クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

無駄にした時間をさらに無駄に振り返ってみる

 

という「総まとめ」みたいなツイートを見ておきながら、観てしまった映画『フランケンジョーズ』。しかもこんな記事まで書いてどんだけ暇なんだよ!ね。

フランケンジョーズ

(↑ これパッケージ詐欺じゃん……)

 

なんたって深夜に12チャン(当時のテレ東)で放送されていたB級ホラー映画を録画して観ては友人に報告する青春時代を送っていた私としては、観ないわけにはいかなかったんです。

 

しかしながら、そりゃそうだ。

はじめこそ笑ったが20分ほどでどうでもよくなった。

 

※以下気にせずガンガン無駄なくらいネタバレしていきます。

 

ストーリーはなんだか凝った感じで色々説明したりこじつけたりしてたけど何ひとつ頭に入らず。とにかく強めのおかしなサメが襲ってくる映画ってことでいいっしょ。

 

オープニングはモノクロで、古いB級ホラー映画感はよく出ていた。ずっとモノクロにしておけば味があってそれなりに良かったのでは?

でもそうしなかったのも、あまりにもチープなCG丸出しなのも、この映画はカテゴリーとしてコメディ映画なんだと思う。


まず関係性が謎な3人組を中心に話が進む。アラフォーの冴えない男2人にアラサーのまあまあな女というビジュアル構成。

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こんなの真面目にホラー映画撮る気ないでしょ。男2人がこの女を過剰に小馬鹿にしてるのも理解不能

 

どうせ女の水着のシーンはあるんだろうなと思っていたら、あるにはあった。が、水着姿が見えるか見えないかでパーンしてお色気シーンは無し。でもチラ見えした彼女の身体は意外と親近感の持てるレベルだった。あと全身タトゥがすごい。

 

3人がチャーターしていたクルーザーの船長は一言も話さずゼスチャーのみ。それがなにかの伏線……ではなかった。予算が無いから台詞無しで地元の船運転できる人を採用したのだろうか?

 

ダサい編集、堂々たる「ザ・合成」。ここまで酷いと「コラージュ」と表すべきか。

海面のCGなんか酷すぎて海から透明な生き物が出没したかと思ったら水しぶきだった。しかもそれを使い回すから目線の邪魔。

安いCGのせいだけではない。泳いでるシーンは水位が膝くらいの所でビチャビチャやってるのバレバレ。サメによる殺戮シーンはかじる音と赤い水の映像で状況察してください。

などなど、ダメなところをあげればキリがない。むしろわかってて開き直っている。この監督、さては怖いものなしだな。


プラスチックのようなサメについては、最初は色んな意味で心底びっくりしてしょぼさにひとしきり笑うのだけど、だんだんともうちょい頑張れよと思えてくる。画面を躍動感のないサメがゆっくり横切った時は「それからどんどこしょ」的な画面転換の演出かと思ったが「サメが飛び跳ねて船の上を通過した」ということみたいです。

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そんな感じでサメの映画なのにサメが1番雑すぎて、襲われてるのかサメの画が人に被ってるのかずっとわかりづらい。

パニックホラー特有の主人公が発する「一体何が起きてるの?!(泣)」ではなく、観てる側が「一体何が起こってるシーン?」という冷静で純粋な疑問が付きまとい続ける。


緊迫感ゼロのままクライマックスらしき展開を迎え、3人が再びクルーザーに乗り込むと

「サメが追ってくる!船のスピードあげて!」

「やってる!」

いや、やってないやってない。景色がゆっくりと流れてるよ。遊覧船なのかな?
そんなツッコミという名の粗めの間違い探し疲れ、せめて評価できる終わり方を願っていたら

 


えぇぇ!

 


マッチョザメ爆誕

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びっくりぃ!まだ終わらんのかい!!

