クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ASKA ありったけツアーに行ってきた-序章

2月6日水曜日、行ってまいりました。

 

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -」

 

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私にとって初めてのASKAさんバンドライブ!待ってましたっ!!

しかも今回はネタバレに悩まされない初日だもんね!

 

※ライブ本編の内容に触れるのは次回のブログからになります。セトリや本編の様子だけ知りたい方はご注意ください…。

 

ただ、そもそも他のアーティストでもバンドライブは1回だけしか行った事がなく、しかもその時はオールスタンディング。あとはオールモストシッティング(ほぼ座ってる)のライブが2回。内1回は小田和正さんの武道館コンサートの2階席だったので実にのんびりとしたものでした。だから今回のように席はあるけどわりと立ってそうなライブは初めて。基本わかんないことだらけで、いつ立つの?ずっと座っててもいいの?君を抱いていいの?好きになってもいいの?っていうYes-No状態。

 

当日は1人不安なまま八王子へ。オリンパスホールはビルの4階なのでソワソワとエスカレーターに乗る。4階に降りたつとすぐ流れで謎の列に巻き込まれあれよあれよとチケット渡してゲートイン!そんなことある?誰もこの列がASKAさんのライブだと教えてくれなかったけど!笑

でも途中でASKAさん宛のプレゼントBOXが置いてあったので安心しました。よかった、綾小路きみまろ爆笑ライブの列じゃなかった。

ってか、プレゼントBOXあんじゃん!ずっと手紙書きたいけど誰に渡すかわかんないし諦めてたけど、ココに入れときゃいいんだ!なんだ教えてよーもー。でもさ、実際手紙なんて読むのかな…。今まで散々手紙貰いまくってるだろうし「好きです」って文字を1億回くらい読んでるよね、きっと。ま、気持ちだから自己満足の世界ですよね。次はしたためようかしら。

 

グッズ売り場はそこそこ混んでて、色で散々悩んでたTシャツは現物を見て決めました。BLACK!キミに決めた!WHITEよりも質感がいい気がして。ちなみにデザインも私は嫌いじゃないよ。シンプルでいいかなと。ただコレいつ着るのよ、ってのはまだ考え中です。

現金足らないしパンフレットは諦めようか考えながら見本チラ見したら絶対買わなきゃいけないやつだったのでカード使って即買い。

コレおすすめヨお客さん!カード使える問題ないアシュカさんの過去ライブじぇんぶ入ってる!買う損ないヨ!ハイさんじぇんえん!(私の中の新大久保の世話好きのおばちゃんがそう熱弁してます)

 

どこの会場にもあるかわからないけど、今回のオリンパスホールにはロッカールームがあったので利用した。百円入れるけど返却されるので安心。かさばるコートや荷物を入れてしまえば、立ったり座ったりも楽チンで快適でしたよ!

 

席を探したら意外と近くてびっくり。私の座席の数字からして一階の真ん中らへんでちょい遠いかなと予想してたら、一列目とステージの距離がないから思った以上にギュッとした感じで想像より5列くらい近い感覚(あくまで個人的な感覚ですけど)。開演前までは知らない音楽が流れていたが、今思えばあれはもしや例のオリンピックのテーマ(わからない人は「ASKA オリンピック」で検索)だったのか?今か今かと緊張していたので、どんな曲だったか思い出せないが妙に壮大な荘厳な曲だったような。

 

そして定時を少し過ぎて会場が暗くなると拍手と歓声が沸き上がり、私は大きく息を吸ってステージに全神経を集中させた。

 

つづく。

本編の感想はこちら↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

今日です。

朝からずっと悩んでるんですよ……。

 

グッズのTシャツをBLACK買うかWHITE買うか。

 

というわけで、2ヶ月ぶり2回目の生ASKAさんとなる今日を迎えてしまいました。

ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -」

の初日に行ってまいります!

