クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

無駄にした時間をさらに無駄に振り返ってみる

 

という「総まとめ」みたいなツイートを見ておきながら、観てしまった映画『フランケンジョーズ』。しかもこんな記事まで書いてどんだけ暇なんだよ!ね。

フランケンジョーズ

(↑ これパッケージ詐欺じゃん……)

 

なんたって深夜に12チャン(当時のテレ東)で放送されていたB級ホラー映画を録画して観ては友人に報告する青春時代を送っていた私としては、観ないわけにはいかなかったんです。

 

しかしながら、そりゃそうだ。

はじめこそ笑ったが20分ほどでどうでもよくなった。

 

※以下気にせずガンガン無駄なくらいネタバレしていきます。

 

ストーリーはなんだか凝った感じで色々説明したりこじつけたりしてたけど何ひとつ頭に入らず。とにかく強めのおかしなサメが襲ってくる映画ってことでいいっしょ。

 

オープニングはモノクロで、古いB級ホラー映画感はよく出ていた。ずっとモノクロにしておけば味があってそれなりに良かったのでは?

でもそうしなかったのも、あまりにもチープなCG丸出しなのも、この映画はカテゴリーとしてコメディ映画なんだと思う。


まず関係性が謎な3人組を中心に話が進む。アラフォーの冴えない男2人にアラサーのまあまあな女というビジュアル構成。

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こんなの真面目にホラー映画撮る気ないでしょ。男2人がこの女を過剰に小馬鹿にしてるのも理解不能

 

どうせ女の水着のシーンはあるんだろうなと思っていたら、あるにはあった。が、水着姿が見えるか見えないかでパーンしてお色気シーンは無し。でもチラ見えした彼女の身体は意外と親近感の持てるレベルだった。あと全身タトゥがすごい。

 

3人がチャーターしていたクルーザーの船長は一言も話さずゼスチャーのみ。それがなにかの伏線……ではなかった。予算が無いから台詞無しで地元の船運転できる人を採用したのだろうか?

 

ダサい編集、堂々たる「ザ・合成」。ここまで酷いと「コラージュ」と表すべきか。

海面のCGなんか酷すぎて海から透明な生き物が出没したかと思ったら水しぶきだった。しかもそれを使い回すから目線の邪魔。

安いCGのせいだけではない。泳いでるシーンは水位が膝くらいの所でビチャビチャやってるのバレバレ。サメによる殺戮シーンはかじる音と赤い水の映像で状況察してください。

などなど、ダメなところをあげればキリがない。むしろわかってて開き直っている。この監督、さては怖いものなしだな。


プラスチックのようなサメについては、最初は色んな意味で心底びっくりしてしょぼさにひとしきり笑うのだけど、だんだんともうちょい頑張れよと思えてくる。画面を躍動感のないサメがゆっくり横切った時は「それからどんどこしょ」的な画面転換の演出かと思ったが「サメが飛び跳ねて船の上を通過した」ということみたいです。

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そんな感じでサメの映画なのにサメが1番雑すぎて、襲われてるのかサメの画が人に被ってるのかずっとわかりづらい。

パニックホラー特有の主人公が発する「一体何が起きてるの?!(泣)」ではなく、観てる側が「一体何が起こってるシーン?」という冷静で純粋な疑問が付きまとい続ける。


緊迫感ゼロのままクライマックスらしき展開を迎え、3人が再びクルーザーに乗り込むと

「サメが追ってくる!船のスピードあげて!」

「やってる!」

いや、やってないやってない。景色がゆっくりと流れてるよ。遊覧船なのかな?
そんなツッコミという名の粗めの間違い探し疲れ、せめて評価できる終わり方を願っていたら

 


えぇぇ!

 


マッチョザメ爆誕

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びっくりぃ!まだ終わらんのかい!!

 

(よく見たら絵と全然ちがったけどいいや)


落胆と僅かな期待が入り混じりつつの第2章。

マッチョザメ、案の定冴えない男共を食べるんだけど、向かい合ってるはずのサメと男の目線が合ってないのはちょっと笑った。

その後、完全に要らないお色気(?)シーンあり。あー嫌いなタイプの海外コメディの下ネタだ。この監督嫌いかもしれない。


後半からは「モンスターを殺すためなら人も殺す」勢いのおばちゃん率いるサメハンター集団?も出てきたりして一応楽しませようとしてくれてるみたいだけど、基本が地味な絵面にサメのコラ映像だもんで気持ちはだれる一方。しかもウケを狙ってるんだと思えてきた途端に冷めた。サメだけに。

 


…………。

 


もうどう終わるか、それだけ確認しようと「ながら見」していたら、いよいよ待ちに待った本当のクライマックス。

例のおばちゃんの弾丸により人のよさそうなおっさんがサメと一緒に爆死。

思わず「クレイジー」と呟いてしまった。

映画でモンスター道連れ爆死エンドはよくあるものの、最もそうしなくてよかったと思える作品だった。


ラストは女が歩いてるところをやけに長映ししていて、テンポ感のあるBGMとあいまって歌でも歌いだすんかと思った。いまだに何の演出かはわからない。

オチはどうせそうだろうなと思っていたけど、終わったと思ったらバアッ!て出てくるやつね、はいはい。

もう笑うにも飽きたし怖くはないし、何も感じなかった。はい、ご苦労さん、といった具合。


1番良かったのはエンドロールの海中の映像かな。綺麗。

 

アマゾンプライムで観られるので、眠れない夜とか家飲みのBGMとかそんなノリで観たい人だけどうぞ。

でもひょっとしたら10代の頃だったらもっと楽しんでたのかな。

 

 

笑いたい方もホラー好きな方も俄然こちらがおすすめです↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

以上、長々と無駄なレポートにお付き合いいただきありがとうございました。