クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

11月5日

ついに今日からはじまる、ASKAさんのコンサートツアー。

ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE- | billboard-CC

初日も参加すればよかったかなぁと今更欲張りな気持ちもチラつくけど、会場には私と同じ気持ちかそれ以上の方達がたくさんいるはずなので、熱気と声援は十分だろう。

 

今日は、行く人はもちろん、行かないファンもドキドキソワソワする1日。

そのせいか、♫あんあ〜午前5時〜*1に目が覚めて2度寝して寝坊しました。

 

どうか無事に…

という切実な願いはもちろん、

これぞASKAだ!というステージを世の中にも見せつけてほしい!

という強気な期待もある。

 

この居ても立っても居られない気持ち、どうすれば??

は、走ろうかな。

 

 

*1:チャゲアス『モーニングムーン』の歌い出し

KANさんがASKAさんになりきった話

KANさんがラジオ「KANのロックボンソワ」にて、Chageさんのライブイベント「ソロデビュー20周年 & CRIMSON YEAR 記念イベント ちゃんと祝ってくれるかな ?」に出たときの話などをされていて、KANさんがASKAさんになりきった話など面白かったので、自分のための記録として一部「文字起こし」をしてみました。

第720回『ChageさんとASKAさんの話』 | 選曲リスト | KANのロックボンソワ | STVラジオ

Chageさんのイベントに行った方はさぞかし楽しかったんだろうなぁ…という事がとても伝わってきて、DVD化していただけたら観たいのだけど、うーん無理かなぁ。。。

 

--

 

※以下、2018年10月20日のKANさんのラジオ「KANのロックボンソワ」の一部を出来る限り聞き取って文字起こししているつもりですが、「あのー」「えー」などは随所カットしています。言い方を強めていたところは大きな字にしています。

 

  • KANさんがASKAさんになりきった話 『デェラ・シエラ・ム』編

 

KAN:さて、えーChageさんのライブの話に戻りますけども、ま、そのね、頭2曲目で、Chageさんのソロの、Chageさんの曲に、Chage、Chige(チゲ)、Choge(チョゲ)として僕と根本要さんも登場しました、はい。

で一旦はけて、で、まぁChageさんのライブ前半は結構アコースティックなナンバーが続いてたりしてですね。

で中盤に、ゲストとして、呼び込まれます。

根本要さんは「根本要ー!」つって呼び込むんですけど僕はその中盤で出て行ってやる曲はですね、2003年にSTARDUST REVUECHAGE and ASKAが一緒に作った『デェラ・シエラ・ム』って曲があるんですね。それをまずやろうってことになった。

てことはオレはASKAさんで出て行く(笑)わけですから、はい。

だから「KAN!」って紹介はちょっと違うと思うって言って。

「『もう1人!』って言ってください」って言って、それで僕はASKAさんとして出て行く。

あのーASKAさんのですね、90年代前半の、まぁだからバブルの終わりぐらいの時代の、あのー肩幅のものスゴイ広い、変な紫色の大きいジャケットを(笑)着て(笑)それで、あのー(笑)ちゃんとASKAさんぽいヅラも被るんですけど。

コレたまたまなんですけども、ASKAさんのヘアメイクやってる方と、STARDUST REVUEのヘアメイク、同じ方がやってるんですよ。

で、当然その日も来ててですね。僕も何度か昔からお会いしてるんで知ってるんですけど。

「あっ!よかった来てくれてお願いしますASKAさんにしてください」っつってですね(笑)ヅラ被って。

「任してください」つってこうなんか水つけてパッパッパって。

「こんな感じですよねぇ?」って言って。

実際にASKAさんのヘアメイクやってる方にASKAさんにしてもらってですね。

で、その方がそのスタイリスト、女性なんですけど、

「やっぱ登場はね、『待たせたねー』って出た方がいいですよ」

「あ、そうだソレだ!」つって。

大体ASKAさんは、コンサートの頭、登場の時に「待たせたねぇ!」つって来るわけです。ソレで出てったんですよ。はい。

Chageさんが「根本要ー!」って紹介して要さんワー出てって、

「そしてもう1人!!」

って僕は「待たせたねー」つってこう(笑)ASKAさんで出てって。

でそのまま『デェラ・シエラ・ム』っていう曲に入って。

もちろんあのー、完コピ、モノマネで、はい。歌いました。はい。

 

<~曲紹介など~>


KAN:あの実はこれですね、えっとー4、5年前、たぶん2千じゅう…し、まだASKAさんが逮捕される前、グレーだった時代に(笑)僕はSTARDUST REVUEの皆さんとね、いろんなコンサート一緒にやらしてもらってますんで、その時になんかあのー、レパートリー増やそうってなった時に僕が『デェラ・シエラ・ム』やりましょうって提案したんですよ。それで。

