クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

憲兵も王様も居ない城を聴いて思う事

ASKA憲兵も王様も居ない城』

weare-music.jp


7月の配信曲。聴きました!
あいかわらずハイレゾの環境ではなく、ですが。

張り上げた声がますます調子良くなっているようで、ライブ観に行きたい欲が高まる。
今月もこれまでの毎月配信曲とガラッと雰囲気変えてきて、本当にバリエーション王だなぁと。
ASKAさんの曲が飽きないのは考えてみたらそこもだいぶ大きい。
これまで好きになった歌手の曲はファンでずっと追いかけているとある時「また同じような曲だな」と感じて我に返ったようにとんと聴かなくなったりもあったけど、ASKAさんの曲はここ数年ほぼ毎日きいてるけど全然飽きない。なんせチャゲアスの曲含めたら何百もあって、本当に彩り豊か。飽きる暇がない。まだ知らない曲も沢山あるので底知れない。

 

今回の曲の歌詞を読むと、前に大きく進んでいくASKAさんの今の決意が強く表れている。

あの一連の出来事は起きてはいけないことで起こってほしくはなかったけれど、起こるべくして起こりそして今があるのかもしれない。

戻せない時間を嘆くより今がいちばんいいと思って生きた方が幸せだよね。

彼の言葉からだけでなくそう思わせてくれるほど、ASKAさんは予想を遥かに上回る努力を見せながら今日まで来た。

 

そういえば最近になって、事件の事でASKAさんに否定的だった夫がついにチャゲアスを聴き始めた。何曲かすでにお気に入りができた様子で、それも曲の豊富さが一因していると思う。そして皮肉にも事件がなかったら結果として夫がチャゲアスを聴くことはまずなかっただろう。

 

人生は不思議だなと思う。絶対肯定できない出来事が起きても、その後の自分にプラスになることもある。もちろんその逆もあるので油断ならない。

「思うようにはいかないもんだな」*1と呟くことは多いが「どんな皮肉なことも今日のいまこのため」*2と思って生きていかなければ。

 

ASKAさんは自分を盾にしながら自ら進みゆく。

カッコつけすぎだよと思いながら、いつまでも追いかけていきたい。

 

 

*1:『PRIDE』の歌詞から引用

*2:『THE TIME』の歌詞から引用