クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

美容院に行きたくない

しかし、もういい加減行かなくてはいけない。
それくらい髪の毛は伸び放題。
一度かなり短くしてから単純に伸びている今は、襟足だけやけに長くてサイドがボリューミーなへんてこヘアー。家にいる時は無理やりチョンマゲにして暑さをしのぐ残念なザンバラ女だ。やばい。ヤバみしかない。

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そもそも美容院はあらゆる点で性格的に合わない。
大概満を持してボサボサで行くので、美意識が低い人間だということはバレているはず。それでいて美容師含めて周りは美意識高い系なわけだから、とにかく卑屈な気持ちになる。

・タメ口で仲良く会話してる美容師と客が必ずいる

 →私は楽しい会話とか無理ですしこの後どこにも行かないですごめんなさい


・デカくて明るい鏡がある

 →自分の顔をハッキリと見たくないですしどうですかと言われましても何が正解かはわからないですすいません


・髪の量多いからドライヤーが最大3人がかり

 →1人に対して3人て横綱の付け人かって感じですよねお集まりいただき恐縮です

 

それでも以前は馴染みの美容院があった。担当の女性が友達になれそうなくらい良い感じに暗くて気が楽だった。

しかしそこに通えない土地に引っ越してしまった。自分から離れていったくせにその美容院が忘れられないでいる。

 

今の土地も開拓を試みたが、どれも不満が残った。

●1軒目、予約したのに入口の椅子で30分くらい待たされた。

●2軒目、予約したのに客数のキャパ超えすぎてて濡れ髪でずっと放置された。

●3軒目、1人で経営しててカット中にびっくりするくらい何度も電話対応で中断された。

 

そして前回行った4軒目は担当の若い男性の優しさ(?)が反応に困った。
●「髪染めてないんですよね?茶色いですよ?ほら!」と教えてくれる

 →私「??…そうですよね」(昨日今日私になったわけじゃないから気づいてるよ)


●「頭のここ少しへこんでますよ?触ってみてくださいっ」と確認させられる

 →私「あーそうなんですー…」(子供の頃からの絶壁だよ。カットしにくくてごめんね)


●「へこみが目立たないようにカットしました!スタイリングする時これこれこうしたらへこみが〜」

 →私「…なるほどー」(わかった…わかったからもう)

 

それでも何か直接不満を言えるわけもなく、そのまま2度と行かなくなるのを繰り返している。

 

唯一、普段買わないような雑誌が読めることを楽しみに5軒目の開拓を試みるしかない。

いい美容院に出会えますように!

パスワード

すごくどうでもいいけど、最近気づいてちょっと驚いたこと。

 

よく使うパスワードがある。10年以上前に何となく思いついたもの。

それが最近よく目にするようになった芸能人の名前なのだ。

もちろん、思いついた当時は存在も知らないしデビューもしてないと思う。

詳しくは言えないので例えるなら

パスワード→kikom

芸能人→水原希子

みたいな。

 

だからなんだ、って話なんだけど。

ご報告まで。

『テラリア』にハマる

お題「好きなゲーム」

スーパーファミコン世代だ。

『マリオ』に『カービー』に『ドンキーコング』、どれも大好きだった。

しかし、近頃は『キャンディクラッシュ』『スリーズ』といったスマホで簡単にできるものくらいで、テレビゲームとは縁遠くなっていた。

 

ところが、偶然『テラリア』に出会ってしまった。

人から貰ったもので「『マインクラフト』に似ている」という情報のみだったが、そもそもマインクラフトもやったことがない。

ひとまず始めてみるとドット絵の小ささにギョッとする。ドラクエでさえ草原を走り回るというこの時代に、3頭身のドットキャラを中心に左右にスクロールして行く画面。しかしテレビゲーム出戻りの身としてはこのオールドスタイルはかえって助かる。

とりあえず何したらいいかわからず、スーパーマリオで言えばキノピオ的なキャラが1人立っているのでアドバイスをもらう。不穏なことを口走るが完全に言葉足らずで、今何をすべきかわからない。無意味にウロついていたら夜になりすぐにゾンビに殺された。

おばけになったまま、しばらく空を漂い続ける。 いつ復活するかと朝を待ったが浮遊霊として世界を見守るしかなくなった。どうやら私の操作ミスで難易度が「げきむず」になっていたので死んだキャラは生き返らないそうだ。じゃあ何のためにおばけに?

