クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ASKA ハイグラツアーに行ってきた

めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

(あと、ASKAさんの発言は記憶頼りのため正確ではないです。。。)

 

1月15日にLINE CUBE SHIBUYAで開催された

billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-」

待ちに待ったこの日の数日前。私は猛烈な喉の痛み襲われ熱を出し寝込んでいた。

1月6日の大阪ライブが中止になったのもASKAさんの喉の炎症と熱が理由だったという。

わぁ…一緒だぁ…。照

とか言ってる場合ではない!!

たとえ会社は休んでも絶対回復させてライブには行く!という強い執念をもって、もう「くまのプーさんか!」というくらいハチミツなめては寝てなめては寝て。

そのお陰、、、ではなくおそらく早めのパブロンのお陰で辛うじて当日までには回復できた。まじで焦った。行けなかったら悔しくてのたうち回ったと思う。

もっと万全な体調で挑みたかったがやむなし、念のためマスクをして来場。しかし会場がやけに熱い。ヒートテック着てくるんじゃなかったぜ…。つかマスク苦しい…。

などと考えてると知らない歌が流れてることに気づく。3月発売予定のニューアルバムの曲だ。

発表されてたアルバムの曲名で印象深かった『じゃんがじゃんがりん』だけ「♪じゃんがじゃんがりん」って聴こえてきたので「これはじゃんがじゃんがりんだ」とすぐわかった。←言いたいだけ。アルバムも楽しみだな。

 

時間になるとステージにバンドとストリングスの皆さんが登場。

来るぞ来るぞ……

来たーー!! A〜SKAさーーん!!

と心の声で叫ぶと(声だす勇気はまだなし)、この曲から始まった。

 

1.僕はMusic

のっけからノリノリのこの曲で会場がさらにグッと熱くなった。このライブが楽しくなる予感に満ちた最高のはじまり。ASKAさんのクネクネも久々見られた。

 

2.HELLO

イントロで歓声が上がる。ついに生で聴けた私のベスト10の一曲!しかも私の好きなライブバージョン!嬉しい!

「待たせたねぇ」もこの時だったかな。興奮しすぎて記憶飛びがち。この言葉を聞くとテンションのギアがもう一段階上がる気分。


3.天気予報の恋人

相変わらずの素敵さ。ただ、この曲くらいでちょっと声が出しづらそうかな?と気づき少し心配になる。喉の心配もあるけど、 これまでの公演では喉が絶好調という噂だっただけにASKAさんが不調に対して気にやんでしまうのではという心配の方が大きい。

 

MC①

 ASKA「遠くから来た方もいるでしょう?」

観客「……」

 ASKA「お客さーん??」

観客「笑」

といった感じで会場はまだシャイな空気感。でも平日の渋谷なんて実際東京の人がほとんどなんじゃないのかしら。まぁたとえ自分が沖縄から来てたとて、ここで主張できる気がしないけど。

最近ライブ時間が延びちゃってるので今日はライブの時間が延びないようにする、という話で客席からは「えーー」。「ちょっと思うところもあるので」という発言が元気なさげで不安になる。あぁやっぱ調子イマイチなのかしら、と。「このシャウトの歌い方ができるのはあと10年」とボソっとつぶやいていてなんだか珍しく弱気な感じのASKAさんを垣間見た気がした。


4.Fellows

MCで少し戸惑ったままこの歌に突入したので歌詞が真に迫るようだった。私たちFellowsは付いて行くから焦らず無理せず思うようにやってくださいと願いつつ聴き入った。


5.修羅を行く

前回の「ありったけ」で見たブルースハープを吹くASKAさんがめちゃかっこよかったのでイントロ聴いてガッツポーズ(心の中で)。

すると前回見なかった新たな動きが!

「天から刃が刺してくる」

の「天から〜」の部分で組んだ手を突き上げたので、

(それを下に突き刺すのですね!ワクワク!)

と見守っていると、

「刺s…ゴン!!ゴロロ…」

ASKAさんの手がスタンドマイクにクリティカルヒット!!

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マイクさん、スタンドから見事に外れ床に突き落とされる。

 えーと、ASKAさん、あれは正直ちょっと…

「!!ちょっ…おっちょこちょいw」

って笑いそうでした。すんません。笑

その後MCでこの事に触れなかったけど恥ずかしかったのかな。ここにも書かない方が良い出来事だったらごめんなさいだけど。(下手な絵まで描いて)

でも貴重なハプニングシーンだったので謎の(応援?)拍手も起こってました。

しかしASKAさんは冷静にマイク拾い、そこからはマイクを手に持って歌い続け、そのままブルースハープをマイク持ったまま吹くという凄技まで見せつけてきたので「結局カッコいいかよ!」と魅了されてしまうのでした。


6.しゃぼん

高音が辛そうでこの日一番しゃがれてしまってはいたものの、曲自体ASKAさんの苦悩を歌っているような歌だから懸命に歌う姿に余計に心打たれてしまう。加えて私の今の心とも重なって泣きそうだった。

「いま幸せですか?苦しいですか?何度も自分に問いかけてみる」

という歌詞に対して私の出した答えは

「正直苦しい気持ちは消えないけど、今この時は幸せ。それでも十分だな」


MC②

チャゲアス時代のことにも触れてた。

初期の頃、ライブではお客さんがどんどん増えていったのにCDはさほど売れない。

「ライブに来た人がみんな買ってくれたらもっと売れたはずなのにあのお客さんどーこいっちゃったんだろ?」みたいに冗談めかして話してた。


7.はじまりはいつも雨

「それでもヒット曲は出るもので」というフリからので大ヒットナンバーもセトリに入れてくれてました。ASKAさんがブログでふれてたキーを半音下げた曲というのはこれだというのはわかった。でもあと2曲は気づかずじまい。キーを下げても違和感はないし声も綺麗に出ていた。このキーで無理がないのならもうこれでいいけどね。松田聖子なんていくつキー下げてんのよってくらい下げてるわけだし。(ちなみに聖子ちゃんのことは好きだしキー下げてることも特に悪いと思ってません)


8.good time

でた!!