 

今日は朝から雨ですが夜を迎える前には止むようです。さすが。

ASKAさん晴れ男だからね」

と夫に言ったら「コレだから信者は」みたいな妙なニヤニヤ顔で見られました。え、違うよ?好きすぎて雲をも動かせる神だと思ってるわけじゃないよ?過去の実例があってだね!!

まぁいいさ。

 

あぁ…めちゃくちゃ楽しみなのに明日から楽しみが無くなることが怖い…….。

 

いや、こういう不幸症みたいな考え方やめよ。今日を全力で楽しんで余韻で生きてこう!(なんか違う)

 

【チケット情報】 「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -」|NEWS|ASKA Official Web Site 「Fellows」

 

 

友達とは呼べない関係

大人になると「友達」を作るのはとても難しい。

考えてみると「友達です」と人に紹介できる存在は学生の時を最後に、私は友達を作れていない。

 

以前勤めていた会社の仲間とは、辞めた後も連絡を取ったり集まったりする。でも彼らを「友達」とは呼べない。どんなに気が置けなくてもあくまで元同僚、元先輩、元後輩、元上司……。お互いきっとその線はなんとなく超えない。今の仕事仲間とも仲良くなってきたが、たぶんこの先も「友達」とは呼べないだろう。

不思議に思うのが、この友達とは呼べない仲間の中には、学生時代の友達にはいないようなタイプの人もたくさんいる。しかもそんな人との方が案外馬があったりする。

親子ほど歳の離れた人もいる。中高校生の時は1歳の差でまともに口も聞けなかったりしたのに、今は何歳違ったって気が合えば一緒に仕事のグチやお互いの悩みさえ打ち明けられる。

 

「友達」とは一体なんなんだろう。

昔からの友達よりも頻繁にあっている仲間を友達と呼べないのは、呼びたくないからではなく呼び名を変換するのに勇気がいるからかもしれない。

学生の時は仲良くなればすぐ友達と呼べる。でも大人になると仲良くするのは仕事のためだったり生きていくためだったりもする。すべての関係を友情だと思えるほど純粋にはもうなれない。自分はそれを友情だと思っても、相手は気を使っているかもしれない、と予防線を張り続ける。相手と歳が離れていれば尚更のこと。

そう思うと、もう子供の頃みたいな「友達」は出来ないかもしれない。自分が置かれている環境を抜きに後先考えず誰かと仲良くなるなんて難しいかもしれない。

だけど「友達とは呼べない友達みたいな人たち」との出会いは、学生の頃の出会いよりももっと奇跡的な気がする。友達みたいに踏み込めないけど、お互いを理解しながら知りすぎていない距離感を保つのもなんだか悪くない。

そんな仲間とは、これからも友達とは呼べないけれど大切にしたい関係。

KANさんとASKAさん、あの曲について語る

今月5日、KANさんのラジオにASKAさんがゲストで登場し、このブログでも昨年取り上げた馬場俊英さんとKANさんのコラボ曲

『K点を超えるなら靴擦れを直せ』

について語られていたので、

記録としてのラジオ文字起こしです。

 

この曲についての過去記事はこちらです↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

『K点を超えるなら靴擦れを直せ』はASKAさんのことを歌っているだけでなく、タイトルからしパロって…オマージュしているASKAさんの曲『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』にワザと似せて歌っている部分まであります。

今回のラジオでは、そんなこの曲をASKAさん公認にしてもらおうとしているKANさん、そしてそんなやんちゃなKANさんが可笑しくてたまらない様子のASKAさん、という2人の愉快なやりとりを聞くことができました。

 

第731回『新春特別放送 ASKAさん登場!』 | 選曲リスト | KANのロックボンソワ | STVラジオ

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※以下、2019年1月5日のKANさんのラジオ「KANのロックボンソワ」の一部を出来る限り聞き取って文字起こししているつもりですが、「あのー」「えー」などは随所カットしています。言い方を強めていたところは大きな字にしています。

 

 

