クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ASKA Wonderful worldの感想

2022年11月25日、ASKAのニューアルバム

「Wonderful world」

が発売されました!

 

タワレコ↓には今現在は在庫ありますが店によっては入荷待ちもありました

tower.jp

 

ハイレゾ聴ける環境をお持ちの方は配信もおすすめ

www.e-onkyo.com

 

前作から2年8か月も経ってたか……。

なんか、まるっと1年くらい記憶ないんだけど。苦笑

 

↓前作の大傑作アルバム『Breath of Bless』の感想

(こんなん読まんでいいからまだの方はいいから買って聴いてほしい)

oki-nikki.hatenablog.com

 

収録曲はこちら

「太陽と埃の中で」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
「自分じゃないか」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「笑って歩こうよ」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 松本晃彦/澤近泰輔
「どんな顔で笑えばいい」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 鈴川真樹
「だからって」 作詞 ‒ ASKA松井五郎 作曲&編曲 ‒ ASKA
「僕のwonderful world」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
「幸せの黄色い風船」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「それだけさ」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「PRIDE」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
プラネタリウム」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「君」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 澤近泰輔
「誰の空」作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ ASKA
「I feel so good」 作詞&作曲 ‒ ASKA 編曲 ‒ 藤山祥太

www.fellows.tokyo

 

以下、聴いたばかりの率直な感想です。

アルバムに関してのASKAさんのインタビューなどはほぼ未確認状態で書いてます。

過去に感想書いていたものはそこから引用もします。

 

1.太陽と埃の中で

このブログで書いたことあったかわからないけど、どうせ誰も読んでないし覚えてないからさっそく自分語りする。※長いので飛ばしてOK(自分語り終わったらお知らせします)

私はASKAさんのファン歴で言ったらまだ5、6年くらいなんですが、チャゲアスとの出会いはこの曲のオリジナルがシングルリリースされた1991年ごろだったと思います。

そのころ私は7歳で、はじめて買ってもらったCDは『おどるポンポコリン』とかそんな感じの普通の子供。

親の影響で歌謡曲にも触れてはいましたが、自ら好んで聴くことはなかった幼い私に、ある日突然

「♫おーいかけーて おーいかけーてーもー」

という歌声が流れこんできました。

当時お昼のテレビのワイドショー番組*1のエンディングテーマになってたんですよね。

テレビを見るわけでもなくお絵描きでもしてたと思いますが、とっさにその歌声の聴こえるテレビ画面を見つめました。そこにもちろんチャゲアスの姿はありません。でも猛烈に気になるのです。この気持ちは何だろう。この歌が好き・・・なのか?

この時のことは不思議と情景として覚えていて、大人が聴くような歌を誰に教わるでもなく自分で見つけて、そして好きだと思える感覚が自分の中で新しくて、自慢したくなるほどうれしかったことを記憶しています。

その後仕事から帰ってきた母にさっそく「♫おーいかけーてー」って歌が良いんだよ!と伝え、この歌を歌っている人たちの『SUPER BEST』のカセットテープ買ってもらい毎日聴き……。

そのままファン歴30年!とかだったらよかったんですけどねぇ。

なぜそうならなかったかは過去に書いてるので以下略。

oki-nikki.hatenablog.com

※はい、ここまでで自分語り終了しました!

 

とまぁ、長くなりましたが、私にとってそんな特別思い入れのある曲なのです。

それを時を経てファンとして今のASKAさんの歌声で聴ける喜びったら。泣くでしょ。

この曲がアルバムに入ると知った時に、まず途中に入れることはないだろうから最初か最後だろうけどチャゲアスの『SEE YA』『STAMP』でも最後だし、ASKAさんならきっとここは最初にもってくるはず!と予想しました。

なんだかこういうの当たると少しうれしいよね。でもアルバム全体を聴くとここしか入れようがないかも。

静かなはじまりから、気持ちの沸き立つような力強さの中に華やかで澄んだストリングスの音色が絶妙に混ざり合う、澤近先生のアレンジがオープニングにぴったりで最高!

