『ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -』
2月6日のツアー初日の話、後編です。
めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!
前置きである序章はこちら↓↓
前編はこちら↓↓
後編目次
- 13.FUKUOKA
- 14.LOVE SONG
- 15.リハーサル
- 16.と、いう話さ
- 17.ロケットの樹の下で
- 18.今がいちばんいい
- 19.歌になりたい
- 20.YOUNG MAN(Y.M.C.A)
- 21.UNI-VERSE
12曲目が終わると「トイレ行きたい方は今行ってきて、ホント気にせず」とASKAさんが言うのでいそいそとトイレに行く人もチラホラ。一応それが休憩時間って事にはなるんだけど、その間ASKAさんは舞台から捌けない。何してるかと言うと……言えません!内緒なんです。でもファンにとっては貴重な時間になるので、あれはなかなか席から動けないよねぇ。
私が行った初日はトイレに行った方達が戻ってきたタイミングで「全員揃いました!!」という報告をしてくれた男性客がいて、それを受けてASKAさんは「じゃ、やろっか」と言ってマイクに向かった。するといきなり「今日玉置浩二が来てくれてるんだよ。玉置!出てこいよ!」と客席に呼びかけた。しばらく場内は騒然となり皆周りを見渡していると、仕方なくといったタイミングで1人の男性が立ち上がった。
わぁ!!
……って玉置さん…よね?笑
ステージに上がってきてくれたけど「トイレ休憩の後に俺呼ぶの?」と戸惑ってた。たしかに。笑
そして、あまりに怪しい風貌なのは自覚あるようで、しきりに「インフルエンザ流行ってるから」と言い訳する玉置さんに笑った。そこからトークショー状態で、2人で仲良く話しているのを見ているだけでもにやけてしまう。4、5年前(ASKAさんの事件前)に2人で作った曲が自信作らしく「いい曲が出来たのにその後ASKAが旅に出た」と玉置さんが話して大笑い。たしかに一時は帰ってこないかと思いましたよね。その歌を披露したい気持ちはあるようだけどなんせ時が経ち過ぎて2人とも歌詞が出てこない。笑
ASKA「最初なんだっけ??」
玉置「……わかった。♪そろそろね〜」
いやそれASKAさんがさっき歌った『いろんな人が歌ってきたように』でしょうが。笑
でもそのひとフレーズで本当に玉置さんなんだとわかる美しい歌声。
『オトギンガ(音銀河?)』というタイトルで、2人で探り探り口ずさむものの全貌は分からずじまい。ASKAさんは必ずちゃんと披露すると約束をしてくれました。是非聴きたいですね!
その後もASKAさんは玉置さんと『夏の終わりのハーモニー』を歌おうかと提案するも玉置さんが「あんまり他の人と歌うなって陽水さんに言われてるんだよ」(表情がわからないので真偽はわからず笑)と言って結局デュエットはお流れに。残念!
最後は「ASKA愛してるよ」「俺の方が愛してる」「俺の方が」と謎のイチャイチャを見せられて2人で仲良く舞台袖まで捌けていき、別れ際も強く抱き合っていました。
それからバンドメンバー紹介。
ギターは鈴川真樹さん、古川昌義さん
ベースはメッケン(萩原基文)さん
コーラスは西司さん、藤田真由美さん
バイオリンのクラッシャー木村さんはソロ演奏もあり、繊細でパワフルなバイオリンはASKAさんの世界観にピッタリでした。あのバイオリンは電子バイオリンなのかな?初めて見た。
そしてドラムは「手数王」こと菅沼孝三さん。ソロ演奏を初めて見たけど凄!!映画『セッション』を思い出すくらい何本手足生えてますかという超高速技!!鳥肌立ちました。
そして最後に紹介された澤近泰輔さんによって、ピアノはあの美しいメロディーを奏ではじめた。
13.FUKUOKA
このピアノのイントロ弾いてみたいな。一応ピアノ10年習ってたんで頑張りゃ弾けると思うんだけどもうピアノが手元に無い。この曲は昔から歌い続けてきたみたいな雰囲気出てきた。ASKAさんの代表曲のひとつって感じ。
14.LOVE SONG
ASKAさんのライブ慣れしてる人との差が顕著になったのがこの曲。
「♪君へのラブソング(ラブソング)」
のチャゲアスならCHAGEさんが歌う(ラブソング)のとこで皆さんアレやるでしょ、チェケラッチョみたいな手の動き。最初のチェケラッチョで「あっ、見たことある!」と思ったんですけど動揺しちゃって真似できず。2番でもやるタイミングがある事はわかってるけど万が一2番は違う動きだった場合おかしな事になるので様子見。結局チェケラッチョだったけど急には対応できず見送り。なんとか次の機会には……と思いつつ何か照れて無理かも。笑
15.リハーサル
赤いスーツなのでまんまMVみたいでカッコ良し!バンドライブならではの手拍子なしのノリノリな感じを体感できた。
16.と、いう話さ
待ってました!いつかライブで聴きたいと思ってた2年前からこんなに早く実現出来るなんて…涙。かっこいい!間奏部分ではMVみたいにバンドメンバーと輪になって演奏したり、痒いところに手が届く演出。願わくばMVで見せるTHE ASKAさん的な手の動きを期待したけどそれはなかった。
17.ロケットの樹の下で
「ここは途中だ/旅のどこかだ」
という歌詞が今のASKAさんの気持ちなのかな。まだまだこれからという気持ちでいてくれるのは嬉しい。どこかのMCではこれから出来ることは限られてきてるその中で出来る限りをやっていきたいというような内容(正しくは覚えてない)を話していた。でもASKAさんは人が考える「このくらい」をいつも上回ってくるから、きっとまだまだ輝き続けてくれる。
18.今がいちばんいい
出ましたこの曲。前回はバンドライブ向きかなというのと振り付けが欲しいという感想だった。そしたら今回振り付けが出来てました。笑
両手でバンザイです。
バン↑ \( °θ° )/↑
ザイ↑ \( °θ° )/↑
ASKAさんがやったことでジワジワと真似し出して最後は会場の皆がバンザイしてたので、してやったりですね!
