クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

『ボヘミアン・ラプソディ』を観た感想

映画『ボヘミアン・ラプソディ』をようやく観てきました。

 

率直な感想としては、そんな大騒ぎで大興奮するほどではなかった、かな。

すぐに観に行けなかったせいで期待値が上がり過ぎてたのもたぶんある。

思ったのが、Queenの事が大好きな人か、ほぼ聴いたことない若い子ならもっと感動したんじゃないかなって事。

私みたいに中途半端にQueenをかじった(2004年の再ブームの時にアルバム『JEWELS』を繰り返し聴いてたという王道のニワカ)人は、まぁQueenやっぱ凄いよねって事で感心はすれど新たな感動はちょっと薄くなかったです?私だけ?

そりゃあこの映画、Queen大好きな人はめちゃくちゃ興奮するだろうと思うんです。私だって大好きなチャゲアスの誕生から栄光そして…みたいなのが『SAY YES』ってタイトルで映画化されたら鼻息荒くして観に行くし、チャゲのそっくりさんと飛鳥のそっくりさんが完コピで演じてくれたら……って、うわ!観たい!なにそれ超観たい!!頼む誰か!どこに企画持ち込めばいい?東宝

えーと、ま、それは置いといて。

とにかくファンは楽しかろうよ。

あと2004年の再ブームを知らない若者なんかも新鮮な感動があると思う。この歌聴いたことある!カッコいい!みたいなね。

 

それでもフレディ役のラミ・マレックには主演男優賞あげたい。本当にフレディを魅力的に演じてた。顔はフレディ以上にヨーロッパ企画の石田さんに似過ぎてて気になっちゃう、というのはこちらの都合なので仕方ないです。彼の演技がこの映画をただの再現VTRではないものにしていた。そもそもだいぶ内容はフィクション入ってるみたいですが。

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と言いつつ、つまらなかったわけでも心が動かなかったわけでもなく、なんならもう一回観てもいいなってくらいには楽しめました。そしてきっとみんなそうだろうけど、家にあったQueenのアルバム引っ張り出してきて連日聴いてるよね。

なんだ、結局映画良かったんじゃんね。

ASKA ありったけツアーに行ってきた-後編

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -』

 

2月6日のツアー初日の話、後編です。

 

 

めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

 

 

前置きである序章はこちら↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

前編はこちら↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

後編目次

 

 

 

12曲目が終わると「トイレ行きたい方は今行ってきて、ホント気にせず」とASKAさんが言うのでいそいそとトイレに行く人もチラホラ。一応それが休憩時間って事にはなるんだけど、その間ASKAさんは舞台から捌けない。何してるかと言うと……言えません!内緒なんです。でもファンにとっては貴重な時間になるので、あれはなかなか席から動けないよねぇ。

私が行った初日はトイレに行った方達が戻ってきたタイミングで「全員揃いました!!」という報告をしてくれた男性客がいて、それを受けてASKAさんは「じゃ、やろっか」と言ってマイクに向かった。するといきなり「今日玉置浩二が来てくれてるんだよ。玉置!出てこいよ!」と客席に呼びかけた。しばらく場内は騒然となり皆周りを見渡していると、仕方なくといったタイミングで1人の男性が立ち上がった。

わぁ!!

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……って玉置さん…よね?笑

ステージに上がってきてくれたけど「トイレ休憩の後に俺呼ぶの?」と戸惑ってた。たしかに。笑

そして、あまりに怪しい風貌なのは自覚あるようで、しきりに「インフルエンザ流行ってるから」と言い訳する玉置さんに笑った。そこからトークショー状態で、2人で仲良く話しているのを見ているだけでもにやけてしまう。4、5年前(ASKAさんの事件前)に2人で作った曲が自信作らしく「いい曲が出来たのにその後ASKAが旅に出た」と玉置さんが話して大笑い。たしかに一時は帰ってこないかと思いましたよね。その歌を披露したい気持ちはあるようだけどなんせ時が経ち過ぎて2人とも歌詞が出てこない。笑

ASKA「最初なんだっけ??」

玉置「……わかった。♪そろそろね〜」

いやそれASKAさんがさっき歌った『いろんな人が歌ってきたように』でしょうが。笑

でもそのひとフレーズで本当に玉置さんなんだとわかる美しい歌声。

『オトギンガ(音銀河?)』というタイトルで、2人で探り探り口ずさむものの全貌は分からずじまい。ASKAさんは必ずちゃんと披露すると約束をしてくれました。是非聴きたいですね!