シンフォニックコンサートでも聴けてうれしかったけど、やはりこの曲はTVや横浜の合同ライブで披露されたようなバンド形式がとても合うと思った。来年のバンドライブでも絶対絶対聴きたい!本当に大好きな曲。何度聞いても嬉しくて泣きそうになる。

 

2.自分じゃないか

イントロからの重低音で刻まれるリズムが心地良く、そこからサビは気持ちよく振りかぶったバットによって打ち上げられたホームランボールを見上げるような爽快感。

絶対合うから野球中継のエンディングテーマに使っていいよ。(←誰だよ)

最初のサビからラストにかけてはもうスタンディングで手拍子か拳を振り上げるYAH YAH YAHスタイルで盛り上がるライブ会場しか浮かばないよね。

新曲第二弾じゃないか! - クルミを割ったことのない日々

と配信リリースしたとき書きましたが、来年のバンドライブでは歌うかなぁ?

このアルバムがそのままライブになったら最初の曲から立ったまま飛び跳ねるように腕振り上げっぱなしですでに体力ゲージ半分くらいになりそう。笑

この曲はMV撮影の生配信も観たから、聴くとその映像が浮かぶようになった。

あの最初に映った時のASKAさんの表情が大好きなので、思い出すとムフフ笑いをしてしまう。(キモッ)

 

3.笑って歩こうよ

我々の体力を察してくれたようでありがとう。(2曲目からの流れでまだ妄想ライブ会場にいます)

ASKAさんならこの曲前のオープニングMCで「ようこそだよ!(片手を上げてからお辞儀)うんうん、座ろうか」って言ってくれるだろうね。笑

 

シングルよりもすこーしASKAさんのハーモニーがクリアに聴こえるような気もしなくもないような……

アルバムのために全曲マスタリングし直したというので何かしら微調整されてると思うけど私レベルだとなんか違う……と思い込んでるだけでシングルバージョン聴かされても同じこと言いだしそう。でもアルバムの円を作るうえで~(わかったようなこと言いだしてボロがでる前にやめときます)

編曲は松本晃彦さんと澤近泰輔さんというアレンジャー神2人という力の入り方。だから一度だけではあまりにも違和感ないのですんなり流してしまったけど、実は細部までこだわって丁寧に作られてるのがわかってくる。でもしつこくない。このバランスが大事なんだとようやく最近わかってきた。(そんなレベルの人間の感想です、どうも)

ASKAニューシングルを聴いたら笑って歩いていた - クルミを割ったことのない日々

 


4.どんな顔で笑えばいい

アルバムで初リリースの新曲。

初めて聴いたのは9月11日の特番ラジオASKA Terminal Melody〜Platinum〜」で

その時の感想が

え、聴きました?すーーんごいかっこよくない?!!

声が左右交互に聴こえてきたり途中曲調が大きく変わったりするのも本当に好きなんだけど、なにより大好きなロックASKA!えっぐい!好きすぎる!!

だったのですが、この時の衝撃から改めて久々にちゃんと聴いたところ、

ま、じ、で、めっっっっっっっっちゃくちゃ好き!!!!

こればっかり繰り返し聴いたりしちゃう。大好き大好き大好き・・・・・・

ラジオで聴いた時、ずっとサビでなんて言ってるのかわかんなくて「動けないスプーン」?じゃないよねぇ?って思ってたら「動けないスプーン」だった!へぇぁ??!

ほら、時々ASKAさんてナパームぶち込んだりするじゃん?(物騒な言い方)*2

そういう私の知らない何かかと思ったけど、そのあとの歌詞とつながって意味は納得。こういう独特の表現も相まってASKAさんにしか作れない曲だよなぁ(感動)。

この曲は確実に力が入っているしASKAさん自身も以前ブログで出来に満足してる様子だったけど、こんな曲1曲作ったら私なら一生これ一本を看板に掲げて限界までこすり倒して生きていくよ。

「ぉぅどんなぁぁかおで笑えばいい~ぃぁ」

っていう小さい母音がくっついてる歌い方がホントにものすごくたまらなく好きだし

「どーうにーもーどうにもー」

の所も理由はわからないけどツボ!

