2022年11月20日の公演
宇海-UUMI-コンサート
奏~あなたとわたし~
に行ってまいりました。
この記事のタイトル通り、行ってファンになりました。
なので行くまで知識ほぼゼロですし今もまだまだ超初心者ファンもいいところです。
宇海さんのことは澤近泰輔さんの誕生日ライブをまほろ座へ観に行ったときに生で拝見もしていて歌がお上手なのはわかっていたので、なんとなく行ってみようかなくらいの感じで行きました。私にしてはかなりチャレンジングな行動です。
そのため感想をすぐにでも書きたいと思いつつ初見の情報過多でまとめきれずいるうちに忙殺され、その後コンサートの収録配信が始まってくれたのでそれを観つつ思い出しつつの感想となっております。
↓2023年1月9日までなのでお早めに!
eplus.jp
以下コンサート内容にふれますのでネタバレ注意です。
★のついているタイトル曲は最新アルバム「Rebirth」の収録曲です。
uumi.base.shop
■セットリスト
場所は宇海さんの拠点となっている町田市の鶴川ポプリホール。
キャパ300名の会場で満員のお客さんと始まりを待つ。この規模のコンサートは宇海さんにとって初めてだというが、客層は老若男女幅広い世代がいる様子。
会場が暗くなり、幻想的で、海のさざ波の音に船出を感じるオープニングSEが流れる。
そして宇海さん登場!
★信じる友へ
歌いはじめはアカペラ。透き通る歌声がホールに響き渡る。
衣装は最新アルバムのテーマカラーと思われる赤いロングドレス。
黒い衣装の澤近泰輔さん(以下澤近先生)のピアノとコーラス、白い衣装の澤近立景さんのエレキ。
初めて観るコンサートの雰囲気にドキドキしていた。
★幸せでいる約束を
美しい高音で感情込めて歌い上げる姿に改めて歌も表現も素晴らしさを感じる。
まほろ座ではあくまでゲストやサポートと言う感じで出ていたので、主役として歌っているとやはりさらに放つオーラが濃くなっているような印象を受ける。
MC
先ほどの歌っている姿から想像つかないようなかわいらしいおしゃべり。
だけど伝え方がうまく、聞き入ってしまう不思議なトーク力、人間力を感じて惹きつけられていく。
アルバムのTeaser動画で少しだけ聴いていて気になっていた曲。
青空のようなさわやかで気持ちのいい曲。
間奏でツバメが飛ぶように手を広げてステージをパタパタと走る宇海さんが可愛い。
歌ごと場面ごとに印象をころころ変えていくのが魅力的だな。
MC
優しくて癒される語り口は幼稚園の先生みたい。
そうかと思えば地図が弱いんですと言って北海道、沖縄で早くも限界を迎える宇海さん。笑笑
このギャップで一気に観客が宇海さんのペースに飲み込まれて、はじまりにあった少し緊張した空気が消えてあたたかい空間で一つになっていくことを感じた。
ストライプ
エレキギターの前奏からひとめぼれのような感覚。
言葉の使い方あっているわからないけど
めっっちゃくちゃエモい!!!
と思って涙でてきて視界がぼやけていた。
なにこの曲?好きすぎる!今日来てよかった!やばいやばい!と静かに感情が爆発していたくらい、本当にこの曲のメロディーも歌詞もすっごく好き。
2番の「色々見てきたね」の「ね」の宇海さんの表現力よ。
大サビの盛り上がりもいい。
この曲聴き終えて「あ、ファンになろ」って思った決定打の曲。
このコンサートの立景さんのエレキギターメインのアレンジが最高だったのでぜひこのバージョンを音源にしていただきたいです!届けこの想い!