その後もASKAさんは玉置さんと『夏の終わりのハーモニー』を歌おうかと提案するも玉置さんが「あんまり他の人と歌うなって陽水さんに言われてるんだよ」(表情がわからないので真偽はわからず笑)と言って結局デュエットはお流れに。残念!

最後は「ASKA愛してるよ」「俺の方が愛してる」「俺の方が」と謎のイチャイチャを見せられて2人で仲良く舞台袖まで捌けていき、別れ際も強く抱き合っていました。

それからバンドメンバー紹介。

ギターは鈴川真樹さん、古川昌義さん

ベースはメッケン(萩原基文)さん

コーラスは西司さん、藤田真由美さん

バイオリンのクラッシャー木村さんはソロ演奏もあり、繊細でパワフルなバイオリンはASKAさんの世界観にピッタリでした。あのバイオリンは電子バイオリンなのかな?初めて見た。

そしてドラムは「手数王」こと菅沼孝三さん。ソロ演奏を初めて見たけど凄!!映画『セッション』を思い出すくらい何本手足生えてますかという超高速技!!鳥肌立ちました。

そして最後に紹介された澤近泰輔さんによって、ピアノはあの美しいメロディーを奏ではじめた。

 

13.FUKUOKA

このピアノのイントロ弾いてみたいな。一応ピアノ10年習ってたんで頑張りゃ弾けると思うんだけどもうピアノが手元に無い。この曲は昔から歌い続けてきたみたいな雰囲気出てきた。ASKAさんの代表曲のひとつって感じ。

 

14.LOVE SONG

ASKAさんのライブ慣れしてる人との差が顕著になったのがこの曲。

「♪君へのラブソング(ラブソング)」

チャゲアスならCHAGEさんが歌う(ラブソング)のとこで皆さんアレやるでしょ、チェケラッチョみたいな手の動き。最初のチェケラッチョで「あっ、見たことある!」と思ったんですけど動揺しちゃって真似できず。2番でもやるタイミングがある事はわかってるけど万が一2番は違う動きだった場合おかしな事になるので様子見。結局チェケラッチョだったけど急には対応できず見送り。なんとか次の機会には……と思いつつ何か照れて無理かも。笑


15.リハーサル

赤いスーツなのでまんまMVみたいでカッコ良し!バンドライブならではの手拍子なしのノリノリな感じを体感できた。


16.と、いう話さ

待ってました!いつかライブで聴きたいと思ってた2年前からこんなに早く実現出来るなんて…涙。かっこいい!間奏部分ではMVみたいにバンドメンバーと輪になって演奏したり、痒いところに手が届く演出。願わくばMVで見せるTHE ASKAさん的な手の動きを期待したけどそれはなかった。


17.ロケットの樹の下で

「ここは途中だ/旅のどこかだ」

という歌詞が今のASKAさんの気持ちなのかな。まだまだこれからという気持ちでいてくれるのは嬉しい。どこかのMCではこれから出来ることは限られてきてるその中で出来る限りをやっていきたいというような内容(正しくは覚えてない)を話していた。でもASKAさんは人が考える「このくらい」をいつも上回ってくるから、きっとまだまだ輝き続けてくれる。


18.今がいちばんいい

出ましたこの曲。前回はバンドライブ向きかなというのと振り付けが欲しいという感想だった。そしたら今回振り付けが出来てました。笑

両手でバンザイです。

バン↑ \( °θ° )/↑

ザイ↑ \( °θ° )/↑

ASKAさんがやったことでジワジワと真似し出して最後は会場の皆がバンザイしてたので、してやったりですね!

