クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

逆指名インタビュー見た感想

ここまで連日書くともうファンブログみたいになっちゃうけど、昨日のAbemaTVについて書く。

abema.tv

 

いやー、まず最初の『塗りつぶして行け!』を聴いて驚いた。

CDでもない、ライブでもない感じ。ASKAさんの歌声がはっきり聴こえる!本当に歌ってるんだ!という謎の感動。

テレビで歌っているのを見た記憶が殆ど無いのもあって新鮮。

最近のテレビじゃ聴いたことない音のバランスのような?演奏だけCD音源なのかな?

昔のASKAさんならあり得なそうな小じんまりしたスタジオの片隅で全力で歌う姿は超レアで、貴重映像を見た気分。

その後の『Loneliness』『誰がために鐘は鳴る』ではASKAさんが歌詞を間違えるという通常運転も相まって、CDそのまま流してるのではないという確かな証明になった。

『今がいちばんいい』はCDよりよかった。イエーイ!がこんなに早く観られるとは。あのライブ感がこの歌には必要なんだとわかった。

4曲もありがとう、AbemaTV!

 

そしてインタビュアー1人目、亀田興毅

なぜ、と本人すら思っていたけど、終わってみると彼でよかった。

人柄も彼のお陰で出ていたし、お互い褒めあって謙遜しあってる感じも可笑しかったし、インタビュー慣れしてない亀田くんの素朴な質問や意外な返答を受けながら着実に心の距離を詰めていくのを見て、ASKAさんて本当人たらし(褒め言葉です)って思った。そして2人の考え方や伝えたいことが不思議とリンクしていく様は、”人との巡り合い”というか”運命”のようなものを見せられたように感じた。この出会いがお互いにとってこの先も続く良いものになればいいな、とファン心に思う。

いーなぁ、カラオケ一緒に行きたい…。

 

インタビュー2人目の吉田豪さん。

何度か目にしたことはある程度でよくは知らない方だったけど、結構なファンということもわかり、これまた人選がすばらしいという結果となった。

プロインタビュアーってどんな仕事なんだろうと思ったけど、亀田くんとの対談的なものと打って変わって、ASKAさんの口からなかなか聞けないと思っていた引退のことや昔のことや仲間のこともどんどん引き出すからプロってすごいわ。

ASKAさんは自然と思いついた言葉を丁寧に話しているようで、切り取られていない、文字にされていない言葉ってこんなに伝わり方が違うんだなって思わされた。

(実際ネットでこの番組についてのニュース記事見るとニュアンスとか勘違いもある雑な文章でてくるなぁ)

あと吉田さんがチラチラ出してくるASKA伝説が、知っていることも知らないこともファンにはたまらない。飛鳥涼 著の『インタビュー』は確かにおもしろい。あれ読むとASKAさんを好きになる気持ちめちゃくちゃわかる。何て言うか、まっすぐで変な人だよね 笑(褒め言葉です)

 

実は現時点でもう2回見たわけだけど、これは保存版でしょう。

 

これからの活躍がまた一層楽しみになれた、いい番組でした。

吉田豪さんにはまたASKAさんのインタビューやってほしいな。