クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ハワリンバヤルに行ってきた -後編

前編はこちら↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

 さて、イベントステージの方に行ってみると子どもたちによるモンゴルのダンスが披露された。10数人いる中でひときわ体幹のしっかりした子どもがいて、動作もリズムも全くぶれず異彩を放っていて笑った。ずっとその子しか見ていなかったら最後はやはり中心に立ってポーズ取っていた。才能のある子は目立つんだな。

(写真を見てもわかるひとにはわかりそう)

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その後、プログラムの時間調整で急遽ホーミー歌手の方のホーミー講座が開かれた。

ホーミーは本場ではフーミーと呼ばれているそう。なぜ日本ではフをホに変えた?

初めて生で聴くホーミーは鳥肌レベル。人の声とは思えず、歌唱というよりほとんど演奏。4つくらいの音が同時に聴こえるし、歌唱法が5種類あって全て高さも出し方も全く違うから1人でピアノ、ギター、ベース、オカリナ…と色んな楽器が声で表現できる感じ。ワンポイントレッスンでみんなでいっせいに真似してみたけどただ低くうなるだけに終わった。ホーミー取得したい欲が謎に高まる。

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そうしているうちに白鵬関、鶴竜関、元旭天鵬友綱親方が登場。やっぱり白鵬はオーラがあるし鶴竜は可愛い。後から水戸龍 と霧馬山も来てモンゴルの国歌斉唱。女性パートと男性パートがあって今回は1番で終わったけど2番もあるような歌謡曲ぽい歌で、初めて聴いたけどこれが国歌だと言われなければわからなかった。

初めてといえば白鵬モンゴル語のスピーチは新鮮だった。日本語喋ってるときよりロシア語に似た発音のせいか優しい口調に聞こえる。

それからは白鵬らも一緒に鑑賞する形でモンゴルから来た歌手の方々の歌のステージが始まる。

まずは先ほどのホーミー歌手のおじさん。曲として聴くとまた違う。目を閉じて聴けば、モンゴルの大草原で風に吹かれたり宇宙を浮遊したり。お寺のお焚き上げで数人のお坊さんが一斉にお経を唱えてるのにも似た荘厳な響きに、救われるようなありがたい気持ちにもなった。かなりヒーリング効果がある。

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その後初めて女性のホーミー歌手の方の歌も聴けた。基本低い声を使うのは同じでも、高い声は超音波も一緒に出てそうで凄かった。ただ、ステージの音響との相性が良くなかったみたいで音が割れたりしてたのがちょっと残念だった。

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2人組のラッパーを挟んで次は男女がデュエットとして登場。その女性の方がすっごく歌が上手くて最近の女性歌手で聴いた中では1番上手いと思うくらい感心したんだけど、紹介時にMCのモンゴル出身の女の子が「では皆さんで呼んでみましょう!%#¥÷と*$×〜!」って名前を一緒に呼んであげたいけど発音的に日本人の私には聞き取れず…。誰と誰だったんだ。モンゴルではソロでも活躍している人達だということで相当人気なのかアカペラで何曲か軽く歌うとモンゴル人は一緒に歌ったりと大盛り上がり。ヒット連発した中堅女性ポップ歌手だとしたらモンゴルの浜崎あゆみ……?(という例えが今どういう意味を持つのか私にはよくわからないけど)

最後は恰幅のいいモンゴルの松山千春みたいな人が出てきて何か話すと白鵬ら含めモンゴル人が総立ちになり出演者もステージに全員集合して、日本人は何が起きたかわからないままモンゴルの『サライ』みたいな曲がどうやらはじまり(松山さんなら『大空と大地の中で』だろうけど雰囲気が24時間テレビのエンディングみたいだった)、皆両手をあげて大合唱のち大団円な雰囲気になったと思ったら白鵬らが自然に帰っていきお祭り終了。え、なんか突然。

基本日本人は置いてけぼりのステージになっていた。歌手もモンゴル人のいる方面しか見てなかったし。日本人に呼び掛けてもモンゴル語わかんないから反応無いの辛いもんね。そういうところが海外でのパフォーマンスの難しさだよなぁ。

気持ちは1つになれなかったけど面白い体験ができました。笑


最近、外のイベントに行くたびに焦げつくほど暑いのだけど、まぁ今回も暑いのなんの。4時間祭りに滞在して家に帰るまでの5、6時間、水分も摂ってたのにトイレに行きたくなかったは完全に汗で脱水してたんだと気づいてゾッとした。

 

今回は色々あったからかモンゴル出身のお相撲さんがあまり来てなくて少し寂しかったな。またいつの日か大勢で楽しくお祭りに参加できるような日が来てほしいと思う1日でした。

ハワリンバヤルに行ってきた -前編

東京都で20年前から毎年開催されているというモンゴルの春祭り「ハワリンバヤル」に行ってきました!

