんは実際すごい才能だと思う)

 

ヨーロッパ企画は関東だとTVKで放送してる『ヨーロッパ企画の暗い旅』で知った。

独特な発想のチャレンジ企画を名も知れない(失礼)劇団員たちが出てきては真剣に取り組んだり楽しんだりする。その感じが芸人の笑いよりも身近な可笑しみがあって、時々どうしようもなく笑える。時々本当にどうしようもない感じも笑える。そんな雰囲気が私好みで、初見で好きになってしまった。

 

YouTubeで暗い旅の短い動画もあげてる


ハルキストの旅(プTV)

 

そんな彼らの公演を初めて観たのは、前回公演の『来てけつかるべき新世界』。

演劇の舞台というものをほとんど観たことなかったし、観たことあるものはあまり面白さがわからなくて演劇が性に合わないのかなと思ったりしていた。

けれど、暗い旅で親しみを覚えた彼らの作り出す舞台が気になり、一度くらいチャレンジしようかくらいで観たら「あれ?演劇ってこんなに笑えて肩肘張らないものあるの?」と目から鱗。

それでいくと、今回の公演は「こんなに自由で楽しめるって"演劇"ってなんなんだ」と興奮して笑い疲れて夜は爆睡してしまった。

 

前回も思ったけれど、ひとりひとりが愛すべきキャラになっているのが魅力の1つかな。

今回13人の役者が出てきたけれど、こんな人出てたっけ?みたいのがなく全てのキャラについて語れる。これは役者の魅力でもあるのかも。私の好きな角田貴志さん(描く絵と佇まいが好き)はいつ出てくるんだろうと思ったけど、意外で最強の役だった。

そしてヨーロッパの個性的なメンバーの中にさらに個性的な役者をゲストで迎えてきてヨーロッパの世界の住人にしてしまうのも魅力。

前回は藤谷理子ちゃんに圧倒されたけど今回は木下出さんの存在感がもう!

木下さんには暗い旅の「不思議バインダー2の旅」 で心をつかまれていたので、出てきた瞬間に笑ってしまった。暗い旅で見せられた木下さんの素材の良さが存分に生かされたキャラクターだった。

 

美術も毎回すごいし、きっとみんなでたくさん努力して作り上げているんだろうな。

しかし、あれを1日2回公演してるの?……私が役者だったら気が狂いそう 笑

 

『出てこようとしてるトロンプルイユ』の内容はここには書けないけれど、

とにかくだまされたと思ってみんな観に行けばいいのに、と思ったのでした。

だまし絵だけに。