と、いうことは、今度こそライブ映像に残りますよね?!汗

というのも、前回のありったけで素敵で惚れ惚れしたのに途中でセトリから外されて映像には未収録になってしまったんですよね。やっぱこの曲のASKAさんは実に伸びやかで良い!つか、声の調子どんどん良くなっていくなぁ!不思議。


MC③

good timeについて。あんま人気ないと思ってたけどベストアルバム作る時の投票ではかなりギリギリアルバムに入れる13曲からもれるくらい上位だった。なんだみんな好きなんじゃん。という話。

そして今は曲を作るのが楽しい。でも苦労してる時期もあった。そんな頃の曲という紹介で次へ。


9.帰宅

まじかーー!!マイベスト10にも入れたいつか生で見たいと夢にみていたASKAさんアコギ弾き語りの「帰宅」!!!

嬉しさでハァ!!と息をのんだ瞬間、めちゃくちゃ咳き込みそうになったけど、絶対この空気を邪魔したくないと思って息止めて必死に耐えた。むせずにすんで本当よかった。このスペシャルな時間を守り抜いた気分だった。いろんな意味で涙目だった。最高。最高だよ。


10.RED HILL

えっ!!!ま…まさか…!!

と、イントロで心臓止まりそうだった。澤近先生の神アレンジの大大大好きなこの曲が聴けるなんて!!信じられない気持ちで感動してちょっと震えて噛みしめるように聴いてた。泣いたら止まらなくなりそうなのでまた耐えた。このライブ、セトリが息つく暇無し!

 

11.歌になりたい

この曲はASKAさんがブログで「スマホをペンライトのように振る」ことを提案していたので、スマホをおもむろに取り出す。けど、なんの事前案内もないのね。

やる…んだよねぇ?

ってめちゃくちゃ戸惑ったんだけど。

ジワジワとみんなやり始めて最後は9割くらいはやってたのかな。でもこの戸惑いで正直始めの方は歌に集中できなかったのでできればひと声お願いできませんかね…。あとみんな、スマホの画面は消そうか。笑(後ろからみるとホーム画面が付いたままの人がわりといたけど機種によっては消せないとかあるのかな?)

あと、せっかくならこの曲の時もうちょい客席の照明暗くして欲しいけどどうなんだろう。ステージから綺麗に見えてるか気になってしまった。ASKAさんは「きれいだった」って言ってたけども。


メンバー紹介

バンドメンバー紹介でドラムの菅沼さんを「ドラ沼」と言い間違えるという珍事発生。あとメッケンさんをなぜかワンちゃん扱い。時々こういうASKAさんが自分だけわかって楽しんでる時ある。そんなASKAさんを楽しめるのでそれはそれで良し。この時にははじめの不安なMCを忘れるくらいASKAさんも我々も盛り上がってたと思う。

今回は席もステージから遠くてステージ横の画面もなかったのでASKAさん始めとする皆さんの顔がハッキリ見えなかったのはちと残念。でもストリングスチームの皆さんは写真で見る限り見事に美女揃いですよね。 ASKAさんもそりゃノリノリなわけだ。お陰で元気そうでなにより。今回も無類の女好きを自称してたけどそれどんな気持ちで受け止めるのが正解なのよ?笑


トイレ休憩の時間は質問コーナーへ。あの場で大きな声を発する勇気を出した方々はちょっと尊敬する。この日は妊婦さんの旦那さんがASKAさんにお腹撫でてほしいとお願いしてASKAさんがそれに応えるという大サービスがあり、ほんの一部そのことに批判的な考えの方もいたようですが、あれはあの場で声を張り上げる勇気を出した結果与えられたご褒美だと思うんですよね。妊婦さんは近くで見たASKAさんにも惚れ惚れしたろうけど自分のために勇気を出した旦那のことも惚れ直したのでは?と思っちゃいました。

批判っていうか、たぶんあれだよね、嫉妬だよね。うらやましくって妬けちゃうって素直にいいなよ。私は言うよ。いいないいなうらやましいーーーー!!

質問コーナーのASKAさんはノリが良くてフットボールアワーの後藤ばりのキレキレのツッコミで笑った。

お客さん「福岡から来ました!」

ASKA「あぁそうなんだー」

お客さん「……」

ASKA「って質問はっ?!」←膝から崩れ落ちながらつっこむASKAさん。

えーと、あのですね、文字だと面白さが伝わらなくて申し訳なく思うんですけど、間が絶妙だったことをお伝えしておきます。ASKAさんてお笑い好きなのかしら?それともこれも生まれ持った才能??

今度アメトークで後藤がやってるみたいにギターを鳴らしながらつっこんで欲しい。


12.you & me

今回のツアーで久々のコーラス参加している歌手のSHUUBIさんとのデュエット。『My Game is ASKA』のライブでのSHUUBIさんとのデュエットはブルーレイで観ていたけどあれから15年ほど経って、よりしっとりとASKAさんとマッチする歌い方をされててよかったな。だけどほかの歌手と一緒に歌うのを初めて生で見て感じたのはASKAさんの声量というか声の響き方はやっぱり異常。


13.HEART

ウギャーー!!超アガる!!マジで好きだから最近もよく聴いてたの、もしかして知ってた? こんなに好きな曲続くとはさては私の音楽のプレイリスト見たでしょ?!

本当にもう生で聴けることはないと思ってたから大興奮。しかもスタンドマイクくるくるしてる!サイコーサイコー!感涙

前回の「ありったけ」では『LOVE SONG』でのチェケラッチョの手のフリにキョドって何もできなかった私ですが、この曲でも手のフリがあるんですね。サビでバンザーイ的な動きがあって、最初のサビで周りが当然のようにやっててビビりましたが私も何となくで合わせてみました。合わせると一体感が出て楽しいですね。

この曲でようやくわかったんですけど、さては手のフリは過去のライブでよくASKAさんがやってた手の動きですね?そうでしょ?なるほどね。

でもさすがにどの曲でどうするかは予想つかないのでベテランの皆様今後とも先導よろしくお願いします。よく観察して今後は真似っこしていきます。(だれかにレクチャー動画つくってほしいくらい)

ん?ってことは『DO YA DO 』ではみんなで手を前に出してどんぶらこっこするってこと?!、、、って、んなわけあるかい!……え?やんないよね?え?(混乱)

 
14.百花繚乱

イントロで「新曲だよ」と。やたー!かっこいい!