 

昨年その存在を祭り終了後に知り、来年は必ず行くと心に決めていた。なにせモンゴル出身力士は来るわ羊肉中心のモンゴル料理が食べられるわで、そんなの行きたいに決まってる。

 

2日間開催のうち力士が来る2日目の5月5日に、私と同じく大相撲ファンの夫と2人で今年の開催地の練馬区の光が丘公園へ訪れた。

 

お昼頃到着するとすでに盛り上がっている様子。人だかりの先を覗くと芝生広場でモンゴル相撲が行われていた。モンゴル相撲は土俵がないので相手を倒すまで終わらない。組んでから耐久戦にもつれ込むのがほとんどなうえに何組も同時に行われていて、うっかり勝敗の瞬間を見逃してしまう。瞬時に勝敗が決まりやすい日本の相撲とはだいぶ印象が違った。

 

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昼ご飯はモンゴル料理を中心に出店する屋台を見てまわる。「ボーズ」という料理を買うことにしたが行列店だったので、私だけそこに並び夫は別の屋台で羊の串焼きあたりを買ってきて合流しようということにした。並んでいるうちに「ホーショール」という料理も気になり、夫に連絡を取ろうとするも繋がらなかったのでどうせ食べるだろうとボーズとホーショールを購入。買った直後に「ホーショール買ったの?」と背後にホーショールを持った夫が切なく立っていた。ホーショールかぶり。

ボーズは小籠包に似た蒸し料理で、中身は羊肉で作られてた肉の餡が入っている。肉にはしっかりと味付けされていてタレなど付けずに美味しい。

ホーショールは幸いにも店ごとでかなり違いがあり、どちらも違った美味しさだった。1つはスパイシーな味付けのひき肉や野菜を小麦粉の生地で包んで揚げたもの。ネットの画像検索で出てくる感じだとこちらがスタンダードなのかもしれない。もう1つは優しめの味付けで生地は焼いてあり、夫曰く上から醤油みたいなものをかけてから渡されたとのこと。焼いてあるので皮はモチっとしていた。

羊の串焼きは生の羊肉を焼鳥の要領で焼かれたもの。塩コショウで味付けしてさらに焼きあがったものに辛い香辛料を振りかけられた。これが結構辛いけどクセになる美味しさ。

「自家製ヨーグルト」なるものも飲んでみた。注文すると冷蔵庫から、ではなく屋台の長机に置かれていた白いペットボトルの中身がまさにそれで少し…いやかなり不安になる(この日の最高気温は25度)。紙コップに注がれた白い半固形を口にするとドロっとした舌触りから急にガツンと強い酸味が広がり、他の味覚が麻痺したまま喉の奥に流れ込んでいった。木工ボンドって飲んだらこんなかなと思った。でもその後ほのかにヨーグルトのまろやかな甘みとチーズのような濃厚さが口に残り、本当の発酵食品とはこうだ!という底力と己の甘やかされた味覚を思い知らされた感じだった。そして、いろんな意味でお腹の調子がいつもと変わったらこれのせいだろうと確信した。

 

そうしてモンゴルを舌で堪能し歩き回っていると、すれ違った女の子が食べている変わったフランクフルトみたいなものが目に入る。思わず夫と目が合うと夫も見逃していなかったようで

「めちゃ美味そうなもの食べてたね」

「よし、探そう」

と、売っている屋台を探すことに。

探しあてた先はブラジル料理の屋台だった。もうモンゴル関係ないけど、どう考えても美味そうなんだからしょうがない。

美味そうなものの正体はリングイッサというハーブとスパイスを加えたブラジルの太い生ソーセージだった。女の子が食べてたのと同じフランクフルト状の串焼き買おうかと思ったが、さらにそのリングイッサを千切りキャベツと一緒にトルティーヤで巻いたもの(名前は忘れた)が気になりそっちにした。