 

(よく見たら絵と全然ちがったけどいいや)


落胆と僅かな期待が入り混じりつつの第2章。

マッチョザメ、案の定冴えない男共を食べるんだけど、向かい合ってるはずのサメと男の目線が合ってないのはちょっと笑った。

その後、完全に要らないお色気(?)シーンあり。あー嫌いなタイプの海外コメディの下ネタだ。この監督嫌いかもしれない。


後半からは「モンスターを殺すためなら人も殺す」勢いのおばちゃん率いるサメハンター集団?も出てきたりして一応楽しませようとしてくれてるみたいだけど、基本が地味な絵面にサメのコラ映像だもんで気持ちはだれる一方。しかもウケを狙ってるんだと思えてきた途端に冷めた。サメだけに。

 


…………。

 


もうどう終わるか、それだけ確認しようと「ながら見」していたら、いよいよ待ちに待った本当のクライマックス。

例のおばちゃんの弾丸により人のよさそうなおっさんがサメと一緒に爆死。

思わず「クレイジー」と呟いてしまった。

映画でモンスター道連れ爆死エンドはよくあるものの、最もそうしなくてよかったと思える作品だった。


ラストは女が歩いてるところをやけに長映ししていて、テンポ感のあるBGMとあいまって歌でも歌いだすんかと思った。いまだに何の演出かはわからない。

オチはどうせそうだろうなと思っていたけど、終わったと思ったらバアッ!て出てくるやつね、はいはい。

もう笑うにも飽きたし怖くはないし、何も感じなかった。はい、ご苦労さん、といった具合。


1番良かったのはエンドロールの海中の映像かな。綺麗。

 

アマゾンプライムで観られるので、眠れない夜とか家飲みのBGMとかそんなノリで観たい人だけどうぞ。

でもひょっとしたら10代の頃だったらもっと楽しんでたのかな。

 

 

笑いたい方もホラー好きな方も俄然こちらがおすすめです↓

oki-nikki.hatenablog.com

 

以上、長々と無駄なレポートにお付き合いいただきありがとうございました。

それでも寅さんが好き

映画『男はつらいよ』の50作目が製作されるとのニュース。

www.tora-san.jp

寅さんがフルCGだったらやだなぁなんてのは杞憂だろうけど、どうなるのか楽しみと心配の半々。

というのも、最近たまたま『男はつらいよ』シリーズをよく観ていたのでそれなりに愛着が湧いていたところなのだ。

 

アマゾンプライムで全作配信しているので、私は1作目から全てではなくざっくりと20作程度観ているところで後年の作品は未見という状況。ということを予めご了承ください。

 

まず「寅さん」について、よく知らない人には「ただの陽気なおじちゃん」という印象かもしれない。

しかし一作でも観ればすぐにわかるが、寅さんはかなり面倒くさくて厄介でいい加減な男だ。

毎度毎度いい歳してすぐヘソを曲げて家族を困らせるし、美人に出会えばすぐ惚れて恋わずらいで寝込んだり、振られればいじけて旅に出る。そんな愚行を見ていると、寅さんのおいちゃんと口を揃えてため息まじりに「バカだねぇ」と呆れてしまう。

さくら(寅さんの妹)は寅を甘やかしすぎだよ、あーもータコ社長もまた余計なこと言って、おばちゃんはハッキリ言ってやったらいいんだよ、ね、おいちゃんだってそんな気に病むことないよ。

なんてやじりながら観る。

ずっとその繰り返し。

 

もちろん良いところもたくさんある。でも冷静に勘定すれば結局平均よりマイナスになるくらい寅はどうしようもない。本来ならハブに噛まれて死んで終わる男の話*1だ。

だからちょっと寅さんをかじった人の中には「なぜ皆寅さんが人気なんだ。クズで最低じゃないか。」という人もいる。

まぁそう思うのもごもっとも。

でもそれならなぜ我々は寅さんが憎めないのだろう。

ひとつは演じている渥美清さんの魅力によるところが大きい。

渥さんは独特の愛嬌があるのはもちろん清潔感があるのがいい。寅はバカだけど渥美さんには知性を感じる。そこが寅さんというキャラクターを絶妙なバランスに仕上げている。肩をすくめながらはにかんだ笑顔は四角いキツネみたいで不思議とかわいく思えてくる。

そして寅の言動はまるで子供みたいに打算がないからそのあまりの不器用さに「しょうがないね」となってしまう。マドンナ(作品毎に出てくる相手役女性)に振られてあの小さな瞳に愁いをたたえていると、さくらのように「バカね」と涙を滲ませながら慰めたくなる。

それにさ、いつもまた会いに行くんだよね。振られた相手でもただ会いに行ってちょっと様子見て帰るわけ。山奥でも雪国でもわざわざ、いつもの格好でいつもの明るい寅さんで。相手は「また会いに来てくれた、やっぱり寅さんは寅さんだ」って安心したように喜ぶ。それが寅さんなりのけじめのつけ方なのかもしれないけど、なんかいじらしくていいじゃない。そんなところがどうしても憎めないとこかなぁ。