で、もちろんSTARDUST REVUEの演奏で僕がASKAさん、馬場俊英くんがChageさんになって、やったんですよそれを。

で、それ最初ね広島のコンサートでやったんですけど、ま、正直、根本要さんは

「ま、いいけど、どうだろぉ?」ぐらいの。

ASKAさんがグレーだった時期でもありますしね、どうだろぉ?みたいな感じだったんですよ。

で、結構僕が無理して「いや、全然大丈夫ですよ!」って。

「だってもう作品はだってもう素晴らしい作品なんですから。それはもう全然やりましょうよ」つって結構僕が、かなり推して広島ではやったんですよ。

で、その、あれは同じ年だったかな?同じ年に、札幌でも他局の主催のライブイベントがあって、そん時は馬場くんと、あと秦くんもいた時ですかね?STARDUST REVUEと、はい。

そん時に、えーいわゆる曲順、今風に言うとセットリスト案が送られてくるじゃないすか。そこに『デェラ・シエラ・ム』って入ってて、あれー?!(へっへっへ笑)

「要さん、あっいいんですか?!」って言ったら

「アレなかなか完成度高かったよな」って言って(笑)

あ、なんだ要さん、き、気に入ってくれたんだ(笑)

と思ってそれでね、札幌でも一回、STARDUST REVUEに、僕がASKAさん馬場君がChageさんになってやったことがありました。

それ以来だから、結構、5年…4、5年ぶりなんですけども、今回はちゃんとChageさんのバンドで、Chageさんと、要さんと、そこは僕がいなきゃ僕がASKAさんになるべきじゃないですか。はい。

という事でやりました。

お客さんの反応良かったんだと僕は信じています(笑)。

 

 

  • KANさんがASKAさんになりきった話 『YAH YAH YAH』編

 

<~Chageさんのライブイベントのアンコール曲の話になり~>

KAN:こん時はですね、やっぱりもう、やるべき曲はあるわけじゃないですか。

『YAH YAH YAH』ですよ。はい。

『YAH YAH YAH』はこれはもう6月の打ち合わせの段階で『YAH YAH YAH』はやっぱロングコートで扇風機ですよって話はしてて。

「お?やる?」って「もちろんですよ!」っていう話はしててですね。

ちゃんと、扇風機っつったってあれですよ、もうステージ…いわゆる業務用の大型ジェットファンですよ!はい。

アレでロングコートがブワァーって後ろになびきながら歌うわけですよね。

で、コートも用意してもらって。

でもあれなんですよ、ちゃんとロングコートなんだけど風になびきやすいようにすごい薄手の。見たらわかんないんだけど、触るとすごい薄手のやつで。

あっこれはいい感じでなびくなと思ってですね。

で、もちろん昔から好きな曲ですし、改めてもうニュアンス細かいとこまでコピーするべきだから何回も聴いてましたけど。

いやぁスゴイ曲ですね!何が凄いかわかんないんだけど、ま、もの凄い…こう今風に言うとアガる曲なんですよね、うーん。

で、アンコールで『YAH YAH YAH』ですから、ま、これは普通にやったってもの凄いアガる曲ですよ、ライブではね。

ただ、ソレを今までこんなに『YAH YAH YAH』で盛り上がったことあるか?!ってくらいオレが盛り上げていかないといけないっていう(笑)責任感はありましたね。はい。

だから実際当日の「Zepp 東京」でのリハーサルでもちろんやるじゃないですか。

で、ジェットファン、回すじゃないですか。

最初のサビでジェットファンくるんですけど。

あのね、まぁジェットファン係の人が遅かったんですよ。

サビの「♫YAH〜YAH〜YAH〜」の時に押したら、そっから回るわけでしょ?

3小節くらいかけてやっと風が出てくるわけですよ。

それじゃ遅いんだよ!オレもうこういうトコものスゴイ厳しいんで。

「おっそいよジェットファン!サビの頭でドン!いくためにはそれもー4小節前からスイッチオンしてなきゃダメだろ!」

ま、ステージの裏でボコボコにしてですね、はい(笑) それでもう一回やったりして。はい。

「ちょっとジェットファンあるんでもう一回やりましょう」みたいなそんな感じでやったりしてですね(笑)。

本番はもうとてもいい感じで、僕はもう完璧に、またあのヅラも被って、ASKAさんと同じようなメイクをちゃんとASKAさんのメイクしてる方にもう一回作り直してもらってですね。

で、ロングコートで登場してですね、やりましたよ。

で、もちろん『YAH YAH YAH』発表当時のプロモーションビデオも何度も見てますし、あとはライブも色んなライブ映像あるんで。

これやっぱりライブとプロモーションビデオのやっぱASKAさんの動きのオイシイとこオイシイとこをやっぱりうまく取り込んで、ね?