どこか初期のチャゲアスちっくでもあるような。「フォーク演歌」時代の曲も大好きだからこういうテイスト嬉しいな。


15.higher ground

今回もしかしてやらないのではと思ってたけどやるのね、この曲。だってツアータイトルでも同名の曲歌わないとか過去ありませんでした?この曲かっこいいから好きなんだけどASKAさんの辛い記憶とリンクしてそうだからもう歌わないのかと思ってた。勝手にサプライズ的な嬉しさ。いいよいいよー!


16.青春の鼓動

バァーー!!(いちいち変に喜ぶ人)

これやる?!意外過ぎて嬉しくて「わっ」てちょっと声出た。いいよねー隠れた名曲よね。隠しちゃいないか。まぁ一般的に。

この曲をテレビで披露した時の映像見たことがあって、そのロケ地が立川の昭和記念公園だと知ってASKAさんと同じような服装して行こうとしたっけ。いつか実現させようかな。


17.今がいちばんいい

テンションが上がりまくってる状態でのこの曲は過去2回のツアーと比べても段違いに盛り上がれた。お客さん側もかなり鍛えられてて手のフリも以前よりパワーアップしてたので私も皆と一緒になって二の腕がパンパンになりそうなくらい腕を上げ続けてた。ありがとう、いい運動です。私の今は「いちばんいい」とはどうしても思えないけど、この時久々に頭の中は幸せであふれていた。


MC④

次の曲はアルバム『Too many people』に絶対に入れようと思っていたという紹介。あれからASKAさんは全力で駆け上がってる。本当によくここまで復活してきたとジーンときた。私もASKAさんを少し見習って遠くを見なくてはいけないな。


18.Be Free

誰にでも表裏一体な面はもちあわせていると思うがASKAさんにも「前向きで多才」と「繊細で不器用」という両極端にも思える面が見受けられる。

この歌はきっと表には見せないようにしていた「どうしようもない自分」とひとり向き合った歌。この曲を作っているASKAさんの姿を想像すると、どこか今の自分と重ねてしまう。

私も時々自分が許せなくなる。でもそれが辛くて許されたいとも思ってしまう。そんな自分も嫌で、の堂々巡り。「自由になりなさい 楽になりなさい」と自分に言えないのは結局自分なんだよな。


19.We Love Music

知らない曲だけどいいテンポ感の曲だなと思ったら歌の途中で「これも新曲だよ」と教えてくれた。最初のサビまで聴いてすでに大好きになっていたくらいすんっごい良い曲。今後のライブでも必ずセットリストに入ってくるんじゃないかな。これも手のフリほしいですねー。

ライブ終わってから日にち経つけど覚えられたサビの部分だけたまに頭の中で再生してる。早くこの曲の入ったアルバム聴きたいよー。あと2か月なげー。


アンコール

前回の八王子でのありったけでは拍手に気合が足らなかったのが無念だったので、今回はこの楽しいライブをこのまま終わらせてたまるかー!という思いを拍手に込めました。この日は会場の拍手もノリに乗っていて再度登場したASKAさんは客席を指さして「いいね~」と喜んでくれたのでこちらも満足。ひと仕事終えた気分です。


20.一度きりの笑顔

この曲は全てが今のASKAさんだからこそ表現できている、と感じられる歌。チャゲアスとしてミリオンヒットを飛ばしていた頃のASKAさんはもちろん素敵であの頃ライブに行けていたらとは思う。でも、いろいろなことを乗り越えて表現者としてさらに深みも増してこんなにも叙情的に歌いあげてくれていることも、世代の少しずれた私がライブに訪れていることも、なかったかもしれない出来事だと考えればこれはまるで奇跡のようなこと。悲しいけどこれもあと何十年と続くわけじゃない。可能な限りこの奇跡を追い続けようと心に誓った。


21.PRIDE

剣道と音楽との二刀流を続けていきたいという話からのこの名曲。

(正直、剣道の話出たから『イイ天気』歌うかと思った 笑)

もう20曲も歌ってるのにここへきてこの曲とは。

もう最後か…聴き入りながらも寂しくなる。


22.BIG TREE

と思ったらもう一曲が本当にまさかまさかのこれ!!

昨年辛いことがあってしばらくしてから自分を励ますために買った「CONCERT MOVIE GUYS」のブルーレイ。

shop.fannect.jp

(↑C&A、ASKA(2012年まで)のブルーレイはこちらの公式通販なら定価で買えますがAmazonでは高額で出品されてますのでご注意を!)

あれはBIG TREEツアーだと思うけど、その時もラストはこの曲。買ってから毎日擦り切れそうなほど観てたからこれがラストで嬉しかった。

これもお客さんは手のフリをASKAさんと合わせてたんですね。両手を掲げながらこの歌を聴けていることが不思議な気持ち。

 

 ASKAさんが「これからの僕のライブは全部『ありったけ』」と言ってたけど、本当に過去作も新作も見たいものがぎゅーっと詰まっていたので、ASKAファン初心者から上級者*1まで満足できたライブだったと思う。

今回は初のツアー2回参加で高崎にも行きます。もう色んな事に後悔したくないから会いたい人には会えるだけあっとけ!の精神ですよ。

ASKAさんの体調が心配だけど私も次は体調バッチリにしなきゃ。

 

次回への覚え書き

・マスクすると眼鏡が曇るし顔がびしょびしょになるので風邪ひかない

ヒートテックは着ない方が無難

・会場にコインロッカーがないとコートや荷物はかさばる

*1:おまけ

なんとなく思いつきで適当に考えたファンレベル↓

ファン初級者:C&A、ASKAのベストアルバムは聴いているので人気曲は知ってる

ファン中級者:C&A、ASKAのライブで披露された曲はほぼ知っている

ファン上級者:C&A、ASKAのライブには何度も行ってる

別格→ファン有段者:ASKAが元気に歌っているだけで号泣

ASKA ハイグラツアーネタバレ無し直後感想

ネタバレ感想は後日また書くとして、興奮冷めやらぬうちに今の気持ち。

ASKA premium ensemble concert -higher ground- | billboard-CC

本日の渋谷ラインキューブ、本当楽しかった。このままライブが終わらなきゃ良いのにって何度も思った。こんなに幸せな気持ちはいつぶりだろ。  ASKAさんはとにかく凄いよ…。

 

実は今回、初のちょい遠征で来月の高崎にも行くことにしていてチケット購入済みでした。自分グッジョブ!このライブは一度じゃ足りん。

 

さて、、、来月までまた頑張るか。

 

追記:

まだ高崎ならチケットあるみたいなので、興味があるけど行こうか迷っている方がもしこれを1月中に読んでいたら全力でオススメしたい。

 

迷わずいけよ!(ライブに)

行けばわかるさ!(良さが)

行くぞ!(高崎へ)

いち!