 

最近観た中でのおすすめをいくつか。

 

第1作『男はつらいよ

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色々観てから改めて第1作を観るとかしこぶってる寅が余計腹立つし色々どうかしすぎていて笑うしかない。嫌いだって人はこれだけ観てる可能性ある。

 初心者向けじゃないかもしれないが問題作であり名作だと思うのでいずれかのタイミングで観てほしい。

黒澤映画でおなじみの志村喬の熱演が映画の格を上げている。

 

 

第17作『寅次郎夕焼け小焼け』

  

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特に好きなところは、マドンナのぼたんを泣かせたやつをやっつけようと行き先もわからないまま家を飛び出していくシーン。

バカだけど、あんな風に自分のために駆け出してくれたら惚れちゃうよ。

そして行き先がわからずそっと戻ってきてこちらを外から見てる寅さんももうバカでかわいい。

この回はぼたんとの関係性も好き。

 

 

第20作『寅次郎頑張れ!』

 

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これは寅さんがメインではないが、思わぬ展開があって笑った。

若い中村雅俊大竹しのぶが輝いている。

 

 

 

第15作『寅次郎相合い傘』

 

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第25作『寅次郎ハイビスカスの花』

 

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それから何と言っても伝説のマドンナ「リリー」の回はどれも味わい深い。

リリーはシリーズ中最も寅さんが結婚する可能性のあったマドンナと言われている。
(リリーが出てくるのは他に第11作と第49作がある。第49作はまだ観ていない)

再登場の上記2作は恋愛ドラマとしてとても心を動かされた。
この2人結婚すればいいのにとも思ったり、こりゃ結婚してもうまくいかないよとも思ったり、それでもただそばにいてもいいんじゃないかと思ったり。寅さんの気持ちもリリーの気持ちもさくらの気持ちも複雑で、観ているこちらも正解を導けない。これが人生だよなぁなんて思ったりして。

そしてこの2作で寅さんの1番良いところもダメなところも見えて好きになる。

 

 

男はつらいよ』はわかってても楽しめる最高の落語劇だ。

笑って、時には泣いて、恋愛ものとしてだって悪くない。

50作目を前に、未見の方はこの機会に。

*1:テレビ版の結末

祝 C&A 39周年

今日、8月25日はCHAGE and ASKAのデビュー39周年の記念日であります。

まずは、

「おめでとうございます!!

    39周年だけに、39(サンキュー)!!!」

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と言わせてください。

 

うん、モヤついている方もいるでしょう。

わかってます、わかっていますとも。

(似顔絵が似てないこと?いやそれは置いといて)

 

なにはさておき、記念すべき今日までに数えきれない素晴らしい作品を2人でこの世に生み出し続けてくれたことへの感謝、そして今をもって2人がそれぞれ意欲的に歌い続けていることの奇跡に感動の気持ちでいっぱいです。

 

心からありがとう。これからも変わらず応援いたしますのでどうぞよろしく。

 

あとはまぁこれから色々あるでしょうが、心に花の咲く方へ歩いて行ったらいいと思います。


ASKA - 心に花の咲く方へ (Official Music Video)

 

↑昨日開設された「ASKA Official Channel 」です!

 

さらに、本日ASKAさんの新曲『星は何でも知っている』も配信されました。

weare-music.jp

 

さっそく聴いたんですが、これはもうヤバい。

泣きました。しばらく放心状態でした。

ASKAさん……!

 

今日の配信であることに意味がある曲でした。

これを聴いて、やっと今を受け止めることができた気がします。

 

でもそれだけじゃなく、自分が前に進まなきゃいけないときにも何度も聴きたい曲にもなりました。

 

今年3月からの毎月配信の素晴らしいトリを飾ってくれた今回の新曲。

私にとって、思い出の大切な1曲になることは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

サマータイムマシンのブルースよワンスモア!

劇団 ヨーロッパ企画の20周年ツアー「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」の交互上演を観に行ってきました!