ファンの皆さんが「そう!そう!!そうなんだよね!!」っていうところまでやっぱりクオリティを上げていくべきじゃないですか。

本当にもうギリギリまでずっと『YAH YAH YAH』のライブ映像をYouTubeで見ながら、はい、臨みました。

たぶん、今までにはない盛り上がり方(笑)だったと思いますよ(笑)はい。

僕はたぶん十分良い仕事できたと思いますよー。はい。

もちろんCHAGE and ASKAも僕もよく知る方、関係者の方いっぱいね、観に来ていて楽屋で終わった後いろんな方と会いましたけども。

僕むかしからお世話になってる加藤美樹さんっていうDJさんは

「もー最初もう出だしの時笑ってたけど『YAH YAH YAH』はもうなんか、なんか涙出てきちゃって」とか言って(笑)。

「なんかものすごい嬉しくてもう涙出てきちゃった」とか言ってものすごい褒められました。はい。


[MV] YAH YAH YAH / CHAGE and ASKA

 

  • ASKAとの最近のやり取りの話

KAN:えっと、定期的に、定期的っていうかちょくちょく連絡は取ってます。

去年一回会った以来直接は会ってないですけども、なーんか時々電話があったりメールしたり。あと僕は新しいCDとか出来たらASKAさんとこのポストにポンて入れてくるっていうね。

ついこの間も馬場俊英君と一緒にやった馬場君のアルバムをポストに入れて(笑)来ましたけども。はい。

メールが来ましたASKAさんから。

「色々噂、ちゃんと入ってくるからな」っていうね(へっへっへ笑)。

「とりあえずありがとう。Chageの件もありがとな」みたいなそういうメール。

「今度ゆっくり話そう」みたいな、感じです。

 

oki-nikki.hatenablog.com

 (↑「噂」のアルバムについての記事です)

 

  • さいごに

KAN:ちゃんとね、ゲストに来てもらって、ちゃんと話聞きたいですね。はい。

他の番組では誰もつっこまないようなとこもつっこんでみたい、っていう気持ちもありますしね(笑)。

 

 (文字起こし終わり)

--

 

ということで、ASKAさんには是非、こんなASKA愛溢れるKANさんのラジオにゲストで出ていただいて、お2人のトークを聞きたい!って心から思いました。

でもKANさんにアレコレつっこんでほしいような、ほしくないような。笑

そしてKANさんのASKAさんになりきることへの意気込みがエンターティナーとしてもファン(と言ったら失礼なのかもしれないけどどう考えても相当なファン)としても素晴らしすぎて、もはや尊敬に値する。

KANさんのこともすごく好きになりました。

根本要さんは自身のラジオでKANさんのこういうところ「才能の無駄遣い」と笑ってましたけど、KANさんの存在で心が救われたチャゲアスファンは少なくないと思います。チャゲアスの2人の近くにずっといてほしい人ですね、本当。

 

とはいえ、文字起こししていない部分とか本当なんというか。笑

チ〇ポコポンって…。めちゃ笑ってしまったじゃないか。笑

 

 

 

騙されたと思って聴いてほしい

『We are the Fellows』と『Made in ASKA』という2枚のベストアルバムが出ました。

 

まず初めからはっきり断言する!

ASKA初心者なら2枚とも買っとけ!損はさせない!

チャゲアスは聴いたことあるけどASKAの曲ほぼ知らないしどうなの?って思ってるなら、騙されたと思って聴いて!

私も初めはそうでしたよ。チャゲアスだけ聴いてればいいかなって思ってた時あったのよ。でも違うのよ。ソロもいいのよ……マジでさぁ……。

 

 

配信は下記リンク先から↓

本日より、ASKA『We are the Fellows』『Made in ASKA』配信開始 - Weare

 

 

『We are the Fellows』は先行販売で購入済みだったので、もうその良さはじっくり味わい続けています。

 

『We are the Fellows』

  1. けれど空は青 ~close friend~
  2. 月が近づけば少しはましだろう
  3. はじまりはいつも雨
  4. 晴天を誉めるなら夕暮れを待て
  5. 君が愛を語れ
  6. 伝わりますか
  7. 東京
  8. 同じ時代を
  9. next door
  10. Girl
  11. HELLO
  12. と、いう話さ
  13. しゃぼん

 

という、ASKAソロ初心者はこれ押さえとけ的なベスト選曲なので、あまりソロ曲知らない方におススメしやすいアルバムに仕上がっています。

 

逆にこれだけ最強の布陣でがっちりベスト1枚完成させちゃったもんで、ASKAさんの選ぶベスト『Made in ASKA』は?まぁ通好みの?長年のファンならこっちっしょ?みたいなやつ?