しかし、正直まだこの歌には妙に照れが生じてしまうなぁ。ディズニーランドでミッキーと一緒に踊ることにも照れが生じる人間なもんで。でね、この曲だけね、たとえば誰かもう1人が

「 \( ▼∀▼ )/バンザイ!」

って高い声で客席を煽ってくれたらノリやすいなぁ、なんて考えちゃった。すんません!許して〜。


19.歌になりたい

ラストは噂の新曲。この場で初めて聴いたけど、サビは合唱したくなるキラキラしたメロディーで、特徴はコーラスが主旋を歌ってASKAさんは追っかけて歌う『no no darlin'』タイプの歌ってこと。あ〜これはあれですねぇ、主旋を我々(オーディエンス)が歌っちゃうやつじゃない?そうでしょ?それを求めてるんでしょ?ノッた!やってやろうじゃない!笑

まずはしっかり歌詞覚えるので、この曲入れたアルバムリリースよろしくお願いしまーす(^ν^)ゞ

 

 

「どうせアンコールやるんでしょ」と、前回同様セルフツッコミをしつつ一旦捌けていくASKAさんとメンバーの皆さん。これはアンコールの拍手で再度お出迎えしなくては!と思って拍手してたんだけど、なーんか会場全体としてはもうどうせ来るっしょな空気で、席は立たないのに拍手はパラパラパラ…みたいな。おい!みんなどした?!ここまでのステージに満足しきって疲れてんじゃないぞ!…で、出てこないし、このままだとASKAさん帰っちゃうかもよ?と、少し心配なくらいの間を置いてASKAさん再登場。

ちょっと苦笑いしつつ「いつもどうせやるとは言ってるけどもうちょっとさぁ」とさすがにASKAさんも拍手のまばらさが寂しかった様子。

会場は今度こそ全力の拍手に変わり

「そうそう。一応さぁ、礼儀?笑」

と笑ってたけど仰る通りでございます。当たり前に思っちゃいけないですね。私も次から迷いなく拍手しまくります。

 

そして最初のアンコール曲は前から歌おうと決めてたという「みんなぜーったい知ってる」と言う曲。なんだろ『YAH YAH YAH』ではなくて??

するとまさかのあのイントロ。

 

♪チャーチャチャーーチャラッチャチャッチャラッチャー

 

えぇ!マジでぇ。笑


20.YOUNG MAN(Y.M.C.A)

まさかの選曲なうえに、あまりにも自然に歌いこなしてたから、逆にどんな風に歌ってたか記憶が飛んでる。普通聴き慣れた歌声と違うものが耳に入ると違和感があるはずなのにな。ASKAさんの歌になっていたって事だろう。

しかし人生で初めてYMCAの振り付けをちゃんとやったかもしれない。

西城秀樹さんのことは「元気なうちに一緒に歌いたかった」「色気があって魅力のある人」という話をしていた。

ASKAさん、どうか健康で長生きしてくださいね……。


21.UNI-VERSE

わーい!最後に大好きな曲きたー!

歌詞とASKAさんの歌声の魅力が見事にハマった曲で、自分の小さな世界から大きな宇宙へ連れて行ってもらえたような気持ちの良いラストソングとなりました。

あ、またありましたよ慣れた方とのギャップ。「♪アトムみたいだ」でASKAさんと一緒に片手を挙げるアトムポーズ。…なるほどね。オッケー次ね。いやしかし、こうやって学んでいける喜び、ある!

 

 

あれ?ASKAさん最後なんて言ってたかなぁ。忘れちゃった…。あんまり興奮状態が続くと人って記憶飛ぶね。でも上の階の方までずっと手を振ってくれてた姿だけは忘れないでいたい。

 

というわけで楽しすぎて感想が長くなりましたが、1人で参加した初のバンドライブは最高の最高の最高でした!これ書いてるの一週間後なのにまだ余韻で幸せ。

あーー!追加公演行きたーい!