 

www.europe-kikaku.com

 

もうずっと楽しみにしていて、読売新聞の特集記事も知り合いからもらって読んだり(買えよっていう)、この夏の一大イベントですよ。なんせ2本も観られるんだから。

 

まずは再演となる「サマータイムマシン・ブルース」(以下ブルース)

を観に本多劇場へ。

 

第37回公演「サマータイムマシン・ブルース


夏、とある大学の、SF研究会の部室。
SF研究を一切しない部員たちと、その奥の暗室に居をかまえる、カメラクラブのメンバーたち。
そんな日常に、ふと見ると、部屋の片隅に見慣れぬ物体。
「これってタイムマシンじゃん!」どうやらそれは本物。興奮する一同。
先発隊に選ばれた3人は早速タイムマシンに乗り込み、昨日へと向かうが…。
引用:www.europe-kikaku.com

 

映画版はヨーロッパ企画の事を知らない時に観たことがあって、その後ヨーロッパ企画の舞台の映画化だったと知ってからもう一度観ている。

でも正直、映画よりずっとよかった。

個人的には、映画版は面白いけど消化しきれない笑いのわだかまりみたいのがどこかにある気がして、白昼夢を見ているようなモヤっとした感覚が足を引っ張っていた。

ヨーロッパ企画の舞台版はそれが一切ない。

コメディーに限っては舞台の映画化って難しいのかしら?舞台を超えた映画ってあるのだろうか……良く知らないけど。

例えば『笑いの大学』とか『鈍獣』は映画だけ観た感想だとなんかそんなに面白くない、というのが素直なところ。舞台だときっと印象違うんだろうなって思ったりしている。

だって、コメディーの舞台はみんなで一緒に笑えるから最高なんだ。笑っていいようにツッコミ役が空気を作って間を取っているし、どんなバカなことをやらかしてもただただ笑ってしまう。

映画は舞台より控えめに演技するせいで楽しさも控えめになるけど舞台そのまんまのノリでやられると映画化した意味?!となるし、うん、難しいね。

 

さらに今回の2本は舞台だからこその早着替え(過去の自分が部屋から出て行ってすぐに現在の自分が部屋に入ってきたりするため)の楽しさも加わって、本当にワクワクさせられた。姿が消えてすぐ違う場所から同じ人が登場すると歓声が上がって、本当にみんなで笑った。

 

一点、本人も劇団の皆さんも懸念していたようですが主演の中川(晴樹)さんの大学生役、無理あるー!笑

たまに繁華街歩いてるといるよね、ああいう人。思わず不自然な頭をチラッと見てしまって慌てて目が合わないようにそらさなきゃいけない人。

でも中川さんだからOK!中川さんだからこそ、ラストのオチからのワンスモアの流れが笑えました。

 

 

そして「サマータイムマシン・ワンスモア」(以下ワンスモア)

を観に翌日ふたたび本多劇場へ。初めての2日連続下北沢。

第38回公演「サマータイムマシン・ワンスモア」


タイムマシンが現れた「あの夏の日」から、15年後。
SF研究会の元メンバーたちと、隣のカメラクラブの部員たちは、再びこの部室にやってきた……。引用:www.europe-kikaku.com

ワンスモアはブルースの15年後の2018年の世界。登場人物たちの年齢は私と近くなり、ブルースで大学生だった彼らがワンスモアではりっぱな社会人になっている。前日に観たブルースがまるで昨日思い出した青春の記憶のようで、連日で観に来てよかったと感じた。

「あの時のあれをああしておけば、、、」

という遠い日の後悔や古傷を癒すためにタイムマシンを使いたいと訴える彼らを見て、少しばかりノスタルジックな気持ちも加わってしまう……のは一瞬一瞬のことで、終始笑い通し。

ブルースと違い、新作となるワンスモアは当然ながら予測できない展開。

ブルース以上に複雑に過去も未来も星座も超えそうな勢いでタイムマシンを駆使して、何が一体どうなっちゃうの?な、休憩挟んだ3時間。長さを感じさせず、笑いの量はブルース以上。笑い声でセリフ聞こえない時があったくらいだった。

 

客演はブルースが早織さんだけ、ワンスモアは加えて理子ちゃん、城築さん、岡嶋さん。

早織さんは控えめだけど馴染む感じの人で雰囲気がよかったけど、あの感じならSF研のみんなが好きになっちゃいそうと思った。でもそうならない理由はワンスモアでちょっとわかった気がする。

藤谷理子ちゃんは「来てけつかるべき新世界」でも感じたけれど、ヨーロッパ企画ととても相性がいい。今回も良い存在感だった。

城築創さんは初めて見る役者さんだったけど、終わってみればなるほどね!