にー!

さん!

ダー!

l-tike.com

ASKA 最新シングルの感想

2019年11月20日ASKAさんの10年ぶりシングルCDリリースとなる

『歌になりたい』

『Breath of Bless~すべてのアスリートたちへ』

の2曲入りが発売される。

 

 

私がこの2曲を初めて聞いたのは『ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA -40年のありったけ』のライブでだったが、待ち望みすぎてCDを待ちきれず先行配信を購入した。

 

www.e-onkyo.com

 

まず『Breath of Bless~すべてのアスリートたちへ』について。

ライブ会場で開演前に流れていた曲だけどライブ前の高揚感と緊張でメロディーは覚えていなかった、と思いきや聴いたら思い出が蘇ってきたので潜在意識には取り込まれていた模様。讃美歌のようなアカペラの合唱から始まりそこからの盛り上がり方が素晴らしく良い。大きく深呼吸を繰り返したときのように気持ちは落ち着きながらも少しずつ心が上を向いていく。聴いていると不思議と悲しい気持ちも忘れられる。頑張れと応援してくれるというよりは大丈夫だよと励まされるような感覚。試合前にナーバスになるアスリートはこれを聴いたら気持ちをいい状態に切り替えられそう。 オリンピックのオープニングセレモニーで生合唱と生演奏で聴けたらどんなに感動するだろう。本音を言うとASKAさんの声が無いんじゃどうなのよ?と少しばかり思いながら買ったけどぜひ2曲続けて聴いてほしい。気分の落ち込みを回復したい時にもぜひおすすめ。

100億回言われてきたろうけど、やっぱASKAさんて音楽の天才なんだな……。

 

そして『歌になりたい』。

これはもうライブでAメロ聴いただけで速攻好きになり、頭に残っていたメロディーが忘れられず歌詞を覚えたくて仕方なかった曲。

「次のライブではサビのコーラス部分を一緒に歌えるようにしたい!」

そんな思いを汲んだかのようにライブツアー前にシングルリリースしてくれた。

よーし、これで歌詞を覚えて…って、先行配信をダウンロードしたんで歌詞カードがないじゃん。

何年、何十年ぶりでしょうか、聴きながら歌詞を文字に起こしましたよ。発売前の新曲をいち早く覚えたくてラジオを録音したカセットテープを繰り返し聞きながら歌詞を書き留めたあの頃を思い出しました。いずれ公式サイトに歌詞載せるとかシングルのブックレット発売するとかあるんでしょうか。アルバム待つのみ?CDも買えって?歌詞サイト頼り?まぁ毎日聴きまくっててもうほぼ覚えたからいいけどさ。

 

サビはコーラスが歌ってASKAさんは追いかけるようにフェイクを入れていく『no no darlin'』のような手法をとってるのだけど、それがなんとも心地よい。

no no darlin'

no no darlin'

コーラスはCHAGEさんが良かったというコメントも多少見かけたけどこの曲は絶対女性ボーカルが良い。だってChageさんが歌うとしたら1オクターブ下を歌うことになるよね?きっと。Chageさんならあのキーでも歌えるだろうけどそれでも単純にこの歌のイメージと違くない??ソロ曲でChageさんが一緒に歌ってくれたら…って曲はたしかにあるにはあるけどこれは違うと思う、というのは個人的結論です。

歌詞はまさにASKAさんの世界。軽やかに歌い上げていてもとても深い事を歌っていたりするので聴くたびにそういうことか、と気づいたりわかったりわからなかったり。(わかんないんかい)

だけどこれは強く言いたい。「歌になりたい」というけれど貴方の存在は歌そのものです。

 

そしてもうなにせMVが最高。


ASKA - 歌になりたい (Official Music Video)

ASKAさんのこんな穏やかで優しい表情を見られて、ファンとしてはどんなに嬉しいか。正直、一時期のMVを私は見られません。見るとなんだか辛いんですよね。歌はいいから聴いてるけど映像だと表情がなんとも……ね。そこから色々経て、よくぞここまで戻ってきてくれたと。だけどまずそんなことも忘れてひたすらこのMV好き。

奇しくも先行配信日に有名人が薬物所持で逮捕という報道が出たけれど、ASKAさんにはどうか絶ち続けてもらいたい。本人の意思を無視して悪い奴が近づいてきたりもするから周りは守って助けてあげてほしい。そういう私は今自分の置かれている状況への苦しみから逃れたい時はつい甘いものを食べてしまう。やめられない。仕方ないからチョコはせめて1日3つまでって決めてももう1つくらい…と食べてしまう。食べているときは気持ちが楽になるから。それが依存度のもっともっと高いもので思考力を蝕むものだと考えたらどれだけの精神力が必要か……。頑張れASKAさん。絶対負けないでほしい。お菓子食べて少しふっくらしててもいいからあの表情には戻って欲しくないよ。

今の私は落ち込んだ辛い気持ちからなかなか抜け出せなくて沈み切らないようにすることで精一杯だけど、ASKAさんの音楽がなかったらどうなっていたかわからない。本当に本当に助けられてる。おかげでこんなブログを書けるくらいには自分を取り戻せてきている。ASKAさんは思い込んだら一直線すぎて時に危なっかしくはあるけれど、その姿や行動力を見ていると勇気をもらえる。だから私もなんとか一緒に頑張ろうと思える。

 