(と、めちゃくちゃ届かないところで叫ぶ)
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MC
ミュージカル出身という話でとても納得がいった。
この気持ちの入れ方歌の語り方はそこからくるのだな。
何を隠そう、私ミュージカル大好き人間なのです。
と言っても舞台は劇団四季のをいくつか見たくらいだけど、ミュージカル映画が大好きでわりとたくさん見ている方だと思う。
言われてなるほど、宇海さんのコンサートはそこに通じるものがあるかもしれない。
MCで笑ったりほろりとさせられたりして、曲に入るとさまざまな物語の場面をまるで別の人物が演じるかのように異なる表情で歌い上げていく。
童神
歌上手いなぁという今更の何回目みたいな感想がひっきりなしに出ちゃう。
高音でここぞという時に裏声になったり子供に語り掛けるように歌ったり語彙が追い付かないからこの言葉しかない。「凄い」
この曲は澤近先生のアレンジが光る。
白状すると、もともとこのコンサートは澤近先生の演奏が聴けるだけでも儲けもんみたいなリスク分散的な打算があった。(失礼な話ではあるがほぼ知らない曲しかないコンサートに行ったわけなのでご勘弁いただきたい)
この頃にはすでに宇海さんのファンになっている状態だったけど、この曲はさらに澤近先生やっぱり大好きと強く思った。歌詞の切ない物語をメロディーとして感じられる間奏がめちゃ好き。
待ってるよ
曲前のMCで客席の赤ちゃんが「うぅ!」って叫んだら宇海さんが
「うん、そうね(^^)」
って瞬時に相槌うったのが素敵で、客席もほっこりしたし、きっと赤ちゃんの親御さんもホッとして嬉しかっただろうな。
そんな宇海さんのあたたかさがそのままの流れで感じられるような曲だった。
ファイト
はじまりはピアノの単音が連続して響く。
イントロがないから歌のはじめの音を取るためというのもあるかもしれないが、音の強弱が会場をほどよく緊張させて集中力を高め、歌が始まった後もその音やリズムは鼓動のように鳴り続ける。そこへ宇海さんが魂からの言葉のような歌を重ねる。
中島みゆきさんのファイトのカバーとして今まで聴いた中で一番心を揺さぶられた。
まず宇海さんを知らない方には聴いていただきたい最強のカバー曲。
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Girls Just Want to Have A Fan
シンディーローパーの曲を町田の子供たちメインのダンスチームと軽快に踊る宇海さん、と澤近先生。笑(先生はすぐに踊るのやめちゃったけど生で目にした時ぎこちない動きがかわいらしくて笑ってしまいましたwすみません)
宇海さん、踊りもできんのか!ちょっと意外でした。
La Isia Bonita
マドンナの曲。さらに激しく歌い踊る。すげー。
そしてラストは直角に足を振り上げて大開脚で床にベターンしてて驚き。歓声が上がった。
曲が終わると「バイバーイ!」と言ってダンサーの方と舞台袖にはけていって本当にしばらく出てこなかったw
その間澤近先生のトークなどもあり。
Tシャツ+ハーフパンツ+ブーツにリストバンドという元気な衣装にチェンジで再登場。
入場時にいただいたフィンガーライトの練習タイムもあり。ライトは4色あって私は赤のライトをもらったけどこんなかわいいの配ってくれちゃうのねってうれし驚き。楽しくて素敵な試みが素晴らしい。
★光
そしてフィンガーライトを照らして光の海になった会場で力強く希望に満ちた歌を歌っている宇海さんを見ていてなんだか胸がいっぱいになった。
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配信ではカットされていましたが、このあたりで宇海さんに抱っこされて宇海さんのベビーちゃん登場。正直私は子供大好き!!ってタイプではないので下手すると他人の子への感情は無になってしまう、という母性低めの私ですらこの会場に来てから自分史上いちばん人に対して優しい気持ちになっていたせいもあってか、心からほほえましく穏やかな気持ちで見つめていた。