関係ないけど、よく見ると顔がちょっと諏訪(雅)さんに似てる。

岡嶋秀昭さんはこれまた大学生は無理があったけど、コッテコテの関西人役がそういう人なのかな?と思うくらいはまってた。(そういう人なのかな?)

ヨーロッパ企画と良い意味で空気が違う人で、うまい事言っても不思議とイイ感じにスベっていたのは役にはぴったりだったが演技力によるものかは計り知れない。

 

あと気になったのは、早織さん、理子ちゃん、そして西村(直子)さんと、女性陣の声質が似ていた。

通って響くハリのある声。演劇向きの声なのだろう。私のくぐもった声では居酒屋で向かいの人にも聞こえないことあるので、羨ましい限り。

 

そして今回、私の推しメンの角田(貴志)さんが大活躍だったのが嬉しかった。

角田さんのあんなにたくさんしゃべる役を生で見たのは初めてで、しかもかなり笑いの取れるオイシイ役どころ。角田ファン増えちゃうのでは?そもそも今回判明したけど夫も角田ファンだった。好きなタイプが一緒とか、夫婦で取り合いになるじゃん!←?

 

とにかく2本ともめちゃくちゃ面白くて、夢のような時間でした。

夏休みが終わってしまったような寂しさでいっぱい。

もう一回ずつ観たい!あの時間よ、onece more!

 

さいごに、ヨロッパ通信の第16号で上田誠さんと諏訪さんが「再演と新作で1年に本公演2回やりたい」てなことをおっしゃっていましたが、、、

ぜひぜひやってください!観に行きます!どうぞよろしくお願いします!

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夏はリスがおススメ

 伊集院光氏がYoutubeで公開していたモルモットのこの動画↓


My Movie

 

何度見ても良い。本当癒される。可愛いなぁ!カルピーちゃん覚えたよ!

これに心を奪われて、モルモットを生で見たい!となったのがことのはじまり。

 

そう思ったものの、撮影された千葉県の「市川市立動植物園」までは行けなかないが、ちと遠い。

それで調べたところ、近場だと「井の頭自然文化園」でモルモットと触れ合えると知り、このうだるように暑い中行ってみたわけです。

 

夏休み中の夫と2人、平日の文化園に訪れた時には昼も過ぎてまさに炎天下で、日差しによって体力を着実に奪わていく。正直モルモットとか毛の生えたものはそんなに触りたくない。ぞろぞろ歩いているところを見られたらそれでいいかな、そんな気持ちになっていた。

人もまばらな園内を少し歩くと「モルモットふれあいコーナー」があり、その囲いの中だけは小さな子供たちとそのパパママがモルモットたちとワイワイキャッキャと触れ合い盛り上がっていた。

「俺、無理だわ。あの中に行けない。」

夫が完全に気後れしていた。

気持ちはわからなくもない。

休日ならまだしも平日は親子率が高まっているのだろう。やたらでかいおっさんがお子ちゃまたちとモルモットの輪に入り込んできたら親達に警戒されそうではある。

 

とりあえずモルモットは後回しという事で、入り口で配られていた凝ったスタンプラリーブック↓

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を手に、先にスタンプラリーをしながら園内を周ることに。

 

しかし動物たち、みな暑くてグッタリ。見てる方も暑くてグッタリ。

半ば義務的に見て周るが元気いっぱいの動物はほぼいない。アライグマは部屋の中で死んだように仰向けで寝ていた……はず。死んでなかったと思いたい。

そんな動物たちを2人で見つめながら「真夏に動物園は違う」という結論に至った。

 

せっかくだしスタンプラリーはゴールさせようと進んでいくと、大きな檻のような建物に行きつく。 

そこは「リスの小径」と書かれているリス小屋で、リスが逃げ出さないように2重扉になっており、ドアの脇の赤いランプが消えたらロックが解除されて先に進める仕組みにして、同時にドアが開かないように管理されていた。

 

なんとなく映画『ジュラシックパークⅢ』の鳥小屋の中で翼竜プテラノドンに襲われるシーンを思い出し緊張する。

中には何がいるかわからないし(※リスです)、出ようとしても赤いランプが点滅しつづけてドアのロックが解除されなかったら……!(※ここは吉祥寺です)

恐る恐る檻の中に入ると、まるでそこは森の中。草木に囲まれていて日差しがほどよく遮られて小川もあり心地いい。

 

さて、こちらをご覧ください。

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 切り株で寝てるリスちゃん

 

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小川で水浴びをしているリスちゃん 

 

森の中でかわいいリスのフィギュアを配置して写真を撮ってみました♪

 

ってわけではありません。

本物のリスなんです。動くんです。

うそみたいですが、私もうそだと思いました。

こいつら生きてる?あっ動いた。え?電池入ってる?こんなかわいいのが生きてるの?