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ASKA ありったけツアーに行ってきた-前編

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -』

 

2月6日のツアー初日に行ってきました。

いよいよ本編の話です。

 

前置きである序章はこちら↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

 

めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

 

 

 

幕が上がるとワインレッドの衣装(『リハーサル』のMVで着てたやつ?)のASKAさんがすぐそこに!ぎゃー!いるー!実在してるー!(2ヶ月ぶり2回目の衝撃)

ギターを持って活き活きと動き回るその姿こそ本当に待ち望んでいたASKAさんそのものだった。

そして初めて聞けました、あの言葉。

「待たせたねぇ!」

不意打ちの待たせたねぇで一瞬思考が止まってから、ハァァァ!ついに聞けたぁぁ!となった。待ちましたよぉ!

そして気づく。あれ?ASKAさん何だか2ヶ月前よりシュッとしてない?

後のMCで判明したけどなんと5kg絞ったらしい!凄い!大好きなアイスどんだけ我慢したんだ!この前放送されたフジテレビ『シンソウ坂上』での自分のインタビュー映像見てダイエットを決意したとの事。「鏡で見てる自分と違うんだよね。(テレビで映ってたのが)斜めからで頬骨も出てるから余計に」みたいな事を言っていて、「ツアー終わる頃にはスタンドマイクの裏に隠れて見えないんじゃない?!(両手でほっそりのジェスチャー)」だって。4月の武道館でスタンドマイクが2本立ってるように見えたら赤い方がASKAさんって事ですね!笑

身体に無理はして欲しくないけどやっぱ今回くらいの方がカッコは良かった。

 

前編目次

 

1.未来の勲章

イントロで客席は総立ちになり手拍子で湧く中この曲でライブが始まった。これは事件後初の公の場となる2017年8月の公開MV収録した曲でもあるし、新しい旅の始まりの印象を強くする曲となった。明るい曲調と表情や動きが心から楽しげでワクワクさせてくれる。喉の心配はなさそうでひと安心。シンフォニックコンサートの時と高音の出方が全く違う。バンドメンバーの方々の表情は柔らかで演奏は素人でも分かるカッコよさ。この曲だけでもう確信したけど、私バンドライブの方が俄然好きだ!(もちろんシンフォニックは素晴らしかったけどね)

 

2.ONE

映像で観ていたライブでのこの曲が好きなので、イントロで、きたぁー!とテンションさらに上昇。ライティングなどの演出も相まって完全にASKAワールドに引き込まれた。もう日々の雑念は消えて脳内メーカーで言ったら「飛」「鳥」の二文字しかない状態。刺されたとしてもしばらくは気づかなかったと思う。

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脳内メーカーイメージ図

 

3.明け方の君

ASKAさんとコーラスの西司さん、藤田真由美さんによる「君は心で〜」と美しいアカペラのハーモニーから始まった。あれ?何だっけこの曲?!からのイントロ演奏で、あー!けーがーたのきーみーだ!この曲も好きなんすよ、わかってらっしゃる!ってか、たーのしー!!

 

そして最初のMC

改めての本日2回目「待たせたね」。

赤いスーツは「還暦なので」ということらしく、とってもお似合いですよ。

それから「八王子生まれの僕としては」というギャグはこの時だったかな?えと、すいませんけどMCはいつなに喋ったか残念ながらうろ覚えです。よくブログとかに詳細に書いてる人ってメモってんの?「ラブラブショーにしましょう!」と言ったのだけはちゃんと覚えてる。

あと、「このまま立って行こうかと思ったけど、今日やってみて座った方がいいや」とかそんな感じに言われて4曲目を前に皆大人しく席に座る。

 

