クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

美意識、ついに目覚める

30代も半ば、くすみやシミを顔に携えて久しい。

もともと荒れやすい肌質のために、それさえも仕方ないものとしてさほど気にしないように生きてきた。しかし最近になり、鏡で見ている自分と写真の自分のギャップが以前より大きくなったように感じてはいた。

そうして少しずつパンチをくらい続けながらも覚醒せずズルズルと過ごしていたが、夫が撮った私の動画がキツい最後の一撃となった。それは私のストレッチの動作がおかしいからと夫が撮影して見せてきたものだったが、そこに映された自然体の私はあまりにすっかりおばさんだった。

視力が悪いことをいい事に何となくで見ていた鏡をじっと見つめてみると、今まで見ていた自分の顔は記憶の中の幻だったと気づく。見てこなかった現実の自分にはシミどころかたるみやほうれい線まではっきりと確認できる。まずい、まずいことになった。というか、なっていた。今までわりと若くみられてがちだったけれど、それは見た目ではなく頼りない喋り方や挙動のせいだったのでは?

あぁ、ほぼそうに違いない。だって電話口で会ったことのない人にすぐタメ口で話されてしまうし、それだ。あーあ。……あーあ!!

なんだか急に老け込んだ気分。急に10年後の自分までワープしたみたいな感覚。呑気にこの顔で過ごしてきた日々が懐かしい。

これを読んでいる私より年上の方の中には30代半ばでおばさんなんて、と鼻で笑う方もいるかもしれない。私だって20代の子が「アタシももうおばちゃんです」とか言ってたらハァ?と思う。でも違うんです、ホントに見たら納得すると思う。頬なんてガチガチで足の裏くらい硬くなっていた。

というのが、1ヶ月ほど前の話。

 

こりゃいかん!とすがるように「造顔マッサージ」を始めてみたところ、頬が途端に柔らかくなった。う、うれしい!

 

すぐにわかりやすく成果が出たことで、私の眠れる美意識がついに目覚めた。まったく大寝坊もいいところだ。

と言っても一般的に想像される「目覚めた」状態が起き上がって窓あけて朝日を浴びたくらいだとしたら、私はまだ布団の中で目を開けたくらいだろう。しかし今までは完全に夢の中だったので、自分史上一番美容を意識して過ごしていることは大きな成長だと思いたい。

例えば洗顔については「洗顔料はネットで泡立ててゴシゴシ洗わない」「すすぎはぬるま湯→水で30回位くらい」と、よく言われているこんな簡単なことすらいつの間にか面倒でやらなくなっていたので即再開。

化粧水なんかも「肌を過保護にしない!肌断食をする!」みたいな言葉をズボラな自分を擁護できるように解釈していたが、それはそもそも常に肌にご馳走を与えている人向けであって、私の瀕死の肌とは無関係の話だった。今は安い化粧水を浴びるように与えている。

すると、心なしか毛穴が引き締まってきたような?!

それから、顔だけ日に焼けたように黒ずんでいたのが気になっていたけれど、どうやらいつのまにか敏感肌になっていたみたいで、敏感肌用のクリーム塗り始めたらよくなってきた。ありがとう、教えてくれたインターネットの誰か!

あとはYouTubeやらInstagramやらで綺麗な人が熱心に美容を語っているの見て参考にしたりやる気を起こしている。ありがとう、美容意識高い系の人々!

 

以前よりはマシになっているとはいえ、まだ偉そうに語れるほどの結果も出せていないので、いずれもっとどうにかなったら実践した事を書き記したい。

その為に、未来の自分へ布石の「肌改善頑張る」宣言。