わっ足元に来た!ひゃっ!あっちにもこっちにも走り回ってる!

という夢のような空間。

 

こ、ここは、

リスちゃん楽園(パラダイス)や~!!

 

リスたちの暮らす村に迷い込んだような気分になって、2人ともさきほどまでの気持ちを忘れてテンション急上昇。かわいいリスをみつけては写真撮りまくり。

 

でも元気いっぱいの子だけじゃなく、暑さのせいか地面にべったりの子もいて、

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べたーん

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チラッ

 

かわいいーーー!!連れて帰りたいーーー!!

 

私の「カメラをズームさせると印象派の絵画みたいになる古いiPhone」でも綺麗にとれたのは、それだけリスに接近できているという事なのです。

触ろうと思えば触れる距離。

しかし「指や耳をかまれるので注意」という文字がそこかしこで目に入り勇気が出ず。

本当はナウシカみたいにちょっと噛まれようが「怖くない怖くない」とか言ってリスを腕につたわせながら回りたい気持ちでいっぱいだったけど、いや、怖いし。病気とか怖いのこっちだし。そもそも痛いのやだし。ってつまらない大人の理性が働いて無理でした。 

 

そんな風にリスに浮かれて過ごしていたら、いつの間にかモルモットのふれあい時間が終了していて、ふれあい広場に行っても誰もいなかった。モルモットぉ……。

でもリスちゃん達が最高だったので、よし!

 

というわけで、夏の「井の頭自然文化園」は「リスの小径」がおススメです。

 

今度はもう少し涼しい時期に行って、次こそはモルモットとふれあいたいと思います。

ASKAさんのライブ行きます!

当選した!!

やったー!!ひゃっはー!

billboard-cc.com

 

あと約4カ月、私の誕生日に、

ASKAさんのコンサートを観に行けるんだ……。

考えただけでニヤニヤしてしまう。うひひ。

 

チケット申し込み時に一応夫に一緒に行くか聞いたら「行っておいで」と言われたので、はじめての1人ライブにもなる。

夫に「一緒に来て!」と言ったら来ただろうが、以前1人で大好きなお相撲さんの姿を見ようとカメラと双眼鏡を駆使してしている姿を夫に遠巻きに見られていて後からその様子がスゴかったと引き気味に言われたことがあったので、ASKAさんに関して熱量の違いすぎる夫の隣でそれやってしまうのも申し訳ない。ASKAさんに夢中になって、夫に話しかけられてもおざなりな対応になる自分が容易に想像できる。少しでも気の散ることを言われたらワンワンワン!と威嚇して最悪噛みついてしまうかもしれない。(比喩ではなく怒り下手なのでマジでワンと吠えるしかない)夫もそんな空気を察したのだろう。

私にとって待望で特別な初めてのASKAさんのライブ。今回は1人でどっぷり浸らせてもらおう。

 

それに本当に観に行きたいどこかのASKAファンにひと席でも譲りたかったというのも正直な気持ち。だってみんな待ちに待ってたんだ。私と同じ気持ちの人たちと感動を分け合いたいよ、今回ばかりは。静かに皆で泣こうじゃない。

 

さてはて、次の心配はシンフォニックコンサートってどんな格好していけばいいんだろうってことだけど……まぁ来月チケット発行してから考えよう!

 

10月にはASKAさんの選ぶベストアルバム発売も決定。

楽しみが尽きない!お小遣いは尽きる!