KAN: で、先日、馬場俊英くんとですね、僕あのー『K点を超えるなら靴擦れを直せ』って曲を作ったん…ですけども

ASKA: あーポストに入ってました

KAN: ポストにポンさせていただきまして(注:ポストにポン=家主に無断で郵便受けにCDを入れて立ち去る行為。発祥はミスチル桜井氏とのKANさん証言あり)

ASKA: はい

KAN: これに関してはASKAさん実際どのように…

あのまぁこれぶっちゃけASKAさん復活応援ソングなんですよ

ASKA: まあまあまあ、えと、色々見方はあるでしょうが、僕はKANちゃんからそう言われて、そのつもりで聴きましたからね

ところがでもね、これあのーKANちゃんにもらう前に実はもう知ってたのよ

KAN: あー…

ASKA: 噂が飛び交ってた

KAN: 情報が入ってくる…

ASKA: 入ってきてたから

KAN: あぁそうですか…

ASKA: 音源も聴いてた

KAN: あーそうなんですか(笑) あぁ…

ASKA: でも今度は確実に、オリジナル音源を、本人からいただいたって形ですよね

KAN: はい、そうです、はい

ASKA: KANちゃんからいただいた

KAN: はい

ASKA: しかし馬場くんは逃げるように僕と距離をとってるから

KAN: 馬場くんはあのー恐れてました

ASKA: あーそうみたいだねー

KAN:『K点を超えるなら』を作った時に、馬場くんは「これASKAさん怒るんじゃないすか(小声)」

ASKA: いやいや

KAN:「怒るんじゃないすか(小声)」

ASKA: 俺だから最初聴いた時には、あー良いメロディーだなーあー流石だなーあーこの感じかーって思ったんだけど

さすがにさ、大サビで、Dメロで、

「♪K点を超えるなら」(注:ASKAの『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』にソックリなメロディ)

って出てきた時に、まぁ俺は勝てないなとアナタには

KAN: あそこはもうギリギリのー…

ASKA: いや、もうギリギリじゃなくて完全でしょ

KAN: アウトですか

KANASKA: あははは(笑)

KAN: 完全に(笑)あのー(笑)

ASKA: いやもうあれやられるとね、アナタには勝てないわ

KAN: いわゆるもうギリギリじゃないですね、こう完全にもうバックホームでキャッチャーボール持って待ってて3塁とホームで挟まれて…

ASKA: あっははは(笑)

KAN: 変な動きでどうにかまぬがれたみたいな感じ

ASKA: あははは(笑)

KAN: ですかね

ASKA: あはは(笑)いやいやもう大丈夫大丈夫 

もうね、もうなんかあのー、なんていうかな、打ち合わせがあったような、ゲーム結果っていうの?

KAN: あはは(笑)そうですそうです

馬場くんは「これASKAさんに言ったほうがいいんじゃないか」ってすごい言ってたんですよ

ASKA: ほんとー(笑)

KAN:「馬場くん違う、こういうのこそ、事後報告だよ!

ASKA: あははは(笑)

KAN:「大丈夫すかね…ASKAさんだから…」

ASKAさんだぞ?!だって大丈夫だよ!」

ASKA: くっくっく(笑)

いやいや、まぁね、いつものKANちゃんらしく

KAN: いやあの、ホントに…ちゃんと…

ASKA: ついに(笑)ついに馬場くんもそこに(笑)

KAN: ASKAさんを、尊敬している、僕と馬場くんで、作った曲なので

ASKA: ありがとう、ありがとう

KAN: これあとで、ちょっとかけますけども

ASKA: K点を超えるなら

KANASKA: 靴擦れを直せ

ASKA: というねー

KAN: そうです(笑)

 

  (文字起こし終わり)

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というわけで、KANさん自身もこの後言っていましたが「なかば無理矢理」ASKAさんにも認めてもらい、正式にASKAさん復活応援ソングとなりました。笑

KANさんとの会話はASKAさんが笑っぱなしで、聞いている方もとても楽しい時間でした。文字起こしはしなかった部分も裏話満載で、特に小田和正さんが出てくるくだりはとても笑いました。

やはり仲間と話している時のASKAさんは自然でユーモアがあっていいですね。

また是非ゲスト出演してほしいです!