これがまぁー美味しいの!一口食べて、たまらず生ビール売り場に直行。最高にビールに合うし、これケバブみたいにもっと各地に出店してくれたら買うのに。

 

そんなわけでモンゴル料理もブラジル料理にも興味湧きまくりました。

でもこんなに書いておいて食べ物の写真が一切無いのは、写真など忘れてすぐに食べちゃうからです。あはは。

 

と、食べ物だけで長くなってしまったので明日の後編につづく…

 

 

まさかの勘違い

先日書きました下記映画の感想の記事について。

oki-nikki.hatenablog.com

 

モードルイスというカナダの女性画家の半生を描いた映画を観まして、それを観るきっかけとして私が偶然モードルイスのポストカード持ってたって話だったんですけど……

 

モード・ルイス - Wikipedia

 

そのポストカードをまた見返してたんです。

 

( ・ω・)▱  ハァかわいい絵だなぁ

 

( ・´ω・)▱ あれ?サインが違う?

 

( ´・ω・) あ、裏に作者名書いてあるわ

 

(;° ω ° )グ、グランマモーゼス?!

 

グランマ・モーゼス - Wikipedia

 

ちゃんと見たらモードルイスじゃなかったんです。

ガーン。。。(ってよく口に出して言っちゃうんですけどもう死語だってさ)

 

い、言い訳すると、この2人本当に似てるんですよ!以下共通点↓

・絵は独学

・歳をとってから絵を評価される
・素朴派と言われる可愛い絵のタッチ
・リウマチを患いながら絵を描いていた
・描くのは田舎の風景が中心
ホワイトハウスにも飾られた

 

ほら!他人とは思えない!!

 

それで実はポストカード買った時の記憶として、「外国のおばあさんが描いた」ってとこまでは覚えてたんです。でも名前まで覚えてなくて(結果、カードの裏に書いてあったけど)、映画の予告見た時に絵の雰囲気は似てるけどおばあさんじゃないなぁ、と一応疑問には思ったんです。

 

おばあさんじゃない

女はいつかおばあさん

そもそもおばあさんという記憶自体がネットの写真の印象かもしれない

おばあさんじゃない問題解決

 

加えて映画観る前にポストカードの確認もしましたよ。「Moses」のサイン。モーゼス、と今なら完全に読めます。思い込みって怖いですね。どこをどう読んだのか、Mルイスだ!と盛大に勘違いしてしまったんですねぇ……。

絵の繊細さが違う?映画では画的に映える絵を選んでるのかなぁなんて勝手な解釈をしていました。

 

そんなこんなで、間違いに気づくのが遅くなってしまいましたとさ。

 

長い言い訳おわり。

 

でもモードルイスの絵も好みだし映画もよかったから、まいっか!オーライ!

 

……なんか、すいません。

 

 

 

髪の毛を早く乾かしたいなら

私は6歳くらいまで細くて柔いくせっ毛気味な茶髪で、髪に栄養が行き渡ってなかったのか量も少なめだった。祖母には髪が増えるようにワカメを食べろ食べろ言われ、とにかくワカメを摂取させられていた。

 

現在、私の髪は細くて柔い直毛のこげ茶髪で、量はやたらめったら多い。初めての美容院では必ずそのことを指摘され、切り終わったあと「頭軽くなったんじゃないですか?ほら、こんなに切りましたよ」と床に散らばる私が育てた集合体を確認させられる。どっさりという言葉が誠にふさわしい光景だ。

 

髪が多くて長いとやはり洗髪後に乾かすのが一苦労。

何か楽に早く乾かす方法がないかと日々思っていたところ、ツイッターでバズっていた情報を目にする。

「肌につけるようなオイルを濡れた髪につけてからドライヤーで乾かすと早い」

本当??もしそれで早くなるならすごく助かるけど。

ちょうど手元にはホホバオイルがあるので、これは試してみるしかない。

 

①いつも通りタオルドライはちゃんとする

②ホホバオイルを数滴手に取り髪になじませる

③ドライヤーで濡れたところが無くなるまで乾かす

 

という流れで、どうせなら②の無い通常の乾かし方も時間を計ってどれくらいの差があるのか比べてみた。

 