4.cry

座ったのにこの曲やるんかい。立ちたい…ウズウズ。西さんがコーラスしてると大好きな『GOOD TIMEツアー』の映像が思い出されて、あれを生で聴けてるんだ…と感慨深いものが。西さんは肺癌を患っていて手術して克服されてたのね。コーラスできるほど復活できて本当に良かったです。

 

5.憲兵も王様もいない城

昨年ハイレゾ配信した新しめの曲。MCでもWeareの話題はしていた。

シャウトのあるカッコイイ曲だから、ライブでも映えてた。今更言う事じゃないんだけど、歌上手いなぁ。

 

6.good time

(小声で)怒らないでね、ここだけの話、この曲そんな好きじゃなかったんです…。あるでしょ?ぶっちゃけそういう曲って。

しかし!!生で聴いたらこの曲スゲーーーーイイの!ASKAさんの声の美しさたるや、吸い込まれそうになった。美しすぎて涙出てきた。歌の神様みたいで私の記憶では後光さしてたような。マジでマジでこの曲もう超最高。

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7.Man and Woman

曲前のMCで「僕は輪廻を信じていて、いつか生まれ変わった時の自分のために今を生きてると思ってる。そんな事を歌った曲です」というような内容を話していた。

この歌はシンフォニックでも聴けたけどASKAさんの数ある名曲の中でもかなり完成度の高い曲だと個人的に思っていて、こんな曲はASKAさんしか書けないし同時にASKAさんしか歌えないと思っている。そのわりに一般知名度は低いから埋もれさせない為にもどんどん歌ってほしい一曲。シンフォニックより喉が調子いい分、さらにスケールが増したような圧巻の歌いっぷりだった。


[MV] Man and Woman / CHAGE and ASKA

 

8.抱き合いし恋人

こういう曲は実にコンサート向きだね。歌のうまさも際立つしうっとり。でも今回の「ありったけ」で選ばれたのは意外な気もしたけど、長年のファンの方から見たらどうなんでしょ。ただ、ASKAさんてこういうロマンチックな二拍子のリズムの曲が好みなんだろうなってのは最近わかってきた。

 

9.MOON LIGHT BLUES

この曲、妙に好きでよく聴いてるので嬉しかった。イントロから好きだし「うぬぼれ屋さん」っていう絶滅しそうなワードをこの曲で後世に残していきたい。

昔の飛鳥さんの甘い鼻にかかった声で歌うこの曲は色っぽくて若い女性の最後の夜というイメージだけど、今のASKAさんが歌うとどこかアンニュイというか、もっと大人っぽい雰囲気に変わるから、あの頃の女性が時を経てお酒なんか飲みながら昔を思い出してるみたいなドラマチックさを勝手に感じていた。

 

10.not at all

私事ですが最近特に悩みが多く、辛くなるとこの曲を聴くことで前向きな気持ちをもらい励まされていたんです。だからこの曲は自分の為に歌ってくれたような気がしてしまい胸に迫るものがありました。ASKAさん、ありがとう。

 

11.はじまりはいつも雨

「ありったけ」というからにはこの曲は外せなかったのでしょう。イントロで歓声と拍手が起こった。シンフォニックの時も感じたけど、改めて美しい歌だよな。私がベスト10にこの曲を選んだのもASKAさんがよく話しているようにベストアルバムに入れる事を意識したところはあるけど、やはり「ヒットしたから」だけでなくヒットするほどの確かな魅力がこの曲にはあってベスト10から外せなかったから。何度聴いてもそう感じさせる。

 

12.いろんな人が歌ってきたように

この歌の「君はどうだい/僕はまだまださ」の所がすごく好き。ライブだとこの部分を客席に語りかけるように手を広げて見渡しながら歌うので、心が近づくような感覚がある。あーこの人の事好きだなぁと、この場にいられる幸せを噛みしめた。

 

 

後編へつづく↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

 

 

ASKA ありったけツアーに行ってきた-序章

2月6日水曜日、行ってまいりました。

 

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -」

 

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私にとって初めてのASKAさんバンドライブ!待ってましたっ!!

