福岡行ってきました。
ASKAさんのコンサートのためでしたが延期になったので、今回は9月の振り替え公演にむけて現地下見&観光ひとり旅。
↓ことの経緯ってほどでもないが前日談。
初のひとり旅で色々と初めてづくしでしたが結果としてめちゃくちゃ楽しめたので、この先の人生に影響あるターニングポイントになったんじゃないかな、わりと本気で。
ご時世的にも今の自分としてもすごく良いタイミングでこの楽しさを知れたのはありがたい。世界が広がった感じ。
こんな機会を作れたのもASKAさんのおかげ。推しが与えてくれる原動力ってすごい。
2泊3日で行って大満喫してきたけれど、その中でいくつかの出来事だけ書き残しておく。(全部を書き出したらいつにも増して誰も読む気しない長さになったのでw)
1日目:
博多のホテルにチェックイン、小休憩してからコンサート会場のあるキャナルシティへ歩いて行く。
博多駅からだと10分程度のはずなので歩けなくはない距離だが、土地感無いせいもあり思ったより遠く感じる。バスで行けるので時間合えば乗るのが楽なんだろうな。行きはタクシー乗るのもアリかも。
キャナルシティ着くもキャナル劇場への案内板少なすぎてキャナルシティ内で迷子。まじでシティじゃん。ノースビル?OK、まず今、なにビルって話。これがコンサート当日にギリの時間だったらベソかいてたわ。次来てもスムーズにたどり着くか不安。イメージ湧かない東京民には初見の渋谷駅でヒカリエ方面から井の頭線に乗ることを想像してほしい。
結果、人気ない奥まった場所にあった。なのに誰も行かない無印良品が隣接してる。公演がある時だけ繁盛するのか?いや観光地の土産物屋じゃないんだから。2か月後無くなってる可能性すらあるくらい客も店員もいない。例の陽気な音楽は流れてたので営業はしてたと思う。
さて、劇場来ても得に何をするでもないので即撤収。
そのまま「鶏皮串」で有名な人気の焼き鳥屋へ行き、初のひとり飲みを経験。またひとつ大人になる。
ホテルに帰りひと眠り。起きて酔いも覚めたので持ってきてた泡風呂の入浴剤で泡泡の風呂入る。ゴージャス気分になりながらASKAさんがアップしてくれた前日の公演中止舞台挨拶のYouTubeを見る。福岡で見た(聴いた)のでこれでOKとする。心のモヤモヤは無くなった。ありがとうASKAさん。
2日目:
ASKAさんがお参りしていた太宰府天満宮と天開稲荷へ向かう。
西鉄天神大牟田線の電車は青緑でレトロかわいい。
五条駅で大量に女性が降りて行くので女子大でもあるのかと思ったらあった。
太宰府駅に着くとすぐ参道。どこもかしこも梅ヶ枝餅の店でどれが正解か分からない。そもそも何か違うのだろうか。
赤い橋に菖蒲の池、風鈴の通り道とテーマパークの日本みたいに和が凝縮されてる。コロナ前は海外客たくさん来てたんだろうな。修学旅行なのか金持ちぽい制服の学生が散見される。
本殿はこれで合ってる?と思うほど意外にこじんまりと少し地味。華美でないところが本物らしくもあり好感が持てる。おみくじは吉。
天開稲荷はさらに奥へと進む。本殿までで引き返す人が多く全然後ろから人来ない。かろうじてひと組先に歩いてるのが遠くに見える。客のいない茶屋の中で店番してる優しそうなおばあちゃんと目があって微笑まれたから会釈だけした。かわいそうだから後でここでお茶してもいい。
道がところどころ2手に分かれてる。試されてる。過酷な方を選んでみる。60度くらいの傾斜の石段。キツいが鳥居をたくさんくぐった分だけMPが増える気がする。
たどり着いたがまたもこれで良いのか問題。とりあえず名前の由来が隣に立ってるので多分これ。小銭が全然なかったので本当に少額納めて神様にはご挨拶だけと言い訳。
奥院と書いてある方へ進むと岩の穴みたいな中に祠がある。
正直こえー。邪念があると岩の中に閉じ込められそう。とかいう邪念を抱き中へ。神様に謝罪と言い訳。
出口と書かれている方へ進む。また道が分かれている。来た方とは逆の道にものぼり旗が立ち並んでいるので少し進んでみる。旗が途切れた先の道はただの山道に見えて不安になり立ち止まる。途端強い風が山道の奥から吹き抜けてきた。この先には行かない方がいいと僕の本能が囁いている。即引き返す。
