クルミを割ったことのない日々

思いついたことを好きなだけ

ASKAの配信アコースティックライブを観て

12月2日に配信された

ASKA グラミー賞ノミネート希望 Acoustic Live』

観ました。

えっと…うん、言ってしまえ。

へーんなタイトル!

あえて目を引くようなタイトルにしたと言うのでまぁしゃーないが、もしDVDとかにする時はパッケージタイトルにはしないで欲しいかな。ちょっと恥ずい。笑

 

正直、今回楽しめるか不安で、これでもし気持ちが上がらなかったら年明けのライブもどうだろうな……と思ったりもしていた。だからハードルは上がり気味だしわりと妙な緊張感を持ちつつ観始めました。

 

アコギを抱えたASKAさん。今回くらいの髪の短さいいですね。

メンバーはドラム江口さん、ベース恵美さん、ギター鈴川さん、コーラスSHUUBIさんと一木さん、そしてピアノ澤近さん。みなさんのお姿も見られて嬉しい。

江口さんは次のツアーで久々の出演予定だったのに延期になって出られなくなってしまったのが残念だったのでここで拝めてよかった。

恵美さんの参加も嬉しい。これも6月のオンラインライブがあってのことだと言うので手数王ことドラムの菅沼さんが繋いだ縁なのかな。菅沼さん…寂しいな…。

 

1.笑って歩こうよ

今年7月に発売した新曲をド頭にもってくるとはやるなぁ。

でもさ、最初のサビで「黙って歩こうよ」って言った?ような?

まぁいいか、アドリブ歌詞アレンジはいつものこと。(いいのかそれで)

しかしおかげで見る側としての緊張がほぐれた感じ。

曲がアコースティックと相性よくて良い雰囲気で始まった。

 

2.着地点

2曲目にしてなんだか意外だけど好きなのきた!

歌声もいい調子でなんならまた若返った?くらいのハリまで出てて、おのずとテンション上がってきた。いいぞいいぞ。

 

次は「夢でいてくれるでしょう」……は急遽やめた、というくだりからの

3.通り雨

いや、いいけどさ、「夢でいてくれるでしょう」が特別好きな人は一瞬ぬか喜びでショック受けたのでは?笑

「夢~」は独特な雰囲気のある曲だからなおさら。レバーの代わりにつくねじゃ全然気分変わるじゃんか。

え?なんの話?

「通り雨」も通常ライブじゃなかなか聴けなそうな選曲だから個人的には良しかな。

 

4.MIDNIGHT 2 CALL

アコースティックならこういうしっとりしたのいるよね。うん。

 

5.帰宅

弾き語り帰宅がまた観られて嬉しい。

 

トーク

ASKAさん痩せた」「ありがとう」

のエア視聴者のエアコメントやりとり笑った。

 

6.DAYS OF DREAM

ピアノ前奏の♪ティーリッティリリー(伝われ)が鳴った時嬉しすぎてあぁー!!?って叫んでしまった。マジで聴けるなんて思ってなくて鼻にツーンとくるくらい感情が一気に込み上げた。

この歌は前から好きだったけど、ここ数年で気持ちが重なるようで思い入れがあった。私は離婚したわけではないけど、未来も過去さえも変えてしまうような「別れ」を経験した後にはことさら歌詞と切ないメロディーが響いてくる。

ASKAさんが不得意だと言っている高音の裏声が聴ける貴重な曲でもあり、その部分の歌詞が悲しくも素敵でやっぱりどうしたって泣いてしまうのだった。

ところで、改めて聴いたら最後の「君が名前を書く前に夢から覚めたいけど」の意味が今まで考えていたのとは別のとらえ方がある気がしてきたのだけど、それについて書こうかと思ったら長くなりそうなのでいずれ気が向いたら書く。

 

7.cry

イントロでなんだっけ?と思うほど聴きなじみのないcry。私は初めて聴くバージョンだけどどっかのライブで披露していたのだろうか?(いまだ過去のライブ作品網羅できてないのです)

澤近先生のアレンジだと思うけど、なんでこんなにセンスいいんだろ。というか私が超好みのアレンジをしてくる。澤近先生大好き。笑

本当に澤近さん、ASKAさんの側にいてくれてありがとうございますとどの立場から言っているんだオマエはというのは重々承知でありがとうございます。


8.砂時計のくびれた場所

またこれ好きな曲であり、聴けるとは!な曲。今回そういう曲をガンガンやってくれるの最高。ニッチとまではいかずとも今後のツアーのセトリで並べるには優先順位的に外さざるをえないような曲をやってくれてる感じがして、何百曲もあるのに勿体無いほど歌われていない名曲たちをこういう形でも披露してくれたら、また私ファンとしてジワジワ高まっていけそうだなって。(やかましいわって言い草w)

 

9.群れ

えぇ?!それにしてもこれ?今?なんで?!笑

発売当時のチャゲアス が歌うこの曲って(リアタイではないから映像からくるイメージとして)大切なものを守るために一定の方向へ軽く牽制パンチしてるみたいな感じがあって、もし受け止め方間違えたら彼らの正面に回り込んで勝手に食らってメソメソしたり怒ったりしてたかもわからないという感じの光の中の影みたいな歌だと思ってるんだけど。

対して、今のASKAさんが歌うとひとつひとつ本気で殴りにかかってくるからまともに受けたら死ぬような迫力のある曲に変化してて、ズシンと重たいものを感じた。ASKAさんと共に円熟した良さが出て、影の中の一層暗い影みたいではあるけど逆に今の方が歌としてはより好きかも。暗い気分に浸りたいときに繰り返し聴きたい。

もうさ、聴くこちら側もそれなりに人生積んでるんだし、危険察知したら冷静に離れたり避けたり、いざとなれば死ぬ気で殴り返してやろうくらいの思いでいれば、前より落ち着いたいちファンでいられるかなって思った。だいぶ今年はボコボコにされて死にかけたけども。苦笑

 

10.自分じゃないか

もしまだ最近のASKA曲を知らない人がいたらこれでライブへの期待を持てそう。

 

11.はじまりはいつも雨

まぁ一応ね。言うて私もニワカで観に行った某バンドのライブで大ヒット曲聴けなかった時ちょっと肩透かしだったしな。

 

12.PRIDE

最新シングルだしそりゃそうかのラスト曲。

しかしシングル音源よりライブの方が良い問題。

いやきっともう激辛マニアの人がジョロギアぶっかけないと辛さ感じないみたいな事になってるのだよ私は。

 

配信を観終えて、ライブに足運んで生歌聴けたらまた私は生き返れるはず……そうなれるといいな!と、そんな気にさせてくれる配信ライブでした。

なんやかんや楽しめて良かった!