しかも今回はネタバレに悩まされない初日だもんね!

 

※ライブ本編の内容に触れるのは次回のブログからになります。セトリや本編の様子だけ知りたい方はご注意ください…。

 

ただ、そもそも他のアーティストでもバンドライブは1回だけしか行った事がなく、しかもその時はオールスタンディング。あとはオールモストシッティング(ほぼ座ってる)のライブが2回。内1回は小田和正さんの武道館コンサートの2階席だったので実にのんびりとしたものでした。だから今回のように席はあるけどわりと立ってそうなライブは初めて。基本わかんないことだらけで、いつ立つの?ずっと座っててもいいの?君を抱いていいの?好きになってもいいの?っていうYes-No状態。

 

当日は1人不安なまま八王子へ。オリンパスホールはビルの4階なのでソワソワとエスカレーターに乗る。4階に降りたつとすぐ流れで謎の列に巻き込まれあれよあれよとチケット渡してゲートイン!そんなことある?誰もこの列がASKAさんのライブだと教えてくれなかったけど!笑

でも途中でASKAさん宛のプレゼントBOXが置いてあったので安心しました。よかった、綾小路きみまろ爆笑ライブの列じゃなかった。

ってか、プレゼントBOXあんじゃん!ずっと手紙書きたいけど誰に渡すかわかんないし諦めてたけど、ココに入れときゃいいんだ!なんだ教えてよーもー。でもさ、実際手紙なんて読むのかな…。今まで散々手紙貰いまくってるだろうし「好きです」って文字を1億回くらい読んでるよね、きっと。ま、気持ちだから自己満足の世界ですよね。次はしたためようかしら。

 

グッズ売り場はそこそこ混んでて、色で散々悩んでたTシャツは現物を見て決めました。BLACK!キミに決めた!WHITEよりも質感がいい気がして。ちなみにデザインも私は嫌いじゃないよ。シンプルでいいかなと。ただコレいつ着るのよ、ってのはまだ考え中です。

現金足らないしパンフレットは諦めようか考えながら見本チラ見したら絶対買わなきゃいけないやつだったのでカード使って即買い。

コレおすすめヨお客さん!カード使える問題ないアシュカさんの過去ライブじぇんぶ入ってる!買う損ないヨ!ハイさんじぇんえん!(私の中の新大久保の世話好きのおばちゃんがそう熱弁してます)

 

どこの会場にもあるかわからないけど、今回のオリンパスホールにはロッカールームがあったので利用した。百円入れるけど返却されるので安心。かさばるコートや荷物を入れてしまえば、立ったり座ったりも楽チンで快適でしたよ!

 

席を探したら意外と近くてびっくり。私の座席の数字からして一階の真ん中らへんでちょい遠いかなと予想してたら、一列目とステージの距離がないから思った以上にギュッとした感じで想像より5列くらい近い感覚(あくまで個人的な感覚ですけど)。開演前までは知らない音楽が流れていたが、今思えばあれはもしや例のオリンピックのテーマ(わからない人は「ASKA オリンピック」で検索)だったのか?今か今かと緊張していたので、どんな曲だったか思い出せないが妙に壮大な荘厳な曲だったような。

 

そして定時を少し過ぎて会場が暗くなると拍手と歓声が沸き上がり、私は大きく息を吸ってステージに全神経を集中させた。

 

つづく。

本編の感想はこちら↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

今日です。

朝からずっと悩んでるんですよ……。

 

グッズのTシャツをBLACK買うかWHITE買うか。

 

というわけで、2ヶ月ぶり2回目の生ASKAさんとなる今日を迎えてしまいました。

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -」

の初日に行ってまいります!

 

今日は朝から雨ですが夜を迎える前には止むようです。さすが。

ASKAさん晴れ男だからね」

と夫に言ったら「コレだから信者は」みたいな妙なニヤニヤ顔で見られました。え、違うよ?好きすぎて雲をも動かせる神だと思ってるわけじゃないよ?過去の実例があってだね!!

