検索に引っかかりにくいようにタイトルは書きませんが観ました。
こんな内容で検索の邪魔はしたくないので(^^;)
この監督の映画はそんなに意識してなかったわりにほぼ観てるので好きなんでしょうね。印象深いものが多い。ちゃんと話を理解できてたのかは置いておいて。
今回もむずいむずい聞いてたので、初見はわからなくて当然と思って楽しみました。
いやぁ、わからなくてもおもしろい!かっこいい!美しい!好き!
オペラハウスのシーンは超かっこいいね。風車が回る広大な海とか船の中のハシゴのショットとかバンジーで駆け上がるとことか映像がいちいち最高よね。息止めるシーンは一緒に止めちゃうね。出てくる人みんなほどよく冷静な感じで自然でいて魅力的だよね。飛行機爆発しても誰も「オッオゥ」とか言わないもんね。でも主人公は強くてかっこいいのにちょっとかわいいよね。ケネス・ブラナー結構好きだから悪役でも嫌いになれないかもと思ったけど普通に嫌なやつだったね。でも心底嫌いにはなれないのはケネス・ブラナーだからなのかね。知らないね。あの穏やかにも思えるほどゆったりとした低いトーンでどうやって死にたいか尋ねるシーンは怖すぎて笑っちゃったよね。キャットは美しいね。すんごい背高いね。それも魅力と思えるほど素敵だよね。だけどみんな大好きニールがやっぱずるいほど良いよね。顔好みじゃないのにめっちゃかっこよく思えてしまうね。あとさぁ、あとさぁ、ね、ね、ね!
で、観終えてから詳しい解説つきの公式パンフを読みました。
個人的に作品が好きじゃないY監督の感想文が載っててウッと思いましたが、それ以外はとても良いパンフでした。
そして話題になってたわかりやすい下記記事を読みました。
これを読むとさらにわかった気になりました。↓
そして宇多丸氏のラジオを聞きました。
もう一度見に行くのが楽しみになりました。
そうして2回目の鑑賞。
初見では気づけなかった細部に注目しつつより話を理解しようと努めながら観ました。
観ている時の心理の流れ↓
はい、はい、はい(納得)
はい……はい(不安)
はいー…はい?(動揺)
はい?はい?はい?(焦燥)
はいいいい!!!???(錯乱)
はーいー??(イクラちゃん)
なぜだろう、1回目よりわからなくなった!!!
なんていうか、気合がから回った2回目のデートみたいな(遠くほろ苦い記憶)。楽しむことより理解しようとしすぎてとにかく脳が疲れた。もっとわかると思ってたからエンドロール見ながら呆然としてた。予習して挑んだのに1回目と理解度が大差ない。どゆこと?!
それで言うとわからなくてもいいやと開き直ってた1回目のほうが純粋に楽しめてたかな。でも何度も見る価値はあった。
この映画に関してはわかろうとするも良し、わかった気になって観るも良し。私はこの先は後者だな。笑
だってもう時間が逆回転してる映像ってだけでも楽しいからいいじゃん!
と、結局いつもの馬鹿みたいな感想だけど、IMAXの映像と音響が現実を忘れさせてくれて夢中になって観終えて映画観たー!映画って良いなー!って心から思えたんだから、それは最高に楽しめたってことでそれが一番。映画館で観られて本当に良かった。
心身ともに狭い世界に閉じ込められたように暮らしている今、久々に映像で視覚的に話として思考的に果てしなく広い世界に触れられた気がして、それがとてもとても嬉しくて感動したんだよね。
つまりは、間違いなく好きな映画でした。