クルミを割ったことのない日々

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『ボヘミアン・ラプソディ』を観た感想

映画『ボヘミアン・ラプソディ』をようやく観てきました。

 

率直な感想としては、そんな大騒ぎで大興奮するほどではなかった、かな。

すぐに観に行けなかったせいで期待値が上がり過ぎてたのもたぶんある。

思ったのが、Queenの事が大好きな人か、ほぼ聴いたことない若い子ならもっと感動したんじゃないかなって事。

私みたいに中途半端にQueenをかじった(2004年の再ブームの時にアルバム『JEWELS』を繰り返し聴いてたという王道のニワカ)人は、まぁQueenやっぱ凄いよねって事で感心はすれど新たな感動はちょっと薄くなかったです?私だけ?

そりゃあこの映画、Queen大好きな人はめちゃくちゃ興奮するだろうと思うんです。私だって大好きなチャゲアスの誕生から栄光そして…みたいなのが『SAY YES』ってタイトルで映画化されたら鼻息荒くして観に行くし、チャゲのそっくりさんと飛鳥のそっくりさんが完コピで演じてくれたら……って、うわ!観たい!なにそれ超観たい!!頼む誰か!どこに企画持ち込めばいい?東宝

えーと、ま、それは置いといて。

とにかくファンは楽しかろうよ。

あと2004年の再ブームを知らない若者なんかも新鮮な感動があると思う。この歌聴いたことある!カッコいい!みたいなね。

 

それでもフレディ役のラミ・マレックには主演男優賞あげたい。本当にフレディを魅力的に演じてた。顔はフレディ以上にヨーロッパ企画の石田さんに似過ぎてて気になっちゃう、というのはこちらの都合なので仕方ないです。彼の演技がこの映画をただの再現VTRではないものにしていた。そもそもだいぶ内容はフィクション入ってるみたいですが。

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と言いつつ、つまらなかったわけでも心が動かなかったわけでもなく、なんならもう一回観てもいいなってくらいには楽しめました。そしてきっとみんなそうだろうけど、家にあったQueenのアルバム引っ張り出してきて連日聴いてるよね。

なんだ、結局映画良かったんじゃんね。