ASKA シンフォニックコンサートに行ってきた 後編

めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

 

 

前編はこちら ↓ ↓ ↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

後編目次

 

 

 

 

 

休憩明け〜MC

オーケストラの準備が終わるとASKAさんが指揮のタクトを持って颯爽と登場。コントのような笑いを交えつつ東京フィルハーモニー交響楽団藤原いくろう氏、小野かほりさん、澤近泰輔氏を紹介。

そのあとは真面目なトーンで、自分の起こしてしまったことにより何もかも1人でアルバム作りを始めた時のこと、その中で困難が起きた時に故郷福岡に助けられたこと、それまでの故郷に対する意識の話、そうして生まれたこの曲を聴いてください、という曲紹介。ブログやインタビューで知っていた話ではあったものの改めてこの場で本人の口から聞くと、よくぞここまで駆け足で戻ってきてくれたなと。

薬物は恐ろしい。絶対にダメ。ここまで戻ってくるためには本人の絶え間ない努力と周りの支えが不可欠だったはず。そうして今、奇跡のようにASKAさんがステージに復活しているんだ。

 

9.FUKUOKA

そのMC後だからもあり、しかも歌の1番はピアノとバイオリンのソロ演奏だけの伴奏で余計に曲が胸にしみて、この歌が前よりもっとずっと好きになった。こんなにも素敵な曲だったかと改めて思ったし、歌声も無理なくのびのびと歌っていて心地よかった。

 


10.未来の人よ

ここで今年の新曲を聴けるとは!しかもセリフから始まるやつ!そしてそのセリフの言い回しが原曲通り!独特なアクセントの部分もまんま再現してくれたから多分私うれしくてニヤけてたと思う。この曲も伸びやかに歌っていたから、おそらくいたであろう初めて聴く人に「良い曲」だってことは十分お伝えできたはず。最近の曲は今のASKAさんの良さが引き立つように歌いやすく作られてるのかな。そりゃ当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

 


11.修羅を行く

これも来たか!今年の楽曲。オーケストラだとまた違う雰囲気で格好いい!生で聴くとより良いよこれ。

そして、間奏部分のハーモニカ来たーー!格好よさがえげつない。歌をシャウトしてたと思ったらそっとズボンのポケットからブルースハープ取り出してあんな風に吹けちゃうなんて、なんかもうズルくない?イケメンなのにめちゃくちゃ性格良いやつみたいな、もう惚れるか捻くれて妬むしかないやつじゃん。お前はどっちかって?わかるだろ!言わせんな!

それはさておき『未来の人よ』も『修羅を行く』も歌い方はほぼ原曲通りだった気がする。まだ認知度が低めの新しい楽曲は出来るだけ崩さずにお届けするということなのだろうか?

 


12.MIDNIGHT 2 CALL

ステージが星空のようにキラキラと輝いて綺麗だった。ASKAさんてこの歌好きなんだな。ストレートなラブソングが意外と少ないステージだったのでこの歌でウットリした方も多いだろう。個人的には「Made in ASKA」でこの歌に対する誤解を解けておけてよかった。

 


13.君が愛を語れ

MCでこの曲が戦争へのやるせない気持ちを歌にしたものだと知って聴き方が全く変わった。そんな深い歌だったのか。今まで歌詞を深く考えもせず知ろうともせず聴いてたんだな。これからもっと過去のライナーノーツとか読んでもっと理解していきたい。

 


14.月が近づけば少しはましだろう

こんなに後半来てこの歌って喉にハード過ぎでしょ。でも私にとってASKAソロの格好良さを知った曲でもあるので聴けてよかった。やっぱりもの凄いカッコいい!