≪毎晩1回10日間に渡りオイル有無それぞれ5回ずつタイムを計った平均時間≫

・オイル有 6.438分(②の時間も含む)

・オイル無 6.474分

 

初めてオイルを付けて試した時は、早くなった!と喜んだ。しかし、いざオイル無しのタイムも計ると数秒遅かったもののほぼ変わらず。タオルドライが毎日同様に出来てないことや湿度温度なども一定でないことから正確性はないが、おそらく別にそんな早くなってない。それどころか無しの方が早い日さえあった。②の作業時間を10秒としてもドライヤーの時間として縮まるのはその程度の差ではないかと。はっきり言って「ワカメを食べると髪の毛が伸びる」と同じくらい信憑性にかける。

 

本当に早く乾かしたいなら早く乾かすためのヘアーオイルというのが売っているようなので、それなら間違い無いのだろう。ツイッターの情報もきっとそれを独自のアレンジで試して早くなった気がしちゃっただけでは無いかな?

大して早くはならないけど、オイルをつけた方が髪はしっとりとまとまったし、悪いことはなさそう。というのが個人的な結論です。

 

髪の毛を早く乾かしたいなら、髪を切るのが1番!……なんですよねぇ。こんな事してるより美容院にさっさと行けばいいのだけど。やだなぁ…とほほ。

 

『クソ野郎と美しき世界』を観た感想

《ネタバレあり。ネガティブ意見もありますので不快になる方注意》

 

公開は終わっちゃいましたが、最終日に観に行ってきました。

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正直、まぁこんなもんよね、という感じではあった。ただ、このメンバー集めておいて本当ならこんなもんじゃないでしょ、とも思う。

なんだけど、これは今この時に劇場で観ることに意味があったという気がする。

ファンなら尚更。

 

すごくファンなんです!っていうほど今熱烈ではないんだけど中高生の頃までは一番好きな芸能人としてダントツ香取慎吾だったし、やっぱりその頃の私のためにこれを見届ける義務があるというか、ネット配信を待つのは違うだろうと思ったわけです。『香港大夜総会 タッチ&マギー』*1も劇場に観に行った、慎吾ママのおはロック*2もCD買った私ではないか、と。

 

ひと昔前にショートフィルムがちょっと流行った時期あったよね。『Jam Films』とか何本かは観たかな。イメージ的には若手の映画監督とかCM監督なんかの作品が何篇か集まってるけど、ちょっと面白かったりなんだか面白くなかったり面白くなりかけてるうちに終わっちゃったり。今回もその感じはぬぐえない。

 

でも「その時」じゃないと味わえない事ってあるじゃないですか。

子供だからワクワクできる本とか、思春期の頃に聴く「そんな大人にはなりたくないyeah」みたいな曲とか。

安室ちゃんの歌だって、今聴きたいでしょう。

あ、そうだよ、「旬」だ。今一番脂がのってるんじゃないかなぁこの映画。黙ってても売れっ子だった彼らが一生懸命ラジオに出まくって宣伝したりして、熱烈なファンが何回も劇場に足を運んで場所によってはチケットが取れないとか騒いでたりもした、旬の今この時を逃したら味変わっちゃう気がする。

SMAPが解散してファンも本人たちですら不安で手探りな現在。きっとこれから彼らは活躍の場をどんどん広げていくはず。そのデビュー作だと考えるとすごく愛おしくないですか?この決して完璧じゃない映画。ね!

 

EPISODE.01「ピアニストを撃つな!」

最近のひげ吾郎ちゃん好きだよ。一時、剛君もいいなって思ってたから吾郎ちゃんだけタイプ外だったけどやっと良さに気づいた。そんな吾郎ちゃんのカッコよさと変人ぽさがよく出てたからフフフ、って思った。満島真之介君は最後のクレジットまで誰だか気づかなかった。すごいね。姉弟揃っていい役者だね。馬場ふみかちゃんは可愛いけど見たことない子だと思って画像検索してみたら全然別人みたいで驚き。

面白くなりそうな雰囲気だけはすごくあったんだけど、本当ちょこっとだけ見せられたみたいな感じ。

 

EPISODE.02「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」

中島セナちゃんがとにかく可愛いのです。こういう感情が見えない表情する子、好みなんだよな。最近だとラーメンズ片桐仁さん家の子がこれ系で可愛かった。

 