しかしまた二股の道。右は元来た方角、左は「美術館 田島美加 エコー」とある。よくわからないが有名な何かが展示してあるのだろうか。美術館まで行けば駅には戻れるだろうと進んでみる。方向音痴のくせに懲りない。
気づけばすっかり山の中で人間ゼロ。ただ「だざいふ遊園地」がふもとにあり木々に見え隠れしていて、そこから人間の気配をほのかに感じられるのが救い。しかしジェットコースターの叫び声が聞こえたのは20分前くらい。実はそれも幻聴で廃墟遊園地だったというホラーオチもありえる。
と、いきなりオブジェ。さっきの看板にあった「エコー」ってこれか。
……なんか、すげー怖い。あの紫の棒に感知されたらどこかに転送されそう。あるいは白いとこから何かが転送されてきそう。山の中…異星人…。頭にプレデターがよぎる。逃げるように立ち去る。
この日は午後から雨予報だったので、もしここで豪雨に襲われたらびしょ濡れ女がひとり山から下りてきたとかなるわけで、それはもう憐れみが止まらない。そういやすっかり忘れてあの茶屋と全然違う方から降りてきたことに気付く。ごめん、おばあちゃん。いろいろ不安になり下山のスピードアップ。
やっと遊園地の入り口が見えてきた。
え、じゃじゃまる?!オマエ、ここにいたのか。30年ぶりくらいの再会。君を見て育った私だよ。てかピンなんだ。ポロリとピッコロは中にいるのかい?でもさすがに入りはしない。
ひと山越えてぐるりと周ったかたちで参道の方へ戻れたので、なんとなくで目についたお茶屋さんに入る。お抹茶と梅ヶ枝餅のセット。梅ヶ枝餅は何に近いかといえば焼いた餅。歯にくっつくが美味い。
ASKAさんが食べたかもしれないラーメン店へ行ってみたが、まさかのこの日だけ臨時休業。とことんASKAさんに縁がない。嫌われてる?勝手に自意識過剰になって無駄に傷つく。少し歩くと「♪かすがばる〜かすがばるへと〜」という春日原の歌が延々流れてる店がある。地元愛。あとで調べたら海援隊の「春日原へ」だった。
夜は一口餃子。普段はビビッて入れない地下の店にも旅先だからと果敢に挑む。このスピリット、持ち帰りたい。
雨の心配のある一日だったが、結果まったく降られず。というかちょうど私が外に居ないときに降ってた様子。ホテルに戻ったとたんに降り出した。
もしかして:私が晴れ女
3日目:
人気のパン「シロヤ」のサニーパンを購入。初日来たときは12時半で売り切れてて買えなかった。11時ごろ行き行列に並んでいるとバカバカ売れていってはどんどん補充してる。こんだけ売れると楽しいだろうな。食べたらパンはむちっとして練乳じゅわ~でおいしかった。また行った時にもぜひ買いたい。
舞鶴公園の福岡城跡へ。園内は明確な案内が少ないので迷ったが逆に探検のようで面白かった。天守台まで登って博多や福岡ドームを見渡せる眺めはとっても気持ちよかった。良い思い出。季節によっては桜や梅もきれいなんだろうな。また行きたいくらい好きな場所。
そしてお隣の大濠公園は大きな池を中心にランニングしている人もたくさんいる爽やかなドデカ公園。ここも凄くいい。
福岡住むならこの近くがいいなぁ。でもこの辺りお高いのかしら。ちょっと移住したいな、、、なんて。
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と、3日過ごしてすっかり福岡が気に入りました。迎え入れてくれるけど押し付けてくる感じもない雰囲気で楽だったな。
ちょうど祇園祭の時期で街中に山笠が飾ってあるのも面白かった。
櫛田神社にあったのがお気に入り。
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今回食べ逃した名物もあるし、買いたいお土産もあるしで、また2か月後に行けるのが楽しみになった。
初めてのひとり旅が福岡でよかった!
それじゃまた9月に行くからねー。♫FUKUOKA~ありがとう~。