ところでこの『歌になりたい』は、ASKAさんが楳図かずお作『漂流教室』が大好きでそのイメージで書いた作品とのことですが、何を隠そう、わたくしも『漂流教室』は漫画のベスト10に入れるくらい好きなのです。(正確にはベスト10とか考えたことないから何位か聞かれても困るしベスト5に入るかもしれないけど)

上京する時に実家から持ってきていて、今ももちろん全巻揃ってます。

だからまさかASKAさんも好きだとはちょっと意外で嬉しかった。けどそのテーマソングとしてこんな名曲を作ってしまうなんて楳図先生もビックリでしょうよ。

漂流教室」でも主人公たちは絶望的な状況に苦悩しながらも、もう二度と会えないかもしれない愛する人との繋がりを信じて勇気を奮い立たせ、やがて自分たちの「役目」に気づき希望を見出していく。

 今この歌を聴けたことに意味があると思いたい。「漂流教室」も久々に読み返そうと思う。

私たちはつながっている。同じ場所にいなくても。そう思えるように。

 

 

脱退の件

久々にブログを書く気持ちになったので吐き出すように綴る。

 

デビュー40周年の記念日である2019年8月25日にASKAさんが脱退を表明してCHAGEandASKAが事実上解散となった。ファンの中でも色んな意見がある。長年のファンであればあるほど納得できなかったりASKAさんの言葉にモヤモヤしてしまうかもしれない。仲良く楽しそうに歌ってた頃の2人をずっと見てきていたならそりゃショックだと思う。

私は最近人生で一番辛い出来事があったばかりなので自分でも不思議なくらいこの事でショックは感じなかった。これが今の私でなく去年とかなら塞いでたのかしら。うーん、どうかな、だいぶASKAさんが匂わせてたから覚悟ができてたのもある。やっぱそっか…って感じ。

案の定ネットではファンじゃない人らが言いたいことを言ってるらしいが(わざわざ読んでないから知らんけど)、ASKAさんはそれも承知で発信したんだからそれはまぁ仕方ない。だけどそうなんだよね、言わない方がそっと収まりそうな事まで言っちゃうのがASKAさんなんだよね。「らしいな」と少し苦笑いではあるけど、私はそういう不器用なほどまっすぐな人が好きなんだ…。でもさ、そもそもASKAさんの今回の一連のブログは可愛さ余って…というか愛するがゆえというか…どんだけChageが直接連絡くれないことに拗ねてるんだよ!としまいには笑えてきてしまったんだよね。好き過ぎかよ、と。だけど悲しいよね。わかる、わかるよ。

とにかくもうさ、今の私からしたら「一度きりの人生なんだから思うようにしたらいいよ、元気でいてくれてありがとう」ってそれだけ。しかも歌い続けてくれている、もう十分じゃない。生きてて、歌ってて、笑ってて、最高だよ。この先、無限ではない時間を無理しながら嫌々自分に嘘ついて誰かのためになんて、そんなのもうヤじゃん。今は想像つかない未来が訪れる可能性だってある。だから辛いなら逃げたらいい。逃げよう。解放されたら見える景色も変わる。どっかの誰がなんと言おうと、味方はたくさんいるよ。

これは今の真っ暗闇でもがいている自分にも言い聞かせなきゃいけない言葉だな。

 

と、完全にASKAさん寄りのチャゲアスファンの私ですが、Chageさんの事も応援はしてます。だけど、あの7月の女性自身の記事読んだ時は「ん?なぜ週刊誌のインタビューでそんな発言しちゃう?ASKAさんと連絡とらないまま??ほんでASKAさん頑張ってるの見えてます?」とちょこっと不信感を抱いてしまったのも事実。「記者が期待する言葉を話す想像上のCHAGE」みたいな言葉が連なってるようで怖くもなった。あの記事からはChageさんの本心は見えてこなかった。特にチャゲアスに関しては私たちファンが欲しい言葉を口にしているだけな感じがした。実際この先何をどうするつもりでいたんだろう。本気でASKAさんとの活動を考えてたのかなぁ。今のASKAさんの事は実際どう見えてるのかなぁ。記事で話してたようにChageさんにはまだASKAさんが熱い想いで音楽に打ち込んでるように見えてないのかなぁ。そんなはずないと思うんだけどなぁ……。

チャゲアスが2人で作った宝物だとしたら、ASKAさんは「俺たち2人の大切なものだ」って言って簡単に人には触らせなそうだけど、CHAGEさんは本人の意思かは別として結果的に誰にでも触らせてしまっているように見えた。それって周りにとっては良い人だけど私がASKAさんなら嫌だな、なんて思ったり。考え方の問題かな。

と、あんまり勝手な事書くと「Chageの事悪く言っていいのは俺だけだ!」ってASKAさんが怒りそうなのでこれくらいにしておこう。世の中的には ASKAさんが圧倒的に自分勝手な悪者みたいだからいちファンとしては吐き出さずにいられなかった。

ひとつ確実に言えるのは、長く連れ添った2人の問題でどっちかだけが悪者なんてことはないって事だよ。

 

それでもね、2人がそれぞれ楽しく活動していって、時が経ってお互いの色んなわだかまりが溶けたらまた笑って再会してほしいと思う。きっとその日は来る。だってそうなるんだから。

『ボヘミアン・ラプソディ』を観た感想

映画『ボヘミアン・ラプソディ』をようやく観てきました。

 

率直な感想としては、そんな大騒ぎで大興奮するほどではなかった、かな。

すぐに観に行けなかったせいで期待値が上がり過ぎてたのもたぶんある。

思ったのが、Queenの事が大好きな人か、ほぼ聴いたことない若い子ならもっと感動したんじゃないかなって事。

私みたいに中途半端にQueenをかじった(2004年の再ブームの時にアルバム『JEWELS』を繰り返し聴いてたという王道のニワカ)人は、まぁQueenやっぱ凄いよねって事で感心はすれど新たな感動はちょっと薄くなかったです?私だけ?