しかし、正直まだこの歌には妙に照れが生じてしまうなぁ。ディズニーランドでミッキーと一緒に踊ることにも照れが生じる人間なもんで。でね、この曲だけね、たとえば誰かもう1人が
「 \( ▼∀▼ )/バンザイ!」
って高い声で客席を煽ってくれたらノリやすいなぁ、なんて考えちゃった。すんません!許して〜。
19.歌になりたい
ラストは噂の新曲。この場で初めて聴いたけど、サビは合唱したくなるキラキラしたメロディーで、特徴はコーラスが主旋を歌ってASKAさんは追っかけて歌う『no no darlin'』タイプの歌ってこと。あ〜これはあれですねぇ、主旋を我々(オーディエンス)が歌っちゃうやつじゃない?そうでしょ?それを求めてるんでしょ?ノッた!やってやろうじゃない!笑
まずはしっかり歌詞覚えるので、この曲入れたアルバムリリースよろしくお願いしまーす(^ν^)ゞ
「どうせアンコールやるんでしょ」と、前回同様セルフツッコミをしつつ一旦捌けていくASKAさんとメンバーの皆さん。これはアンコールの拍手で再度お出迎えしなくては!と思って拍手してたんだけど、なーんか会場全体としてはもうどうせ来るっしょな空気で、席は立たないのに拍手はパラパラパラ…みたいな。おい!みんなどした?!ここまでのステージに満足しきって疲れてんじゃないぞ!…で、出てこないし、このままだとASKAさん帰っちゃうかもよ?と、少し心配なくらいの間を置いてASKAさん再登場。
ちょっと苦笑いしつつ「いつもどうせやるとは言ってるけどもうちょっとさぁ」とさすがにASKAさんも拍手のまばらさが寂しかった様子。
会場は今度こそ全力の拍手に変わり
「そうそう。一応さぁ、礼儀?笑」
と笑ってたけど仰る通りでございます。当たり前に思っちゃいけないですね。私も次から迷いなく拍手しまくります。
そして最初のアンコール曲は前から歌おうと決めてたという「みんなぜーったい知ってる」と言う曲。なんだろ『YAH YAH YAH』ではなくて??
するとまさかのあのイントロ。
♪チャーチャチャーーチャラッチャチャッチャラッチャー
えぇ!マジでぇ。笑
20.YOUNG MAN(Y.M.C.A)
まさかの選曲なうえに、あまりにも自然に歌いこなしてたから、逆にどんな風に歌ってたか記憶が飛んでる。普通聴き慣れた歌声と違うものが耳に入ると違和感があるはずなのにな。ASKAさんの歌になっていたって事だろう。
しかし人生で初めてYMCAの振り付けをちゃんとやったかもしれない。
西城秀樹さんのことは「元気なうちに一緒に歌いたかった」「色気があって魅力のある人」という話をしていた。
ASKAさん、どうか健康で長生きしてくださいね……。
21.UNI-VERSE
わーい!最後に大好きな曲きたー!
歌詞とASKAさんの歌声の魅力が見事にハマった曲で、自分の小さな世界から大きな宇宙へ連れて行ってもらえたような気持ちの良いラストソングとなりました。
あ、またありましたよ慣れた方とのギャップ。「♪アトムみたいだ」でASKAさんと一緒に片手を挙げるアトムポーズ。…なるほどね。オッケー次ね。いやしかし、こうやって学んでいける喜び、ある!
あれ?ASKAさん最後なんて言ってたかなぁ。忘れちゃった…。あんまり興奮状態が続くと人って記憶飛ぶね。でも上の階の方までずっと手を振ってくれてた姿だけは忘れないでいたい。
というわけで楽しすぎて感想が長くなりましたが、1人で参加した初のバンドライブは最高の最高の最高でした!これ書いてるの一週間後なのにまだ余韻で幸せ。
あーー!追加公演行きたーい!