って、うーん……誰か、誰かわたしに確かな分析力と豊かな語彙力をください!泣

もっと賢く正確にこの気持ち表現したいよ……。

でもいいや!好きだぁーーーぁぁぁ゛!!ゲホゲホッ!むせるほど好きぃー……

 

5.だからって

えー気を取り直しまして。

こちらは私にとって完全に初めての新曲。

新曲はできるだけアルバムで聴きたかったので、直近の新曲が流れたラジオは録音だけしておいてお預けにしておいたのです。

とはいえ、原曲となるオケはこの↓動画で聴いていたものだった。


www.youtube.com

この時のメロディーもとても素敵だったけど、完成したメロディーは別物でもこれしかありえないと思えるような仕上がりだったから、やはりプロはすごいとしか言えない。

謡曲のようでもあり洋楽のようにも感じる。ASKAさんのルーツが映画音楽にあることがわかるような、インストにしたとしてもメロディアスでドラマチックで、それだけで泣けてしまいそうなほど美しく流れていくメロディー。

それに重なる歌詞は久しぶりの松井五郎さんとの共作で、1番と2番の対比が「だからって」という言葉を異なる印象にする。1人の人間の生きるために強くあろうとする部分と挫けそうな弱音の部分。1番はASKAさん、2番は松井さんが主に書いたようだけど、どちらもきっとASKAさんであり私でもあり人間誰もそうなんだろうと思わせてくれる。普段歌詞が頭に入りづらい私でもこの歌詞ははじめから心にすっとなじんで、救われるような気持ちになれた。

この曲はアルバムの中でもかなり気に入っている。これからも大切に聴いていきたい曲。

 

6.僕のwonderful world

何気ない日常が素晴らしい世界だと感じられる歌詞には、今が突然に大変な世の中へと変わってしまったようにまた明るい未来へと変われるよ、というメッセージも含まれているように思う。

あぁ、ある日目が覚めたら元の世界に戻っていたら良いのに。 

新曲第三弾の素晴らしき世界 - クルミを割ったことのない日々

この曲が配信リリースされたときはこんな感想だったけど、あれから2年たっても進んでいるのか止まっているのかよくわからない世界。

でもここまでよく耐えてきたよなぁとは思う。

この曲のタイトルにもある「wonderful world」がアルバムタイトルになっているのはASKAさんの願いや祈りや希望、それらを含む優しさだと感じる。

モノクロのアルバムジャケットは特殊加工により見る角度によって虹色の光が差し込まれる。

ASKAさんの歌は私の人生においての虹色の光だなって思っています。


7.幸せの黄色い風船

(あぁ、ASKAさんと同じ時代を生きてるんだな、同じように辛くなったり自分を鼓舞したり明るい世界を夢見たりしてるんだな)

って思えて、励まされるというか一緒に乗り越えようね、また絶対一緒に笑おうねって未来へ前向きな気持ちになれる。

そういう気持ちって自分で意識的に作り出す以外なかなかできない中で、こうやって大好きなミュージシャンをリアルタイムで感じられて考えを共有してもらえてることって、めっちゃくちゃありがたい。だから生きていけてるよ、大げさでなく。

幸せな新曲第一弾! - クルミを割ったことのない日々

という、配信リリース時の気持ちは今も変わっていません。

でも一方で特に最近のASKAさんのことでモヤモヤすることもあるのも正直なところ。

なんつーか……いいや、ここで書くことでもない。けど、もういいからとりあえず夜は寝ようか!そんで朝がくりゃおはようだ!(急にどした)

すみません、色々振り返ってたらなんか思い出しちゃって。苦笑

話をアルバムに戻そう。

この曲は相変わらず大好き。でも歌詞は今までのASKAぽくないっちゃない。少なくとも40代くらいのASKAさんはこの思想があってもこの歌にはならなかったように思う。歌詞だけでいうと可愛すぎるというか、みんなのうたでも流せそうな「WAになっておどろう」的な路線に近い。でもそれが違和感なく媚びてる風でもないのは、ASKAさんの根っこからにじみ出るある種奇跡的なほどのピュアさとこれを歌いこなす歌の上手さがちょうどよくポップスに変換してくれてるのかなぁ……みたいに考えたけど、ただ可愛いASKAが好きなだけかも。ライブでやってた風船を解き放つ手のポーズ好き。