改めて難易度を1番優しい「ふつう」にしてやり直す。

どうやら家を建てた方がいいらしいが、建て方がわからずオロオロ。ゾンビに殺される。散歩に出る池にハマる死ぬ。穴を掘る谷に落ちる死ぬ。

 

こんな風に「超初心者でもすぐにわかる優しい設計」ではない。チュートリアルをやるかマニュアルを見ないと何のことかわからないこともある。

しかし少し慣れると恐ろしいほどハマる。中毒性がすごい。プレイ映像を見ていてもそんなに楽しそうに思えないかもしれないが、地下を掘り進めて鉄鉱石を見つけたりその鉄鉱石で新しいツルハシを作ったりがどうにも楽しい。

自由度が高いので好きなように遊べる。今はひたすら家を増築したりインテリアに凝ったりしている。そうして気づくと数時間経っている。

大人になってからこんなにゲームに夢中になると思わなかった。

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おすすめだけれど私はハマり過ぎて怖くなっているので、夏休みの宿題が残ってる小学生みたいに時間に追われている人は近づかない方がいいと思う。

 

私はPS4でやっているけど、スマホ版もあるようですね。

暇を持て余している方はぜひ!

 

PV初めて見たけど、これからこんなすごいことになるの?…ゴクリ。


PS4 テラリア プロモーションムービー

 

 

映画『学校の怪談』に想いを馳せる

1995年の夏休み。

小学生だった私は初めて友人と2人だけで電車に乗って遊びに出かけた。

友人ことAちゃんは同い年だけど私よりずっとおませで、私の知らない色んな店を知っていた。初めて食べる「サブウェイ」、可愛い雑貨がいっぱいの「マザーグースの森」、そして子供だけで入る映画館。
Aちゃんと2人でやること全てにドキドキした。

 

映画が始まると別のドキドキに変わった。

のっけから怖さが本気出してくる。
私は思わず隣のAちゃんの手を握った。Aちゃんははじめ驚いてこちらを向いたようだったが、そのうちお互いに怖くなるたび強く手を握り合った。

それはこのシリーズをAちゃんと一緒に観る時の定番のスタイルとなった。

Aちゃんと縮こまりながら手を握り合い観た懐かしい夏の映画『学校の怪談』。

 

  

学校の怪談』シリーズは1~4まであるが、繋がりはないのでどこから観ても楽しめる。ただ、4になると舞台が学校ではなくなり毛色は変わっているので別物感はある。

CGの技術はそのころの最先端でも今見ればチープさは否めない。でも面白さは廃れず、怖くて笑えてちょっと泣ける。
子供に初めてみせるホラー映画の決定版ではなかろうか。

大人になってから見返しても結構怖い。そして、小学生ならではの少しの年齢差や成長の差で出てくる「子供っぽさや大人っぽさ」それに付随するように「気持ちと行動のちぐはぐさ」が見えてきて、ノスタルジックになったりもする。

 

シリーズ通して登場人物が魅力的なのだが、小学生達はもちろん「子供達にとって良い人」な大人たちの活躍がいい。特に「子供達にとって」感は野村宏伸さんがみごとにハマっている。

しかしながら『学校の怪談』シリーズは、何といっても2と3に出てくる前田亜季だと思っている。
もはや誰もが何度となく言っていそうだが、あえて言う。

前田亜季、めっちゃ可愛い。

とにかくずるいほど可愛くて、同性同世代の私でも憧れてしまった。

学校の怪談2』の映画パンフレットに「はい/いいえ」で作中キャラに当てはめる性格診断が載っていたが、私は何度やっても前田亜季になれなかった。それでもなりたすぎて自分の性格を捏造までしたけど、完全にそれは自分じゃなかった。実際は笛を吹いて意思表示をする男の子だった。

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(『学校の怪談3』の前田亜季

 

思えば、小学生の頃って他人に単純に憧れたり簡単に嫌ったりしていた。
そんな所がこの映画シリーズの小学生達にもあって、それが物語には大きく関わっていく。あの頃のそういった気持ちを思い出しながら、夏の終わりを少しだけ涼しく楽しめる映画だと思う。

 

Netflixには現時点では無さそうなので、ぜひ『学校の怪談』シリーズの取り扱いをお願いしたいですね。

『滝を見にいく』を観た感想

滝が好きだ。先日も滝のために秩父へ行ったくらい。
そんな私のツボは突くが、あまりに地味なタイトル。

 

『滝を見にいく』

滝を見にいく

滝を見にいく

 

前情報は一切なしで観た。

タイトルから想像した展開ではなく、なんだかずっと面白い。
山の中の話だが、演劇の舞台を観ているようでもある。人間を中心に描いているからだろう。

 

出てくるのは7人のおばちゃん。作中9割おばちゃん。そしていかにもおばちゃんで、これこそおばちゃんだ。
おばちゃんが集まるとこうなるよなって思わせるけど、実際はありそうななさそうな可笑しさ。でも、おじさんが集まっても同じことにはならない気がする。