 

なんてちょっとでも思った私、馬鹿馬鹿馬鹿!

こっちだけ聴いたらこれぞベストアルバム!!ってレベル。

 

『Made in ASKA

  1. MIDNIGHT 2 CALL
  2. Love is alive
  3. I’m busy
  4. you & me
  5. はるかな国から
  6. ID
  7. ONE
  8. Now
  9. In My Circle
  10. 心に花の咲く方へ
  11. UNI-VERSE
  12. いろんな人が歌ってきたように
  13. FUKUOKA
  14. cry
  15. メリーゴーランド

 

改めて曲の良さ、歌声の良さをしみじみと味わえる。

何度聴いても良い。どれも色が違うのにどれも好きな色。

そして思う。これまでの人生でこんなに歌が好きだったことがあったろうか。

 

全部を書きだすと長ーくなるので、聴きなじみのなかった数曲だけ感想を書いておく。

 

「MIDNIGHT 2 CALL」は聴いたことなかったセルフカバーバージョン。アルバム『君の知らない君の歌』からのものと思われる。

この曲がベストに入るのは少し意外に思った。

私の知っている88年のアルバム『SCENE』に入っているオリジナルバージョンは、ゆったりとしている上に若かりしASKAさんの甘~い歌声が聴くたびにちょっとこそばゆい気がしていた。

そのせいで歌詞中の「片手は上着をつかんでた」を男が彼女の上着の裾を掴んでると勘違いしてちょっと女々しい奴だと思いこんでいた。本当ごめんなさい。

それがカバーバージョンだと落ち着きが増してこの歌の良さがやっとわかった。上着を持って電話口で泣いてる女の子の元に駆けつけようとしてくれてるのね、男前じゃん。そして切ない歌じゃん。ちゃんと聴いてなかったじゃん。

このアレンジ、とても好き。

 

「In My Circle」は初めて聴いたけれど、ずっと前から好きだった歌を聴いたような錯覚に陥った。初めて会ったのに気の合う人に出会った時のような、もちろん新鮮なメロディーなのに歌の展開がすべて向かってほしい方向に進む。これ知ってたらマイベストに入れてもよかった。じゃあどれを1曲外すの?って、、、答えは出ません!良い曲あり過ぎ問題。

だいたいが私が選んだベスト10の曲はベストアルバム2枚合わせても半分に満たない数しか収録されてないってことは、どんだけーー!って話ですよ。そこまで奇をてらった選曲したつもりないのに。

 

「cry」はライブの人気曲を今のASKAさんが初の音源化。期待を裏切らない歌声。なにげにそれって凄いことだと思う。昔の歌を久々に歌われると「あの頃」を期待してガクッとくる歌手もたまにいるけど、今は今の良さを感じさせてくれるのは本当にファン冥利につきる。

 

そして新曲「メリーゴーランド」はASKAさんが「ディズニーみたいな曲」とブログに書いていて勝手にエレクトリカルパレードみたいな曲を想像していたら、「ディズニークラシック」の雰囲気がラストに漂う「聴かせる曲」でした。

合唱曲にできそうだからだれかチャレンジしてほしい。

そうして聴いているうちに浮かんでくるのは、コンサート会場で大勢の子供や大人の合唱団とオーケストラを背に、舞台のど真ん中で堂々と歌い上げるASKAさんの姿。絶対いい。やります、コーラス。募集してください。コーラス完全未経験ですけど、NHKの「18祭」みたいにがっつり練習して囲みます。個人的には「38祭」なら間に合いますけどファンの平均年齢考えたら「うんじゅう8祭」にしておいてください。

(いや、それだと年がずれたら参加できないから「18祭(自称)」でいっか)

 

そんな感じで妄想も膨らむ中、着々とコンサートは近づき2月からのバンドライブもある。

いやー忙しいー!(^ρ^)

って行く気満々だけど当たるのかしら?

行けると信じつつバンドライブでは今回の2枚のベストアルバムに落選してしまったファンが選んだベスト20の

14位 MY Mr.LONELY HEART
20位 僕はすっかり

を聴かせてほしいなぁ!とちょっと期待してます。

ね、人気曲20位以内もベストアルバム2枚に入りきらないってどんだけーー!