この話が一番そのまんま本人「香取慎吾」を描いてる感じで、ファンならグッとくる人も多いと思う。そうだよね、「夜空ノムコウ」も「らいおんハート」も「世界に一つだけの花」も、もう歌いたくても歌えなくなっちゃったんだよね。 72時間テレビの時に剛君が「僕ら、曲(持ち歌)がないんで」と言ったときに現実を突き付けられたというか、「え!やっぱそうなの?」って思ったよね。そうきてこうだから、慎吾君がインタビューで度々口にする「ゼロからのスタート」っていうのはこういうところから来てる気持ちなんだろうなって思った。過去を奪われちゃう。楽曲の権利とか複雑なことはわかんないから仕方ないのかもしれないけど、やっぱりどうかしてるとも思う。

ちょっと話それるけど、剛君ていつも核心的なことをさらりというけど、そういう役割で言わされているのか自分で投下しているのか、どっちなんだろう。例の公開処刑の時の「ジャニーさんに謝る機会を木村君が…」ってセリフとか。いちばん内面を見せずにセリフとして口にできる人だとは思うけど。

話を戻すと、くすっと笑えたり全体の雰囲気は一番好きだったので歌喰いともっと一緒に過ごして心を通わせたりしてほしかった。それで歌喰いが何らかの今までにない影響を慎吾君に与えてた、みたいなくだりはほしくないですか?

 

 EPISODE.03「光へ、航る」

 剛君の演技力がすごくてこの短さじゃもったいない気すらしちゃう。他の話と無理に繋げないで単体でちゃんと見せたほうがいい内容だったかな。最後に話をつなげるためにこれ単体だと話が唐突に進んでしまうのが残念。この話の監督の爆笑問題の太田さんのことは結構好きなんだけど、これ太田さんぽいなぁって思った。芸人として見せてる方ではなく、小説書いたりする方の太田さん。監督伏せられててどれが太田さんの作品でしょう、って言われても当てる自信ある。と、これを悪くとらえないでほしいのだけど。(こういうこと言うやつ太田さんは嫌いだろうな 苦笑)

 

EPISODE.04「新しい詩(うた)」

最後にすべてがつながる!にしては、んん??という感じですが、もうそれはいいです。

吾郎ちゃんの歌も素敵だけど、なんせ慎吾君の『新しい詩』がすっごく好き!

私ミュージカルが好きなんですけど、こういう「声よとどけーー!(バーン!)」みたいな感じで歌われるとそれでもう「合格!!」ってなっちゃう。(何これ伝わる?)

歌詞は3人の前向きな決意表明といった内容で、これを聴かせるための映画だったんだな、と皆が強引にでも納得させられるほどの光に満ちたシーン。

これをもっともっと私の好みとして勝手な願望を言わせてもらうなら、鼻歌くらいから少しずつ「歌える…歌えるぞ……ぅう歌えるぞー!」って感じをどうせなら見たかったかな。『天使にラブソングを』的な。あるいは『リトルマーメイド』の声を取り戻すシーンみたいな。いきなりそれまでと別人みたいに明るく歌ってたからそこがもっと盛り上がる演出にしてもよかったのに、と思ってしまった。

あと、剛君が全然歌わないのもなんでーって思った。役柄に合わないのだとしたらちょっとセリフ的な感じで入ったりすればどうかなとも思うし。『新しい詩』にちょこっとずつ吾郎ちゃんと剛君の声を混ぜてほしかったわけです。

とはいえ、文句みたいの言っておいてアレですけど慎吾君の歌声本当に好きなんで、中学生の頃の私に見せてやりたいくらいの俺得シーンではありました。

なにより『新しい詩』はミュージカル好きのツボをみごとに刺激してくる曲なんで、新しい地図のアルバム出るの待つかと思ったけどウズウズして結局ダウンロードしてしまった。のびのびと歌う慎吾君を思い出せるという意味でも観てよかった。そう、全然観て損はしてないですよ。

 

 

しかしあれだね、バタバタの超特急で作ったんだろうね。そのわりには、と言ったらなんだけど、かなり恐る恐る観に行った感じからすれば悪くない出来だったかな。なんせ歌がね。歌がいいんでもういいっしょ!最後のしっとりした歌も良いですよ。

 

だから第2弾決定しましたけど、もうこれは色々楽しみですよ。次はどう来るか。

劇場に行くかはまた悩ましくはあるんだけどね。歌うなら……ちと考える。

*1:DVDになってないんだ…。内容まるで覚えてないけど慎吾君が女装して可愛かったのだけは覚えてる。

*2:これも女装してる。どゆこと?!