この歌の時も特にそうだけど、ASKAさんは歌う時とても動く。そこがとてもいいのだけど、そうするとステージ横の壁にライトで照らされたASKAさんの影が浮かび上がっている時、そのシルエットがまた絵になるのよね。影だけでも熱唱しているのがわかる。

 

 

15.YAH YAH YAH

イントロからASKAさんは拳を振り上げていた。願わくばロングコートを羽織っていただきたかったがそれはまたいずれ観られる日が来る…といいな。さっそく前の方から立ち上がり始めたので恐る恐る立ち上がる。こういうの1人だし照れちゃうな、と始めはドギマギしていたのだけど、サビに来てASKAさんが高音を絞り出そうとしているのに明らかに無理で辛そうにしているのがわかって私の中の何かが吹っ切れた。気づくと私は拳を振り上げながら歌っていた。CHAGEASKAが畳み掛けるように歌う部分に入り、ASKAさんが「くーびーにー」と歌えば「こぶしをー」と返し「かかーぁったー」と歌えば「ツンとのーばしてー」と返す。ASKAさんがCHAGEなら私がASKAになる!とばかりに歌い上げた。(冷静に考えればこんなチャンス滅多にないじゃん!)

それは会場の多くの人達も同じ気持ちだった。いつしかホールに響き渡る大合唱となったが、ASKAさんはずっと諦めることなく歌っていた。たとえ声はかすれていても客席の大合唱が大きくなっていっても自分も歌うんだという意思を絶やさなかった。たとえば歌えないところは客席にマイクを向けたっていいと私は思う。でもそれをしないASKAさんだから余計に感情が溢れたのかもしれない。歌が終わると客席総立ちで拍手が鳴り止まなかった。会場にいるすべての人達の温かい気持ちがひとつになった気がした。

ASKAさんはこれまでの歌い終わりの深いお辞儀より深く長いお辞儀をしてから、照れたような悔しいような声で「助けてくれてありがとよ」と言った。

 

 

 

後半のMC

歌がヒットして独り歩きすることがあるという話で、「僕らもそれを経験してますから……『僕ら』だって」と自らツッコミ。観客からはちょっとした歓声や拍手。でも今は自らを「ソロアーティスト」と公言してますからね。「ボク、も経験してますから」とわざわざ言い直していた。

「パリ木の少年合唱団」と一緒に新曲を歌ってそれが相当な自信作とのこと。ツアーラストの静岡でお披露目されるらしく、商売うまいよねー(嫌味じゃないよ、ある意味感心してる)、行きたくてしょうがないじゃん。でも行けない。泣

今回のツアーDVD/BDに合唱団との様子が収録されるそうなので、それはもちろん買います!

 

 

 

16.PRIDE

男性からの圧倒的支持を集めているというこの曲。最後の力を振り絞って全身で歌い上げてくれた。

この歌だけではなくこのコンサート中、ASKAさんはよく会場を見つめながら歌っていた。それは近年のライブ映像ではほとんど見られなかった姿。目をつぶって歌う姿も私は好きだが、90年代に見られた目をキラキラさせてこちらを見つめながら歌うASKAさんも大好きだ。今回の会場はステージの両脇に大型ビジョンがあり、ASKAさんの表情もそれを見れば確認できる。

この歌の最中もチラチラと見ると、遠くを見上げながら歌うASKAさんの表情があの頃のキラキラした目のASKAさんになっていた。

歌い終わった後の表情は少し渋い顔をしていたので、自分の中では納得の出来ではなかったのかもしれない。

歌い終えるとASKAさんがステージ前方に立ち「以上で終了です。お気をつけてお帰りください」みたいなアナウンスを始めたので「喉が辛いから今日はもうお開きなのかな?無理しない方がいいもんね?!」と心配のあまり冗談が通じなくなっていた私。ASKAさんが「どーせアンコールあるんでしょ」とセルフツッコミをしてから笑って去って行き「あ、よかった。でも苦しいならトークショーでもいいよ」なんて思っていた。

 

 


アンコール

元気に再登場。

先ほどの『YAH YAH YAH』について「あの歌はああなるよね」みたいなこと言ってたけどASKAさん!ちょっと待った!たしかに『YAH YAH YAH』は誰が歌っても絶対盛り上がる。それは間違いない。でもね、あの時あそこまで盛り上がったのは『YAH YAH YAH』だからじゃないよ!あなたが、このコンサートで、あえて『YAH YAH YAH』を歌ったからだよ!わかってる?!