助けてー!と、うれしい悲鳴をあげながら働く目的ができました。

ありがとう。おかげで今日もこんなに元気です。

 

 

 

やすらぎの郷、ようやく終わる

録画しておいて気が向いたときにちょっとずつ観ていたテレビドラマ『やすらぎの郷』を1年近くかけてようやく観終えた。全129話。

 

↓『やすらぎの郷』を知らない方はサイトから引用したこちらを参照ください。

 テレビ人専用の老人ホーム『やすらぎの郷 La Strada(ラ・ストラーダ。イタリア語で『道』の意味)』に暮らす老人たちは、厳正な入居資格を通過した、穏やかで心やさしい人物ばかり。しかし、そうはいっても、かつて“蝶よ花よ”とおだてられ、華麗な一時代を築いた彼らだけに、一皮剥けば何が飛び出すかわかりません。
 ドラマは、菊村の視点で、ホームで起きる悲喜交々の出来事を紡いでいきます。テーマは家族、財産(遺産)、過去への想い、恋、死への恐怖、芸術への心残り――など多岐に渡り、『やすらぎの郷』というタイトルとは裏腹に、まったくやすらぐことのできない日々に翻弄される主人公・菊村の姿をユーモラスに描きつつ、随所に倉本氏からのテレビ界に対する提言や珠玉のメッセージがちりばめられていきます。

イントロダクション|やすらぎの郷|テレビ朝日

 

見どころはなにより老人の日常悲喜こもごもを総出演ともいえる名優たちが演じているところだろうが、私はこのドラマの良さとして見逃しても全く問題ないところを推したい。

平日の昼ドラとして30分ずつ放送していたが、開始1分ほどで前日のあらすじをパパっとやってくれるので、なんならそれだけ観ていれば128分で済んであとは最終回だったのではないか?そのくらいの気楽さがよかった。

 

たしかに主人公の石坂浩二演ずる菊村先生は毎週大変頭を抱えていた。でも翌週には前の週の問題など忘れたかのようにけろりとしていて、まるでその問題に触れなかったりもする。

ある時など、唐突に熊出没騒動を2日くらいやっていた。その間、熊の姿は1秒たりとも映らないし、熊による被害もなくその後の伏線というわけでもない。なんだったんだ。

そんな感じで「あの話何だったんだ」はちょくちょくある。

死を扱ったそれなりに重い話やたまには泣けるような良い話もある。でも全体を通せば半分くらいはそんな実にどうでもいいエピソードで、正直何があったか詳しく思い出せない。だからこういう展開になってほしい!とかもほぼない。おかげで観ていて疲れないし観終えて即日常に戻れる。

では何が面白くて見ているかと言えば、自分もこの老人たちのコミュニティに参加した感覚を味わえるところかもしれない。コミュニティ内の騒動や噂話は実際の生活だと人間関係など面倒も併せ持つが、ドラマ内なら内情をわかりつつも完全に他人事。クセのある人物たちと浮世離れした環境のため誰にも感情移入することなく、ほどよい非現実感を保ったまま炭酸水くらいの刺激を心に与えてくれる。まるで目的のないシミュレーションゲームだ。そこがいい。

 

とはいえ、どうしても納得がいかない回もあった。

やすらぎの郷バーテンダーとして働くニコニコと可愛い女の子、松岡茉優演ずるハッピーちゃんが大変に酷い目に遭うエグいエピソード。(気になる方はカッコ内反転かコピペでどうぞ→見知らぬ男達に強姦される)

は?うそでしょ?倉本聰どうした??と、この時ばかりは本気で憤ってしまった。それでいて深刻な感じで一週間やったらハッピーちゃんはなぜか笑顔で職場復帰し、菊村先生のナレーションで「このことは忘れてください」で締めくくられた。いやいや、無理でしょ。忘れていいようなエピソードなら描かないでほしかった。このエピソードだけは絶対要らなかったと根に持っている。

 

そんなこんなしているうちに最終回をわりと唐突な印象で迎えた。

菊村先生が孫ほど年の離れた女の子に恋心を抱くというまぁ滑稽で何だか薄気味悪いエピソードが未終結のままだったが、ついに最終回でその子と旅館に泊まる事になった。

うえぇ倉本聰はとうとうどうかしてしまったのか、そう思っていたところ……!

いやはや、これには恐れ入りました。この気持ちまで導かれていたのだと思ったらさすがとしか言えない。

この最終回を観て、ここまで諦めずに観てきてよかった!良いドラマじゃないか、と思えた。

ハッピーちゃんのことさえなければね!!

 

そんな『やすらぎの郷』のシーズン2が来年の2019年4月から始まるらしい。

たぶんまた見逃しても大丈夫だろうし、シーズン1観てなくても大丈夫そう。

本当はリアルタイムで雑に見るのが一番向いているドラマだとは思うけど、また録画してボチボチ観ちゃうかな。