そりゃあこの映画、Queen大好きな人はめちゃくちゃ興奮するだろうと思うんです。私だって大好きなチャゲアスの誕生から栄光そして…みたいなのが『SAY YES』ってタイトルで映画化されたら鼻息荒くして観に行くし、チャゲのそっくりさんと飛鳥のそっくりさんが完コピで演じてくれたら……って、うわ!観たい!なにそれ超観たい!!頼む誰か!どこに企画持ち込めばいい?東宝

えーと、ま、それは置いといて。

とにかくファンは楽しかろうよ。

あと2004年の再ブームを知らない若者なんかも新鮮な感動があると思う。この歌聴いたことある!カッコいい!みたいなね。

 

それでもフレディ役のラミ・マレックには主演男優賞あげたい。本当にフレディを魅力的に演じてた。顔はフレディ以上にヨーロッパ企画の石田さんに似過ぎてて気になっちゃう、というのはこちらの都合なので仕方ないです。彼の演技がこの映画をただの再現VTRではないものにしていた。そもそもだいぶ内容はフィクション入ってるみたいですが。

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と言いつつ、つまらなかったわけでも心が動かなかったわけでもなく、なんならもう一回観てもいいなってくらいには楽しめました。そしてきっとみんなそうだろうけど、家にあったQueenのアルバム引っ張り出してきて連日聴いてるよね。

なんだ、結局映画良かったんじゃんね。

ASKA ありったけツアーに行ってきた-後編

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -』

 

2月6日のツアー初日の話、後編です。

 

 

めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

 

 

前置きである序章はこちら↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

前編はこちら↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

後編目次

 

 

 

12曲目が終わると「トイレ行きたい方は今行ってきて、ホント気にせず」とASKAさんが言うのでいそいそとトイレに行く人もチラホラ。一応それが休憩時間って事にはなるんだけど、その間ASKAさんは舞台から捌けない。何してるかと言うと……言えません!内緒なんです。でもファンにとっては貴重な時間になるので、あれはなかなか席から動けないよねぇ。

私が行った初日はトイレに行った方達が戻ってきたタイミングで「全員揃いました!!」という報告をしてくれた男性客がいて、それを受けてASKAさんは「じゃ、やろっか」と言ってマイクに向かった。するといきなり「今日玉置浩二が来てくれてるんだよ。玉置!出てこいよ!」と客席に呼びかけた。しばらく場内は騒然となり皆周りを見渡していると、仕方なくといったタイミングで1人の男性が立ち上がった。

わぁ!!

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……って玉置さん…よね?笑

ステージに上がってきてくれたけど「トイレ休憩の後に俺呼ぶの?」と戸惑ってた。たしかに。笑

そして、あまりに怪しい風貌なのは自覚あるようで、しきりに「インフルエンザ流行ってるから」と言い訳する玉置さんに笑った。そこからトークショー状態で、2人で仲良く話しているのを見ているだけでもにやけてしまう。4、5年前(ASKAさんの事件前)に2人で作った曲が自信作らしく「いい曲が出来たのにその後ASKAが旅に出た」と玉置さんが話して大笑い。たしかに一時は帰ってこないかと思いましたよね。その歌を披露したい気持ちはあるようだけどなんせ時が経ち過ぎて2人とも歌詞が出てこない。笑

ASKA「最初なんだっけ??」

玉置「……わかった。♪そろそろね〜」

いやそれASKAさんがさっき歌った『いろんな人が歌ってきたように』でしょうが。笑

でもそのひとフレーズで本当に玉置さんなんだとわかる美しい歌声。

『オトギンガ(音銀河?)』というタイトルで、2人で探り探り口ずさむものの全貌は分からずじまい。ASKAさんは必ずちゃんと披露すると約束をしてくれました。是非聴きたいですね!

その後もASKAさんは玉置さんと『夏の終わりのハーモニー』を歌おうかと提案するも玉置さんが「あんまり他の人と歌うなって陽水さんに言われてるんだよ」(表情がわからないので真偽はわからず笑)と言って結局デュエットはお流れに。残念!

最後は「ASKA愛してるよ」「俺の方が愛してる」「俺の方が」と謎のイチャイチャを見せられて2人で仲良く舞台袖まで捌けていき、別れ際も強く抱き合っていました。

それからバンドメンバー紹介。

ギターは鈴川真樹さん、古川昌義さん

ベースはメッケン(萩原基文)さん

コーラスは西司さん、藤田真由美さん

バイオリンのクラッシャー木村さんはソロ演奏もあり、繊細でパワフルなバイオリンはASKAさんの世界観にピッタリでした。あのバイオリンは電子バイオリンなのかな?初めて見た。

そしてドラムは「手数王」こと菅沼孝三さん。ソロ演奏を初めて見たけど凄!!映画『セッション』を思い出すくらい何本手足生えてますかという超高速技!!鳥肌立ちました。

そして最後に紹介された澤近泰輔さんによって、ピアノはあの美しいメロディーを奏ではじめた。

 

13.FUKUOKA

このピアノのイントロ弾いてみたいな。一応ピアノ10年習ってたんで頑張りゃ弾けると思うんだけどもうピアノが手元に無い。この曲は昔から歌い続けてきたみたいな雰囲気出てきた。ASKAさんの代表曲のひとつって感じ。

 

14.LOVE SONG

ASKAさんのライブ慣れしてる人との差が顕著になったのがこの曲。

「♪君へのラブソング(ラブソング)」

チャゲアスならCHAGEさんが歌う(ラブソング)のとこで皆さんアレやるでしょ、チェケラッチョみたいな手の動き。最初のチェケラッチョで「あっ、見たことある!」と思ったんですけど動揺しちゃって真似できず。2番でもやるタイミングがある事はわかってるけど万が一2番は違う動きだった場合おかしな事になるので様子見。結局チェケラッチョだったけど急には対応できず見送り。なんとか次の機会には……と思いつつ何か照れて無理かも。笑


15.リハーサル

赤いスーツなのでまんまMVみたいでカッコ良し!バンドライブならではの手拍子なしのノリノリな感じを体感できた。


16.と、いう話さ

待ってました!いつかライブで聴きたいと思ってた2年前からこんなに早く実現出来るなんて…涙。かっこいい!間奏部分ではMVみたいにバンドメンバーと輪になって演奏したり、痒いところに手が届く演出。願わくばMVで見せるTHE ASKAさん的な手の動きを期待したけどそれはなかった。


17.ロケットの樹の下で

「ここは途中だ/旅のどこかだ」

という歌詞が今のASKAさんの気持ちなのかな。まだまだこれからという気持ちでいてくれるのは嬉しい。どこかのMCではこれから出来ることは限られてきてるその中で出来る限りをやっていきたいというような内容(正しくは覚えてない)を話していた。でもASKAさんは人が考える「このくらい」をいつも上回ってくるから、きっとまだまだ輝き続けてくれる。


18.今がいちばんいい

出ましたこの曲。前回はバンドライブ向きかなというのと振り付けが欲しいという感想だった。そしたら今回振り付けが出来てました。笑

両手でバンザイです。

バン↑ \( °θ° )/↑

ザイ↑ \( °θ° )/↑

ASKAさんがやったことでジワジワと真似し出して最後は会場の皆がバンザイしてたので、してやったりですね!