まぁわかってるよね。念のため言っただけ。

ASKA「『YAH YAH YAH』ときたらこの歌でしょ!『万里の河』」

というギャグからのあのイントロ。

 

17.SAY YES

高音出ないんじゃなかったんかい!とツッコミたくなるほど声がだいぶ復活していた。あの、時折口にしている本人曰く「黄色の飴」のおかげ?魔法の黄色い飴なの?おおそーだよ!だれにもあげない魔法の飴さ?(注:わからない人は「チューリップ 魔法」で検索)

しかしもっといい状態の時もあるんだろうなというのは正直なところ。

とはいえ、今回が完璧過ぎたらこのコンサートが色々な意味で私の中のピークになったかもしれないから、またいつかのお楽しみって事でいいんだ!だからまたいつかのライブで歌ってください!

 


18.今がいちばんいい

20代からASKAさんがずっと言ってきたというこの言葉。きっと自分に言い聞かせてもいる言葉でもあるだろう。たしかに言葉にして自分にそう思い込ますって大事。どんなときでも幸せだって自分が思えていれば最強だもんね。

この歌のサビ前でも叫んでいるASKAさんおなじみの掛け声「エァイ!」が何度も聞けて嬉しかった。

ただもっとこの歌が浸透してたらみんなで立ち上がって聴いても良かったのかもな。手拍子もいつするのかしていいものかちょっと会場内でも戸惑ってる感じがあった。個人的にはせっかくならもっとノリノリがいいなと思うのでこの歌の聴き方は要検討ですね。盛り上げ上手なファンの方、先導をお願いします!(他人任せ)

あとはバンドライブでもやるならまた反応違うかも。その時はMVで披露してたお茶目なステップを踏んでくれたら嬉しいなぁ。絶対かわいくて笑っちゃうけど。

 

エンディング

「長い間待っててくれてありがとう。本当にありがとう!」

 

ASKAさんはそう言ってから手を振りながら舞台袖へゆっくりと歩いて行くと所々から「ASKA〜!」という声援が起き、ASKAさんが見えなくなっても大きな拍手がずっとずっと続いた。

ASKAさんは何度も我々を楽しませるように再登場して、我々はそれを包み込むように拍手を送る。そうか、ASKAさんが温かいから私達も温かくなれるんだ。ASKAさんが多くの人達に長く愛され続けている理由がその一場面でも分かった気がする。

 

 


エピローグ

興奮して眠れないかもーとか思っていたのに家に着いたら倒れこむように寝てしまった。ほぼ失神。

そもそも電車に揺られてる途中で貧血を起こす始末で、体重測ったら普段より1キロ減っていたので、なぜか相当エネルギーを使ったらしい。何で?座って時折全力で拍手してたけどそれだけで?

『YAH YAH YAH』で立って拳を上げて歌ったけど、

٩( ᐛ )و ♪YAH~   ←このひと拳で10キロカロリーくらい消費したわけ?

それとも頭使うとエネルギー消費するっていうから、ASKAさんに対する「1ウットリ」あたり5キロカロリー消費だとしたら…夕飯にバースデーケーキ代わりに食べた馬鹿みたいに高カロリーな「フレンチトーストチョコバナナ」分はチャラになったかな!