国際フォーラムの下見してきた

ASKAさんのシンフォニックコンサート楽しみだなぁ。ふふふ〜。

 

ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE- | billboard-CCbillboard-cc.com

 

はじめてのグッズ、絶対買うぞ(^_−)−☆

 

なんてのんきに考えてたら

「グッズ買うために早めに行って並ばなきゃ」

なんていう話がちらほら。

 

へ?!な、並ぶ?!

グッズ販売って並ぶの?!!

 

知らんかった。いや、まだそうと決まったわけじゃないが、そういえばそうかもしれない。…ごくり。

 

♫(人気グッズ争奪)戦争を知らない子供たちさ〜(というか私さ〜……)

 

グッズ売り場で並ぶようなコンサートは経験無く、例えば国技館の大相撲グッズ売店はいくつかあって並ぶことはほぼない。ゆっくり選び放題なんですよねぇ。

 

うーむ、不安。何時に行ってどうしたら??

それはそのうち公式で案内があるかもしれないので様子見るとしても、色々心配になってきたぞ。

そもそも会場の国際フォーラムってどう行くの?えっ怖い怖い!!

 

っつーことで、

行ってきました。

 

下見!!

 

といっても、たまたま近くまで来たもんで寄ってみただけですが。

 

結論としては、

有楽町駅からは楽勝!!!

東京駅からは要注意!!!

 

JR有楽町駅からなら国際フォーラム口(ぐち)を出て信号渡ればすぐに案内板が見えました。

f:id:oki_nikki:20181015202142j:image

↑こんなのです。

 

そこからは「黄色いレンガの道を辿ればエメラルドの都に着くよ」*1ってくらい案内がずーっとある。

 

hall

 A

  

 

 

hall

 A

  ↑

 

 

hall

 A

  ↑

と、こんな感じで

 

f:id:oki_nikki:20181015202217j:image

着いたー!

 

ま、問題はこの後だけどね。

ひとまず当日ここまでは無事来られるだろう。

やれやれ、一安心。

 

が、しかし!

帰りは近くに東京駅への階段があったのでそこを降りて行ったら、それがトラップだった!!

そこは京葉線の最寄り改札への階段だったらしく、その他の各路線及び新幹線乗り場まで、

すごーーーーーく歩きました……。

改札入ってから10分以上歩きました。

疲れてたら果てしなく遠く感じるはず。時間がギリギリな時は要注意ですね。私は、改札入ったのに電車どこーーー?!!になりました。

 

でも行きなど時間に余裕がある時は、途中おみやげ買ったり弁当買うところは出現するので楽しめるかな。ただコンサート終わった頃には閉まってる店あるかも。あと18時くらいでも人気のお菓子屋さんは売り切れてたりしました。

 

有楽町駅が1番近くて、hall Aの入り口までは2分くらい。

あとはもし混んでて改札並ぶようなら、地下鉄の銀座駅も案外近いのでそこまでなら歩いてもいいかもしれない。日比谷駅は行ってないけど、東京駅よりはマシなはず。

いやしかし、東京駅付近は歩ける範囲に駅が密集してるからすごいね。という今更の田舎出身者の感想です。

 

以上、参考になりそうでならない程度のレポートでした。

 

このタイトルどういう意味?

とは言うものの、ASKAファンならその語感にピンとくることでしょう。

最近よく聴いています。

馬場俊英さんとKANさんのコラボ曲『K点を超えるなら靴擦れを直せ』。

馬場俊英さんのことは存じ上げず、この曲をきっかけで知りました。

KANさんはもちろん『愛は勝つ』を子供の頃に聴いてましたが、

久々にお目にかかったのは三谷幸喜さんの映画『ステキな金縛り』でした。

それが近年になりASKAさん絡みでそのユニークで変わらぬ才能を再確認した次第です。

そう、『K点を超えるなら靴擦れを直せ』もまたASKAさん絡みで知りました。

この歌、ASKAさんのことを歌っている?!」との噂を聞きつけたのです。

 

題名はASKAの人気曲『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』のパロディですね。いや、オマージュというのかな?