しかし、正直まだこの歌には妙に照れが生じてしまうなぁ。ディズニーランドでミッキーと一緒に踊ることにも照れが生じる人間なもんで。でね、この曲だけね、たとえば誰かもう1人が

「 \( ▼∀▼ )/バンザイ!」

って高い声で客席を煽ってくれたらノリやすいなぁ、なんて考えちゃった。すんません!許して〜。


19.歌になりたい

ラストは噂の新曲。この場で初めて聴いたけど、サビは合唱したくなるキラキラしたメロディーで、特徴はコーラスが主旋を歌ってASKAさんは追っかけて歌う『no no darlin'』タイプの歌ってこと。あ〜これはあれですねぇ、主旋を我々(オーディエンス)が歌っちゃうやつじゃない?そうでしょ?それを求めてるんでしょ?ノッた!やってやろうじゃない!笑

まずはしっかり歌詞覚えるので、この曲入れたアルバムリリースよろしくお願いしまーす(^ν^)ゞ

 

 

「どうせアンコールやるんでしょ」と、前回同様セルフツッコミをしつつ一旦捌けていくASKAさんとメンバーの皆さん。これはアンコールの拍手で再度お出迎えしなくては!と思って拍手してたんだけど、なーんか会場全体としてはもうどうせ来るっしょな空気で、席は立たないのに拍手はパラパラパラ…みたいな。おい!みんなどした?!ここまでのステージに満足しきって疲れてんじゃないぞ!…で、出てこないし、このままだとASKAさん帰っちゃうかもよ?と、少し心配なくらいの間を置いてASKAさん再登場。

ちょっと苦笑いしつつ「いつもどうせやるとは言ってるけどもうちょっとさぁ」とさすがにASKAさんも拍手のまばらさが寂しかった様子。

会場は今度こそ全力の拍手に変わり

「そうそう。一応さぁ、礼儀?笑」

と笑ってたけど仰る通りでございます。当たり前に思っちゃいけないですね。私も次から迷いなく拍手しまくります。

 

そして最初のアンコール曲は前から歌おうと決めてたという「みんなぜーったい知ってる」と言う曲。なんだろ『YAH YAH YAH』ではなくて??

するとまさかのあのイントロ。

 

♪チャーチャチャーーチャラッチャチャッチャラッチャー

 

えぇ!マジでぇ。笑


20.YOUNG MAN(Y.M.C.A)

まさかの選曲なうえに、あまりにも自然に歌いこなしてたから、逆にどんな風に歌ってたか記憶が飛んでる。普通聴き慣れた歌声と違うものが耳に入ると違和感があるはずなのにな。ASKAさんの歌になっていたって事だろう。

しかし人生で初めてYMCAの振り付けをちゃんとやったかもしれない。

西城秀樹さんのことは「元気なうちに一緒に歌いたかった」「色気があって魅力のある人」という話をしていた。

ASKAさん、どうか健康で長生きしてくださいね……。


21.UNI-VERSE

わーい!最後に大好きな曲きたー!

歌詞とASKAさんの歌声の魅力が見事にハマった曲で、自分の小さな世界から大きな宇宙へ連れて行ってもらえたような気持ちの良いラストソングとなりました。

あ、またありましたよ慣れた方とのギャップ。「♪アトムみたいだ」でASKAさんと一緒に片手を挙げるアトムポーズ。…なるほどね。オッケー次ね。いやしかし、こうやって学んでいける喜び、ある!

 

 

あれ?ASKAさん最後なんて言ってたかなぁ。忘れちゃった…。あんまり興奮状態が続くと人って記憶飛ぶね。でも上の階の方までずっと手を振ってくれてた姿だけは忘れないでいたい。

 

というわけで楽しすぎて感想が長くなりましたが、1人で参加した初のバンドライブは最高の最高の最高でした!これ書いてるの一週間後なのにまだ余韻で幸せ。

あーー!追加公演行きたーい!

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ASKA ありったけツアーに行ってきた-前編

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -』

 

2月6日のツアー初日に行ってきました。

いよいよ本編の話です。

 

前置きである序章はこちら↓↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

 

めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

 

 

 

幕が上がるとワインレッドの衣装(『リハーサル』のMVで着てたやつ?)のASKAさんがすぐそこに!ぎゃー!いるー!実在してるー!(2ヶ月ぶり2回目の衝撃)

ギターを持って活き活きと動き回るその姿こそ本当に待ち望んでいたASKAさんそのものだった。

そして初めて聞けました、あの言葉。

「待たせたねぇ!」

不意打ちの待たせたねぇで一瞬思考が止まってから、ハァァァ!ついに聞けたぁぁ!となった。待ちましたよぉ!

そして気づく。あれ?ASKAさん何だか2ヶ月前よりシュッとしてない?