(幻想~(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎まぼろし~)

 


今後のための覚え書き

トイレは激混みなので前準備をしっかりと。

体力を使うので夕飯はちゃんと食べておく。

横にいたラフな格好の人はいかにも誘われたので付いてきましたみたいな人だったのに感動して泣いてたので、次の機会には夫も連れて行きASKAの沼に引きずり込む。(すでに購入済みの2月のバンドライブはまた1人だけどね)

 

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↑悩んだ結果買ってしまった木を育て始めました。

名前はやっぱゴボ男かな。

ASKA シンフォニックコンサートに行ってきた 前編

2018年12月3日月曜日。

待ちに待ったこの日。

私の3X歳の誕生日でもある特別な日。

 

私にとって初めてのASKAさんのライブコンサート
ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-』

を観に国際フォーラムへ行ってきましたー!!

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めちゃくちゃ容赦なくネタバレしていきますのでネタバレが嫌な方は絶対読まないでください!!!

 

 

 ※プロローグはコンサートの内容には触れてないのに長いので飛ばしてOKです

プロローグ

初対面だし綺麗にして行かなくてはと思い、最近結婚式に参列した時に着たワンピースを着て行こうかしらと夫に話すと「え、ライブでしょ?」とドン引き。

仕方ない、ここは控えめにちゃんとしたレストランに入れるレベルのコーディネートにしておき、期待と少しの不安を抱えながら1人会場へ。結果この判断に救われた。周りは綺麗な服装の方がたくさんいたものの、私の横の席の2人組がめちゃくちゃラフな格好していた。えぇ!いや、いーけどさ、なんか事情があるかもだしダメじゃないけど、私の中のデヴィ夫人が「あーたその格好コンビニに行くんじゃないんだから」って心の中で言ってしまうくらい。私がドレッシー過ぎたら隣との温度差がやばすぎて逆に私がおかしいみたいになりかねなかった。危なかった。

私のいた1階はザッと見た感じギッシリ。上の階の様子はわからないがASKAさん自身がこの日の会場の様子に言及していたので、ほぼ満席で大相撲なら満員御礼の垂れ幕がだせる感じだろう。

なんとなくホッとしつつも、コンサートを1人で鑑賞すること自体初めてなのでドキドキソワソワ。周りはやはり私より年上の方々が圧倒的に多いが同世代くらいもチラホラいる。思っていた以上に男性客も多い。男女半々くらい?

 

 

 

ここからいよいよネタバレしていきます!要注意!

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 前編目次

 

 

1.On Your Mark(オーケストラのみ)

ASKAさんはまだ登場してないのにもう泣く寸前。大好きな曲だしASKAさんの再出発にピッタリの曲。

歌詞にもあるように、ここからまた「いつもの笑顔と姿で」歌い続けてほしいと祈るように聴き入った。

 


2.熱風

ASKAさん登場!しかも私の大好きなチャゲアス初期の『熱風』とは!まさかの選曲でテンション急上昇。ひぇーかっこいいよ夢見たいだよ本当にASKAさんがそこにいて本当にあの声で歌ってるよ…

何これ人生最高の日かよ

 


3.Man and Woman

はい、また来ました大好きなやつー。

「君と逢えた今があること 時は裏切らない」

という歌詞をASKAさんが会場を見渡しながら大切に歌っているように見えてジーンときた。私もASKAさんに逢えた今があることがうれしいです。また歌い続ける道を選んでくれてありがとうございます。

多少の歌詞間違いも、その生っぽさが初体験なのでうれしい。

 


4.I'm busy

えぇー?!この曲やるの?!うそーー!大好きなやつー!(4回目)

初コンサートでくねくねASKAさんを拝めるとは。ノリノリで歌ってくれてるから手拍子したいな、でもオーケストラの邪魔になるのかな、誰も手拍子しないや、と思ってたらオーケストラの方々が手拍子を促してくれた!わーい!