お子を抱えたまま宇海さんが歌う「どんな色が好き」も微笑みながら聴き、フィンガーライトを照らし、自分でもびっくりしたけど最後はお子に手を振っていた。あの会場にいた時の自分は人間として最良の状態だったと思う。笑
そういや誰かも歌ってましたよ「優しい人と居ると優しくなる」って。まさにですね。誰ですかそんな素敵なこと歌ってたのは。全くねぇ誰なんだか。笑
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★Goemon De PASTA Lunch
その流れもあって余計に愛おしいこの曲。
チャゲアスの「Don’t Cry,Don’t Touch」という曲が私好きなのですが(結局話題に出すんかい)この曲はその雰囲気に近いママバージョンという感じですね。「サプライズ!」とか「うぅ~ん」とか宇海さんの歌い方もとにかくキュート。最高にかわいい曲です。
♫Go・e・mo・n De PASTA Lu~nch♫
というメロディーも頭に残るほどキャッチーなので、五右衛門でパスタランチしたくなりました。というかします。ある意味これは五右衛門布教ソングです。笑
サイレンが走る
うー↓うー↑うー↓うー↑というサイレンの音を歌声で再現する部分があって、それがうますぎてビビった。
そして澤近先生の「あーーーー!!」というハイトーンシャウトもすごかった。あんな高い声でるのね先生!
そして立景さんがキャラ通り(?)のシャウトでオチをつけてくれました。笑
★僕ら庶民は
このコンサートに行こうか迷っていた時にYouTubeで宇海さんの公式動画をちょこちょこ観ていたんですが、この曲のカッコよさが決め手になっていくことを決めました。この曲のおかげで行ってよかった!
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未来に咲く花
宇海さんの生歌は初めてではなかったのにこのコンサートでファンになった理由の一つに、この曲を歌う姿のようにステージを駆け回ったり力いっぱい体いっぱいで歌う姿が最高に輝いていたからというのもある。
今後もまほろ座のようなミニライブハウス規模の場所で歌う姿も見たいですが、宇海さんの力が惜しみなく発揮できるのはホールサイズのステージなんじゃないかなと思わされました。
MC
宇海「度外視で僕何でもやるよって言ってくれて。なんでそんなにやってくれるんですか(泣)」
澤近「ファンだから」
という師弟愛。
おふたりの関係性も素敵なんですよね。
★Rebirth
没になりかけたとは思えない素敵な曲に仕上がっているので先生と宇海さんでここまで育て上げたんだろうな。きっとこれからも歌い続ける中でさらに大きく花開いていくと思う。
遠くても明るい光のさす方へ進んでいけそうな気持ちになれる曲。
~アンコール~
MC
明るく元気な宇海さんも思い悩んだりしながらの今なのだな。
私も生きる選択を繰り返しながら毎日踏ん張ったり甘やかしたりで今日があるという感じだけど、私と歳も近い宇海さんがこんなにもパワフルに頑張って挑戦していこうとしているのなら、私もこれからまた少しずつでも前向きに頑張らなくちゃなと思えました。
★僕たちの大航海
初めて聴いたのはだいぶ前だったけど、以前よりもどんどん好きになっていく。
壮大で物語性もあって主役を輝かせる光を持つミュージカルのクライマックスに歌うメインテーマのような曲。
オープニングSEから繋がってこの曲で締めくくるこのコンサート。
宇海さんのさらなる大きな舞台へ向けての大航海の物語を、私たちは見せてもらったのかもしれない。
~エンディング~
最後に急遽な感じで、アカペラの舞台練り歩きでカントリーロード。澤近先生の貴重なギターも聴けた粋な演出だった。舞台から降りそうで降りない宇海さんのお茶目な動きが本当におかしくてかわいくて。
こんなに素敵な人、埋もれさせちゃだめですよ。もっと世に出さないと!
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というわけで、まだの皆さま!
観ましょう!
【収録配信】 宇海-UUMI- 奏 ~あなたとわたし~のチケット情報 - イープラス
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