後のMCで判明したけどなんと5kg絞ったらしい!凄い!大好きなアイスどんだけ我慢したんだ!この前放送されたフジテレビ『シンソウ坂上』での自分のインタビュー映像見てダイエットを決意したとの事。「鏡で見てる自分と違うんだよね。(テレビで映ってたのが)斜めからで頬骨も出てるから余計に」みたいな事を言っていて、「ツアー終わる頃にはスタンドマイクの裏に隠れて見えないんじゃない?!(両手でほっそりのジェスチャー)」だって。4月の武道館でスタンドマイクが2本立ってるように見えたら赤い方がASKAさんって事ですね!笑

身体に無理はして欲しくないけどやっぱ今回くらいの方がカッコは良かった。

 

前編目次

 

1.未来の勲章

イントロで客席は総立ちになり手拍子で湧く中この曲でライブが始まった。これは事件後初の公の場となる2017年8月の公開MV収録した曲でもあるし、新しい旅の始まりの印象を強くする曲となった。明るい曲調と表情や動きが心から楽しげでワクワクさせてくれる。喉の心配はなさそうでひと安心。シンフォニックコンサートの時と高音の出方が全く違う。バンドメンバーの方々の表情は柔らかで演奏は素人でも分かるカッコよさ。この曲だけでもう確信したけど、私バンドライブの方が俄然好きだ!(もちろんシンフォニックは素晴らしかったけどね)

 

2.ONE

映像で観ていたライブでのこの曲が好きなので、イントロで、きたぁー!とテンションさらに上昇。ライティングなどの演出も相まって完全にASKAワールドに引き込まれた。もう日々の雑念は消えて脳内メーカーで言ったら「飛」「鳥」の二文字しかない状態。刺されたとしてもしばらくは気づかなかったと思う。

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脳内メーカーイメージ図

 

3.明け方の君

ASKAさんとコーラスの西司さん、藤田真由美さんによる「君は心で〜」と美しいアカペラのハーモニーから始まった。あれ?何だっけこの曲?!からのイントロ演奏で、あー!けーがーたのきーみーだ!この曲も好きなんすよ、わかってらっしゃる!ってか、たーのしー!!

 

そして最初のMC

改めての本日2回目「待たせたね」。

赤いスーツは「還暦なので」ということらしく、とってもお似合いですよ。

それから「八王子生まれの僕としては」というギャグはこの時だったかな?えと、すいませんけどMCはいつなに喋ったか残念ながらうろ覚えです。よくブログとかに詳細に書いてる人ってメモってんの?「ラブラブショーにしましょう!」と言ったのだけはちゃんと覚えてる。

あと、「このまま立って行こうかと思ったけど、今日やってみて座った方がいいや」とかそんな感じに言われて4曲目を前に皆大人しく席に座る。

 

4.cry

座ったのにこの曲やるんかい。立ちたい…ウズウズ。西さんがコーラスしてると大好きな『GOOD TIMEツアー』の映像が思い出されて、あれを生で聴けてるんだ…と感慨深いものが。西さんは肺癌を患っていて手術して克服されてたのね。コーラスできるほど復活できて本当に良かったです。

 

5.憲兵も王様もいない城

昨年ハイレゾ配信した新しめの曲。MCでもWeareの話題はしていた。

シャウトのあるカッコイイ曲だから、ライブでも映えてた。今更言う事じゃないんだけど、歌上手いなぁ。

 

6.good time

(小声で)怒らないでね、ここだけの話、この曲そんな好きじゃなかったんです…。あるでしょ?ぶっちゃけそういう曲って。

しかし!!生で聴いたらこの曲スゲーーーーイイの!ASKAさんの声の美しさたるや、吸い込まれそうになった。美しすぎて涙出てきた。歌の神様みたいで私の記憶では後光さしてたような。マジでマジでこの曲もう超最高。

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7.Man and Woman

曲前のMCで「僕は輪廻を信じていて、いつか生まれ変わった時の自分のために今を生きてると思ってる。そんな事を歌った曲です」というような内容を話していた。

この歌はシンフォニックでも聴けたけどASKAさんの数ある名曲の中でもかなり完成度の高い曲だと個人的に思っていて、こんな曲はASKAさんしか書けないし同時にASKAさんしか歌えないと思っている。そのわりに一般知名度は低いから埋もれさせない為にもどんどん歌ってほしい一曲。シンフォニックより喉が調子いい分、さらにスケールが増したような圧巻の歌いっぷりだった。


[MV] Man and Woman / CHAGE and ASKA

 

8.抱き合いし恋人

こういう曲は実にコンサート向きだね。歌のうまさも際立つしうっとり。でも今回の「ありったけ」で選ばれたのは意外な気もしたけど、長年のファンの方から見たらどうなんでしょ。ただ、ASKAさんてこういうロマンチックな二拍子のリズムの曲が好みなんだろうなってのは最近わかってきた。

 

9.MOON LIGHT BLUES

この曲、妙に好きでよく聴いてるので嬉しかった。イントロから好きだし「うぬぼれ屋さん」っていう絶滅しそうなワードをこの曲で後世に残していきたい。

昔の飛鳥さんの甘い鼻にかかった声で歌うこの曲は色っぽくて若い女性の最後の夜というイメージだけど、今のASKAさんが歌うとどこかアンニュイというか、もっと大人っぽい雰囲気に変わるから、あの頃の女性が時を経てお酒なんか飲みながら昔を思い出してるみたいなドラマチックさを勝手に感じていた。

 

10.not at all

私事ですが最近特に悩みが多く、辛くなるとこの曲を聴くことで前向きな気持ちをもらい励まされていたんです。だからこの曲は自分の為に歌ってくれたような気がしてしまい胸に迫るものがありました。ASKAさん、ありがとう。

 

11.はじまりはいつも雨

「ありったけ」というからにはこの曲は外せなかったのでしょう。イントロで歓声と拍手が起こった。シンフォニックの時も感じたけど、改めて美しい歌だよな。私がベスト10にこの曲を選んだのもASKAさんがよく話しているようにベストアルバムに入れる事を意識したところはあるけど、やはり「ヒットしたから」だけでなくヒットするほどの確かな魅力がこの曲にはあってベスト10から外せなかったから。何度聴いてもそう感じさせる。

 

12.いろんな人が歌ってきたように

この歌の「君はどうだい/僕はまだまださ」の所がすごく好き。ライブだとこの部分を客席に語りかけるように手を広げて見渡しながら歌うので、心が近づくような感覚がある。あーこの人の事好きだなぁと、この場にいられる幸せを噛みしめた。

 

 

後編へつづく↓↓

oki-nikki.hatenablog.com