8.それだけさ

まだアルバムは3回くらいしか聴けてないのだけど、この曲は音楽を聴いてないときに頭の中で流れることが多い。そういう時いつもはある部分だけ頭の中で繰り返されることが多いけど、この曲はAメロもBメロもサビも断片的に流れる。それほどどこを切り取っても特徴的で耳に残ったということなんだと思う。これぞASKA転調!って感じ。

しかしこの曲、オケというの?インスト状態のものをどこかで聴いたような気がするんだけど何だろう。Aメロの「人並みに敏感」のあとのドラムとベースに覚えがあるような。なぜならここがとても好きでその時もいいな!と思った記憶があるようなないような。コンサート会場で流れてたことあったかなぁ?うーむ??という雲を掴むような話。笑

あ、でもこの印象的なドラムが菅沼さんの演奏なのは何だか嬉しいな。

1番の「ピアノの」の歌い方好き。BメロでASKAさんの声が重なるところめちゃくちゃ好き。そこからの予想できないサビへの展開が本当大好き。この曲初めて聴いた時、次々と好きが押し寄せるから笑っちゃった。アレンジもASKAさんぽくていいよねぇ。

歌詞カードだと2番に「(水平)線」って歌ってない言葉が(かっこ)書きしてあるけど、こういうのASKAさんでは珍しいですよね?たぶん。

 

9.PRIDE

この曲は映像では何度も観てるし参戦したライブなどでも聴いているので正直新鮮な感動はないけど、日常でふと口ずさんでしまうとこの歌の偉大さと難しさに気づかされることある。

改めて名曲だし、この新たな澤近先生アレンジも今のASKAさんの歌声と合わさってより揺るぎないPRIDEという重厚感がでてる。


10.プラネタリウム

「君が好きだよ」のところを聴くたびにニヤけてしまう。好きだよの歌い方、笑って歩くどころか走りだしそうなほど好きだよ。地味に「焼きもちを」の歌い方もキュンとさせられるし「君のそばにいたい」のところとかもあーコレコレ待ってましたという感じ。これ聴きながら歩いてる時も気づいたら笑っていた。こういう時だけマスクありがてぇ。

ASKAニューシングルを聴いたら笑って歩いていた - クルミを割ったことのない日々

この歌ほんと可愛い。好きだわぁ。

ライブで歌ってほしい!「君が好きだよ」って歌った瞬間、ニマァって絶対笑ってしまうけど許して。想像しただけですでに笑っているのでこれは不可避。

 

11.君

ちょっと!テレビ掃除してる「君」って誰よ!

うそうそwでもちょっぴりふわっと嫉妬した人、手を挙げて!(´・ω・)(・ω・`)ネー

ASKAさんの歌詞で「幼子」ってよく出てくる印象。

思いつくだけで「クルミを割れた日」「Love is alive」・・・・・・

ごめん、あんまないわ。笑

最近もあった気がするけど気のせいかな。

誰か調べたら連絡ください。(どこへ)

この曲イントロからだいぶ澤近先生頑張ってるよね。おしゃれなキラキラアレンジだけどどこか懐かしさも感じる。アレンジで良さ増し増し曲。

 

