クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

スプラッターコメディはサイテーでサイコー!

アマゾンプライムで観られるスプラッターコメディと呼べる2本。

決して万人におすすめできるジャンルではないと思うけれど、ハマればとことん楽しめるアトラクション的な楽しさがある。

 

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(字幕版)

開始数分で「これ絶対面白いやつだわ」と確信した。のっけからどう考えても見たことあるホラー映画の完璧なパロディ。悪魔のいけにえがベースかな?でもノリとしてはリメイクのテキサスチェーンソーの方かも。でももっとそっくりな映画があった気もする。ホラー映画をそこそこ見たことある人なら、そんな既視感でまず笑える。ホラー映画では怖かったはずのシーンを見事に笑いに変えられていることに感動に近い興奮を覚えながら心底楽しんでしまった。人は死にまくるけどホラーではないかな?ホラーとはなんぞやって感じだけど。

初めからずーっとじわじわと笑いのリズムに乗せられる阿波おどり状態で、飽きさせないテンポ感はここ最近観たコメディの中では群を抜いている。ひと昔前に「エログロナンセンス」が流行ったと聞いたが、怖さと笑いって本当に紙一重だしなぜか相性がいい。グロとナンセンスが最強のタッグを組んで、このどうしようもない笑いに繋がっている。

「あー!!うわうわ、うそでしょ!ひどい笑」って感じのスプラッター加減です。耐性無い人はちょっとキツイと思われるシーンもあるけどなぜか笑えてしまう。ちなみにこの手の映画にありがちな「エロ」要素はかなり控えめなのでご安心を(?)。

ちなみに私は何の前情報もなく『ハングオーバー』みたいなおっちょこちょいコメディだと思って観始めたら普通に人が死んだので、わー?!ってなった。めっちゃ笑った直後の死だったので尚更。

  

 

『ゾンビーワールドへようこそ』

ゾンビーワールドへようこそ(字幕版)

邦題とパッケージが残念すぎ。ちゃんと観ました??ってレベル。
無駄な説明的エピソードとかなくスルスルと引き込まれていく面白さ。逆に説明はかなり端折ってるからこれは何で?とかあんまり気にしたらダメ。ツッコミながらワーワー見るのが良い。

こちらはエロでグロでナンセンスかもしれない。エロというかオゲレツって感じ?下ネタも笑えるような気の許せる人とか1人で観るのがおすすめ。きゃーこわ〜い(≧∀≦)っていうよりギャーわはは!!逃げろ逃げろ!(^o^)って感じだから初々しいカップルで観たら気まずいかも。ちなみに私の個人的な下ネタの基準で言えば『TED』はわりとダメで『最終絶叫計画』は下品だけど好き。「もうサイテ〜笑」と笑えるレベルってとこですかね。あんまり参考にならないか…。

ホラーとしてやけに怖いシーンもあるから油断はできない。

 

  

 

邦画で言えば以前感想を書いた『貞子vs伽椰子』はスプラッターコメディに近かった気もする。大泉洋とかがおとぼけな主人公として追加されたらすぐにコメディにできる。きっちりホラーだけど怖いの通り越して笑えたのでおすすめ。

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