おばちゃん達が一体どういう人なのか説明は一切なく始まり、話が進むにつれ何となくわかっていく。でもあくまで登場人物がお互いに知り得た情報だけで、回想等でおばちゃん達の日常が描かれることはない。だからこそ、一人一人の行動や言葉で人物像が見えてきておもしろい。


特別なおばちゃんはいない。知っている誰かに似ているような人達。だから、自分の性格に近いおばちゃんもいるだろう。
『7人の侍』のように役割や立ち位置も少しはみえてくる。でもそれはとてもぼんやりとしている。なぜって、おばちゃんだから。

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ネタバレしてまで語ることは無い。というか、観てない人は情報をできるだけ見ず観てほしい。

そして観た後に公式サイトで出演者やキャラクター紹介を見たらより楽しい。

私はサイトを見て色々踏まえてから、いずれもう一度観たい。

 

この監督の作品『南極料理人』は観たことあって面白かった。

ずっと気になっている『横道世之介』もこの監督なので、結構作風が好きなのかもしれない。他も観てみます。

このドラマ、探しています!

お題「もう一度見たいドラマ」

 

ずっと気になりながら題名も何もわからない2時間ドラマがある。

どうしてもまた見たい。

 

たしか、25年くらい前(1990~1995年の間)の火曜サスペンス劇場かなにか。

その回は南国が舞台で、夏の綺麗な海をクルーズするシーンなんかもあった…はず。

なにせ私が小学生の頃だったので色々とうろ覚え。

 

特徴的なのは、その南国の「伝説の怪人」みたいのがでてくること。

それを「見たら死ぬ」という言い伝えがあり、怪人を目撃してしまった旅行客が死んだりする展開。

結局は犯人がその怪人のお面を付けて犯行に及んでいた、という内容。

 

なんにせよ、その怪人のお面が怖くて!

面長で無表情な感じだったと思うが、海の中でダイビングしている女性が怪人を目撃するシーンがかなりのトラウマ!

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(こんな感じ。画力が追いつかないが・・・本当怖かった)

 

その頃住んでた家の天井の木目がそのお面の顔に見えてきて、寝るとき目に入るから怖くてしょうがなかった。

 

あのドラマを見たい。せめて画像だけでも、と色々検索してみたが見つからず。

土曜ワイド劇場の作品リストにはそれらしきものがなく、ただ1つわかったことは「同じようにトラウマになったという人がいた」ということだけ。

 

地道に探していつかみつかったらご報告します。

もしこれを読んでピンときた方はぜひ教えてください!!

 

 

 

 

学校のプールで溺れた時のこと

すっかり冷夏になってしまった。屋外プールは商売上がったりだろう。

 

泳げなくても最近はプールで底まで潜ったりするのが好きだ。

ただ、足のつかない深さへの恐怖は未だある。

 

楽しい思い出と共に蘇る溺れた記憶。泳げない人あるあるなのだろうか?

 

一度は小学校のプールの授業中に溺れた。

泳げないくせにプールの授業はご多分に漏れずテンションが上がるほど好きだった。

そんな授業の後半、初めての流れるプールの時間に起こった。

流れるプール」は前の人の肩を両手で掴む電車ごっこの形で輪になり、プール内をグルグル回って作り出す例のやつだ。

それが終わりの時間を迎えて「さあ休憩です、上がってください」となった時だった。辛うじて命綱になっていた前の人の肩から手を離した途端、鈍臭い私はそのまま深い方へ流されてしまった。

背が小さかったので足を底に着けると身体全部が沈んだ状態となり、泳げないのでジタバタするから余計に深い部分から脱出できず、もうパニック。

幸いすぐに先生が気づいて助けに来てくれたので、大事にはならなかった。

あの時の先生の慌てぶりや、抱きかかえられた私をクラスメイトが心配そうに見つめていた光景は今でもありありと目に浮かぶ。優しく声をかけてくれた友達、今更だけどありがとう。

本当、すぐに助けてもらえてよかった。

 

そういえば、昔観た映画『15少女漂流記』で、内容はほとんど覚えていないが、女の子が溺れて死んでしまうシーンだけが印象に残っている。記憶が確かなら、泳ぎの得意な子だったのに足に何かが絡まって海中から浮上できず、1人で誰にも気付かれずに死んだと思う。
映画などのそういう場面は助かるパターンしか観たことがなかったので、とてもショックを受けた。

誰でもどこでだって溺れる可能性があるのは事実。

だから気をつけてほしい、真面目に。