12.誰の空

かっこいいしこれは泣ける。ライブで是非是非聴きたい!って、そればっか言ってるな。

でもこれはライブのクライマックス曲でしょ、完全に。このアルバム自体ライブっぽいから余計にステージの景色が浮かんでしまうよ。

盛り上がりが凄まじい。気迫、集大成、極み。言葉が見つからないけどこれがASKAだ!って感じる。

こんな曲聴いてしまうとやっぱり絶対的にASKAさんのファンをやめられなくなってしまうな。いやはや。

ASKAさんが「歌う」ことを歌うのがとても好きなんだけどわかってもらえるだろうか。なんでかはわからないけど。

これも大好き。本当にASKAさんありがとう……聴きながら書いてて泣けてきた。


13.I feel so good

この曲、もちろんPRIDEのシングルリリースしたときにカップリングとして聴いてました。しかし、正直全然ピンとこなかったんです。

楽しみにしていたのにそんなに好みじゃないなと思ってしまって何だかショックで、ブログに感想も書かずじまい。(感想書いてない=好みじゃないってことではないです)

まぁASKAだったら何でも良いと思っているわけではないし、そういうこともあるよねって思うようにしつつも、この曲を聴くことを避けて過ごしてました。

そんな曲がアルバムのラスト。「誰の空」で大感動して気持ちは最高潮。

大丈夫かなという多少の心配を抱きつつ、久々にアルバムの流れできちんと聴いた。

え、すんごい良いんだけど??!!なんで???なんか変わった???

いや、改めてカップリングの方聴きなおしたけど大差ない。リマスタリングされているとはいえアレンジが変わっているわけじゃないし。

なぜかわからないけど新曲聴いたくらい新鮮に感動した。アルバムの流れでライブのラストのように全身が高鳴るような気分。こんなにいい曲だったんだ。アルバムの流れで聴けたのがよかったのかな。そういう曲ってあるよね。不思議。

この曲への苦手な気持ちが払拭出来たのが嬉しい。むしろとても好きになった。

でもそっか、2021年は私がふさいでて、いろんなことに興味が薄れていた。チャゲアスのライブ映像なんて1回も観てなかったし、年明けのASKAさんのライブへも行くか悩んでたくらいだった。心に余裕がないと素直に受け止められない事とかクリアに感じ取れない事ってあるよね。逆に今は欲しすぎてて敏感に感動してしまっているところもあるのかもしれない。でもそれはそれで幸せだと思って楽しんでいけたらいいかな。(どうでもいいが、はからずも最初に書いた「1年記憶がない」が伏線になってることに書き終えてから気づいたw)

 

アルバム全体としては曲調は穏やかなものが多いけれど、歌詞は自分と向き合い苦悩や葛藤を抱えながらもそれでも諦めず生きていこうとしている印象を受けるものが多い。

全てがASKAさんのリアルな気持ちや状況を歌った歌詞ではないにしろ、少なくとも自分の中に生まれた言葉は何かしらつながる部分はあるのではと思う。

復帰後最初のアルバム「Too many peaple」でも苦悩したり自分を鼓舞している歌詞が印象的だったけれど、あの頃と変わったように思うのは「孤独」ではないと感じられる「君」という言葉。それがたった1人の誰かでもいい、あるいは仲間やファンをそう呼んでくれているのかもしれない。そんな「君」の存在を歌詞の中のASKAさんが自分の世界に取り込んでくれたことが、アルバムのどの曲にも消えない光を感じられる理由のように思えた。

 

 

というわけで、今回のアルバムも前作で上げられたハードルを軽々と飛び越えてASKA史上最高大傑作」だった。

前作でも同じこと言っているので、ASKA史上最高大傑作2」「続 ASKA史上最高大傑作」ASKA史上最高大傑作 リベンジ」ASKA史上最高大傑作 セカンドシーズン」……。(追記:こう書くとまるで過去のアルバムがあんまりと思ってるみたいに誤解されそうなので補足すると、それぞれに違った角度でこれが最高なのでは?と思えるものがたくさんあります!なんなら今回がASKA史上最高大傑作 Part11」でもいいよ。いや、カバーアルバム含めると15?……と、言いだすときりないので。

とにかく、今のASKAさんがこのクオリティーのアルバムを出してくれて、それを何度でも聴ける幸せでいっぱいです!!ありがとーーー!!!

来年のバンドライブ楽しみです!

(いつなの?予定だしてほしい!)

 

*1:調べたら『TIME:3 タイムスリー』でした

*2:ASKA『No  Way』に「ナパームをぶち込むような」という歌詞があります