どの言葉が当てはまるのかはわからないけれど、ひとつだけ確かにいえるのは

この歌はASKAさんへのラブソングだという事です。

じゃあ「K点を超えるなら靴擦れを直せ」っていうのは色々捉えらるけれど、もしかしてチ……ま、いいか。

 


【馬場俊英】9月19日発売「ステップ・バイ・ステップ」トレイラー

(↑ 動画の3番目の曲です)

 

以下太字『K点を超えるなら靴擦れを直せ』の歌詞引用。

 

カーブを曲がった~・・・~キスをしたいって

のあたりはチャゲアス『黄昏を待たずに』

次のカーブが来たならキスをくれないか

のオマージュだし、

クセのあるヴォイス

ASKAさんのことだし、

もう2番以降はあからさまにASKAさんのことを歌っていて例えば

あのお方

ASKAさん ですね、はい。

空をぶ のように

はい。

もう100回 101回

はいはい。(ドラマ『101回目のプロポーズ』主題歌『SAY YES』)

SAY YES(歌詞にはないが高らかに歌っている)

おやまぁ。

 

そんな感じで終始ASKAファンをニヤニヤとさせてくれるわけです。

 

ASKAさんのファンであり親交の深いKANさんの主導で書かれた歌詞とのことなので、とても愛に溢れていてファンを代表して作っていただいたような気持ちに勝手になり胸を熱くしています。

 

聴かせておくれよ もう1回 もう1回

 

ずっと待っていたんですよ

 

そう、そうなんですよね。そうですよね。

ASKAさん、聴いてくれましたか?

 

 

ただ歌詞は置いておいても、単純にこの軽快なメロディを非常に気に入っております。ライブで聴いたら盛り上がりそう!

まさに

何度も聴きたくなるようなラブソング

に仕上がっています。

 

あぁ、いつかASKAファンを公言するアーティスト(星野さんちのお源さんとか)を集めてASKA祭やってくれないかな。そこでぜひこの歌を聴きたい。そしてASKAさんがどんな顔してこのラブソングを聴くのかを見たい。笑

www.uta-net.com

 

 

そしてちょっとした繋がりの話。

昨日9月30日に元横綱 日馬富士の引退式がありましたが、その後の祝賀会で稀勢の里がカラオケで馬場俊英さんの『スタートライン』を歌ったそうなのです。

『スタートライン』は稀勢の里が好きな歌で、日馬富士が稀勢にリクエストしたとか。

www.uta-net.com

 

『スタートライン』は事件後のASKAさんのような逆境の日々を生きる人への応援歌で、苦労続きの稀勢にも罪を犯してしまった日馬にもさぞ染みる歌だろうと思う。これを歌った稀勢と、大好きな稀勢にこの歌を歌ってもらった日馬はどんな気持ちだったのだろう。

本当に本当にこれからの2人に幸多かれ!!

 

そんなわけで、まさか大好き(なASKAさん)と大好き(な稀勢の里)が最近まで自分が知らなかった馬場さんというアーティストで繋がってくるとは。というプチびっくりな出来事でした。

 

稀勢はチャゲアス知ってるのかしら。好きだといいな。

 

そういや、最近フジやテレ東でチャゲアスの昔の映像流れてて最高だったのでテレビで定期的にあの手の懐かし映像番組お願いします!けん玉の人*1になぜSAY YES歌わせた!そこは本人映像で頼む!!

 

↑ ASKA『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』が入ったベストアルバムです

無駄にした時間をさらに無駄に振り返ってみる

 

という「総まとめ」みたいなツイートを見ておきながら、観てしまった映画『フランケンジョーズ』。しかもこんな記事まで書いてどんだけ暇なんだよ!ね。

フランケンジョーズ

(↑ これパッケージ詐欺じゃん……)

 

なんたって深夜に12チャン(当時のテレ東)で放送されていたB級ホラー映画を録画して観ては友人に報告する青春時代を送っていた私としては、観ないわけにはいかなかったんです。

 

しかしながら、そりゃそうだ。

はじめこそ笑ったが20分ほどでどうでもよくなった。

 

※以下気にせずガンガン無駄なくらいネタバレしていきます。

 

ストーリーはなんだか凝った感じで色々説明したりこじつけたりしてたけど何ひとつ頭に入らず。とにかく強めのおかしなサメが襲ってくる映画ってことでいいっしょ。

 

オープニングはモノクロで、古いB級ホラー映画感はよく出ていた。ずっとモノクロにしておけば味があってそれなりに良かったのでは?

でもそうしなかったのも、あまりにもチープなCG丸出しなのも、この映画はカテゴリーとしてコメディ映画なんだと思う。


まず関係性が謎な3人組を中心に話が進む。アラフォーの冴えない男2人にアラサーのまあまあな女というビジュアル構成。

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こんなの真面目にホラー映画撮る気ないでしょ。男2人がこの女を過剰に小馬鹿にしてるのも理解不能

 

どうせ女の水着のシーンはあるんだろうなと思っていたら、あるにはあった。が、水着姿が見えるか見えないかでパーンしてお色気シーンは無し。でもチラ見えした彼女の身体は意外と親近感の持てるレベルだった。あと全身タトゥがすごい。

 

3人がチャーターしていたクルーザーの船長は一言も話さずジェスチャーのみ。それがなにかの伏線……ではなかった。予算が無いから台詞無しで地元の船運転できる人を採用したのだろうか?