そしてASKAさんまた歌詞違…ま、いいよね!ああいう時、心の中で「あ、やべ!」とか考えるのかな。

 

 

 

最初のMC

両手の人差し指だけ立てて前に構えたので噂のIKKOくるか?と思いきや

「やらないよっ」

とイタズラっぽく笑うASKAさん。

なんだ、聞きたかったのに。

「あんなにやられたらできなくなっちゃった。結構練習したんだけど」

てなことを言いながら少ししょんぼり。テレビや新聞で大きく取り上げられてやりづらくなったご様子。

てか、練習したんだ。笑

 

 

 

5.はじまりはいつも雨

待ってました大好きな(以下略)。驚いたのが、歌いはじめのAメロあたりの声が凄く若くってリリース当時くらいの雰囲気。あえて歌い方でそうしてるのかなと思うけど、普通そんな器用なことできないよねぇ?!声のバリエーション無限すぎる!そしてやはり名曲。

 


6.同じ時代を

この辺で気づいたんだけど、ASKAさん一曲一曲に全力過ぎない?喉もつの?と心配になる。そもそも喉の調子は絶好調ではないのかな、とは思った。でも嫌な感じはなく、かすれたりするのも味わいがあるのでそこはいいのだけど、ただ無理して喉を壊さないでほしいなと。

この歌も生で聴くとまた違うな。歌詞がダイレクトに伝わってくる。

 


7.迷宮のReplicant

雰囲気が好きだし、とてもオーケストラアレンジ向きの曲という印象。といいつつYouTubeで前回のコンサートの動画を見て知った曲だから実は原曲は聞いたことがない。ASKAさんってライブではかなりアレンジ入って歌うけど、逆にライブバージョンを知ってしまうとCDの原曲に物足りなさを少し感じちゃうのよねぇ。


ASKA - 迷宮のReplicant (Live at ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE")

 


前半のMC

ASKAさんがブログにも書いていた最近の出来事を身振り手振り交えて面白可笑しく話したり、お客さんに話しかけたり結構リラックスモードで楽しかった。

この日はASKAさんの憧れの人「デビッド・フォスター」に一昨日会えたんだ、という話も嬉しそうに報告してくれた。

録画しておいたビビットの初日のライブ映像も見たけどMCの内容は日によって違うのね。

 

 


8.しゃぼん

「きっと僕は~とても勇敢で~」と歌いはじめたのでアレ?歌詞違うよなぁ(正しくは「~とても臆病で~勇敢で切なく陽気で」)どうすんだろ、このあとに「臆病で」を持ってくるのか?と思ったら「切なく~」と無理に伸ばして歌ったから流石にこれは無理なのでは?とハラハラしていたら

「ちょ、ごめん、もっかいやらして!」

と案の定やり直し。笑

お客さん「頑張って〜」

ASKA「頑張ってるよ!」

客席一同「笑」

そして照れなのか指揮の藤原いくろう氏とじゃれ合うASKAさん。笑

こんなNGシーンも見られてラッキーと思ってしまうファン心。

しかしやり直しをした「しゃぼん」は熱がこもっていて非常に良かった。サビの最後の高音は辛そうで歌い終わってから「くそぉ、高音が出なかった」と悔しそうにガックリしていて、そのまま「休憩だって」と言って手を振りながら舞台袖にはけていった。

それでも休憩中近くに座っていた方が「『しゃぼん』が一番良かった」と話していたほどに素晴らしかったことは記しておきたい。

 

 休憩明けの後編へと続く・・・↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

ついに今日

ASKAさんのコンサートの日を迎えてしまった。

緊張からか夜中に目が覚めて寝付けなかったり、おかしな夢を見たりした。

今も心臓と胃がキューっとする。

まだ半日あるのにこの緊張感!

 

コンサートのことで頭がいっぱい過ぎて、今日が自分の誕生日だということをすっかり忘れていた。

でもそんなことはどうでもいい。

 

ついに、ついに!

 

声援を送りたいけど声出ないだろうな。

拍手は全力でしよう。

こんなに期待を膨らませて大丈夫かな。

 

なんかもうなんか。

ワーーー!!!