『未来の人よ』を10回聴いた後の感想

ASKA『未来の人よ』

改めてWeareでダウンロードしてフルで聴きました。

 

weare-music.jp

 

「語り」の部分は思ったよりもずっと語ってて初めちょっと動揺したというか、こういう感じ久々に聴いたもんで聴き方忘れてたというか。

『今日は…こんなに元気です』が1992年ですか。意外に新しい、、、と言っても26年前か。

最近こういうちゃんとした「語り」のある歌ってあるんですかね?ちょっと検索して出てきたのが「語り」と言いつつラップみたいので、それはちょっと違うじゃない。

でも3回くらい聴いてたらだんだん癖になってきてもはや中毒というか禁断症状でまた聴きたくなる。「見た気がしたよ」「っていうよね?」とか独特でめっちゃニヤけてくる。完コピして披露したい。誰にだよ。

 

そんでひとしきり(いい意味で)悶絶したあと、信じられないくらいの名曲が恐ろしく良い声で歌われちゃうので感情がオーバーヒートしそう。昭和の名曲集とかにこれ入ってなかった?って思うような涙出そうなメロディー。(おまえいくつだよって言われそうだけどよく言われます、20歳くらいサバ読んでるだろうって。カラオケでも太田裕美の『しあわせ未満』歌ったりするせいで)

でも古臭いわけでもないのは何といってもサビの美しさだよな。これ生のオーケストラとコーラスで歌われたら凄いんでないの?!やば!想像しただけで泣けそう。

最後のサビで歌のテンポずらして追いかけていくように歌う手法(なんていうの?)ってCD(ではないけどこの場合なんて言うんだ?)では珍しい気がするけど、私が知らないだけかな。CDでは普通に歌っててコンサートでこの歌い方する人はたくさんいるけど。この歌い方って上手くないお年寄りとかがカラオケでマネすると単にめちゃくちゃタイミングずれただけな感じになって気持ち悪いから手拍子で調子を戻させようとしちゃうやつ。ASKAさんがこの歌い方するの自体あんまり聴いたことなかった。ライブではあるのかなぁ。でもこの歌い方も好き。

 

はぁ…すぐ名曲作っちゃうよね……。

 

 

 

 

アップ!

自分のここ最近のブログを見返してみたら記事のテンションのアップダウンが激しくて、情緒不安定感あり過ぎ。ちょっと笑った。

 

へこむことも多い性格だけど、最近はASKAさんの音楽に助けられてきたかな。元気もやる気も、いつももらってばかりで申し訳ないくらい。どうしようもなくグッタリしてる時も、黙って聴いてるだけで救われてる。思えば再びチャゲアスにハマったのも心が折れかけてた時だっけ。

 

気持ちが少しアップしたところで、新曲もアップされました。

 


未来の人よ  ASKA 2018/4/25 「Weare」より配信

 

うわー好きだぁ……。ASKAさんが照れ隠しの冗談で「お経みたいな曲」だって言っててまたまたー(笑)と思いつつ聴いたら語りから始まったもんで、まさかこのままずっとこのスピリチュアルなASKA様の教えの語りだけでまるまる1曲?私は何かを啓発されてしまうの?と思ったけど、やってくれました。昭和歌謡曲のような懐かしさから始まりサビではASKAさん独特の美しいコード進行。ASKAさんの声もどんどん力強さが戻ってるし深みが増してきてる。なんでこんなに飽きない歌声なんだろう。響きが弦楽器みたいで音の広がりを感じるからかな。

あれ?でも3拍子の曲作ってるって言ってたけどこれなのかな?語りの部分は3拍子だと思うけど(たぶん)、歌は4拍子?12/8拍子ってやつ?(自信なし)

ピアノ10年習ってたのに何拍子とかよくわかんないっていう、とことん漫然と生きてる私。わー!もっと真面目に生きたい!昨日の反省文を心に刻まねば。

 

それでもこの雑記ブログは息抜きになってるからこれまでの調子で続けたい。これこそ時間の無駄だろとかのツッコミは受け付けませんので、あしからず。