 

ダサい編集、堂々たる「ザ・合成」。ここまで酷いと「コラージュ」と表すべきか。

海面のCGなんか酷すぎて海から透明な生き物が出没したかと思ったら水しぶきだった。しかもそれを使い回すから目線の邪魔。

安いCGのせいだけではない。泳いでるシーンは水位が膝くらいの所でビチャビチャやってるのバレバレ。サメによる殺戮シーンはかじる音と赤い水の映像で状況察してください。

などなど、ダメなところをあげればキリがない。むしろわかってて開き直っている。この監督、さては怖いものなしだな。


プラスチックのようなサメについては、最初は色んな意味で心底びっくりしてしょぼさにひとしきり笑うのだけど、だんだんともうちょい頑張れよと思えてくる。画面を躍動感のないサメがゆっくり横切った時は「それからどんどこしょ」的な画面転換の演出かと思ったが「サメが飛び跳ねて船の上を通過した」ということみたいです。

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そんな感じでサメの映画なのにサメが1番雑すぎて、襲われてるのかサメの画が人に被ってるのかずっとわかりづらい。

パニックホラー特有の主人公が発する「一体何が起きてるの?!(泣)」ではなく、観てる側が「一体何が起こってるシーン?」という冷静で純粋な疑問が付きまとい続ける。


緊迫感ゼロのままクライマックスらしき展開を迎え、3人が再びクルーザーに乗り込むと

「サメが追ってくる!船のスピードあげて!」

「やってる!」

いや、やってないやってない。景色がゆっくりと流れてるよ。遊覧船なのかな?
そんなツッコミという名の粗めの間違い探し疲れ、せめて評価できる終わり方を願っていたら

 


えぇぇ!

 


マッチョザメ爆誕

f:id:oki_nikki:20180905173039j:image


びっくりぃ!まだ終わらんのかい!!

 

(よく見たら絵と全然ちがったけどいいや)


落胆と僅かな期待が入り混じりつつの第2章。

マッチョザメ、案の定冴えない男共を食べるんだけど、向かい合ってるはずのサメと男の目線が合ってないのはちょっと笑った。

その後、完全に要らないお色気(?)シーンあり。あー嫌いなタイプの海外コメディの下ネタだ。この監督嫌いかもしれない。


後半からは「モンスターを殺すためなら人も殺す」勢いのおばちゃん率いるサメハンター集団?も出てきたりして一応楽しませようとしてくれてるみたいだけど、基本が地味な絵面にサメのコラ映像だもんで気持ちはだれる一方。しかもウケを狙ってるんだと思えてきた途端に冷めた。サメだけに。

 


…………。

 


もうどう終わるか、それだけ確認しようと「ながら見」していたら、いよいよ待ちに待った本当のクライマックス。

例のおばちゃんの弾丸により人のよさそうなおっさんがサメと一緒に爆死。

思わず「クレイジー」と呟いてしまった。

映画でモンスター道連れ爆死エンドはよくあるものの、最もそうしなくてよかったと思える作品だった。


ラストは女が歩いてるところをやけに長映ししていて、テンポ感のあるBGMとあいまって歌でも歌いだすんかと思った。いまだに何の演出かはわからない。

オチはどうせそうだろうなと思っていたけど、終わったと思ったらバアッ!て出てくるやつね、はいはい。

もう笑うにも飽きたし怖くはないし、何も感じなかった。はい、ご苦労さん、といった具合。


1番良かったのはエンドロールの海中の映像かな。綺麗。

 

アマゾンプライムで観られるので、眠れない夜とか家飲みのBGMとかそんなノリで観たい人だけどうぞ。

でもひょっとしたら10代の頃だったらもっと楽しんでたのかな。

 

 

笑いたい方もホラー好きな方も俄然こちらがおすすめです↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

以上、長々と無駄なレポートにお付き合いいただきありがとうございました。

それでも寅さんが好き

映画『男はつらいよ』の50作目が製作されるとのニュース。

www.tora-san.jp

寅さんがフルCGだったらやだなぁなんてのは杞憂だろうけど、どうなるのか楽しみと心配の半々。

というのも、最近たまたま『男はつらいよ』シリーズをよく観ていたのでそれなりに愛着が湧いていたところなのだ。

 

アマゾンプライムで全作配信しているので、私は1作目から全てではなくざっくりと20作程度観ているところで後年の作品は未見という状況。ということを予めご了承ください。

 

