クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

スマホデビュー

離れて暮らす母がガラケーからスマホに変えたらしい。

いらない、いらない言ってたのにな。

この前実家に帰った時も、周りの同世代のお友達が皆持っているが全然使いこなせない話を笑って話していたばかりなのにな。

とは言えいつかはこうなるとは思っていたが、とうとう。

しかもガラケーが壊れたからという理由だったのに、なぜかタブレットも一緒に契約したという。

もう何だか嫌な予感しかしない。

 

そしたら、やはり母から電話がかかってきた。

Amazonでカートに欲しい本を入れて進めたら認証番号を入力しろと言われたけど番号がわからない、と言う。

母「カートに入れるまではできたんだよ?でも電話番号入れても違うって言われてそこで終わっちゃうんだよね」

私「認証番号?クレジットカードの番号ではなく?どういう状態?よくわかんないんだけど」

母「わたしもわからない」

「わからない」に「わからない」を返されて若干苛立つ気持ちを抑えネットで調べると、ショートメールで送られてくる番号を入力するとかなんとか。

私「メールで番号が送られてきてない?」

母「メールって?どうやってみるの?今電話してるから見れないよ」

私「いや、後ででいいんだけどさ、メール届いてると思うからそれを、」

母「でもメール見るとアマゾンの画面消えちゃうからまた最初からやらなくちゃいけないよね」

私「いやいや、消えてるように見えるけど隠れてるだけだから。ホームボタンあるよね?」

母「ホームボタンって?」

私「本体にボタンついてるでしょ?下の真ん中に一個」

母「え?ボタン?どれ?どこ?」

私「しゃべるところらへん。ないタイプ?機種は何使ってるの?アンドロイド?」

母「・・・アイフォン?」

私「え?!アイフォーンなの?!」

母「アイフォンかなぁ。らくらくフォン」

私「あぁ、なんだ、らくらくフォンね。じゃあ、、、家のマークのボタンない?」

母「家?うーん、、、あんまり時間たつと最初からになっちゃうよね」

私「それはそうだね、、、(その知識だけは既にあるんだ)ボタンない?私もお母さんがどんなスマホ使ってるか知らないからうまく説明できないんだけどさ」

母「そうだよね、まぁいいや正月来た時で。今頼んでも1月の配達になるって書いてあったし」

私「え、なんだそっか、じゃあ今度ね。どうしても困ったらドコモに聞きまくりな。」

母「うん、もう色々電話して聞いてる。遠隔操作もできるってさ」

私「遠隔操作・・・」

 

うぁー!もう嫌な予感しかしないよーー!

正月実家行ったら変な契約してないかとか調べて、最低限の知識付けてもらわないと。

もう母も色々心配な歳になってきたんだなぁと実感させられたのでした。