まぁいいさ。

 

あぁ…めちゃくちゃ楽しみなのに明日から楽しみが無くなることが怖い…….。

 

いや、こういう不幸症みたいな考え方やめよ。今日を全力で楽しんで余韻で生きてこう!(なんか違う)

 

【チケット情報】 「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -」|NEWS|ASKA Official Web Site 「Fellows」

 

 

友達とは呼べない関係

大人になると「友達」を作るのはとても難しい。

考えてみると「友達です」と人に紹介できる存在は学生の時を最後に、私は友達を作れていない。

 

以前勤めていた会社の仲間とは、辞めた後も連絡を取ったり集まったりする。でも彼らを「友達」とは呼べない。どんなに気が置けなくてもあくまで元同僚、元先輩、元後輩、元上司……。お互いきっとその線はなんとなく超えない。今の仕事仲間とも仲良くなってきたが、たぶんこの先も「友達」とは呼べないだろう。

不思議に思うのが、この友達とは呼べない仲間の中には、学生時代の友達にはいないようなタイプの人もたくさんいる。しかもそんな人との方が案外馬があったりする。

親子ほど歳の離れた人もいる。中高校生の時は1歳の差でまともに口も聞けなかったりしたのに、今は何歳違ったって気が合えば一緒に仕事のグチやお互いの悩みさえ打ち明けられる。

 

「友達」とは一体なんなんだろう。

昔からの友達よりも頻繁にあっている仲間を友達と呼べないのは、呼びたくないからではなく呼び名を変換するのに勇気がいるからかもしれない。

学生の時は仲良くなればすぐ友達と呼べる。でも大人になると仲良くするのは仕事のためだったり生きていくためだったりもする。すべての関係を友情だと思えるほど純粋にはもうなれない。自分はそれを友情だと思っても、相手は気を使っているかもしれない、と予防線を張り続ける。相手と歳が離れていれば尚更のこと。

そう思うと、もう子供の頃みたいな「友達」は出来ないかもしれない。自分が置かれている環境を抜きに後先考えず誰かと仲良くなるなんて難しいかもしれない。

だけど「友達とは呼べない友達みたいな人たち」との出会いは、学生の頃の出会いよりももっと奇跡的な気がする。友達みたいに踏み込めないけど、お互いを理解しながら知りすぎていない距離感を保つのもなんだか悪くない。

そんな仲間とは、これからも友達とは呼べないけれど大切にしたい関係。

KANさんとASKAさん、あの曲について語る

今月5日、KANさんのラジオにASKAさんがゲストで登場し、このブログでも昨年取り上げた馬場俊英さんとKANさんのコラボ曲

『K点を超えるなら靴擦れを直せ』

について語られていたので、

記録としてのラジオ文字起こしです。

 

この曲についての過去記事はこちらです↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

『K点を超えるなら靴擦れを直せ』はASKAさんのことを歌っているだけでなく、タイトルからしパロって…オマージュしているASKAさんの曲『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』にワザと似せて歌っている部分まであります。

今回のラジオでは、そんなこの曲をASKAさん公認にしてもらおうとしているKANさん、そしてそんなやんちゃなKANさんが可笑しくてたまらない様子のASKAさん、という2人の愉快なやりとりを聞くことができました。

 

第731回『新春特別放送 ASKAさん登場!』 | 選曲リスト | KANのロックボンソワ | STVラジオ

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※以下、2019年1月5日のKANさんのラジオ「KANのロックボンソワ」の一部を出来る限り聞き取って文字起こししているつもりですが、「あのー」「えー」などは随所カットしています。言い方を強めていたところは大きな字にしています。

 

 

KAN: で、先日、馬場俊英くんとですね、僕あのー『K点を超えるなら靴擦れを直せ』って曲を作ったん…ですけども

ASKA: あーポストに入ってました

KAN: ポストにポンさせていただきまして(注:ポストにポン=家主に無断で郵便受けにCDを入れて立ち去る行為。発祥はミスチル桜井氏とのKANさん証言あり)