まず「寅さん」について、よく知らない人には「ただの陽気なおじちゃん」という印象かもしれない。

しかし一作でも観ればすぐにわかるが、寅さんはかなり面倒くさくて厄介でいい加減な男だ。

毎度毎度いい歳してすぐヘソを曲げて家族を困らせるし、美人に出会えばすぐ惚れて恋わずらいで寝込んだり、振られればいじけて旅に出る。そんな愚行を見ていると、寅さんのおいちゃんと口を揃えてため息まじりに「バカだねぇ」と呆れてしまう。

さくら(寅さんの妹)は寅を甘やかしすぎだよ、あーもータコ社長もまた余計なこと言って、おばちゃんはハッキリ言ってやったらいいんだよ、ね、おいちゃんだってそんな気に病むことないよ。

なんてやじりながら観る。

ずっとその繰り返し。

 

もちろん良いところもたくさんある。でも冷静に勘定すれば結局平均よりマイナスになるくらい寅はどうしようもない。本来ならハブに噛まれて死んで終わる男の話*1だ。

だからちょっと寅さんをかじった人の中には「なぜ寅さんが人気なんだ。クズで最低じゃないか。」という人もいる。

まぁそう思うのもごもっとも。

でもそれならなぜ我々は寅さんが憎めないのだろう。

ひとつは演じている渥美清さんの魅力によるところが大きい。

渥さんは独特の愛嬌があるのはもちろん清潔感があるのがいい。寅はバカだけど渥美さんには知性を感じる。そこが寅さんというキャラクターを絶妙なバランスに仕上げていて、肩をすくめながらはにかんだ笑顔は四角いキツネみたいで不思議とかわいく思えてくる。

そして寅の言動はまるで子供みたいに打算がないからそのあまりの不器用さに「しょうがないね」となってしまう。マドンナ(作品毎に出てくる相手役女性)に振られてあの小さな瞳に愁いをたたえていると、さくらのように「バカね」と涙を滲ませながら慰めたくなる。

それにさ、いつもまた会いに行くんだよね。振られた相手でもただ会いに行ってちょっと様子見て帰るわけ。山奥でも雪国でもわざわざ、いつもの格好でいつもの明るい寅さんで。相手は「また会いに来てくれた、やっぱり寅さんは寅さんだ」って安心したように喜ぶ。それが寅さんなりのけじめのつけ方なのかもしれないけど、なんかいじらしくていいじゃない。そんなところがどうしても憎めないとこかなぁ。

 

最近観た中でのおすすめをいくつか。

 

第1作『男はつらいよ

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色々観てから改めて第1作を観るとかしこぶってる寅が余計腹立つし色々どうかしすぎていて笑うしかない。嫌いだって人はこれだけ観てる可能性ある。

 初心者向けじゃないかもしれないが問題作であり名作だと思うのでいずれかのタイミングで観てほしい。

黒澤映画でおなじみの志村喬の熱演が映画の格を上げている。

 

 

第17作『寅次郎夕焼け小焼け』

  

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特に好きなところは、マドンナのぼたんを泣かせたやつをやっつけようと行き先もわからないまま家を飛び出していくシーン。

バカだけど、あんな風に自分のために駆け出してくれたら惚れちゃうよ。

そして行き先がわからずそっと戻ってきてこちらを外から見てる寅さんももうバカでかわいい。

この回はぼたんとの関係性も好き。

 

 

第20作『寅次郎頑張れ!』

 

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これは寅さんがメインではないが、思わぬ展開があって笑った。

若い中村雅俊大竹しのぶが輝いている。

 

 

 

第15作『寅次郎相合い傘』

 

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第25作『寅次郎ハイビスカスの花』

 

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それから何と言っても伝説のマドンナ「リリー」の回はどれも味わい深い。

リリーはシリーズ中最も寅さんが結婚する可能性のあったマドンナと言われている。
(リリーが出てくるのは他に第11作と第49作がある。第49作はまだ観ていない)

再登場の上記2作は恋愛ドラマとしてとても心を動かされた。
この2人結婚すればいいのにとも思ったり、こりゃ結婚してもうまくいかないよとも思ったり、それでもただそばにいてもいいんじゃないかと思ったり。寅さんの気持ちもリリーの気持ちもさくらの気持ちも複雑で、観ているこちらも正解を導けない。これが人生だよなぁなんて思ったりして。

そしてこの2作で寅さんの1番良いところもダメなところも見えて好きになる。

 

 

男はつらいよ』はわかってても楽しめる最高の落語劇だ。

笑って、時には泣いて、恋愛ものとしてだって悪くない。

50作目を前に、未見の方はこの機会に。

*1:テレビ版の結末