ASKA: はい

KAN: これに関してはASKAさん実際どのように…

あのまぁこれぶっちゃけASKAさん復活応援ソングなんですよ

ASKA: まあまあまあ、えと、色々見方はあるでしょうが、僕はKANちゃんからそう言われて、そのつもりで聴きましたからね

ところがでもね、これあのーKANちゃんにもらう前に実はもう知ってたのよ

KAN: あー…

ASKA: 噂が飛び交ってた

KAN: 情報が入ってくる…

ASKA: 入ってきてたから

KAN: あぁそうですか…

ASKA: 音源も聴いてた

KAN: あーそうなんですか(笑) あぁ…

ASKA: でも今度は確実に、オリジナル音源を、本人からいただいたって形ですよね

KAN: はい、そうです、はい

ASKA: KANちゃんからいただいた

KAN: はい

ASKA: しかし馬場くんは逃げるように僕と距離をとってるから

KAN: 馬場くんはあのー恐れてました

ASKA: あーそうみたいだねー

KAN:『K点を超えるなら』を作った時に、馬場くんは「これASKAさん怒るんじゃないすか(小声)」

ASKA: いやいや

KAN:「怒るんじゃないすか(小声)」

ASKA: 俺だから最初聴いた時には、あー良いメロディーだなーあー流石だなーあーこの感じかーって思ったんだけど

さすがにさ、大サビで、Dメロで、

「♪K点を超えるなら」(注:ASKAの『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』にソックリなメロディ)

って出てきた時に、まぁ俺は勝てないなとアナタには

KAN: あそこはもうギリギリのー…

ASKA: いや、もうギリギリじゃなくて完全でしょ

KAN: アウトですか

KANASKA: あははは(笑)

KAN: 完全に(笑)あのー(笑)

ASKA: いやもうあれやられるとね、アナタには勝てないわ

KAN: いわゆるもうギリギリじゃないですね、こう完全にもうバックホームでキャッチャーボール持って待ってて3塁とホームで挟まれて…

ASKA: あっははは(笑)

KAN: 変な動きでどうにかまぬがれたみたいな感じ

ASKA: あははは(笑)

KAN: ですかね

ASKA: あはは(笑)いやいやもう大丈夫大丈夫 

もうね、もうなんかあのー、なんていうかな、打ち合わせがあったような、ゲーム結果っていうの?

KAN: あはは(笑)そうですそうです

馬場くんは「これASKAさんに言ったほうがいいんじゃないか」ってすごい言ってたんですよ

ASKA: ほんとー(笑)

KAN:「馬場くん違う、こういうのこそ、事後報告だよ!

ASKA: あははは(笑)

KAN:「大丈夫すかね…ASKAさんだから…」

ASKAさんだぞ?!だって大丈夫だよ!」

ASKA: くっくっく(笑)

いやいや、まぁね、いつものKANちゃんらしく

KAN: いやあの、ホントに…ちゃんと…

ASKA: ついに(笑)ついに馬場くんもそこに(笑)

KAN: ASKAさんを、尊敬している、僕と馬場くんで、作った曲なので

ASKA: ありがとう、ありがとう

KAN: これあとで、ちょっとかけますけども

ASKA: K点を超えるなら

KANASKA: 靴擦れを直せ

ASKA: というねー

KAN: そうです(笑)

 

  (文字起こし終わり)

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というわけで、KANさん自身もこの後言っていましたが「なかば無理矢理」ASKAさんにも認めてもらい、正式にASKAさん復活応援ソングとなりました。笑

KANさんとの会話はASKAさんが笑っぱなしで、聞いている方もとても楽しい時間でした。文字起こしはしなかった部分も裏話満載で、特に小田和正さんが出てくるくだりはとても笑いました。

やはり仲間と話している時のASKAさんは自然でユーモアがあっていいですね。

また是非ゲスト出演してほしいです!